ポンアヨロ集落の写真発見 虎杖浜の高橋さん宅で 新潟県人の漁業移住の歴史伝える 白老
- 2021年6月21日
白老町虎杖浜のポンアヨロ川にかつてあった漁業者の集落を写した古い写真が、虎杖浜の民家から見つかった。90年以上前の昭和初頭ごろに撮影されたものとみられ、川沿いでタラを天日干しする風景を捉えている。明治以降、”越後衆”と呼ばれた新潟県出身者が移り住み、虎杖浜地区の水産業の礎を
白老町虎杖浜のポンアヨロ川にかつてあった漁業者の集落を写した古い写真が、虎杖浜の民家から見つかった。90年以上前の昭和初頭ごろに撮影されたものとみられ、川沿いでタラを天日干しする風景を捉えている。明治以降、”越後衆”と呼ばれた新潟県出身者が移り住み、虎杖浜地区の水産業の礎を
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館は、町と仙台市の歴史姉妹都市提携40周年を記念し、7月3日から開く特別展「仙台藩ゆかりの”DATE”な工芸展~受け継がれた美意識と伝統の技~」の関連行事の参加者を募集している。 特別展の開幕に合わせて企画した関連行事は、宮城県教育庁文化財課職員による「展示解説
安平町の遠浅小学校(吉成透校長)で19日、運動会が開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大により中止となったため、2年ぶりとなった。児童たちは2年分の思いを込めて、グラウンドを元気いっぱいに駆け抜けた。 感染症対策として、保護者席の間隔を十分に確保したほか、水分補給を除く飲食をしないよう
新型コロナウイルス感染拡大により北海道に発令されていた緊急事態宣言が20日で解除されたことを受け、安平、むかわの2町は全面的に休館、休止していた公共施設の利用を再開した。ただ、安平町は一部まん延防止等重点措置の適用区域から訪れる人の利用を中止。むかわ町では休館、休止を継続する施設があるほか、その他
厚真町は21日、新型コロナウイルス感染拡大による国の緊急事態宣言の解除を受けて臨時休館にしていた温浴施設「こぶしの湯あつま」やまちなか交流館「しゃべーる」、町スポーツセンター・あつまスタードームを再開。その他、利用を町民限定にしていた各施設の規制を緩和した。 ただし、「まん延防止等重点措置
2018年9月に発生した胆振東部地震で自宅兼店舗が全壊し、仮設店舗で経営を続けてきたむかわ町のたい焼き店「いっぷく堂」が、町美幸2に新たな店舗を構え、24日に営業をスタートさせる。震災から2年9カ月余り、店主の工藤弘さん(68)は「皆さんのおかげでやっとここまで来られた」と感謝の思いを語り、「この
白老町は18日、12~64歳向けの新型コロナウイルスワクチン接種で、基礎疾患がある町民からの申請受け付けを開始した。期間は7月8日まで。 町は約7780人いる12~64歳の町民のうち、慢性の心臓病や肝臓病、腎臓病などの疾患で入院、通院している人や、肥満度を示す体格指数(BMI)が30以上の
安平町内で交通死亡事故が発生していない日が、18日で500日に到達した。町交通安全推進委員会は次の目標を1000日とし、引き続きドライバーの安全運転と町民の意識高揚を促し、啓発に力を注いでいく。 町内では、2020年2月4日に安平地区の国道で大型トレーラーとワゴン車、軽乗用車の車両3台が絡
白老町在住の苫小牧美術協会会員、松崎純一さん(80)の「人物展」が苫小牧市表町のファッションメールプラザで開かれている。人物を生き生きと描いた絵画作品が並ぶ。29日まで。 松崎さんは15年ほど前から風景や人物画を描き続けており、同プラザのギャラリーで毎年個展を開催している。 会場に
白老町は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が20日で解除されることを受け、休館していた町内の公共施設を21日から再開する。 休業していたアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)は、22日から営業を再開する。しかし、屋外プロジェクションマッピングショーは当面休止し、一部テ
白老町は、10月に予定している町運行バスの路線とダイヤ改正などに関する住民説明会を21日から25日にかけ、町内9カ所で開く。 地域循環バス「元気号」とデマンドバス「カムイ号」、交流促進バス「ぐるぽん」の改正の方向性や定期券導入について説明し、意見を聞く。 会場と日時は次の通り。午前
白老町議会定例会6月会議は18日、新型コロナウイルス対策事業費を盛った2021年度一般会計補正予算案など、町提出の議案10件と報告6件を原案通り可決し閉会した。 今年度一般会計は、8302万7000円の補正予算計上で、総額を105億3820万5000円とした。コロナ禍の影響で売り上げが減っ
新型コロナウイルス感染拡大によるクラスター(感染者集団)が発生しているむかわ町穂別地区の高齢者施設は18日、新たに利用者と職員、計2人の陽性を確認した。これで延べ感染者数は51人となった。 町や施設によると、10~18日の間で新たに3人の感染を確認。感染者数は19日午前時点で利用者43人、
環境省が「日本の重要湿地」に選定している白老町のヨコスト湿原について、町は2022年度、保全に向けた自然環境調査を実施する方針だ。湿原の乾燥化や外来植物の侵入、ごみの不法投棄などで貴重な自然が脅かされている中、湿原の現状を詳しく把握し、保全の対策につなげる。 沼地や草原、林など多彩な自然環
安平町は、ラストランとなった昨年の中央競馬ジャパンカップで有終の美を飾り、芝のGIレースで日本馬最多となる9勝を挙げたアーモンドアイに町特別栄誉賞を贈ることを決めた。贈呈式は9月中旬にする予定だ。 アーモンドアイは同町のノーザンファームで誕生。2017年にデビューすると、2戦目で初勝利を挙
とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)厚真支所は17日、厚真神社で恒例の農業まつり豊穣(ほうじょう)祈願祭を開いた。農協役員をはじめ行政、農業関係者ら約30人が出席し、今秋の豊作を祈った。 今年で42回目となる同祈願祭。例年、この時期に開催される「あつま田舎まつり」に合わせて行っ
白老町議会定例会6月会議は17日、一般質問を続行した。吉谷一孝氏(いぶき)、森哲也氏(共産)、広地紀彰氏(いぶき)が登壇し、地球温暖化対策や地域活性化の施策などについて町の姿勢をただした。 吉谷氏は、少子化で中学校運動部の活動維持が難しくなっている状況を取り上げ、対策を求めた。安藤尚志教育
安平町議会定例会は21日開会する。会期は22日と合わせた2日間とし、23日を予備日に設定。昨年から続く新型コロナウイルス感染症に係る生活支援や経済対策をはじめ、早来地区の学校再編、町内で建設計画がある産業廃棄物管理型最終処分場に関する問題などで論戦が交わされそうだ。 一般質問は7人が行い、
安平町内で5月から、ヒグマの目撃情報が多発している。今年はすでに昨年同時期の4倍以上となる20件余りが寄せられ、町は対策本部を立ち上げるなどして注視。今後は農作物の生育に合わせ、ヒグマの動きが活発になることが予想されることから、注意を強く促している。 目撃・足跡などの情報は、5月7日に追分
白老町議会定例会6月会議は16日、一般質問を続行した。佐藤雄大氏(みらい)、大渕紀夫氏(共産)、長谷川かおり氏(公明)が登壇し、情報発信や財政、子ども支援などについて町の姿勢をただした。 佐藤氏は、町の情報発信について取り上げ、町ホームページの閲覧状況やリニューアルの考えを質問。戸田安彦町
白老町職員の年次有給休暇の取得率が近年低下傾向にあることが、16日の町議会定例会一般質問で明らかにされた。職員の労働実態に関する大渕紀夫氏(共産)の質問に町が答えた。 町によると、2018年度の年休取得率は平均で25・1%(平均取得日数8・9日)だったが、19年度は22・3%(7・8日)に
安平町は、2018年9月に発生した胆振東部地震について、住民、職員にアンケート、自治会・町内会など関係団体にヒアリングを実施し、災害検証を行う。発災当時から現在に至るまでの行政の対応を振り返り、浮き彫りになった課題を洗い出し、復旧・復興はもちろん、今後の自然災害に対する備えなど防災強化につなげる考
浦河港を望む浦河町潮見町の「ルピナスの丘」で、ルピナスの花が見頃を迎えている。町内東町ちのみ2に住む澤谷英勝さん(79)の所有する丘陵地約1・4ヘクタールの斜面に、約500株の赤、紫、白のルピナスが咲き誇っている。 1998年に雑種地を造成し、翌年に町民ミュージカルの子どもを含めたメ
むかわ町議会の2021年第2回定例会が21日午前10時から、町役場に併設する産業会館で開会する。事務局によると、当初会期を22日までとしていたが、町内で新型コロナウイルス感染が相次いでいる状況を踏まえ、会期を1日に短縮し、22日を予備日に設定。一般質問と議案審議において時間短縮に努めながら議事を進
様似町のアポイの火まつり実行委員会(実行委員長・坂下一幸町長)は14日、8月に町内で予定していた「第50回アポイの火まつり」の中止を決めた。昨年に続き2年連続の中止となる。 新型コロナウイルスの感染拡大で全道的に不要不急の外出を自粛している状況のため。 第50回は節目の祭りとなるた
厚真町は、町内で運行している予約制の循環福祉バス「めぐるくん」の利便性の向上と運行の効率化を図るため、AI(人工知能)による配車計算システム「SAVS(サブス)」を導入し、市街地線と北部地区線で試験運行している。 めぐるくんは、予約によって指定された時間に指定された場所へ送迎するデマンド交
安平町のあびら観光協会は、地元農家の協力を得てガイド付きで畑の中を歩いて見学する体験プログラム・あびらベジナビの「畑さんぽ」を7月から開始する。ちょうど収穫時期を迎えた果物や野菜の畑を、生産者の思いなどを聞きながら巡り、旬の農産物を味わうことができるユニークな取り組み。皮切りとして7月4日に「メロ
白老町議会定例会6月会議は15日開会した。会期は18日までの4日間。町の提出議案は、新型コロナウイルス対策費を盛った2021年度一般会計補正予算案など15件。一般質問は17日にかけて9人が登壇する。 15日の一般質問には西田祐子氏(きずな)、前田博之氏(同)、貮又聖規氏(みらい)が登壇した
飛生芸術祭など白老町内で毎年開催されている芸術文化活動に関し、町は15日の町議会定例会一般質問で、町職員が研修などで関わる環境づくりに努める考えを示した。貮又聖規氏(みらい)の質問に答えた。 町内では、飛生芸術祭やウイマム文化芸術プロジェクトなど、アーティストが一定期間白老に滞在し芸術文化
浦河警察署は12日、新型コロナウイルスワクチンの接種会場となった同町築地の勤労者体育センターで、特殊詐欺被害防止などの啓発活動を行った。コロナ禍で啓発機会が減る中、65歳以上の高齢者が訪れる集団接種会場の待機所で、テレビモニターに約15分の映像を配信。「『お金が戻る』は詐欺です」などと訴えた。