町長に報告「売れ行き好調」 白老アイヌ協会開発の土産用菓子
- 2020年8月12日
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は11日、アイヌ政策推進交付金を活用し、民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に向けて商品開発した土産用菓子の売れ行きなどについて戸田安彦町長に報告した。 「カムイ伝説」シリーズとしてウポポイ売店や駅北観光インフォメーションセンターで販売を始めた商品は、エゾシマフ
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は11日、アイヌ政策推進交付金を活用し、民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に向けて商品開発した土産用菓子の売れ行きなどについて戸田安彦町長に報告した。 「カムイ伝説」シリーズとしてウポポイ売店や駅北観光インフォメーションセンターで販売を始めた商品は、エゾシマフ
安平町早来大町の早来雪だるま郵便局コミュニティールームで、町内追分在住の米川恵美子さんによる絵手紙展が開かれている。色とりどりの作品が30点ほどずらりと並び、ぬくもりと癒やしの空間を創出している。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で疲弊する町民を元気づけようと企画した。この時期にぴったりな
新ひだか町三石鳧舞の乗馬施設「MKRanch(エムケーランチ)」でこのほど、町暮らし・サポーターズ(移住者ボランティア)代表の木村孝男さんが主催する「ベイシーと楽しむ移住カフェ」が開かれた。 浦河、新ひだか両町の体験移住者を対象に、参加を呼び掛けた。コロナ禍で数々のイベントが中止になり、町
安平町は、毎月発行している町の広報誌「あびら」をリニューアルした。7月号から表紙をカラー刷りにし、8月号からは題字を「abira」に一新。2018年9月に発生した胆振東部地震以来、設けていなかった特集面も約2年ぶりに復活させるなど内容を充実し、読み手の心をくすぐる広報に仕上がっている。 今
白老町に誕生したアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)への思い入れを強くする道議会議員がいる。白老在住で当選9回のベテラン神戸典臣さん(81)=自民、胆振地域選挙区=だ。1983年の初当選以降、アイヌ民族の地位向上に心血を注ぎ、国の先住民族施策を後押しした。12日で開業1カ月を迎えるウポ
白老アイヌ協会は9日、白老アイヌ民族記念広場(高砂町)で第16回白老アイヌ碑先祖供養祭を行った。関係者40人が参加し、伝統の儀礼で祖先をしのんだ。 同協会の新井田幹夫さんが祭司を務めた儀礼シンヌラッパでは、アイヌ文様の民族衣装に身を包んだ関係者が伝統の作法で先人を供養した。 この後
安平町の一般社団法人あびら観光協会は10日、「ハスの花フォトコンテスト2020」の作品募集を開始した。町内の鶴の湯温泉(早来北町)の敷地内で間もなく見頃を迎えるハスの花をモチーフにした写真を受け付ける。 募集するのは、同温泉敷地内で4月1日以降に撮影した写真とし、大きさはワイド六つ切りまた
しずない農協や新ひだか観光協会などで組織する「新ひだか町地酒づくり協議会」(会長・佐藤雅裕観光協会長)はこのほど、海底に約2カ月間貯蔵した日本酒「海桜丸(かいおうまる)」(瓶詰720ミリリットル)を新ひだか町内の春立漁港に陸揚げした。今年で2年目の取り組み。 「海桜丸」は昨年、静内豊畑の農
白老町虎杖浜の温泉ホテルいずみ(福田茂穂社長)は、高台の敷地内にアイヌ民族の古式舞踊を演じる屋外ステージを整備し、国の重要無形民俗文化財指定の伝統文化を宿泊客らに紹介する取り組みを始める。同ホテルのみならず、虎杖浜地区や登別温泉で営む他の宿泊施設の客も受け入れ、アイヌ文化を生かして白老町と登別市の
安平町は、町外で1人暮らしや寮生活を送る地元ゆかりの学生に対し、安平の特産品を届ける「ふるさとあびら学生応援事業」を開始した。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休校やアルバイト、帰省の自粛を強いられる中、町を離れて生活を送る地元ゆかりの学生を古里から支援する企画。保護者が町内に在住し
都市対抗野球全国大会黒獅子旗獲得記念・胆振管内中学校軟式野球白老大会(白老町体育協会主催)が8日、白老桜ヶ丘公園町営野球場で開かれた。地元白老や苫小牧市、伊達市の中学校計3チームがリーグ戦を展開し、白老・白翔・苫小牧緑陵の合同チームが優勝した。 大会には合同チームと苫小牧青翔、伊達の各校が
新ひだか町東静内の画家、小林勝さん(90)が、フランス芸術大賞を受賞した。作品はリズミカルで爽やかな女性の肉体美を描いた「蒼い更衣室」(1983年制作、F40号)。 小林さんはオホーツク管内置戸町出身。若い頃、町内で道営競馬の騎手や軽種馬牧場、木材業に従事してきた。子ども時代の落書きが原点
白老町日の出町に住む会社員山田勇規さん(33)が地元応援ソングを作り、動画投稿サイト・ユーチューブで配信している。曲名はずばり「白老町のうた」。豊かな自然環境や食材など地域の魅力を歌詞にちりばめた。山田さんは「観光客も魅了する資源が豊富なこのまちを音楽で盛り上げていきたい」と言う。 上川管
むかわ町は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえて戦没者追悼式の開催を見送った。このため、7日午前11時に黙とうの合図として30秒ほどサイレンを鳴らし、犠牲者をしのぶ時間を設けた。町は「引き続き、先の大戦の記憶を風化させないよう、戦争の悲惨さを次世代に継承し、恒久的な平和の実現に取り組む」とし
安平町の安平公民館で7、8の両日、防災キャンプが開かれた。安平、早来、追分地区の小中学生14人が参加し、「新型コロナウイルス感染予防対策」をテーマにした災害時の自主防災や避難所設営などについて学びを深めた。 夏休みを利用して行っている同公民館による主催事業。町と町教育委員会が共催した。昨年
白老町消費者被害防止ネットワークは7日、町内2カ所のスーパー前で街頭啓発を行い、悪徳商法などの被害防止を呼び掛けた。 国内で新型コロナウイルス感染が拡大する中、それに便乗し高齢者らを狙った悪徳商法や、現金を振り込ませる特殊詐欺の被害が各地で相次いでいる。白老でも被害発生が懸念されるため、同
函館馬主協会(河内孝夫会長)と札幌馬主協会(吉田照哉会長)は7日、新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしいと、浦河町の浦河赤十字病院(大柏秀樹院長)に医療機器600万円分(各協会300万円)を寄贈した。 同病院は日高地域の中核医療機関で、管内で唯一の感染症指定医療機関として感染症指定病
厚真町の小中学校の教職員を対象にした防災学習の研修会が6日、町内で開かれた。2018年9月に発生した胆振東部地震で、大きな土砂崩れに見舞われた幌内地区の厚真川水系日高幌内川の現場などを視察した。町内4小中学校から20人ほどが参加し、山腹崩壊を起こした被災状況を目に焼き付けた。 9月
白老町商工会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた地元事業者の支援策として、8日から9月6日までスタンプラリーを実施する。町内の小売店や飲食店など参加店で、500円以上の利用ごとにもらえるスタンプを5個集めると、飲食の割引サービスなど特典が受けられる。 参加店は、スナックや居酒屋、カ
厚真町豊沢地区のルーラルビレッジにある森の水辺でホタルの活動が盛んになっている。夜にほのかな光を放つホタルはお盆ごろまでとみられ、日によっては乱舞の様子も見られそうだ。 今季ルーラルビレッジにホタルが姿を見せるようになったのは、7月上旬から中旬にかけて。午後7時半ごろから、暗くなると次第に
白老町は、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で8、9、10日の3日間、「ポロトミンタラ子ども祭り」を開催する。マジックショーやピエロのステージなど楽しいプログラムを用意し、来場を呼び掛けている。 7月12日のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)開業以降、町がポロトミンタラで毎
浦河町姉茶在住の写真家・内藤律子さん(日本写真家協会会員)の「内藤律子サラブレッド写真展2020 私の写真歴パート2&…」が、町立図書館で催されている。 内藤さんは埼玉県出身。東京写真専門学校を卒業後、MYスタジオを経て写真家の今井寿恵さんに師事した。30年以上前から日高管内
白老町は、7月12日のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)開業を記念し、ウポポイ全景や開業記念式典の写真を載せたラッピング付き広報元気8月号を発行した。 ラッピングはA3判で表にはドローン(小型無人飛行機)で撮影したウポポイの全景写真、裏には7月12日のオープニングセレモニーで
2018年9月に発生した胆振東部地震で甚大な被害を受けた、厚真町富里地区にある富里浄水場の復旧工事が完了し、震災から1年11カ月ぶりに運転を再開した。試験運転を7月中旬から実施し、31日以降は全町のおよそ2000戸へ配水。旧施設で運用していた同町の水道供給体制が正常化した。 同浄水場は、効
日高町の門別警察署(千葉精一署長)で、近くの富川小学校児童らが参加する恒例の「夏休み警察体操」が始まった。 同署は、1963年制定の「警察体操」を毎日、庁舎前駐車場で行い、署員の健康増進に努めている。2005年からは夏休みに入った地域の子どもたちにも参加を呼び掛け、体操を通した交流で署員が
白老町は、JR白老駅の隣に架かっている旧人道跨(こ)線橋の撤去工事を進めている。ウポポイ開業に向けた駅周辺整備で3月、線路をまたぐ駅併設の自由通路が供用開始になったことに伴う措置。町は10月までに橋の構造物をすべて撤去する。 線路を挟んで南側と北側の地域を行き来するための旧人道跨線橋は19
白老町を拠点に活躍した版画家・故大野重夫さんの作品展が、同町大町のカフェ結で開かれている。ポロト湖やヨコスト湿原など白老の自然風景を題材にした作品を店内に飾り、地元愛に満ちあふれた作風を紹介している。 大野さんは1930年に札幌市で生まれ、旧鵡川町(現むかわ町)で育った。大学卒業後、中学校
厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)は3日、部活動引退集会を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、部活動の集大成となる中学校体育連盟(中体連)の各種大会が地区予選から全国大会まですべて中止されたため、代替措置として行われた地区大会に出場したバドミントン、卓球、陸上競技の各部で先頭に立って下級
厚真町議会の臨時会が4日、開かれた。町は、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込む地元経済の早期回復を図るための地域活性化イベントに係る補助金を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を提案したが、議員から見直しを求める声が多かったため、予算案を撤回。この補助金を削除して修正した同予算案を再提出し、
安平町共同募金委員会は、赤い羽根共同募金のご当地ピンバッジを初めて作った。「早来雪ダルマ」、追分地区の「蒸気機関車(SL)」をあしらった限定デザインで500個用意。同委員会は町のアピールと幅広い年代へ募金への協力を呼び掛ける。 ピンバッジは1個500円。購入してもらうことで、製作費を除く3