土砂災害警戒情報の暫定基準変更へ、道胆振総合振興局と室蘭地方気象台
- 2020年3月6日
道胆振総合振興局と室蘭地方気象台は5日、胆振東部地震に伴い運用してきた土砂災害警戒情報の暫定基準を10日午後2時から変更すると発表した。 道などは、2018年9月の胆振東部地震で震度5以上を観測した胆振、日高管内の一部地域で、地盤の緩みを考慮して通常より基準を引き下げた暫定基準を設けてきた
道胆振総合振興局と室蘭地方気象台は5日、胆振東部地震に伴い運用してきた土砂災害警戒情報の暫定基準を10日午後2時から変更すると発表した。 道などは、2018年9月の胆振東部地震で震度5以上を観測した胆振、日高管内の一部地域で、地盤の緩みを考慮して通常より基準を引き下げた暫定基準を設けてきた
新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた「緊急事態宣言」(2月28~3月19日)を出している鈴木直道知事は5日、臨時記者会見を開き、外出自粛を求めた先週末に続き、今週末(7、8両日)についても具体的な確認事項を示した上、行動抑制に協力するよう道民に要請した。経済活動への影響にも配慮し、先週末に比べ自
新型コロナウイルスの感染拡大で、国内の景気減退が現実味を帯びる中、苫小牧市内の製造業なども影響を注視している。大手メーカーの多くは従来通りの生産活動を続けるが、親会社の方針次第で減産に向かう可能性もある。各現場ではBCP(事業継続計画)の観点から備えてきた感染症へ警戒レベルを引き上げ、安定操業のた
厚真町長の宮坂尚市朗氏(64)は6日、町総合福祉センターで開いた記者会見で任期満了に伴う6月の町長選への出馬を正式に表明した。4期目挑戦に当たり、宮坂氏は「胆振東部地震からの復旧復興は私たちの世代で成し遂げたい」と思いを述べた。 宮坂氏は同町出身。室蘭工業大を卒業後、1981年に厚真町役場
北海道大学は6日午前、60代の男性事務職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6人の濃厚接触者を特定したが、全員が職員で、学生は含まれていないという。 当該の男性職員は札幌市在住で、道内での患者はこれで83人目となる。2月22日から喉や頭痛、全身の倦怠(けんたい)感を訴え、3月3日に
東京商工リサーチ苫小牧支店のまとめによると、2月の管内(東胆振1市4町、千歳市、日高管内7町)の企業倒産は0件(前年同月は1件、負債総額1000万円)だった。 企業倒産件数は小康状態にあるが、同支店は「新型コロナウイルスの感染拡大が多業種に影響を及ぼし始めている」と指摘。「この状況が長引い
苫小牧市議会の予算審査特別委員会は5日、2020年度全会計の予算案の質疑を終えた。一般会計と後期高齢者医療特別会計の両予算案を賛成多数で、その他の6特別・企業会計の予算案と関連議案4件を全会一致で承認。6日午後再開の本会議で、各予算案が可決される見通しだ。 同日の一般会計特別委の採決で、共
記者が勤務する白老支局の近くに住む高齢のおじさんは最近、マスク姿での散歩を日課にしている。家に閉じこもってばかりでは、気が滅入ってしまうという。なるべく出歩くのを避けるようにしているが、「いつまで続くのか」とため息をついた。 ウイルス感染の拡大が止まらない。重症化の恐れがある高齢の人にとっ
2018年9月に発生した胆振東部地震で震度7を観測し、自宅が損壊するなど大きな被害を受けた厚真町で、全半壊した被災家屋の撤去を国や行政が行う「公費解体」が、2月末で195件を完了した。町によると、事務手続きを含め申請を受けた208件全てを今月中に完了するめどが立ったことが分かった。 公費解
厚真町は、70歳以上で車を運転する町民を対象に衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進等抑制装置を搭載した「安全運転サポートカー」の購入や、後付けペダル踏み間違い急発進等抑制装置を設置した際に、サポートカー補助金として3万円を補助する。 高齢者の交通事故防止を図る取り組みで昨年12月2
日高管内観光連盟(木田尚孝会長)は、北海道ひだかドライブマップ「レッツドライブ HIDAKA~ひだかをぐるっと旅しよう~」を発行した。 日高地域が有するさまざまな観光資源を幅広く紹介し、日高管内の周遊促進を目的に製作。管内の全体地図に加え、各町の拡大地図を掲載したほか、表面を日本語、裏面を
様似町議会定例会は5日、3月末で解散予定の町第三セクター・様似観光開発公社(資本金5000万円、社長・坂下一幸町長)が抱えている債務超過分の負債を町の支援で清算し、解消する2200万円の補助金を賛成多数で可決した。町が約6割、残りを町内事業所や個人が出資している公社の株券は解散により紙切れになる。
白老町と天理教白老分教会(岩倉健太会長)は4日、「災害時の指定緊急避難場所としての使用に関する協定」を締結した。土砂災害時に白老分教会の建物の一部を住民に開放し、安全確保を図る。 協定は大雨による崖崩れや地滑り、土石流など土砂災害が予想されたり、発生した際、同町竹浦にある白老分教会が本堂な
白老町川沿の管工事業、新田工業(大上正一社長)は4日、会社設立50周年を記念し、町に200万円を寄付した。 同社は1970年に「新田水道工業」の社名で設立。2005年に現社名に変更した。会社設立から半世紀の節目を記念し、地元白老に貢献したいと、町に現金を寄付することにした。 町役場
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日高管内でもさまざまな分野や業種に影響が出始めている。ホテルや飲食店の予約のキャンセルや利用控え、大型イベントの中止、春の修学旅行にも影響が及びそうだ。 普段は宴会や飲み会などでにぎわいを見せる浦河町堺町は閑散としている。すし店経営の尾崎正司さん(61)
アイスクロスの世界選手権レッドブル・ワールドチャンピオンシップ横浜2020(2月15日、横浜市臨港パーク特設会場)で苫小牧在住の山本純子(37)=苫小牧ケーブルテレビ勤務=が女子全体11位と活躍した。毎年の世界ランキング上位陣に食い込む国内第一人者は当地に戻り、「自分としては良い滑りができた。シー
道内の中小企業約6000社で構成する北海道中小企業家同友会は5日、新型コロナウイルスの影響を調べた緊急アンケートの結果を公表した。「現時点で既に影響が出ている」企業は43%、「現時点では出ていないが今後影響が出る可能性がある」企業は46%で地域や業種、規模を問わず、影響を受けている企業の姿が浮き彫
新型コロナウイルスの拡大を受け、道教育委員会は5日、道立高校入学者選抜試験(入試)の合格者発表に当たり、高校での掲示はせず、各校のウェブページに合格者の受験番号を掲載すると発表した。合格発表は17日。2次募集の合格者は本人にのみ通知する。 また、道教委は2日スタートした道内公立学校の臨時休
道は5日、独自の融資制度「勤労者福祉資金」の保証料率を免除すると発表した。新型コロナウイルスの影響で休職を余儀なくされた人への特例措置。免除の期間は同日から9月30日までの受け付け分としている。 融資対象は▽中小企業で働く人▽非正規労働者で、新型コロナ感染症の影響で休職となった人。融資金額
道は、2019年度の最終補正予算案をまとめた。事業費の確定などに伴うもので、一般会計は約543億円の減額補正。11日に本会議を再開する第1回定例道議会に追加提案する。 一般会計は543億3600万円の減額補正で、特別会計は24億200万円の増額補正に。これにより今年度の一般会計総額は2兆9