白老町教委が感謝状 盛興建設と 丸彦渡辺建設に
- 2021年4月7日
白老町教育委員会は6日、盛興建設(本社苫小牧市)と丸彦渡辺建設(本社札幌市)の地域貢献に対し感謝状を贈った。 両社は共同企業体として白老川の改修工事に携わっている中、白老町のために何か役に立ちたいと町へ申し出た。これを受けて町教委は、老朽化で撤去した白老小学校のシーソーの新規設置を依頼。両
白老町教育委員会は6日、盛興建設(本社苫小牧市)と丸彦渡辺建設(本社札幌市)の地域貢献に対し感謝状を贈った。 両社は共同企業体として白老川の改修工事に携わっている中、白老町のために何か役に立ちたいと町へ申し出た。これを受けて町教委は、老朽化で撤去した白老小学校のシーソーの新規設置を依頼。両
白老町の「萩の里自然公園」で草花の写真を撮り続けている同町萩野の晴柀(はれまき)武一さん(86)が、9冊目となる写真集を作った。里山の広大な自然公園に自生する46種を掲載。環境の変化や深刻なエゾシカの食害で消えつつある希少植物も収録し、「多くの人に貴重な自然をアピールし、保全につなげたい」としてい
白老町環境町民会議(中野嘉陽会長)は、ヨコスト湿原のパンフレットをリニューアルし、町内の学校や公共施設などに配布した。 同町の東部にあるヨコスト湿原(面積33ヘクタール)は、多様な自然環境を形成する低層湿原。過去の調査では植物463種、鳥64種、昆虫209種が確認されるなど、さまざまな動植
厚真町内でグループホームえがおの家を運営しているNPO法人「ゆうあいネットあつま」が、町内京町に整備してきたライフサポートハウス「すまいる」(サービス付き高齢者向け住宅=サ高住)がこのほど完成し、3日に町民向けの内覧会が開かれた。 同法人が整備したサ高住は木造2階建てで、全館バリアフリー構
安平町追分にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で保管している特急用ディーゼル気動車「キハ183系」が、冬期養生を経て、およそ5カ月ぶりにお目見えした。 キハ183系は国鉄時代から30年以上にわたり道内を走り続けた鉄道ファンになじみ深い車両の一つ。2017年度に運用を終えたが
安平町社会福祉協議会は4月から、町ぬくもりセンター内にあった町社協の追分支所を追分本町5の事務所に移設した。3月末まで在宅サッポロ安平事業所が入っていた事務所で、同事業所が行ってきた訪問介護事業や通院者輸送などの一部業務を引き受けたことに伴って移した。 同社は2000年から追分地区を中心に
白老町のしらおい村づくりクラブは、17日に同町石山のブウベツの森キャンプ場で開く「シイタケ・ナメコのほだ木作り講習会」の参加者を募集している。 ほだ木にシイタケ、ナメコを植菌し、栽培管理の方法を学ぶ。時間は午前9時から正午。参加費は1000円(保険料込み)で、定員30人。自分で植菌したほだ
むかわ町が、地域住民のコミュニティーの拠点やアイヌ文化の伝承活動として、宮戸地区に新しく整備してきた「イモッペ生活館」がオープンした。胆振東部地震で被災し、解体した宮戸集会所と老朽化した汐見生活館の機能を集約するほか、地元の新たなアイヌ文化の活動拠点にする。3日には町主催のお披露目会が開かれ、新施
白老町の大町商店街に、もみほぐしの専門店「もみ処蒼(あお)師」が7日にオープンする。プロの技で体の疲れ、凝りをほぐすリラクセーションの店。経営者でセラピストの直枝(なおえ)秀幸さん(46)は「心を込めた癒やしのサービスを提供したい」と言う。 店は大町2のフェニックスビル2階に開設。全身もみ
むかわ町穂別地区で発見されたハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)のミニレプリカがこのほど完成した。既存の大型レプリカより手軽に持ち運びができることから教育現場などの行事で大いに活用されそうだ。 ミニレプリカは後ろ2本足で体を支えるように立つ2体目のレプリカ
白老郵便局(蛯子強局長)=白老町大町3=にアイヌ文様を装飾した看板がお目見えし、人々の目を引いている。 郵便局名を記した新しい看板は、局舎の出入り口付近に設置。縦90センチ、横180センチの大きさで、表面の上下にアイヌ文様をデザインしている。 また、局舎正面の窓ガラス9枚にもアイヌ
新ひだか町が昨年開いた「アイヌ刺しゅう講座」の受講生の作品が11日まで、同町博物館特別展示室で展示されている。 町は2020年度イオル再生事業で、昨年7月から2月までアイヌ刺しゅう講座(初級編と中級編)を開講した。 町博物館では受講者22人が作成したマイタレ(前掛け)を展示した。同
アイヌ民族を題材にした絵本の発行を計画しているドリームキッズプロジェクト(本部・大阪府豊中市)のメンバーが1、2両日、制作に向けて白老町を訪れた。豊中市の高校生でプロジェクトリーダーの岩見朱莉さん(17)や苫小牧市の小学生らが町内でアイヌ民族の歴史や文化について取材。メンバーは今後、絵本の内容を固
むかわ町穂別地区で発掘された国内最大の植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)の全身復元骨格レプリカ(複製品)が3日、穂別博物館に登場した。当面、特別展示室で来場者を迎える。 展示されたのは、東京・上野の国立科学博物館で開催された「恐竜博2019」で披露した4足歩行で前傾
2018年9月に発生した胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真、安平、むかわの3町は、合同で地震による被害状況や概要、発災後の歩みを一冊にまとめた記録誌(B5判、全223ページ)を発刊した=写真=。各町内の図書施設に置くほか、各町のホームページで公開する予定。 記念誌は、災害の記憶を風化させ
厚真町議会は2日、臨時会を開き、上厚真北部地区に新たに整備する子育て支援住宅の建設工事に係る、土地の所得と請負契約を含む議案3件を原案通り可決した。 町外にいる子育て世代の移住促進と定住人口の拡大を目的に整備する子育て支援住宅は、木造平屋の3LDK(延べ床面積約90平方メートル)の10戸。
白老町の一般社団法人白老モシリは、17日に同町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで催すアイヌ文化体験行事「ペネイモ作り」の参加者を募集している。 凍ったジャガイモで作るペネイモの調理体験を通じ、アイヌ民族の伝統的保存食について学ぶ。時間は午後1時から同4時。定員は10人で、参加無料。
環境省の補助を受けて2020年度まで5年間活動してきた様似町の諮問機関「アポイ環境科学委員会」(委員長・佐藤謙北海学園大名誉教授)が活動報告書をまとめた。減少を続ける高山植物群落の保全と再生を進めるため、保護地域の区域見直しと拡大が必要と提言した。 委員会は研究者らで構成。国や道、町が年間
白老町のマルトラ(山本浩平社長)は3月31日、児童や保護者のために使ってほしいと、白老町へ300万円を寄付した。 同社は1889(明治22)年に創業し、建設土木資材の砂利や採石などの生産、販売を行う老舗企業。町役場を訪れた山本社長は「新型コロナウイルス感染症の流行で大変な思いをしている児童
厚真町新町にある建設会社「丸博野沢組」は1日、厚真大橋と厚真新橋に挟まれた厚真川の河川敷で清掃活動をした。社員ら約40人が、町の美化に奉仕した。 地域貢献を兼ねて河川敷の景観を良くしようと、毎年春と秋に実施している。厚真中央小学校と厚真中学校の通学路のそばであることから、児童や生徒に「気持ちよ
厚真町は1日、今年度から新たに地域おこし協力隊の隊員となった8人に委嘱状を交付した。さまざまな経歴を持つ多彩な顔触れで、それぞれ自身の分野での活躍を誓った。 8人のうち、農業支援員として就任したのは、横浜市から来たカンボジア出身のセイン・ソヘンさん(38)、埼玉県から移住した志賀裕一さん(
白老町は3月31日、地域おこし協力隊員として3年間の任期を終えた3人を対象に、町役場で卒業式を行った。 3月で任期を終えたのは、林啓介さん(39)=観光振興担当=と妻オルガさん(36)=同=、手塚日南人さん(25)=森林ガイド担当=。林さん夫妻は2018年6月から、手塚さんは同年5月から協
2015年1月の高波被害で不通となったJR日高線鵡川―様似間(116キロ)の廃線に伴い、ジェイ・アール北海道バスが新たなダイヤや路線でえりも町―苫小牧市を結ぶ特急「とまも号」の運行を1日に日高管内で始めた。記念セレモニーが新ひだか町の静内バスターミナルで行われ、管内7町長や関係者が日高地域広域公共
白老町は3月31日、岩倉建設(本社札幌市、鈴木泰至社長)の地域貢献に対し感謝状を贈った。 白老の海岸で災害対策の人工リーフ整備工事に携わってきた同社は、地域に貢献したいと3月、港湾道路用の照明器具、川沿生活館用のストーブ、町立図書館に置く回転式書架を町に寄贈した。 同日、町役場で戸
胆振東部消防組合消防本部は1日、上司に暴言や胸元をつかむなどの行為をしたとして、40代の消防司令補係長職を減給10分の1(5カ月)とする懲戒処分を発表した。処分は3月31日付。 同本部によると、消防司令補は昨年9月24日、署内において職務上の口論がきっかけで上司に対して暴言や威圧的な言葉、
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)中核施設・国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)で、収蔵資料展「イコロ―資料にみる素材と技―」の第3期が始まった。展示物を一部入れ替え、異なるタイプのアットゥシ(樹皮衣)など希少な資料の数々を紹介。CT(コンピューター断層撮影装置)など科学分析装置を駆使し、資料
日本テレビの情報番組でアイヌ民族を傷つける不適切な表現があった問題で、白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は3月31日、白老町の国立アイヌ民族博物館に対し、民族の歴史を伝える社会教育施設としての役割をさらに発揮してもらうよう要望書を出した。 要望書では、3月12日午前に放映された番組でアイヌ民
厚真町浜厚真の養鶏農場、小林農園(小林廉代表)が1日、浜厚真地区の施設内でダイバー(食堂)「FORT by THE COAST(フォート・バイ・ザ・コースト)」をオープンした。小林代表は「自信を持って生産した鶏の肉や卵をおいしく食べてもらえるようなお店にしたい」と話す。 小林農園は2013
JR日高線鵡川―様似間(116キロ)の鉄道が1日で廃線となり、バス転換することを受け、3月31日夜、JR北海道が運営する代行バスが最後の運行を終えた。バスのラストランに合わせて駅舎には多くの鉄道ファンらが訪れ、姿を見届けた。 同線は、高波被害で2015年1月から鵡川―様似間を運休。JRが同
むかわ町の穂別高校(小野達彦校長)はこのほど、1年間のがん教育総合支援事業の合同授業を行い、1、2年生がプレゼンテーション方式で成果を発表した。 同校は2020年度、北海道教育委員会から「がん教育推進校」の指定を受け、教科横断的に授業を展開。生徒はがんと食事の関係など病に関する知識や実際の