「秋の食遊フェス」にぎわう 粘土細工体験も人気

「秋の食遊フェス」にぎわう 粘土細工体験も人気
多くの来場者でにぎわったイベント会場

 苫小牧市内の飲食店などが集まって食べ物を販売する食と体験のイベント「秋のとまこまい食遊フェス」が25日、しらかば町の空揚げ専門店「からあげ専科 鶏から屋しらかば店」前で開かれた。パンや空揚げなどの食べ物、旬の野菜、果物を販売したほか、粘土細工、ハンドリンパケア体験を行い、市民らでにぎわった。

   市内の異業種企業が、協力してまちを元気づけようと開催。鶏から屋(本店住吉町)、パン店のむぎ麦(澄川町)、調味料メーカーのTSOスタッフ(日新町)、MOCO青果(港町)の4社が合同で企画し、10社が参加した。

   鶏から屋しらかば店前の駐車場や隣接する空き店舗で開催。屋外テント前にはお目当ての品を買おうとする来場者の行列ができ、にぎやかな雰囲気に。参加企業がコラボレーションして開発したハンバーガーやタコスに注目が集まっていた。

   粘土で置物を作る体験教室は親子連れの人気を集めた。かわいいお化けの置物を完成させた市内北光町の浅利然君(7)、奏君(4)の兄弟は「上手にできてよかった」と声をそろえた。