胆振東部地震から復興 まちなか再生へ議論始まる むかわ
- 2020年7月28日
2018年9月に発生した胆振東部地震で、大きな被害を受けたむかわ町のまちなか再生に係る検討会(鵡川地区)が27日夜、町役場に併設する産業会館で開かれた。来年3月までワークショップを取り入れた会議のほか、学習会を通じて住民の意見を吸い上げながらまちなか再生計画の基本構想案を作る。鵡川、穂別両地区の中
2018年9月に発生した胆振東部地震で、大きな被害を受けたむかわ町のまちなか再生に係る検討会(鵡川地区)が27日夜、町役場に併設する産業会館で開かれた。来年3月までワークショップを取り入れた会議のほか、学習会を通じて住民の意見を吸い上げながらまちなか再生計画の基本構想案を作る。鵡川、穂別両地区の中
白老牛肉まつり実行委員会(岩崎孝真実行委員長)は27日、町内の小学1年生全員に白老牛肉券(2000円分)をプレゼントした。地元の白老牛肉レストランなどで利用でき、実行委は「子どもたちにふるさとの味を楽しんでほしい」としている。 実行委は新型コロナウイルス対策で、毎年6月に町内で開催している
安平町は27日に開かれた町議会臨時会で、新型コロナウイルス感染症対策に充てる地方創生臨時交付金を活用した追加事業(別表)を示した。町は感染症対策に係る一連の経費等を計上した2020年度一般会計補正予算案など議案4件を提出。原案通り可決された。 追加の主な事業では、職員の出退勤状況の把握や円
安平町は8月1日から、町内で発行する共通回数乗車券をJR北海道の乗車券としても利用できるようにすることを決めた。これに伴い町内で運行する全ての公共交通機関で回数乗車券の使用が可能となった。 回数乗車券は昨年4月の循環バスの運行開始に合わせて発行開始した。500円で50円券11枚つづり、20
浦河ポニー乗馬スポーツ少年団(近藤秀典会長)は26日、浦河町内西幌別の海岸で騎乗会を開いた。子どもたちは潮風を受けながらポニーを操って砂浜を駆け回った。 小学生を中心としたポニー少年団は団員15人で、海岸での乗馬会は昨年11月以来。普段は西幌別の町乗馬公園で練習を積んでいるが、自然を感じて
登別市の水族館・登別マリンパークニクスは、「ニクスデジタルフォトコンテスト2020」の作品を募集している。 今年で12回目を数えるコンテスト。大水槽で泳ぐ魚たちなど、来園者がニクスで撮影したデジタル写真を募り、各賞を決める。今回のテーマは「FEEL(フィール)=感じる」。テーマを念頭に、園
白老町の駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)内の観光インフォメーションセンターに、町内のイベントや飲食店などの情報を観光客らに提供する専用ボードがお目見えした。近くにあるアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を見学した後、センターに立ち寄る人も多い中、施設を運営する白老観光協会は「観光客
安平町の追分アサヒメロン組合(安井貴志合長)は27日午前、町に地元特産品のアサヒメロン83玉を寄贈した。メロンはこの日、町内の小中学校6校と認定こども園2園で給食として児童生徒らに振る舞われた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響などで不便な生活を強いられる子どもたちに「メロンを食べてもらい
登別市の老舗ホテル「第一滝本館」は、地獄谷が一望できる特別室2室を西館に新設した。 「西館特別室展望風呂付き」と名付けた客室の広さは61平方メートルで、定員3人の洋室。登別温泉の名物・地獄谷が部屋の窓や、風呂付きテラスから望める。源泉掛け流し温泉が楽しめる風呂のバスタブは信楽焼製で、室内に
安平町早来大町にある北央信用組合早来支店が10月9日で閉鎖し、千歳支店(千歳市幸町)と統合される。27日に開かれた町議会臨時会で及川秀一郎町長が行政報告した。 町によると、早来支店は千歳信用組合として1963年9月に開設され、71年に現在の場所に移転。信用組合の統合を経て現在に至っている。
新型コロナウイルス感染拡大により、厚真、安平、むかわの3町では依然としてイベント、事業の中止が相次いでいる。 厚真町では商工会主催の盆踊りが8月14、15の両日、上厚真、厚真地区でそれぞれ予定されていたが、感染につながる3密(密閉、密集、密接)になることから見送りを決定。23日にかしわ公園
白老町のプレミアム付き商品券(ラブ♥ラブしらおい商品券)事業を取り扱う町商工会は、予定していた枠が埋まったことから、20日で予約の受け付けを終了。8月6日から町内7カ所で予約者に商品券を販売する。 プレミアム付き商品券の発行は、1冊1万円分を7000円で販売(町民1人5冊まで
むかわ町は、身体機能が衰えたり障害を抱えたりして、一人で外出して買い物や金融機関での諸手続きなどが困難な要介護者、要支援者をサポートするため、今年度からボランティア支援員の養成に乗り出した。事業委託を受ける町社会福祉協議会は鵡川、穂別の両地区でボランティア支援員を教育する研修会を開催。早ければ8月
時事問題に対する見識を深める出前授業がこのほど、新ひだか町の静内高校(坪井克彦校長、生徒470人)で開かれた。「ウィズコロナ(アフターコロナ)時代の在り方、生き方を探求する」をテーマに知識を深めた。 出前授業は、単位制を導入している同校の設定科目「時事問題研究」を選択している3年生28人を
アイヌ民族文化財団(本部札幌市)は、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)でチセ(家屋)を復元する作業に取り組んでいる。白老地方のチセの形態を継承し、伝統技法で建てる様子を来場者に公開している。骨組み作業は順調に進み、今後、屋根や壁のかやぶきを経て10月ごろに完成させる予定だ。 床面積約30
むかわ町の穂別高校(小野達彦校長)は20日、新型コロナウイルス感染症による高体連各支部大会の中止に伴い、代替措置として校内で体育会系部活動交流会を開いた。弓道とバドミントンの各競技が行われ、出場した3年生が力強い射やプレーで部活動の最後を飾った。 3年生にとって集大成となる高体連支部大会の
安平町の一般社団法人あびら観光協会は、町内の道の駅やキャンプ場、グルメスポットをめぐるスタンプラリーを行っている。町内の施設・店舗で飲食や宿泊、買い物などをしてスタンプをためると、抽選で地元特産品の景品が当たる特典付きのイベント。同協会担当者は「道の駅だけではなく、いろんなところを回ってもらいたい
浦河町内の有志団体「Rehe Isam(レヘ・イサム)」(八重樫志仁代表)主催の「はじめてのaynu(アイヌ)文化体験」がこのほど、浦河町東町の「カフェ・アッシュ」で開かれた。町内外からの参加者が伝統のひもを編む技法を学び、ペットボトルが入る小さな編み袋、ポンサラニプ作りを体験した。 公益
安平町の一般社団法人あびら観光協会は、町内で撮影した菜の花を対象にした「安平町菜の花フォトコンテスト2020」の受賞者を発表した。過去最多となる185点の作品の中から最優秀賞には、千歳市の青木誠さんが撮影した「残照の丘」が選ばれた。29日から追分公民館などで応募作品の展示会を開く。 コンテ
登別市内で6月に自殺したとみられる中学1年の男子生徒(13)に関し、市教育委員会は22日、いじめの有無などについて第三者委員会へ諮問した。委員会は今後、男子生徒の死亡に至る過程などを詳しく調査、検証し、再発防止策を盛り込んだ答申を取りまとめる。 市教委がいじめ防止対策推進法に基づいて設置し
東日本高速道路(ネクスコ東日本)北海道支社苫小牧管理事務所は、白老町で12日に開業したアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)のPR看板を道央道白老インターチェンジ(IC)の2カ所に設置した。 看板は、料金所があるIC出口と入り口付近にそれぞれ1枚ずつ設置。出口側は縦1・2メートル
厚真町地域活性化商品券実行委員会は22日、「あつまエール商品券」購入予約の受け付けを開始した。1口1万円で1万3500円分(1000円券10枚、500円券7枚)の飲食や買い物などができる。新型コロナウイルス感染症の影響により、売り上げが落ち込んだ町内事業者の経済支援と消費者の購買意欲の向上を図る。
新ひだか町内の音楽愛好家サークル「しずないフォーク村」主催の野外ライブが19日、静内真歌の古沢秀子さん宅の広場で開かれた。 フォーク村は、村長の妹尾巨知(せお・なおのり)さんをリーダーに15人のメンバーが弾き語りライブを行っていたが、コロナ禍の影響で活動の場を失っていた。今回は古沢さんが活
国がアイヌ文化の復興と創造の拠点として白老町ポロト湖畔に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)は、開業から22日で10日の節目を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大の逆風で、政府が掲げた年間100万人の達成は早くも困難に陥り、文化復興の面でも課題が見えてきた。 ■100万人達成は困難
夏季北海道高校野球大会南北海道大会室蘭支部大会(苫小牧市営緑ケ丘球場=とましんスタジアム)に出場する鵡川高校野球部の壮行会が21日、同校で行われた。同校吹奏楽部が主催。新型コロナウイルス感染症の影響から当日球場で応援できない分、心を込めた演奏を披露し、試合を目前に控えた選手たちに力強くエールを届け
むかわ町の穂別高校(小野達彦校長)の1年生はこのほど、「穂別ウオークラリー」を行った。生徒たちが実際にまちなかを歩き、住民らとの交流を通じて地域への理解を深めた。 1年生10人中4人が町外出身者であることから、「穂別地区の良さを知ってもらおう」と考えて企画した。同校では例年6月に宿泊研修を
白老町商工会女性部(熊谷あき子部長)は21日、JR白老駅前やウポポイ周辺でごみ拾い活動に取り組んだ。 12日に開業したウポポイの見学で白老に訪れる人たちをおもてなしの心で迎えようと、まちの環境美化を企画。部員ら12人が集まった。 おそろいの赤いエプロンを着けた参加者は、まちの顔とも
浦河町大通りの浦河ウエリントンホテルは23日、ホテル4階屋上に「ガーデンテラスBBQ」をオープンする。水が流れる「キッズスライダー」や大型温水プールを常設し、ジンギスカン料理やこだわりのサイドメニューを提供する。市街地や太平洋を一望できる有料席の「キングテラスルーム」などもあり、家族連れやグループ
厚真の地酒頒布会(宮田広幸会長)は20日、町内の飲食店厚真園で2020年度・第6回総会を開いた。例年同様、厚真産の酒米「彗星(すいせい)」を使った純米大吟醸の地酒「あつま川」を製造する。空知管内新十津川町の金滴酒造に委託し、4合瓶(720ミリリットル)換算で2000本程度を造る計画だ。 胆
白老町末広のしらおいイオル事務所チキサニで18、19日、アイヌ文様刺しゅうの体験教室が開かれた。参加者は刺しゅうを施したテーブルセンター作りを通じて、アイヌ文化の奥深さに触れた。 教室は、一般社団法人白老モシリがアイヌ民族のイオル(伝統的空間)体験交流事業として企画。地元白老のほか、苫小牧