≪21≫第八区自治会 地域活動を次世代へ
- 2021年2月24日
苫小牧市木場町、緑町1丁目、2丁目、春日町の一部と対象地域が広い。隅々まで目が行き届くよう、各ブロックからそれぞれ4人の副会長を選出し、地域活動につなげている。福祉、青少年の健全育成、交通安全―の三つを主な目標に掲げ、活動を進める。 地域にある小、中学校は各1校。子どもたちの仲の良い姿をよ
苫小牧市木場町、緑町1丁目、2丁目、春日町の一部と対象地域が広い。隅々まで目が行き届くよう、各ブロックからそれぞれ4人の副会長を選出し、地域活動につなげている。福祉、青少年の健全育成、交通安全―の三つを主な目標に掲げ、活動を進める。 地域にある小、中学校は各1校。子どもたちの仲の良い姿をよ
「自分で何か動きだすことが大事だと思う」―。スープカレー店「94Store」を昨年9月4日、苫小牧市糸井で開業した小谷毅さん(34)はしみじみと話した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、同6月に錦町のバー「ZIGZAG」を閉店。「夜の街」を取り巻く厳しい環境に打ちのめされたが、心機一転の挑戦
苫小牧市の20代女性は、普段のように仕事をこなしながら熱っぽさを感じていた。体温を測ったが微熱。風邪薬を飲んで一晩休むと、熱は下がって体調も良くなった。少し気になる程度の鼻詰まりはあったが、通常通り出勤する日々が続いた。 そんなある朝、職場でいつも飲むコーヒーの味がしなかった。他に体調の異
鈴木豪院長(37)は日本大学歯学部を卒業後、10年ほど東京都内や千葉県内の歯科医院に勤務。2年前に故郷の白老町に戻り、妻の美香副院長(37)と二人三脚で地域歯科医療の最前線に立っている。日々の診療で心掛けているのは「患者の思いをサポートすること」で、一人一人の価値観や生活背景、要望にしっかりと向き
2020年4月に厚真町の厚南中学校に赴任した。校長として初めての学校。「ここの子どもたちや地域のために自分は何ができるか」―。教員たちと何度も膝を付き合わせ、知恵を出し合う日々だ。 中学生の頃から「学校の先生になりたい」という揺るぎない思いがあった。「その当時の先生や仲間が思わせてくれた」
青は鉱物や岩石などの色を利用した石器や装飾品として見られます。美しい青色の岩石は出土地が限られているため、特定の産地から遠隔地まで交易によってもたらされていました。 平取町額平川流域で採れるアオトラ石は石斧の素材として多用されていて、市内の遺跡では製作途中のものも見られることから、素材を持
新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年3~5月、苫小牧市内の小中学校がほぼすべて臨時休校となり、子どもたちは巣ごもり生活を強いられた。日新小5年の山西柚乃(ゆの)さん(11)は6月以降、毎日登校できる日常が戻り「友達や先生と話せ、学校は本当に好き」と声を弾ませる。ただ、友達の家に遊びに行けなくな
赤は古くからヒトが好んだ色です。太古より世界各地で装飾品や洞窟壁画、土器や衣服の彩色などに用いられています。血液の赤に連想される死と再生、魔よけとしての赤、警戒色、果実の成熟、太陽や火など、人間の英知では及ばない自然への畏敬の念を想起させる色です。 赤はベンガラや赤色漆、黒曜石、チャート、
毎年2月2日は「世界湿地の日」だということをご存知でしょうか。これは、ラムサール条約の採択日(1971年2月2日)を記念し、96年に本条約の常設委員会が定めた日で、世界各地では湿地保全や本条約についてのさまざまな啓発活動が行われています。ラムサール条約とは、正式名称を「特に水鳥の生息地として国際的
苫小牧市美術博物館で企画展「総天然色!考古資料のあざやかな世界」が開催されている。色に視点を置き考古資料を紹介するという内容で、3月7日まで。同館の岩波連学芸員が3回にわたって解説する。 ◇ 本展はこれまであまり着目されていない考古資料の色に焦点を当てた企画展となります。考古学という
道の駅ウトナイ湖(苫小牧市植苗)の観光案内所で、地域情報を発信しているパート職員の佐藤恭子さん(40)。道内外の観光客らが気軽に立ち寄り、交流する日常を新型コロナウイルス禍が奪った。当たり前だった景色が変わった1年だったからでこそ「人とのつながりを実感できた」と強調する。 ◇ 道の駅
様似町の様似郷土館で戦前の鵡川村に関する古写真を拝見させていただきました。その中の1枚に鵡川神社の写真があり、1919(大正8)年8月15日に霜口製炭部が就業安全大祈祷を催した記念写真でした。鵡川村礎基35年記念写真帖(1928年刊行)の紹介文によると、創業者の大廣政太郎氏が17(大正6)年に鵡川
新型コロナウイルス感染拡大で、客足まばらな苫小牧市の繁華街。錦町でスナック「ナイト・イン・ステラ」を経営する管野はな子さん(32)は「活気がないまちを見るのは寂しい」と困惑しながらも、以前の人通りが戻る日を願って店を開け続ける。 胆振管内の飲食店でクラスター(感染者集団)も発生し、「あすは
岩倉博文苫小牧市長の4期目の任期も残り2年を切った。岩倉市政の代名詞と言える、一つの政策課題に1年間まちぐるみで取り組む「大作戦」と銘打ったキャンペーン。2021年度のテーマ「ふくし」は4期目最後の大作戦で、公約に掲げる「快適都市を目指して~笑顔あふれるふくしのまちづくり」の集大成を目指す。
1971年4月、「糸井団地自治会」として発足。77年に「しらかば町内会」への改名を経て2001年4月に現在の名称に至る。 「明るく住み良い安心して暮らせるまちづくり」をモットーに掲げ、会員相互の親睦を深めている。例年春と秋に果物狩りを実施。秋の日帰り温泉旅行、5月末の茶話会、8月末の町内運
新型コロナウイルスの影響を見極め、必要な対策をどう講じていくか―。2021年度各会計予算案の編成に当たって、最も重視したポイントの一つだがコロナの収束がいまだに見通せない中、一筋縄ではいかない。 コロナ関連で当初予算案に具体的に盛り込まれたのは、庁舎内やイベント会場で使う消毒液をはじめとす
趣味のウオーキングを毎日1万歩、地球1周分(約4万キロ)の達成を夢に掲げ、63歳から挑戦している苫小牧市澄川町の橋爪好伸さん(75)。新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年2月以降も「今は我慢の時」と自宅内のステップマシンに乗り、歩数を伸ばしてきたが昨年秋ごろからそのペースが落ちていた。 ◇
natsumi(なつみ)という名で苫小牧市をはじめ道央圏のまちを中心に活動するシンガー・ソングライターです。新型コロナウイルス感染拡大の影響でライブなどの中止が相次いでいますが、SNS(インターネット交流サイト)の配信機能で自宅から週1回ペースで自作曲を20分ほど披露しています。人との距離を感じる
「ウイルスと付き合いながら過ごさないと」―。苫小牧市緑町の主婦、森友香さん(36)は今の日常を冷静に受け止める。1年前にコロナが流行し始めた頃は、情報が少なく、実態も分からず、「怖い」という気持ちが大きかった。コロナの感染拡大が止まらず、リスクがより身近に迫る中、対策を徹底しながらできること探し。
「財政苦難時代を迎えた」―。10日、苫小牧市役所で開かれた市の2021年度当初予算案を発表する記者会見。岩倉博文市長はそんな言葉を交え、新型コロナウイルス流行が税収減という形で予算編成にも暗い影を落とし始めていることを力説した。 一般会計は20年度比3・2%減の788億7500万円。特別会
自然観察グループや文学サークルの事務局長などとして活動してきた山上正一さん(75)。幼少期から体が弱く、病気のために大学を中退して以降は「余生のような人生だった」と振り返る。複数団体の事務局を掛け持ちした時期もあり「人の役に立つことが喜び」と語る。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って巣ごもりの風潮
国立アイヌ民族博物館で開催中の収蔵資料展「イコロ」では、ニ(木材)のコーナーでマキリ(小刀)とイタ(盆)を展示している。ここでは実物資料と最新の分析機器であるX線コンピューター断層撮影装置(CT)で撮影した画像を使った展示をしており、今回はそれについて紹介したい。 アイヌ民族は生活の中で、
支笏湖地域の人気スポットの一つ、オコタンペ湖はエメラルドグリーンに輝く神秘的な姿と標高差約600メートルの山の中の秘境ということで、阿寒のオンネトー、東大雪の東雲湖と共に「北海道三大秘湖」と呼ばれています。支笏・洞爺国立公園の特別保護地区に指定されているため湖畔に降りることはできず、道道78号沿い
メ モ▽1994年4月設立 ▽加入世帯数453世帯(1月末現在) 加入率61・1% ▽勝田正昭会長 山に囲まれ空気が澄み、東に錦多峰川、西に錦岡川に囲まれサケの遡上(そじょう)が見られる閑静な住宅街。若い世代の移住も増加しており、地元高校生らとの積
昨年春に創部した駒大苫小牧高校の女子硬式野球部で主将を務めています。今年は3月に全国高校女子硬式野球選抜大会に出場する予定で、初めての全国大会で結果を残そうと練習に励んでいます。 24人の1年生でスタートした部は、元気の良さとチーム力が武器です。まだ1年目ですが、日本一を目標に掲げて練習に
苫小牧市内の商店街も軒並み、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けている。各商店会の運営や個店の経営を直撃しており、売り上げが急減。廃業する店も出ている。地域住民の笑顔の輪を広げてきた祭りや催しが相次いで中止になっており、市商店街振興組合連合会の秋山集一理事長は「コロナの影響は深刻」と訴える。
苫小牧市内では珍しい院長直通の電話相談(平日午後7~8時)や、公式ホームページからのメール相談に応じる。「治療の時に質問しにくいという人は多いので」と加藤清志院長(58)は患者に寄り添う。 虫歯や歯周病の治療はもとより、かみ合わせにもこだわりを持つ。近年多いトラブルとして、食いしばりや知覚
新型コロナウイルス感染者が胆振管内で初めて確認されてから間もなく1年。苫小牧市社会福祉協議会の渡辺敏明会長は「そのうちによくなると思いながら結局1年」とため息をつきつつ、「すぐに収束するとは思えない。社協に求められる責任、役割をコロナに気を付けながら全うするしかない」と決意を新たにする。
元国鉄職員らでつくる北海道鉄道OB会苫小牧支部で、事務局長として15年近く活動する蛯澤曙美さん(83)。同会が5~11月に毎月行っている苫小牧市科学センター保存の蒸気機関車(SL)「たるまえ号」の清掃活動には、ほとんど毎回参加している。現役時代は事務職でSLを操縦することは無かったが、「国鉄、JR
新型コロナウイルス禍は、苫小牧市民の文化芸術活動も直撃した。文化芸術団体の多くが活動の自粛を余儀なくされ、昨秋の市民文化祭は予定していた行事の約半数が中止になった。市文化団体協議会(文団協)の会長で、市民文化祭実行委員長も務めた小林洋一さんは「時代に合わせた新たな創作活動が求められている」と話す。