むかわ 力こもった演奏届ける、穂別高吹奏楽部が定演
- 2019年11月12日
穂別高校吹奏楽部の第4回定期演奏会が9日、むかわ町の穂別町民センターで開かれた。5人の部員が地元の穂別ウィンドアンサンブル、日高町のもんべつ吹奏楽団の協力を受け、日ごろの練習成果を披露。少人数ながら力のこもった演奏で日頃の感謝の気持ちを届けた。 演奏会は2部構成で行われ、前半の第1部は歌が
穂別高校吹奏楽部の第4回定期演奏会が9日、むかわ町の穂別町民センターで開かれた。5人の部員が地元の穂別ウィンドアンサンブル、日高町のもんべつ吹奏楽団の協力を受け、日ごろの練習成果を披露。少人数ながら力のこもった演奏で日頃の感謝の気持ちを届けた。 演奏会は2部構成で行われ、前半の第1部は歌が
穂別高校吹奏楽部でたった一人の3年生。9日の定期演奏会が高校生活では最後のステージになった。自身はテナーサックスを担当し、「個人的にはうまくいった」と満足そうに振り返る。 部員はわずか5人と「少ない人数だったけれど、今できることは精いっぱいやったのでよかった。3年間はあっという間でした」と
厚真町は11日、町議会臨時会に8日に否決となった2019年度一般会計補正予算案を組み直して再提出し、全会一致で可決された。胆振東部地震被災者向けの公営住宅の整備や福祉施設の復旧建設などを盛り込んだ。前回の臨時会で否決の要因となった太陽光発電や被災した倒木などを活用した木質バイオマス発電などエネルギ
白老町竹浦のはしもと珈琲館・陶芸ギャラリーで、江別市の陶芸作家・新林裕子さんの作陶展が開かれている。北海道の花や草木をモチーフにした絵付けの器200点が並んでいる。今月末まで。 新林さんは、江別市でアトリエ「なな窯土 裕陶房」を構え、地元の土を使って北海道の野に咲く花や草木を描いた器の制作
白老町議会は11日、改選後初めてとなる定例会を開き、議長に松田謙吾氏(77)=無所属=、副議長に氏家裕治氏(59)=公明=を選出した。 正副議長の選出に当たり、14人の議員全員による無記名投票の選挙を実施。議長選挙では、有効投票13票のうち7票を集めた松田氏が議長に選ばれた。副議長選挙では
白老町の萩野・北吉原地区文化祭が9、10両日、萩野公民館で開かれた。地域住民が制作した絵画や書といった作品展示のほか、バンド演奏などステージ発表もあり、来場者を楽しませた。 文化の秋にちなんだ恒例行事で、実行委員会が2001年から毎年開催し、今年で19回を数えた。 会場では、写真や
白老町で今年度、アパートの建設が相次いだ。町建設課によると、4月以降、これまでに受理した集合住宅の建築確認申請件数は12棟(計104戸)に上り「過去に例を見ない多さだ」と担当者は驚く。同町ポロト湖畔で来年4月にオープンするアイヌ文化復興・発信拠点「民族共生象徴空間」(ウポポイ)の職員や、関連ビジネ
むかわ町地域担い手育成センターでの実践研修を終え、新規就農者として町内で営農を開始した2組4人の修了式が8日、同町鵡川農業センターで行われた。 研修を終えたのは東京都出身の竹之内智行さん(46)、基洋子さん(44)=同町大原=夫妻と、大阪府出身の藤井孝宏さん(45)、麻美さん(44)=同町
道は8日、厚真町幌内の町有林で、胆振東部地震の土砂崩れなどにより約4300ヘクタールにも及んだ森林被害の復旧に向けた実証試験を実施した。林地の崩壊箇所に応じ、効率的な復旧方法を検証する取り組み。業務委託を受けた道立総合研究機構林業試験場の職員が、指定した試験区にカラマツやトドマツなど7樹種を順次植
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館は13日から24日まで、「白老郷土美術展」を開く。郷土白老を題材にした油絵や水彩画、陶芸など、地元作家らの作品を紹介する。 美術展では、秋のポロト湖や冬の樽前山、漁港、旧飛生小の木造校舎、塩釜神社など地元の風景を描いた絵画のほか、陶芸作品、アイヌ文様刺しゅうを
厚真町は、昨年9月の胆振東部地震で自宅が損壊し、自力での再建が困難な住民の支援策として、公営住宅と特定公共賃貸住宅(特公賃)の合わせて46戸を新たに建設する考えを示した。11日の町議会臨時会に補正予算案を提出し、承認される見通し。 町によると、8日時点で152世帯336人が仮設住宅(みなし
厚真町議会は8日、臨時会を開き、町教育委員会の遠藤秀明教育長(62)の再任を決定した。任期は3年。このほか議案審議では、上厚真子育て支援住宅の建設工事にかかる請負契約の締結、昨年9月に発生した胆振東部地震で被災した農地災害復旧工事(幌里3・6工区)の請負契約の締結など4件を可決した。 一方
むかわ町穂別小学校(佐々木秀人校長)は、10月に発生した台風19号で大きな被害を受けた宮城県丸森町の丸森、金山の両小学校に、応援メッセージをつづった折り鶴を送った。昨年9月の胆振東部地震で被災した際、全国各地の小学校などから寄せ書きやメッセージ動画、支援物資などを受けて励みになったことから、今度は
東日本大震災で津波被害を受けた宮城県東松島市で拾われた松ぼっくりをルーツとする「希望の松」の苗木が7日、厚真中央小学校(池田健人校長)に贈られた。苗木を育てた福岡県春日市の「NPO法人星のふるさと」の今村次美理事長(66)が来校し、「希望の松基金」10万円と合わせて直接届けた。 同法人は、
白老町萩野の介護老人保健施設さくらの入所者らが、アイヌ文様刺しゅうを取り入れた大型のパッチワーク2点を制作し、施設内に飾っている。 作品名は「令和」と「舟」。「令和」は縦1・5メートル、横1メートルの布地に、令和の文字を布で描き、白老のアイヌ文化をアピールするため、文字の周囲にアイヌ文様の
白老東高校で7日、白老町のヨコスト湿原をテーマにした地域学の授業が行われ、講師に招かれた町環境町民会議会長の中野嘉陽さん(79)がヨコストの豊かな自然について生徒に伝えた。 地域学は3年生の選択科目。生徒24人が臨んだ今回の授業で、ヨコスト湿原友の会会長も務める中野さんはスライド写真でヨコ
ものづくりの作家が雑貨を持ち寄り、展示即売するイベント「ほっこりマルシェVol.17」が17、18の両日、安平町早来大町の飲食店「レストランしばらく」の宴会場で開かれる。時間は両日とも午前10時から午後3時。 2012年から始まった手作り愛好家たちの発表の場。手作りハウスRaspberry
浦河ポニー乗馬スポーツ少年団(近藤秀典会長)はこのほど、浦河町浜東栄で騎乗会を開き、子どもたちは潮風を受けながら砂浜を駆け回った。小学生を中心としたポニー乗馬少年団は、昨年創立20周年を迎え、昨年8月に記念の騎乗、今年2月に記念式典を開いている。 普段は町乗馬公園で練習を積んでいるが、自然
白老町は、JR白老駅北側エリアで整備中の白老駅北観光商業ゾーンの愛称を「ポロトミンタラ」に決めた。町内の公共施設に投票用紙と投票箱を置き、三つの候補名から一つを選んでもらう9月の”町民投票”で決定した。町は今後、愛称を広くPRしていく。 駅北観光商業ゾーンは、来年4
厚真町の冬の一大スポーツイベント「あつま国際雪上3本引き大会」が来年1月19日、同町本郷のかしわ公園野球場で開かれる。主催する大会実行委員会は出場チームの募集を開始した。先着で60チームが出場できる(締め切りは12月20日)。 雪上3本引きは、厚真町発祥の冬の競技。雪上の特設コートに並べた
白老町と町商工会はこのほど、町内で正社員やパート、アルバイトの仕事を探している人を対象にした合同企業説明会「しらおいお仕事応援フェア2019」を町コミュニティーセンターで開いた。 ホテルや福祉施設、スーパー、化粧品製造販売、建設土木業、畜産業など14社が出展。女性を中心に幅広い年齢層の求職
白老町消防本部は6日、山岳救助を想定し、道防災航空室との初の合同訓練を同町北吉原の白老滑空場で行った。参加した隊員らは、ヘリコプターと救急車による負傷者搬送の連携方法を確認した。 訓練は、白老町の山林で山菜採りの男性が負傷し、通報を受けた町消防本部が道防災航空室に防災ヘリ出動を要請、負傷者
安平町は、第2次総合計画中期基本計画案の中で、昨年9月に発生した胆振東部地震からの復興まちづくり計画案を提示した。被災者が安心して快適に暮らせる住環境を整備するとともに、生活機能や教育環境、保健・医療・福祉を充実させる方針。心のケアや地域の見守りネットワークなどきめ細やかな支援にも取り組む方針だ。
むかわ町は、恐竜化石などが多く発掘されているリトアニア共和国北西部に位置するアクメネ地域市と協力関係を結ぶ。8日に同市のビタリユス・ミトロファノバス地域市長がむかわ町役場を訪れ、双方の協力に関する「意向表明式」を予定している。 町によると、アクメネ地域市では周辺から古生物化石が産出しており
全日本プロレスは19日午後6時30分から、むかわ町のむかわ四季の館たんぽぽホールで、プロレス大会「2019世界最強タッグ決定リーグ戦 ~北海道胆振東部地震復興チャリティー大会~」を開催する。同大会に出場する札幌市出身の吉田考志選手は「体のぶつかり合いや技の攻防を楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛け
白老町消防本部は5日、同町石山の国道36号線沿いで危険物運搬車両の路上検査を実施した。車両が適正な状態で運行しているかを苫小牧署と合同で確認した。 検査は、運行中に災害が発生すれば地域住民の生命や財産に大きな影響を及ぼすことから、タンクローリーなどによる重大事故の発生を未然に防止しようと、
生命保険協会苫小牧協会(七田久司会長)は5日、厚真、安平、むかわの各町社会福祉協議会にソファや福祉関連用品を寄贈した。同協会が1991年度から胆振、日高管内をはじめ、近郊エリアを対象に行っている社会貢献活動の一環。 むかわ町では、七田会長と松瀬伸児事務局長が町社協事務所を訪れ、「いろんな方
白老町社会福祉協議会は5日、リングプル2100キロを集めて交換した車いす3台を白老町に寄贈した。山崎宏一会長が戸田安彦町長を訪問し、善意を届けた。 同協議会は町内の福祉活動支援を目的に、2003年度からリングプルの収集を始めた。現在は小中学校や保育園、町内会などの協力を得て、年間約400キ
世界文化遺産の沖縄のシンボル、首里城跡に建つ正殿や北殿など7棟の主要施設が10月31日未明の出火により、焼失した。新冠町内の小中学生は毎年1月、町教育委員会の国内研修交流として沖縄県を訪れ、沖縄の歴史や文化を学ぶため毎回欠かさず首里城を見学しており、荘厳な首里城を知る人たちはこの大規模な火災に驚き
むかわ町の鵡川高校、鵡川中学校の両吹奏楽部がそれぞれ今月中旬から下旬にかけて東京、千葉で行われる全国大会に出場する。共にCDによる審査を通過し、全国舞台の切符を獲得。昨年の胆振東部地震を乗り越えて大舞台に立つ両校は「支えてもらった感謝の気持ちを音楽で届けたい」と意気込んでいる。 鵡川高は、