故郷への思い強く、胆振東部3町で成人式
- 2020年1月14日
厚真、安平、むかわの3町で12日、成人式が行われた。大人の仲間入りをした新成人らは故郷を思い、胆振東部地震からの復旧復興を力強く支えることを誓った。 厚真町では70人が成人を迎え、総合福祉センターでの式典には30人が出席した。宮坂尚市朗町長は一昨年に発生した震災で被災したことについて触れ、
厚真、安平、むかわの3町で12日、成人式が行われた。大人の仲間入りをした新成人らは故郷を思い、胆振東部地震からの復旧復興を力強く支えることを誓った。 厚真町では70人が成人を迎え、総合福祉センターでの式典には30人が出席した。宮坂尚市朗町長は一昨年に発生した震災で被災したことについて触れ、
厚真、安平、むかわの令和最初の成人式で、振り袖やスーツ姿の初々しい若者たちが大人への一歩を踏み出した。出席した新成人にそれぞれの思いを聞いた。 将来は救命救急士に 厚真町・加納叶成さん 札幌の専門学校に通っている。成人式を迎えて、責任感が出てくると思うし、大人になるんだと改めて
白老町の成人式が12日、町コミュニティーセンターで開かれた。華やかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ新成人が、大人の自覚を胸に新たな一歩を踏み出した。 同町の新成人は男性58人、女性70人の計128人。このうち107人が式に臨んだ。 式辞で戸田安彦町長は「白老のまちづくりに主体的
公益財団法人アイヌ民族文化財団(本部札幌)は、白老町で4月開業の民族共生象徴空間(ウポポイ)の施設スタッフの採用合同説明会と面接会を15日に白老町、21日に苫小牧市、28日に登別市でそれぞれ開く。 業務は、▽公園入り口や園内施設での改札・案内誘導▽国立アイヌ民族博物館の受付と案内誘導・監視
安平町教育委員会は、JR追分駅前に昨年11月オープンしたコミュニティースペース「ENTRANCE(エントランス)」を活用して「遊び場」スペースを開設した。折り紙、粘土、段ボール、工作道具などを用意。子どもたちの「遊びたい」気持ちを引き出すとともに、それぞれが持つ感性を育てる空間を創出している。
白老町は10日、消防出初め式を白老コミュニティーセンターで開いた。センター前での観覧式では、消防職員や消防団員ら約130人が分列行進を披露し、安全安心のまちづくりへの決意を示した。 戸田安彦町長をはじめ町の関係者が集まった観覧式では、消防職員らが消防車両を使った一斉放水も披露。この後、コミ
安平町は、町内への移住を検討している人向けに期間限定の「おためし暮らし住宅」を実施する。町で用意した住宅で1週間から1カ月ほど暮らしてもらうユニークな取り組み。町は4月から来年3月の期間中に体験入居を希望する個人、世帯を募集している。 将来的な町への移住定住につなげていこうと町独自に行って
日本クルーズ客船(大阪市)の大型客船「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン、乗客定員620人)が10月13日、白老港に寄港する。白老町は今後、歓迎セレモニーを計画する。 同船の寄港は、2017年以降3年ぶり2回目となり、町のクルーズ船誘致活動で実現。10月9日に神戸港を出発し、横浜港
地域における学校活動で優れた成果を収め、社会総ぐるみの教育実現に貢献したとして、安平町で取り組んでいる町ふるさと教育・学社融合推進事業が、2019年度の「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰を受賞した。今年度の授賞は全国で100市町村あり、道内では十勝管内中札内村と同町の2団体が対象となっ
白老町虎杖浜・竹浦地区の飲食店や宿泊施設、海産物販売店などでスタンプラリーが行われている。虎杖浜竹浦観光連合会による恒例の企画で、今回は27店が参加。3店を利用し、専用用紙にスタンプを集めると、抽選で宿泊券や海産物などの賞品が当たる。期間は2月29日まで。 冬場閑散期の集客に向けて2012
厚真町の冬の一大スポーツイベント「あつま国際雪上3本引き大会」(19日、かしわ公園野球場=同町本郷)の組み合わせ抽選会が9日、町商工会館であった。大会実行委員会のメンバーが立ち会い、出場60チームの対戦カードが決まった。 競技は1ブロック3チームによる予選リーグを行い、上位2チームが決勝ト
安平町の2020年町民新年交礼会が8日夜、安平町の追分ふれあいセンターいぶきで開かれた。町職員や商工会、農協関係者など約140人が出席。新たな年を祝うとともに、一昨年の胆振東部地震からの着実な復興、まちの発展を祈りながら親睦を深めた。 町や商工会などで構成する実行委員会が主催。実行委員長と
白老町川沿の社会福祉法人白老宏友会「共生型事業所はぁもにぃ」で9日、町内の小学生を対象に、トドマツの精油(エッセンシャルオイル)で香り付けしたハンドクリーム作り体験教室が催された。 同法人が地域交流の寺子屋事業として企画した体験教室には、冬休みの児童6人と、障害のある人を支援する同法人の施
白老町は9日、4月開業の民族共生象徴空間(ウポポイ)の来館者をもてなす公共花壇を寄贈した日本製紙北海道工場白老事業所に感謝状を贈った。 花壇の寄贈は同社の地域貢献活動で、ウポポイ近くの道道沿いに整備。縦、横5・7メートルの正方形で、花壇を囲う木枠には、特殊な保存剤で30年以上の耐用年数を持
厚真町は10日付で、人事異動を発表した。総務課にあった災害復興グループをまちづくり推進課に集約するほか、同課に新たに総合戦略・復興計画策定室を設置する。 厚真町人事(10日) 地方創生・復興担当理事兼まちづくり推進課総合戦略・復興計画担当参事(地方創生・総合戦略理事)大坪秀幸▽災害
中国出身で苫小牧駒沢大学で学んだ鄭延雪(てい・えんせつ)さん(31)が白老町の地域おこし協力隊員として今年から本格的に活動する。町が整備した駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の観光インフォメーションセンターで観光案内業務などに携わる。4月の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に伴い、白老へ足を運ぶ観
全道的に積雪が少なく、深刻な雪不足に見舞われているこの冬。東胆振でも安平町追分地区とむかわ町穂別地区にある町営スキー場が少雪により、いずれもシーズンオープンができない状況となっている。昨年末から雪が降っては解けてを繰り返し、9日時点で積雪はほんの数センチにとどまる。いまだ今後の見通しが立たず、スキ
安平町早来新栄のホクレン南北海道家畜市場で8日、肉牛の「初競り」が行われた。道内各地から子牛の黒毛和牛など1033頭(前年比60頭減)が競りに掛けられ、996頭(同79頭減)が取り引きされた。成約率は96・4%だった。 初競りには道内各地の繁殖農家が上場し、この日は生後1年未満の素牛を筆頭
白老青年会議所(白老JC、岩崎孝真理事長)の新年交礼会が8日、白老町中央公民館大講堂で開かれ、若い力で郷土に貢献していく決意を新たにした。 来賓を含め関係者約120人が集まった会場で、2019年の新理事長に就任した岩崎理事長は、「愛するまちを煌(きら)めく未来へ」をスローガンに、「仲間を信
新ひだか町静内真歌の乗馬施設「ライディングヒルズ静内」で8日、新年恒例の初乗り会が行われ、施設を利用している愛好者たちが太平洋を一望する平原でトレッキングを楽しんだ。 初乗り会は2002年からほぼ毎年続けられている人気イベントで、申し込み多数のために抽選を行う年もあった。 午前は乗
化粧品メーカーのナチュラルサイエンス(東京)が白老町虎杖浜で運営する「ナチュの森」で25日、あそび歌作家として活動する福田翔さんのライブが開かれる。 福田さんは全国の保育園や幼稚園などでコンサート活動を行っているほか、NHKの番組「おかあさんといっしょ」に楽曲を提供している。 ナチ
むかわ町教育委員会は17日から鵡川地区、31日から穂別地区でそれぞれ3回ずつヨガ教室を開講する。専門の講師が丁寧に指導し、町民に日頃の疲れを癒やしてもらうのが狙い。町教委では各回先着15人まで参加者を募集している。参加は無料。 鵡川地区は17日が午後7時から、18、19日は午前10時から、
厚真町商工会やとまこまい広域農業協同組合など6団体が共催する厚真町新年交礼会が7日、町総合福祉センターで開かれた。町内外から約160人が出席。鏡開きなどで新春を祝うとともに、胆振東部地震からの復旧復興に向けて結束を強めた。 冒頭で主催者を代表した町商工会の寺坂文秀会長は、東京五輪・パラリン
白老町町内会連合会主催の新年交礼会が5日、町中央公民館大講堂で開かれた。町や町内会、企業など各方面から約300人が集まり、4月開業の民族共生象徴空間(ウポポイ)などを生かしたまちづくり推進への決意を新たにした。 交礼会のオープニングでウポポイをPRするビデオ映像の上映や、公益財団法人アイヌ
むかわ町は6日、新年の仕事始めに当たって竹中喜之町長が職員に訓示した。本庁舎に集まった主幹以上の職員約20人に対し、「この試練の道を乗り越えたら、希望の日が必ずやってくる。むかわ版復興ロード、ビクトリーロードを進めたい」と呼び掛けた。 竹中町長は冒頭、一昨年の胆振東部地震を経て「復旧から復
2020年安平消防出初め式が7日、町内の早来町民センターで開かれた。消防職員と団員による力強い行進を披露したほか、式典を執り行い、出席した関係者は火災など災害のない一年を願った。 屋外で行われた観閲式では、胆振東部消防組合消防署安平支署と追分出張所、安平消防団の約100人と車両14台がセン
白老町はこのほど、社会貢献活動として、ポロト湖畔の民族共生象徴空間(ウポポイ)前にある観光バス第1駐車場の舗装修繕を行った竹中工務店など7社に感謝状を贈った。 7社はウポポイの国立アイヌ民族博物館など各施設の建設工事に従事。観光バス50台が止められる町有の第1駐車場を仮設ヤードとして使用し
白老町大町のベーカリーショップななかまどで6日、新年を祝う餅つきが行われ、地域の子どもたちがきねを振るった。 同店は障害者支援事業に取り組む社会福祉法人白老宏友会が運営し、同法人の多機能型事業所ポプリで製造されるパンや餅の商品などを扱っている。餅つきは初売りに合わせて企画した。 職
JAとまこまい広域(宮田広幸代表理事組合長)はこのほど、厚真町総合福祉センターで第13回農業総合研修会を開いた。HBC北海道放送アナウンサーで気象予報士の近藤肇さん、農林水産省国際経済課の三野敏克課長が基調講演を通じて情報提供した。 同研修会は、農業を取り巻く現状がめまぐるしく変化する中で
白老町は、紙類や廃プラスチックの一般廃棄物を原料に地元製紙工場のボイラー用固形燃料を生産する「バイオマス燃料化事業」を来年3月で廃止する方針を決めた。燃料化施設は2009年4月に稼働を開始したが、問題となった固形燃料の品質が改善できず、今年3月で施設を休止。町は直営から手を引き、民間委託による事業