ウポポイ開業歓迎 不安も 新型コロナ感染防止策徹底を 白老
- 2020年7月14日
東京都を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にある中、民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業した白老町の住民の間でウイルス感染リスクの高まりを憂慮する声が広がっている。これから本格化する夏の北海道観光で、ウポポイがオープンした白老町に立ち寄る観光客の増加が予想される中、「町を挙げて感染防止策を」と
東京都を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にある中、民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業した白老町の住民の間でウイルス感染リスクの高まりを憂慮する声が広がっている。これから本格化する夏の北海道観光で、ウポポイがオープンした白老町に立ち寄る観光客の増加が予想される中、「町を挙げて感染防止策を」と
白老町は、ウポポイを無料で町民に見てもらう事業で13日、1回分入場券か年間パスポートとの引き替えを選択できるはがきを町民に送付した。 町の無料化事業は、入場料が有料となる高校生以上の町民を対象とし、1万4000枚のはがきを送付。届いたはがきと運転免許証や学生証など身分証明書をウポポイに持参
安平町内の小中学校6校と認定こども園2園で13日、給食に地元産の牛肉「あんがす牛」を使ったハヤシライスが提供された。 北海道が主体となって行う道産牛肉学校給食提供推進事業。町内早来緑丘の内藤あんがす牧場で生産されたあんがす牛約25.6キロ分の無償提供を受けて、ハヤシライスとして児童生徒に出
むかわ町議会は13日、臨時会を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響による学校の臨時休校やこども園の登園自粛の長期化対策として、子育て世帯や児童生徒らに金券、図書カードを贈る事業「むかわスマイルプレゼント」(仮称)などを盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案など議案4件を原案通り可決した。
安平町遠浅の手打ちそば店「そば哲遠浅店」の敷地にあるガーデントアサで、ジューンベリーが赤や紫など色鮮やかなたくさんの実を付けている。19日まで一般にも開放する収穫体験を行っている。 一般社団法人あびら観光協会によると、ジューンベリーは北米を原産とするバラ科の落葉植物。5月に花が咲き、6月に
むかわ町は13日、町議会臨時会に町長、副町長の8月分の給与を10%減額する条例改正案を提出し、可決された。50代の男性課長が1年以上私的に公用車を利用していたことに対する指揮監督責任。 町によると、職員は昨年5月ごろから、業務外の土日・祝日や休日、パチンコ店で遊ぶ際などに公用車を使用。勤務
白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)がオープンした12日、ウポポイにほど近い大町商店街は観光客がほとんど流れず、飲食店などから「期待外れ」と落胆する声も聞かれた。大町商店街地域は白老を代表する商業エリアだけに、ウポポイを生かした地元経済振興に向けて観光客誘導の対策が求められている。 大町商
白老町と道は、ウポポイ開業の12日、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)でロングランイベントを始めた。アイヌ民族の伝統料理チェプオハウ(サケの汁物)が無料で振る舞われ、コーナーに来場者の長い列ができた。 「しらおいポロトミンタラ・フェスティバル」と銘打った町のイベントは10月上旬にかけて毎
2018年9月の胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町の高台にある厚真神社の本殿修復完了に伴い、神体を社殿に納める神事「遷座(せんざ)祭」が12日夜に行われた。地元有志の「厚真神社復旧復興奉賛会」をはじめ、地元の関係者ら30人が駆け付け、社殿の復旧を祝った。 120年を超える歴史を持つ厚真
10日午後7時5分ごろ、安平町早来源武の森林近くで、厚真町浜厚真の漁業、村上俊二さん(77)がハスカップ採りの最中に行方不明になり、妻が苫小牧署に通報した。11日午前9時から町職員や同署署員ら35人による捜索隊と道警ヘリが同森林周辺を中心に探しているが、午後1時半現在で見つかっていない。
厚真町土地改良区=愛称、水土里(みどり)ネットあつま=がこのほど、全国土地改良事業団体連合会の2019年度21世紀土地改良区創造運動「全国大賞」を受けた。同年度の大賞受賞は、厚真町と青森県の板柳東部土地改良区の2団体のみで、道内においては空知管内栗山町土地改良区以来3年ぶり。胆振東部地震や新型コロ
白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで、町指定無形民俗文化財・伝統文化継承者の下河ヤエさん(82)=同町在住=のアイヌ手工芸作品展が開かれている。 会場では、木綿の生地に細長い白布や色布でアイヌ文様を施した伝統の衣服を展示。中でも、太平洋沿岸の内浦湾から白老にかけた地域で主に作られた
厚真町は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、町内の医療機関、福祉・介護事業者に対し、職員数に応じた支援金として最大150万円支給することを決めた。10日に開かれた町議会臨時会で関連経費を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を可決。町は準備が整い次第、今月下旬にも申請受け付けを開始する。
日本一の栽培面積を持つ厚真町のハスカップが不作傾向だ。今年は春先に思ったほど気温が上がらず、雨も少なかったことが要因。ハスカップ狩りの観光農園の営業を早々に切り上げた生産者も少なくない。例年だと同町内では7月下旬までハスカップ狩りを楽しめるが、今年はやや早めのシーズン終了となりそうだ。 厚
日高南部森林管理署(梶岡雅人署長)と新ひだか町は9日、アイヌ民族が儀式で用いる祭具や衣装、生活用具の素材となる枝や樹皮などを国有林から採取することができる「共用林野制度」の契約を道内で初めて締結した。 昨年4月に制定されたアイヌ施策推進法に基づく特例措置。アイヌ民族から要望を受けた市町村が
東京大学大気海洋研究所の中西諒研究員による大津波痕跡調査が6日から3日間、えりも岬百人浜などえりも町内3カ所の低地帯で行われた。 国の地震調査研究推進本部によると、太平洋東部の千島海溝沿岸では約340~380年間隔で東日本大震災に匹敵する地震と津波が発生すると推定している。内閣府有識者検討
白老町は、アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業する12日から、観光客の交通利便性を高める「交流促進バス」を運行する。JR白老駅とウポポイを起点に町内の観光・飲食スポットを巡る2路線のバスを走らせ、地域の観光商業振興につなげる。 町は、当初のウポポイ開業日に合わせて4月24
むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ、遠藤研二代表)は、穂別地区で発見されたハドロサウルス科の草食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(むかわ竜)をイメージした縫いぐるみを制作した。当面はインターネットで資金調達するクラウドファンディング(CF)「キャンプファイヤー」で予約を受け付けている。
2020年牝馬クラシック2冠(桜花賞とオークス)を無敗で制したデアリングタクト(3歳)が、春のレースの疲れを癒やしに新ひだか町に帰郷している。 同馬は2017年4月に日高町の長谷川牧場で生まれた。18年に新ひだか町の育成牧場ノルマンディーファーム(岡田スタッドグループ)へ入きゅうし、競走馬
任期満了に伴う6月の厚真町長選で、無投票により4選を果たした宮坂尚市朗町長は10日午前、町議会臨時会で所信を表明した=写真=。 宮坂町長は4期目スタートに当たり「寄せられた熱い期待に身の引き締まる思い。必ずや胆振東部地震から復旧復興を果たすとともに、コロナ禍の影響を最小限に抑えた行政運営に
聴覚・言語機能障害者用の「Net119緊急通報システム」運用に向けて、白老町消防本部は9日、システムの取り扱いや通報受信の訓練を行った。会話が不自由な障害者がスマートフォンなど携帯端末を通じて消防へ円滑に通報でき、町消防本部は8月1日の導入を目指している。アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポ
むかわ町の新たな地域おこし協力隊員として、川崎市から来た城(じょう)泰成さん(53)、純子さん(54)夫婦が1日付で就任した。任期は来年3月までだが、最大3年間の延長が可能。穂別地区で生活しながら泰成さんは地域商社の事務所がある鵡川地区、純子さんは町役場穂別支所内の恐竜ワールド戦略室で町の活性化に
鵡川漁協厚真支所ホッキ部会(西舘純之部会長)は7日、水揚げしたホッキ貝約65キロを町の学校給食センターに贈った。 子どもたちに旬の味覚を楽しんでもらおうと、毎年寄贈している。ホッキ貝は、大人のこぶしほどの大きさがある。 贈呈式では、部会長に代わって地元漁師の伊勢勝さん(70)、澤口
むかわ町穂別博物館は、白亜紀時代の化石「イノセラムス科二枚貝」をキャラクターにした「いのせらたん」に関するアンケートをインターネット上で実施している。回答した希望者の中から抽選で3人に、大きさ20センチほどのいのせらたんの縫いぐるみをプレゼントする。締め切りは9月30日。 アンケートは、い
白老町虎杖浜の日帰り温泉入浴施設・アヨロ温泉(坂元秀樹店長)は、ウポポイが開業する12日から「ウポポイオープン応援イベント」を展開する。1回の入浴でスタンプ1個を専用カードに押し、5個集めた人に無料入浴券をプレゼントする。 スタンプカードは、施設のフロントにある。期間は8月7日まで。入浴料
白老町は、民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業する12日から駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)でロングランイベントを展開する。10月11日までの毎週土・日曜日と祝日に、白老で生産された野菜や地元銘菓を販売したり、音楽ライブなどのイベントを計画する。同じ会場で同日から道が企画した物販やアイヌ文化発信
安平町追分の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で、地元産菜の花のはちみつを使用した「菜の花はちみつアイスクリーム」を販売している=写真=。 新たに商品化した。ミルクをベースに菜の花はちみつの味を生かした「ナチュラルで口残りがサラッとしている」(関係者)のが特徴。120ミリリット
様似町が運営する西町海岸の親子岩ふれ愛ビーチ海水浴場・キャンプ場が4日、オープンし、関係者が安全祈願祭を行ってシーズン中の無事故を祈った。8月のお盆時期は例年非常に混み合うため、状況を見ながら入場規制や一時閉鎖も検討する。 ビーチ管理棟のセンターハウス前で行われた安全祈願祭は、新型コロナ対
安平町は7日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、対象者の体温を素早く測るAI温度検知ソリューション「センス・サンダー」の運用を開始した。顔認識技術と赤外線カメラを使って、マスクや眼鏡を着けたままでも体表温度をスムーズに測ることができ、発熱の疑いを検知できる。道内で導入する自治体は安平町が初
任期満了に伴う6月23日告示の厚真町長選で無投票4選を果たした宮坂尚市朗町長(64)が8日、町役場に初登庁した。4期目の就任あいさつを行い、「胆振東部地震の復旧から復興へ、町民一人ひとりと手を携えながら高い峠、険しい道のりを越えていきたい」と決意を語った。任期は8日から4年間。 宮坂町長は