サスイシリ前で先祖供養 大学から返還アイヌ34遺骨
- 2020年11月2日
北海道大学、札幌医科大学、東京大学、新潟大学からのアイヌ遺骨34体の返還に関する「チセノミ・シンヌラッパ」などの儀式が10月31日、平取町二風谷に新築された納骨堂前で行われた。 町と平取アイヌ協会が主催した。10月下旬に返還された遺骨34体は明治期から戦後にかけて墓地を掘り起こしたり、遺跡
北海道大学、札幌医科大学、東京大学、新潟大学からのアイヌ遺骨34体の返還に関する「チセノミ・シンヌラッパ」などの儀式が10月31日、平取町二風谷に新築された納骨堂前で行われた。 町と平取アイヌ協会が主催した。10月下旬に返還された遺骨34体は明治期から戦後にかけて墓地を掘り起こしたり、遺跡
CDによる審査を通過し、3年連続の全国切符を獲得した。目標にしていた今夏のコンクールが感染症の影響で中止となり、悔しい思いをしてきた部員たちだったが、舞い込んできた吉報に「今までの2回よりもレベルの高い演奏をつくり上げたい」と士気が高まる。 今年の全国大会は感染症対策のため、7~22日の期
第55回白老町文化祭(町文化団体連絡協議会主催)が10月31日から2日間にわたり、町中央公民館で開かれた。絵画や書、陶芸など町民が制作した作品1142点が並び、来場者が芸術の秋を楽しんだ。 文連協は例年、町文化祭で舞踊などステージ発表もプログラムに用意しているが、今年は新型コロナウイルス感
白老町商工会は、プレミアム付き商品券「第2弾ラブ♥ラブしらおい商品券」の予約受け付けを2日から始めた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた小売店や飲食店など町内のさまざまな店舗で使ってもらう消費喚起の事業。町内在住者を対象に額面5500円の商品券セットを4000円で販売
苫小牧地方法人会白老地区会は10月28日、白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の環境整備に役立ててほしいと、町に30万円を寄付した。 町は10月、ポロトミンタラの観光インフォメーションセンター隣地にトランポリン遊具「ふわふわドーム」などを設置し、子育て家庭に喜ばれている。ポロトミンタラ
プロ野球ドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズから4位で指名を受けたむかわ町出身の河村説人投手(23)=星槎道都大―白樺学園高―鵡川中=が故郷に凱旋(がいせん)した。30日午前、町役場で竹中喜之町長に喜びを報告し、「むかわ町に明るいニュースを届けたい」と決意を語った。 29日に球団関係者が大
プロ野球ドラフト会議で白老町出身の2選手が指名されたことを祝う懸垂幕が30日、町役場庁舎に掲げられた。 ドラフト会議では、若林楽人外野手(駒沢大―駒大苫小牧高―白老中)が埼玉西武ライオンズに4位指名、根本悠楓投手(苫小牧中央高―白翔中)が北海道日本ハムファイターズに5位指名された。町は、白
2018年9月に発生した胆振東部地震で自宅が損壊した被災者向けに、むかわ町が整備を進めてきた公営住宅(復興住宅)が30日に完成した。 町が整備したのは、災害公営住宅8戸を含む末広団地C棟(計18戸、2LDK)と、2LDK9戸と3LDK3戸を組み合わせて建て直した文京ハイツ(計12戸)。家賃
白老町消防署は30日、外国人の119番通報を想定した訓練を行った。インターネットの民間通訳サービスを介し、通報者の外国人と通訳者、消防司令室の職員の3者がやり取りし、救急車を出動させる一連の流れを確認する内容。外国人の観光客や町内在住者が増えていくと見込まれる中、消防職員は本番さながらの訓練に取り
飲料メーカーの伊藤園(本社東京)は28日、新ひだか町静内田原の二十間道路桜並木沿いとエントランス広場内にエゾヤマザクラの成木7本を植樹し、町へ寄贈した。 今年2月17日に発売した「お~いお茶 緑茶」桜満開パッケージの売り上げの一部を、全国各地のサクラの植樹や保全活動に助成する「わたしの街の
厚真町の上厚真小学校(井内宏磨校長)の5年生は29日、町役場庁舎前で自分たちが収穫した米や野菜を使ったオリジナルの「上小弁当」を販売した。開店前から町民や役場職員らがずらりと並び、用意した40個全てを15分ほどで売り切る盛況ぶりだった。 小中一貫で行うふるさと教育の一環。2年前に発
白老町商工会(熊谷威二会長)は29日、町の2021年度予算編成を前に、地元商工業振興に関する要望書を戸田安彦町長に提出した。 要望は、▽攻めの政策を進めるプロフェッショナル人材の登用▽新型コロナウイルス経済対策の継続▽国道36号萩野―竹浦間の4車線化▽情報通信インフラの推進―など新規5、継
白老町体育協会(和歌宏侑会長)は29日、2020年度表彰式を町総合体育館で行い、スポーツの普及や競技大会で活躍した3個人、3団体を表彰した。 今年度の「体育功労者」は、白老スキー協会会長の武田信昭さん(83)。1969年の同スキー協会創設に携わり、長年にわたり会長を務めて地元でスキーの普及
安平町の追分中学校(中村浩士校長)は29日、苫小牧工業高等専門学校の出前講座を利用したプログラミングの授業を行った。3年生25人がコンピューターロボットを動かすなど、実体験を通じて学びを深めた。 苫高専情報科学・工学系の吉村斎特任教授と中村嘉彦准教授が講師を務め、パソコンを使ってロボットを
苫小牧信用金庫は29日、まちづくりに役立ててほしいと、白老町に100万円を寄付した。 寄付は苫信の地域貢献事業。窪田護特別顧問や小林一夫理事長、大沼徹常務理事、北口能久白老支店長が町役場を訪れ、小林理事長が代表して「まちのために活用してほしい」と戸田安彦町長に手渡した。 善意に戸田
生産馬が競り市で高い評価を受けた、新ひだか町静内田原の静内農業高校(佐藤裕二校長)がこのほど、新ひだか町特別賞を受賞した。 8月25日に町内で開催された競走馬の1歳馬競り市「サマーセール」で、同校生産の牡馬「健叶(けんと)」がこれまでの同校生産馬で最高の2750万円(税込み)で売却された。
白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)やアイヌ民族に対する誹謗(ひぼう)中傷的な意見が、インターネット上の投稿などで飛び交っている。「ウポポイの展示物や踊りはインチキ」といった書き込みもある。施設を運営するアイヌ民族文化財団(本部札幌市)は、アイヌ民族の歴史や文化、それを伝える取
札幌法務局と札幌人権擁護委員連合会は28日、白老町のウポポイで人権啓発イベントを開いた。 イベントには法務局や苫小牧市、白老町の人権擁護委員ら15人が参加。ウポポイ内にブースを構え、アイヌ、女性、子供、高齢者、障害者、外国人などの人権について解説したパネル17枚を展示した。 また、
身体障害者福祉協会白老支部(堂前文男支部長)の会員10人が25日、白老町のウポポイを見学し、アイヌ文化に触れた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定していた1泊研修旅行が中止となった中、会員らが楽しめる代わりの行事としてウポポイ見学を企画。白老町の民生委員児童委員協議会(吉田末治会長
安平町は、ICT教育の一環として高齢世代を中心にスマートフォン(スマホ)の正しい使い方を教える町民向け「スマホ教室」に乗り出した。来年1月まで各地区ごと月に2回、教室を開催する。町内のデマンドバスのアプリ予約や、自治会や町内会といった団体活動でのコミュニティー創出など活用の拡大にもつなげていく。
厚真町民の有志でつくる「あつまっぷる」が28日、胆振東部地震の復興支援として、リングプル400キロほどを集めて交換した車いす1台をむかわ町社会福祉協議会に寄贈した。 同団体は1998年10月に結成。以来、空き缶のリングプルを車いすに換えて各地に届ける活動を2000年から行っている。これまで
農業水利施設の整備や維持・管理などを行う厚真町土地改良区(山田英雄理事長)は27日、町内幌内の厚真ダム近くの高台にある水神宮で落水式を執り行った。併せて、一昨年9月に発生した胆振東部地震で損壊した水神宮社殿を全面改修したことを記念する植樹が行われた。 落水式は、ダムを管理する町土地改良区が
在札幌米国総領事館のアンドリュー・リー総領事が27日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を視察し、北海道の先住民族アイヌの文化に触れた。 リー総領事は、体験交流ホールで伝統舞踊を鑑賞した後、国立アイヌ民族博物館を見学。佐々木史郎館長の案内で、文様を施した伝統的な衣服や暮らしの道具、祭具と
むかわ町の宮戸小学校(村上圭介校長)は26日、学校の敷地内で今年度最初の木育授業を行った。胆振総合振興局森林室の職員を講師に迎え、全校児童14人がゲームや工作を通じて自然の繁殖などについて学びを深めた。 児童たちはさまざまな形や種類の葉っぱを手にし、違いについて学んだほか、森の中に仕掛けた
白老町の文化発信拠点を担ってきた石蔵施設しらおい創造空間「蔵」の開設20周年を記念した音楽ライブ「ドゥ マルシェ×ヤヒロトモヒロ」が11月3日、同施設で開かれる。 「ドゥ マルシェ」は、白老町観光大使を務めるバイオリニスト牧千恵子さんと、アコーディオン奏者Miyack(ミヤック
白老町文化団体連絡協議会(文連協、竹下和男会長)は、地元文芸誌「白老郷土文芸」第40号を発刊した。小説や随筆、短歌、俳句など町民から投稿された27編を収録。26日には町教育委員会へ13冊寄贈した。 文連協は、郷土への思いを込めた町民の作品を取りまとめ、収録した白老郷土文芸を毎年1回発行して
創価学会(原田稔会長)は被災地支援の一環として、2018年9月の胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真、安平、むかわの3町の小中学校計5校にそれぞれ300冊の図書を贈呈する。被災3町への図書寄贈は昨年に続き2回目。 27日は厚真中学校(阿部隆之校長)など3校を訪問。創価学会の日下巌北海道長は
厚真町の厚南中学校と苫小牧市ウトナイ中学校の両生徒会が26日、初めて顔を合わせた。今月、生徒会執行部に就任した厚南中の1、2年生4人がウトナイ中を訪問。ウトナイ中で行われているユニークな取り組みなどを聞いた。 厚南中が町外に出て他校と交流するのは初めて。他校の活動を知ることで今後の取り組み
むかわ町花園の水産加工品販売店「スズキ」が、今年も30日~11月3日に開かれる明治神宮鎮座百年大祭に町の特産品「鵡川ししゃも」を奉納する。今月上旬に明治神宮から全国特産物奉納趣意書が届いた。今回で40年連続となる。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあったが、鈴木譲社長(86)は「コロナに負け
白老町は、町内で運行しているバスの現状と2021年度の改正内容に関する住民説明会を26日から町内各所で始めた。来年度の運行体制の見直しについて、地域循環バス「元気号」を現行3台から2台に減らし、予約制のデマンドバスの運行区域を拡大する方向性を示した。 町は今年度、地域公共交通の強化策でデマ