お帰りなさい!むかわ竜 東京での恐竜博終えて帰町―800人迎える むかわ
- 2019年11月6日
むかわ町が誇る国内最大の恐竜全身骨格化石「むかわ竜」(通称)のおかえりイベントが3~4日、同町穂別町民センターで開かれた。恐竜の祭典「恐竜博2019」(7月13日~10月14日、国立科学博物館=東京・上野)から凱旋(がいせん)したむかわ竜を一目見ようと、道内外から2日間で延べ800人が来場した。
むかわ町が誇る国内最大の恐竜全身骨格化石「むかわ竜」(通称)のおかえりイベントが3~4日、同町穂別町民センターで開かれた。恐竜の祭典「恐竜博2019」(7月13日~10月14日、国立科学博物館=東京・上野)から凱旋(がいせん)したむかわ竜を一目見ようと、道内外から2日間で延べ800人が来場した。
むかわ町は4日、穂別町民センターで「恐竜化石を活(い)かしたまちづくりワークショップ」を開いた。国内最前線で恐竜研究を進める北大総合博物館の小林快次教授と、デイノケイルスなど多くの恐竜化石が発掘されるモンゴルの駐日特命全権大使、ダンバダルジャー・バッチジャルガルさんが講演。道内外からの参加者、来賓
厚真町は、昨年9月に発生した胆振東部地震からの復興に向けて町民の生活に必要な支援制度をまとめた「生活再建に向けた支援ガイドブック」の第8版と別冊・住まい再建編(2)を新たに発行した=写真=。いずれもA4判で町役場窓口に置いてあるほか、町のホームページにも掲載している。 今回、新たに更新した
白老町のハンドメード愛好家らでつくる「悠々布遊びクラブ」(新岡世子代表)の作品展が2、3の両日、町内本町の創造空間「蔵」で開かれた。 古い着物などをほどいた古布を活用して手作りしたバッグや財布などの味わい深い小物類、洋服など約150点が並んだ。新岡代表は「タンスに眠った着物の再利用を考え、
「文化の日」の3日、厚真、むかわ、安平の胆振東部3町でそれぞれ文化祭が開かれた。地域の文化団体などに所属する住民の作品展や中高生による発表、ステージ行事などが繰り広げられ、参加者が秋の催しを満喫した。 厚真町は3~4日の2日間、総合福祉センターや厚南会館で文芸短冊や書道、生け花などを展示し
安平町の追分高校(安部泰彦校長)は、昨年9月の胆振東部地震で使用できなくなっていた体育館の利用を約1年2カ月ぶりに再開した。 同校によると、体育館は震災で天井の鉄骨部分がゆがんだほか、一部が破断。梁(はり)が外れチェーンなど天井の部品が落下、または落下する危険性があった。体育館へつながる渡
白老町社台の国道36号沿いにあった馬頭観音と地蔵尊の石碑が国道拡幅工事に伴い、旧社台小学校前に移設された。「地域の開拓の歴史を後世に残したい」と住民から保存を求める声を受け、道路の工事業者が移した。社台地区連合町内会は「長く守り続けていきたい」としている。 移設したのは大正時代、死んだ馬の
厚真町は、昨年9月の胆振東部地震で被災した町の復旧・復興計画第1期を1日付で成案化した=写真=。町民にとって緊急性が高く、最優先事項となっている住まいの再建支援の方針、取り組みについてをはじめ、被害状況、復旧事業などを盛り込んだ内容となっている。 本編はA4判41ページ。被害概要、復旧・復
第54回白老町文化祭(町文化団体連絡協議会主催)が1~4日、白老コミュニティセンターで開かれた。書道や絵画、写真、花卉(かき)など町民が丹精込めて作った芸術作品2010点が会場に並び、来場者の目を楽しませた。 同センターの大ホールでは、絵画や書道、写真などの作品が展示され、町民が足を止めて
むかわ町が誇る特産品シシャモを味わい、楽しんでもらうグルメイベント「鵡川ししゃもまつり」が3日、鵡川地区のメイン通りなどを会場に開かれた。道内外から旬のシシャモを求める人たちが大勢集まり、にぎわいを見せた。 今年のテーマは「知って、食べて、歩いて考えるむかわのこれから」―。昨年に続き、胆振
北海道労働局、苫小牧労働基準監督署などは10月31日、年末まで続く建設工事の繁忙期に合わせて、胆振東部地震の災害復旧工事を行っている厚真町内の現場2カ所を巡回した。転落事故などの労働災害を未然に防ぐため作業環境や安全対策などを確かめた。 同局と道内の各労基署は毎年、労働災害が多発する10~
白老町は1日、台風19号で大きな被害を受けた宮城県丸森町に職員4人を派遣した。同日、出発式が行われ、職員たちは苫小牧西港フェリーターミナルから仙台行きのフェリーに乗船して丸森町へ向かった。 派遣されたのは、税務課の大塩英男課長(47)、町民課の齊藤大輔主幹(46)、農林水産課の久末雅通主査
白老町立図書館で「本のリサイクル市」が行われている。雑誌や小説、絵本など2934冊の本がずらりと並び、来館者は目当ての本を見つけようと特設コーナーに立ち止まり、1冊ずつ丁寧に吟味している。6日まで。 同図書館によると、毎年、秋の読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて開催する取り組み
昨年9月の胆振東部地震で被災した厚真神社(黒沢寿紀宮司)を支援しようと、苫小牧白鳥ライオンズクラブ(LC、丹羽隆雄会長)は10月30日、チャリティーゴルフコンペの益金など22万5600円を同神社に届けた。 10月4日付本紙で公的支援が受けられない厚真神社の現状を知り、厚真LCの黒沢宮司(7
白老観光協会を中心とした白老レンタサイクル運営協議会(通称シラヴェロ)が10月31日に発足した。民族共生象徴空間(ウポポイ)を訪れる観光客らに自転車を有料で貸し出し、町内を回遊してもらう事業を来年4月のウポポイ開業に合わせて始める。白老観光の振興につなげる事業で、今月、町内のホテルや観光案内所など
厚真町上厚真小学校(井内宏磨校長)は10月31日の給食で、5年生が育て、収穫した米を使ってご飯を提供した。全校児童に振る舞われ、教室内に児童の笑顔が広がった。 5年生児童がプロ野球「北海道日本ハムファイターズ」と共に町観光協会による体験事業「田んぼのオーナー」に参加。春の田植えから携わり、
白老町萩野小学校(手塚敏校長)で10月30日、全校会食会が開かれた。招かれた地域住民と児童らが一緒にカレーライスを食べながら交流を深めた。 毎年恒例の行事で、今回は地域の町内会長や見守り活動に携わる住民、民生委員児童委員ら26人を招待した。 児童や保護者が作ったカレーは、学校の菜園
苫小牧署は10月30日まで計4日間にわたり、胆振東部4町の交番や駐在所で、運転免許証の自主返納臨時窓口を設けた。高齢運転者による交通事故が社会問題化する中、4町では高齢者22人が免許証を自主返納した。 運転免許証の返納手続きは平日に同署でできるが、市外4町の高齢者が足を運ぶには不便。同署は
平取町川向の沙流川アート館で「七味とうがらし展」3が、開かれている。4日まで 佐々木茄鈴さん(平取町)の油彩「青じみた春」、仲村うてなさん(札幌市)の日本画「あの人」、辻悠斗さん(旭川市)の写真「遊女」、服部朋子さん(東京都)の和紙造形「漂う」、平田歩さん(桐生市)の立体「お山の上のリー5
文化庁はこのほど、歴史的・文化的に重要な由緒を有する古道や交通関係道路の保存推進を目的とした「歴史の道百選」(1996年に全国78カ所選定)に、新たに様似町の「様似山道」とえりも町の「猿留(さるる)山道」など36件を追加選定した。選定は両山道で1件。 2018年に国の史跡名勝天然記念物に指定
白老町の北海道栄高校(渡辺和弘校長)は10月30日、北海学園大学教授の田中洋也さん(47)を迎えた特別授業を同校の進学コースで学ぶ2年生39人に行った。田中さんは英語の学習方法などをテーマに講義し、ラジオや動画サイトの活用を提案した。 2016年から同高校を運営する京都育英館(京都市)は、
安平町の追分公民館で10月31日まで、2019年度追分文化祭が開かれた。追分文化祭実行委員会主催、安平町文化協会、安平町教育委員会後援。会場には手芸品や写真、書道、絵画などの作品がずらりと並び、来館者の目を楽しませた。 10月26~28日は子ども園、小、中、高校の作品を展示。29~31日に
室蘭開発建設部は、2017年9月の台風18号で損壊した白老町の国道36号竹浦橋(北吉原―竹浦)の架け替え工事を終え、10月31日から供用を開始した。新橋の完成により、工事現場を迂回(うかい)する仮道と仮橋は今年度中に撤去する。 敷生川に架かる竹浦橋(延長112・3メートル)は、台風の大雨に
むかわ穂別小学校(佐々木秀人校長)の5年生7人が10月29日、苫小牧民報社の印刷工場「苫民プレスセンター」の見学に訪れ、新聞ができる工程について学んだ。 社会科学習の一環で毎年実施している取り組み。児童らは担当者から説明を受けながら工場内を巡り、紙面を高速で印刷する輪転機や、新聞用の巨大な
白老中学校の生徒らが10月29日、校内で回収したペットボトルキャップと、アルミ缶などのリングプルを白老町社会福祉協議会に寄贈した。 町社協を訪れたのは同校の前生徒会執行部の3年生8人。昨年10月から今年9月までの任期中、全校生徒に協力を呼び掛けて各家庭からペットボトルキャップ77・2キロと
白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で2、3の両日、古布を再利用して作った小物や洋服を展示、販売する「悠々 布遊びクラブ・作品展示会」が開かれる。 会場に古い着物や服の切れ端で作ったバッグや財布、コースター、洋服などを並べる。古布で来年の干支(えと)ネズミの縫いぐるみを製作するワークショップ
2年ぶりに開催された安平町追分文化祭を主催する実行委員会の委員長。写真や書道、絵画、パッチワークや絵手紙、陶芸など約370点の作品が館内を彩った。「地震から1年がたち、皆さんは少し気分も落ち着いたのかなと感じる。いろんな方が出展してくれました」と喜ぶ。「自分の作品と照らし合わせてみて、向上心をかき
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館は、来年4月の民族共生象徴空間(ウポポイ)オープンを見据え、多言語ガイドシステムを導入した。来館者に専用スマートフォンを貸し出し、館内の展示物や屋外の史跡を英語、中国語などの音声で解説する仕組み。ウポポイの開業に伴い、増加が予想される外国人来館者への対応策で、来年度に
鵡川高校の生徒2人と教員が31日から11月3日の4日間、大分県佐伯市を訪れ、昨年の胆振東部地震以降、関係を深める県立佐伯豊南高校の生徒たちと交流する。また11月2日には、現地で開催される佐伯パンフェスに生徒が考案したパン「恐竜コロネ」を提供する。2人は「震災時の支援のお礼と、むかわ町をアピールして
昨年の胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町民の有志でつくる「厚真町生活再建を望む会」が29日、住宅再建などへの支援拡充を求める要望書と賛同する署名約2300筆を道に提出した。同日、厚真町役場を訪れた中野祐介副知事に手渡した。 要望書には、町民一人ひとりが支援への実感ができていない現状を踏