支笏湖周辺の森で心身和らぐ 樽前山と勇払原野 眺めつつ深呼吸
- 2020年4月10日
春の柔らかな日差しの中でフクジュソウの開花やハクセキレイの散歩を見ました。心地よい春風を受けながらキツツキのドラミングや野鳥のさえずりを聞きました。最近はヤマゲラ(キツツキ科)の「ピョーピョー」とよく通る甲高い声が園地に響き渡っています。待ちに待った春の到来をうれしく思っています。一方、新型コロナ
春の柔らかな日差しの中でフクジュソウの開花やハクセキレイの散歩を見ました。心地よい春風を受けながらキツツキのドラミングや野鳥のさえずりを聞きました。最近はヤマゲラ(キツツキ科)の「ピョーピョー」とよく通る甲高い声が園地に響き渡っています。待ちに待った春の到来をうれしく思っています。一方、新型コロナ
1日付で苫小牧市美術博物館館長に就任。前身の市博物館時代から通算35年間、同館で勤務。「美術博物館の役割の重さを再認識し、調査・研究により一層力を入れたい」と意気込む。 1985年、市博物館に学芸員として配属。歴史や考古を専門としてきた。7年前に同館に美術館機能が併設され美術博物館となって
3月27日付で着任。2015年から1年間、名寄署長を務め、署長は2カ所目という。交通と生活安全関連の部署が長く、「特に犯罪の未然防止を訴えていきたい」と抱負を語る。 03年の厚別署交通第二課長時代、バイクに乗った少年が車にひき逃げされる事件を捜査したことを振り返り、「少年の未来を奪うような
「きょうの11時59分までに食べてね。午前0時を回るとガラスに変わるよ」。軽妙なジョークに訪れた客が沸く。販売するのはカニなどを使った「押しずし」。道の駅ウトナイ湖内のすし店海鮮パーク。店主の滝本博さん(71)の愛称は「カニおやじ」だ。 「子どもの頃から内気で引っ込み思案。学芸会は立ち木の
私は3月からウトナイ湖サンクチュアリで勤務を始めたばかりです。私の勤務開始に合わせるように、マガンが本州方面よりウトナイ湖に飛来するようになりました。というわけで、私のウトナイでの最初の1カ月はマガンに始まりマガンに終わりました。 マガンは渡り鳥です。ロシア極東で繁殖を行い、日本各地(東北
教育の本質を考え、目的や課題意識を持ちながら生徒に接してきた。生徒指導に苦労した時代もあったが、それぞれが異なる家庭環境で育つ子どもたちであることを理解し、一人ひとりに対して寄り添う教育を目指した。 小樽市出身。北海道教育大学函館校を卒業後、時間講師や学校事務を経て1986年に教員生活が始
3年後の2023年に完成から半世紀を迎える苫小牧市総合体育館。建設当時に斬新でモダンとされたデザインが今なお目を引くスポーツの殿堂は、地域レベルから大規模なものまでの大会開催や体力・健康づくりの拠点として歴史をたどってきた。年月を重ねた施設は老朽化も進行し続けた。 市は2月の市議会で、同体
今年度開校70周年を迎えた勇払中。同校で勇退を迎えるのは22代目の加藤悟校長が初めて。「『話』を持って『輪』をなし、『和』を作る」を座右の銘とし、教員生活37年間を務め上げた。「地域住民や歴史とのつながりが深い学校。素朴で素直な生徒ばかり」と4年間を振り返る。 室蘭市出身。国士舘大学卒業後
苫小牧のスポーツの中心である総合体育館は、2012年度に導入された指定管理者制度により、利用者が増加した。主に都市総合開発が管理者を担い、施設の利便性の向上や各種教室の企画、運営で、市民により親しまれるスポーツ施設として成長を遂げた。 都市総合開発は、東洋実業との共同事業体を含めて12年か
「子どもファースト」を掲げ、子どもたちが失敗した時は注意するだけでなく、どういった思いから、その考えや行動に至ったのか―を理解し、児童や保護者と信頼関係を築いてきた。 上川管内美瑛町出身で北海道教育大学旭川校を卒業。校長としては、日高町門別小学校、苫小牧美園小学校、拓勇小学校でそれぞれ2年
「学校はワクワクドキドキ『愉(たの)しむ』もの」と教育理念を語る。初めて赴任したのも豊川小、最後も同小で3年間校長を務めた。「スタートでありゴールとなった」と38年間を振り返る。 海外の教育に興味を持ち、南アフリカの日本人学校やアメリカの補習授業校でも教員生活を送った。日本では市教育委員会
苫小牧市が誇る屋内スポーツの殿堂では全道、全国級の大会やリーグ戦はもちろん、世界各国代表チームが集う国際大会に至るまで、数々の熱戦が繰り広げられた。 「総合体育館と共に苫小牧のバレーボールは育ったんじゃないかな」。そう語ったのは苫小牧バレーボール協会の吉田直志副会長(65)だ。1977年男
雪解け、柔らかな日差し、心地よい風、春の便りに誘われて、今回は救護室を抜けて外でのお話です。 この季節、ハクチョウやガンの仲間が、冬を越した本州から繁殖地である北はロシアの大地を目指して、長距離の渡りを行います。皆さまもどこか上空で、列をなして飛ぶ姿をご覧になったことがあるのではないでしょ
教職員全員で力を合わせ、児童に「努力して良かった」「楽しかった」と喜んでもらえる環境をつくりあげる。「子どもたちを主人公にし、一人一人を大切にすることを教育の柱に据えてきた」と話す。 空知管内上砂川町出身。初任は苫小牧市立日新小で、教務と共にミニバスケットボールの指導に力を入れた。男女合わ
好きな言葉は「一期一会」。昔の教え子から今も相談を受けたり、町中で声を掛けられたり。「子どもたちの長い人生の中、少しでも関わることができてうれしい」と語る。 空知管内長沼町生まれ。へき地学校の白老町立旧飛生小とむかわ町の仁和小を経て、以降は苫小牧の小学校へ。教員生活37年間のうち、17年を
「ムード一挙に盛上がる」。1973年8月3日付、本紙社会面トップ記事の見出しは、開基100年と総合体育館開業を祝う市民の胸の高鳴りを表現した。モノクロ写真には、完成したばかりの総合体育館メインアリーナでバスケットボールの試合をする女子実業団選手たちの姿。翌4日は、落成記念の招待バレーボールが催され
苫小牧市日新町の共同住宅「すまいる~む」は、訪問介護や居宅介護支援、障害福祉サービスなどの事業を手掛ける、同市の幸楽が運営する。2012年に市内初のサービス付き高齢者共同住宅としてオープン。小規模多機能ホーム「すまいる」が併設されている。 年金生活の高齢者にも利用しやすいよう、費用を抑えた
38年の教員生活では小学校、中学校いずれの勤務も経験。「義務教育の9年間を自分の目で見通すことができ、大変恵まれていたと思う」と目を細める。江別市生まれ。学生時代は釧路で育ち、初任は同管内の弟子屈町立美留和小学校だった。 苫小牧では27年の間に、小学校2校と中学校7校を経験。学力と共に、体
今年20周年を迎える社会人硬式野球クラブチーム「オール苫小牧」の監督を務める本野伸一さん(64)。輝かしい選手時代を過ごした猛将は「これからも『生涯現役』の気持ちで野球に打ち込んでいきたい」と意欲を語った。 苫小牧市出身。物心ついた頃からバットとボールに触れていた。その才能が開花し、啓北中
苫小牧市が開基100年記念事業の一環として建設した総合体育館は1973(昭和48)年に完成した。市内には王子製紙スケートセンターやハイランドスポーツセンターなどもすでにあったが、公共の屋内スポーツ施設は学校の屋内運動場やグラウンドなどに限られていた。 市総合体育館の建設地に関しては、末広町
「教育は大変なことばかりだが、児童と一緒に問題を乗り越えたとき、それは喜びに変わる」。目を輝かせて登校する子どもたちの姿を励みに教員生活を送ってきた。札幌市出身。北海道教育大学釧路校を卒業後、初任は室蘭市常盤小。日新小の校長は2018年4月から2年間務めた。 担任時代は、主体的に学習する姿
子どもの目線に立ち、同じ経験をして一緒に汗を流す。36年間の教員人生で常に心掛けてきたことだった。 厚真町出身。小さい頃から学校へ通うのが大好きで、高校生の時には既に教員になることを決めていたという。初任は釧路管内浜中町の霧多布小。その後、胆振管内の小学校で勤務を続けてきた。 一般
苫小牧明徳小学校(同市明徳町3、毛利毅校長)は今月末に閉校するが、校舎を改修してまた新しい学校に生まれ変わる。知的障害のある小・中学生が通う道立特別支援学校で、来年4月1日の開校を目指している。特別支援学校の開設は、2016年4月に開校した札幌伏見支援学校以来。周辺の町内会は明徳小と同じように、登
「子どもたちとその保護者に恵まれた教員人生。あっという間だった」と自身の37年間を振り返る。 札幌市出身で、北海道教育大学在学中に教員を志すことを決意。 初任は旧早来町の早来中学校で、担当科目は理科と数学。以降、胆振管内の中学校で一般教員、管理職と歩んできた。長年、バレーボール部の
「閉校は寂しいけれど、みんながいるので勇気を持って進みます。ありがとう明徳小学校」―。今月末で閉校する苫小牧明徳小(同市明徳町3、毛利毅校長)の閉校記念式典が2月22日に同校体育館で行われ、全校児童の感謝の声が響いた。保護者や同窓生、元教職員など約400人が出席した。残りわずか、通い慣れた校舎で大
呼吸がつらい。体が思うように動かない。苦しみながらも一歩一歩、山の斜面を踏みしめる。頂上が見えてきた。あと少し。自分を励まし、ようやく登り切った時、生きている喜びで胸がいっぱいになった。昨年夏の樽前山登山。がんの闘病生活を続けながらの挑戦は3年を数えた。 マラソンを生きがいにし、健脚を誇り
ビル解体後は室内ゴルフ練習場やゴルフショップ、「立川まんがぱーく」のような親子でも楽しめる施設、宿泊施設も併設しては。出入りしやすい駐車場は必須。 一度、市と大東開発の双方、何を跡地に建てたいのか、具体的に公開してほしい。駅前を良くしたい思いは同じなので。共同での運営でもいいのでは。
3月初めにまとまった雪が降った支笏湖畔ですが、近頃は暖かな日差しが降り注ぐ日も多くなり、一気に明るさが増してきています。野山の草木も芽吹きの準備をしているようです。 春の訪れとともに別れと新たな出会いもやってきます。3月19日に支笏湖小学校の卒業式が行われます。今年は新型コロナウイルスの感
駅前はどうせなら旧エガオビルだけでなく、グランドホテルニュー王子がある通りぐらいまで一体的に開発してほしい。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を造ればいいと思う。カジノは旅行客専用にすれば、ギャンブル依存症対策にもなる。地下2階の駐車場、地上10階建てのショッピング街、レストラン街、宿泊施設、
苫小牧民報1面に「旧エガオビル問題の解決に向けた市民の声やアイデアを」という記事があり、やっと声を上げてくれたとうれしくなりました。エガオ訴訟、苫小牧市と大東開発がもめていますが、市民の声や考えを聞いてくれる機会は、あまりなかったように思います。駅前再開発に関心を持っている市民は多いと思います。