≪15≫ もえぎ町町内会 仲良く助け合い
- 2021年1月13日
モットーは「みんな仲良く助け合い」。共同住宅が立ち並び、学生の居住者も多く加入率は高くないが、住民を楽しませるための町内行事には工夫を凝らし、団結力の強さを見せる。 地域の子どもたちを対象に毎冬開催する「雪上オリンピック」は、サッカーやアイスホッケーといった競技を通じて外遊びの楽しさを伝え
モットーは「みんな仲良く助け合い」。共同住宅が立ち並び、学生の居住者も多く加入率は高くないが、住民を楽しませるための町内行事には工夫を凝らし、団結力の強さを見せる。 地域の子どもたちを対象に毎冬開催する「雪上オリンピック」は、サッカーやアイスホッケーといった競技を通じて外遊びの楽しさを伝え
昨年10月に20歳になった新成人です。4歳でヒップホップダンスを始め、苫小牧総合経済高校の在学時から、市内のダンススタジオでインストラクターをしていました。 今年は独立し、春に市内錦岡で自分のダンススタジオを開設します。苫小牧が好きなので、地元の若者にダンスで楽しんでもらえるよう、できるこ
―昨年を振り返って。 「新型コロナウイルス感染症に翻弄(ほんろう)された1年。苫小牧製造所は日本軽金属グループ6社が結集した複合拠点だが、各分野で影響を受けた。アルミの自動車部品などを供給する日軽松尾は、休業を余儀なくされた時期もあった。鋳物の合金などは自動車関連の取引先が多く、自動車分野
苫小牧市内で唯一、矯正に特化した歯科医院として、1995年1月にオープンした。山村雅彦理事長(60)は「私自身も大学時代に矯正を受け、コンプレックスが解消された。患者さんの気持ちも変わることに、この仕事の面白さを感じた」と矯正専門で開業したきっかけを語る。 年に50~60人の新規患者を受け
―融資や預金の状況は。 「昨年12月末時点で、預金積み金は4928億円となり、前年比422億円増。貸出金は2386億円で、171億円増加した。貸出金は、新型コロナウイルス関連の融資が増えたことがプラス要因。預金積み金については、特定定額給付金として振り込まれた資金が滞留した」 「昨
アイヌ民族の衣服には、自製の物と交易や労働の対価により手に入れた物がある。自製の物には獣皮衣、魚皮衣、鳥皮衣、樹皮衣、草皮衣があり、交易などで入手した物には、木綿衣や陣羽織、小袖などがある。 国立アイヌ民族博物館の収蔵資料展「イコロ」の本コーナーでは、木綿衣と樹皮衣を素材と技術に焦点を当て
苫小牧や千歳の市街から支笏湖へ向かう道中、温泉街まであと1キロ半ほどの辺りでしょうか、白っぽい樹皮の林が道路の両側に広がっています。美しい白樺林と言いたくなるところですが、実はここには3種類の樺(カンバ)の木が混生しています。シラカンバ、ウダイカンバ(マカバ)、ダケカンバです。一見よく似た3
―昨年はどんな年だったか。 「新型コロナウイルス対策に明け暮れた1年だった。旅客輸送や観光、飲食などのビジネスに比べると物流業界の影響は軽微だったが、相応の影響は免れない。消費の減退などによって倉庫の在庫が高止まりして保管収入は微増したが、荷動きは全体的に停滞している。荷役や自動車運送業務
東日本大震災による巨大津波の影響で、放射性物質の放出が起きた東京電力福島第1原発事故から1年4カ月後の2012年7月。苫小牧市北光町在住の石田英人さん(56)は市民有志らと共に、福島県の未就学児とその保護者を苫小牧に招いて自然体験などを楽しんでもらう保養活動に乗り出した。 手探りで始めた試
苫小牧市末広町の浅井敏雄さん(82)は震災後の2011年6月、48年間過ごした宮城県石巻市を離れ、妻の貴恵子さん(81)と苫小牧へ移り住んだ。あの大地震と大津波が東北を襲った記憶を「思い出したくない」としながらも、今も夢で見るのは石巻で共に過ごした仲間たちとの思い出。「生きているのが奇跡。当時を思
―昨年を振り返って。 「新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大し、経済の低迷で原油価格が大きく下落した。WTI(テキサス産軽質油価格、ニューヨーク原油先物市場の指標)が初のマイナスになり、お金を出してでも買ってもらう状況になったことは衝撃だった。2020年度の燃料需要は、ガソリンが前年度比
青森県八戸市で三菱製紙、宮城県石巻市で日本製紙から設備管理などの業務を請け負い、製紙工場の操業を支えてきた松本鐵工所。震災では約80人の社員は全員無事だったが、津波で工場が打撃を受けた。当時社長だった松本紘昌会長(75)は10年前を振り返り、「災害があることを前提に企業経営をしなければ」と決意を新
―2020年を振り返って。 「新型コロナウイルス感染拡大で経済活動が停滞した影響を受けた。事務方の従業員は、春先に時差出勤を実施。現場の従業員も一般的な感染防止対策を徹底し、24時間体制で生産に当たっている。紙製品の需要減が加速し、(主力の)新聞用紙の販売も前年より落ち込んでいる。新聞自体
小学校の新1年生を迎える会やバス旅行、敬老会など、幅広い世代に向けた活動を行っている。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止になった行事の予算や、偶数月に行う廃品回収の収益を活用し、通学区域の若草小と東中学校に不織布マスク、フェースシールド、老人クラブ「中野百寿会」が縫った雑巾の寄贈を数回行っ
2014年から定期的にフェリーを利用して東北の被災地で視察研修を行う苫小牧港開発。19年までに計14回開催し、延べ310人が参加した。「百聞は一見にしかず」との思いからスタートした事業は、同社の従業員だけではなく、地元企業や行政機関の職員も参加するなど、地域の防災意識向上に役立っている。
―昨年を振り返って。 「新型コロナウイルスの影響抜きに語れない年。2019年に無段変速機(CVT)、ヤリス用のハイブリッドトランスアクスルの新ラインが立ち上がって『さあ、これから本格稼働』というタイミングで出鼻をくじかれた。3月から台数が減り始め、5、6両月は大きくダウン。一部ラインは1直
東日本大震災の発災から約2週間が経過した2011年4月1日。苫小牧市生活支援課に勤務していた杉岡隆弘さんは、危機管理室への異動辞令と同時に被災した宮城県山元町への派遣業務命令を受けた。 同町では2~8日までの7日間、避難所の夜間警備と支援物資の受け入れ業務を担当。震災直後のまちの様子を「至
▽1960年創立 ▽加入世帯数1000世帯(12月現在) 加入率約74・1% ▽郷路正明会長 病院やスーパー、飲食店、衣料品店も立ち並ぶ暮らしやすい地域。子育て世帯も多く、小中学校の校区内の巡回や通学路での交通安全の呼び掛けなど、見守り活動を推進する。
沖次郎院長(67)を中心に、歯周病と訪問歯科を担当する沖佑希哉副院長(30)と月1度の矯正歯科専門外来を受け持つ山口優歯科医師(33)、歯科衛生士や歯科助手など総勢10人体制による医療チームで日々の診療に当たっている。 今年で開院38年を迎えたが、「患者さん一人一人の思いを酌み取り、気持ち
アイヌ民族がこれほど注目を集めた年はかつてあっただろうか。国が白老町ポロト湖のほとりに造り、7月12日に開業した民族共生象徴空間(ウポポイ)。アイヌ文化復興と発信のナショナルセンターの誕生は、国や関係機関の猛烈なアピールもあって話題を誘い、アイヌという日本の先住民族の存在を多くの国民に改めて認識さ
国立アイヌ民族博物館の初めてのテーマ展となる収蔵資料展「イコロ」は、資料にみる素材と技に着目した展覧会である。資料の素材や巧みな技を知るには、目視で細かく観察することが最も重要であるが、内部の構造や素材の元素など直接目では見られない領域を調べることで、より深く資料を知ることができる。当館では、資料
かやぶきの家(チセ)のいろりのそばで、母が娘に伝統の刺しゅうの技を手ほどきする。アイヌ民族の母親は、自分の知る手仕事の全てを娘に教え込んだ。愛に満ちたまなざしを向けながら…。 コロナ禍の中、自宅で家族と過ごす時間が増えた。幼い娘の笑顔が心を癒やしてくれる。アイヌ民族の母親も娘
▽人的側面での対応 感染症を乗り越えるために必要なことをお伝えしていきたいと思います。 まず、がむしゃらで必死な介護、防衛的な感情を「これでいいんだ」と安堵(あんど)するオープンマインドに切り替えることです。 「われわれはやることをやるんだ」ということを施設や病院の利用者に
苫小牧市の基幹産業である製紙業は今年、大きな転換点を迎えた。王子製紙苫小牧工場は新聞用紙を生産する抄紙機1台を停止し、段ボール原紙やクラフト紙の製造設備に改造している。日本製紙は長年、勇払で続けた洋紙生産を停止。商社と木質バイオマス発電所を建設するほか、米国企業と合同会社を設立して特殊用紙の生産に
▽交通ルールで言えば 新型コロナウイルスを交通ルールで例えると、濃厚接触者になるということは交通ルールに違反したということ、感染することは交通事故に遭ったようなものです。 どこに新型コロナウイルス患者がいるか分からないことと、どこにネズミ捕りがいるか分からないことは似ています。濃厚
2018年9月の胆振東部地震発生から2年3カ月余りが経過した。特に被害の大きかった厚真、安平、むかわの3町では、震災直後から最優先課題とされてきた「住まいの再建」が急ピッチで進み、11月末の入居期限までにプレハブ型の応急仮設住宅からすべての住民が退去。町で整備した災害公営住宅や公営住宅などに移り住
とまこまい医療介護連携センターや苫小牧市、市医師会は今月、「医療・高齢者施設のクラスター(感染者集団)事例から考える新型コロナウイルス感染症対策」をテーマにオンラインセミナーを開催した。クラスターの終息に尽力した静明館診療所(札幌市)の大友宣医師と、栄町ファミリークリニック(同市)の中川貴史医師が
「まさかそんなことになっていたとは」―。JR苫小牧駅南口の旧商業施設「駅前プラザエガオ」をめぐる民事訴訟の一審判決が今年2月に出る直前、本紙1面で展開した訴訟の背景を伝える連載に、読者から続々とそんな感想が寄せられた。苫小牧市中心部の「まちの顔」の現状に対する市民の関心の高さをうかがわせたが、エガ
「潤いと安全、安心のまち」をスローガンに掲げ、地域住民の誰もが暮らしやすいまちを目指す。5~11月は老人クラブの協力を得て、市道脇の花壇整備を長年続けている。また、安全・安心への取り組みとして、毎週金曜日の夜に町内会役員らが防犯パトロールを行っている。近隣町内会と協力して、小学生の交通安全教室や全
苫小牧市内では今年、小中学校の移転新築・統廃合が進んだ。現在の児童・生徒数がピークを迎えた1980年代から約5割減少し、以前の大規模校は小規模化。校舎の老朽化もあり、「苫小牧市立小中学校規模適正化基本方針」や「苫小牧市立小中学校規模適正化地域プラン」などを踏まえ、再編が行われている。市内初となる小