• 偽広告に著名人自ら警鐘
県警の動画出演、SNS発信も―投資詐欺急増受け・愛知など
    偽広告に著名人自ら警鐘 県警の動画出演、SNS発信も―投資詐欺急増受け・愛知など

       著名人の顔写真を勝手に使い、SNSで投資を勧誘する「SNS型投資詐欺」が急増している。少しでも被害を防ごうと、成り済まされた著名人自らが、県警の啓発動画に出演したり、自身のSNSで偽広告に警鐘を鳴らしたりするなど、対策に乗り出している。  「私は怒っています!私は投資の商品の宣伝なんかしません

    • 2024年8月8日
  • 「県政は危機的な状況」
市長会で懸念相次ぐ―兵庫
    「県政は危機的な状況」 市長会で懸念相次ぐ―兵庫

       兵庫県市長会は7日、斎藤元彦知事によるパワハラ疑惑などで混乱する県政について意見を交わすため、神戸市内で臨時総会を開いた。市長からは「県政は非常に危機的な状況」との懸念が相次いで示された。  総会には29市のうち22市長が出席。川西市の越田謙治郎市長は「一日も早くしっかりとした体制を取ってほし

    • 2024年8月8日
  • 岩本理事長の解任決定
本人除く理事全員一致―不正支出疑惑・東京女子医大
    岩本理事長の解任決定 本人除く理事全員一致―不正支出疑惑・東京女子医大

       同窓会組織を巡る不正支出疑惑などの問題を受け、東京女子医大(東京都新宿区)の理事会は7日、岩本絹子理事長の解任を可決した。関係者によると、岩本氏以外の理事全員一致で決定した。  丸義朗学長を含む理事計10人は引責辞任を表明しており、今後役員は総入れ替えとなる見通し。新体制成立までは暫定的に肥塚

    • 2024年8月8日
  • 核抑止力依存からの転換促す
平和宣言で市長訴え―79回目、広島原爆の日
    核抑止力依存からの転換促す 平和宣言で市長訴え―79回目、広島原爆の日

       広島市は6日、79回目の原爆の日を迎えた。広島市中区の平和記念公園では、市主催の平和記念式典が開かれ、被爆者や遺族、岸田文雄首相らが約5万人が参列。松井一実市長は平和宣言で、「国際問題を解決するために武力に頼らざるを得ないという考えが強まっていないか」と危機感を表明。東西冷戦の終結を例に、「為政者

    • 2024年8月6日
  • 「お手本に」「大満足」
歓喜の体操岡選手地元―岡山市
    「お手本に」「大満足」 歓喜の体操岡選手地元―岡山市

       体操男子の団体総合、個人総合に続き、種目別鉄棒でも金メダルを獲得した岡慎之助選手(20)。「お手本にしたい」「大満足」。地元岡山市で5日夜に行われたパブリックビューイング(PV)会場には、家族や出身体操クラブの生徒らが観戦に駆け付け、歓喜の渦の中、偉業をたたえた。  岡選手は平行棒でも銅メダル

    • 2024年8月6日
  • 株価暴落、首相に逆風
総裁再選戦略に影響も
    株価暴落、首相に逆風 総裁再選戦略に影響も

       9月に想定される自民党総裁選で再選を目指す岸田文雄首相(党総裁)に新たな懸念材料が浮上した。下落傾向を示していた日経平均株価が5日に暴落。首相への逆風は避けられないとみられ、株高や賃上げを追い風に再選を引き寄せる首相のもくろみは再考を迫られそうだ。首相は最近、総裁選をにらんだ動きを活発化させており

    • 2024年8月6日
  • 「在職老齢年金」見直しを
高齢社会対策で提言―内閣府検討会
    「在職老齢年金」見直しを 高齢社会対策で提言―内閣府検討会

       内閣府の有識者検討会は5日、高齢社会に対応した社会保障制度の在り方に関する報告書をまとめた。65歳以上の就業者数の増加を踏まえ、一定以上の賃金がある高齢者の厚生年金を減額する「在職老齢年金制度」の見直しを提言。定年制や再雇用など雇用の在り方についても検討するよう求めた。  報告書を受け、政府は

    • 2024年8月6日
  • 豊富な海外経験で成長
初の五輪で金メダル―フェンシング・飯村選手
    豊富な海外経験で成長 初の五輪で金メダル―フェンシング・飯村選手

       フェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得した飯村一輝選手(20)=慶大=は五輪初出場。豊富な海外経験で剣に磨きをかけ、パリの大舞台を突き進んだ。  京都府出身の大学3年生。3きょうだいの長男で、五輪メダリストの太田雄貴さん(38)を指導した父栄彦さん(47)の下で練習を続け、太田さんと同じ

    • 2024年8月5日
  • 遠ざけた記憶、92歳で証言
「核の悲惨さ伝える」―被
    遠ざけた記憶、92歳で証言 「核の悲惨さ伝える」―被

       白い閃光(せんこう)に包まれた13歳の夏。長年遠ざけてきたつらい記憶を、79年近くを経て語り始めた被爆者がいる。広島市中区の才木幹夫さん(92)は今年4月、「被爆体験証言者」の委嘱を受け、原爆資料館などで話している。きっかけとなったのはロシアのウクライナ侵攻だった。「世界の人々は核の悲惨さを知らな

    • 2024年8月5日
  • 空き家活用、先進事例を調査
自治体と不動産業者の連携後押し―国交省
    空き家活用、先進事例を調査 自治体と不動産業者の連携後押し―国交省

       国土交通省は、地方自治体と地元の不動産業者の団体が役割分担し、空き家対策に取り組んでいる先進事例の調査に乗り出す方針だ。自治体が福祉施設や店舗といった空き家の需要を掘り起こし、地元の宅地建物取引業協会が所有者とのマッチングを担うといったケースを収集。事例集をまとめるなどして横展開を図り、各地の連携

    • 2024年8月5日
  • 野球肘、AIで診断
最高97%の高精度―京都府立医大など
    野球肘、AIで診断 最高97%の高精度―京都府立医大など

       投球動作を繰り返すことで起きる「野球肘」を、人工知能(AI)を使った画像診断で高精度に検出するプログラムを、京都府立医科大と兵庫県立大の研究チームが開発した。最高97%の精度で検出可能といい、1年程度で診断機器を開発し、実用化を目指す。論文は5月、米国の整形外科専門誌に掲載された。  野球肘は

    • 2024年8月5日
  • 自然と身に付いた「インドネシア流」
最強ペア、銅メダル獲得―バドミントン・渡辺、東野選手
    自然と身に付いた「インドネシア流」 最強ペア、銅メダル獲得―バドミントン・渡辺、東野選手

       東京五輪と同じ銅メダルを獲得したバドミントン混合ダブルスの渡辺勇大選手(27)=BIPROGY=と東野有紗選手(28)=i岩見沢市出身、同。2人の名前から「ワタガシ」と呼ばれる最強ペアはメダルが決まった瞬間、コートに崩れ落ち、泣きながら抱き合った。  福島県の富岡第1中、富岡高校時代の2人にラ

    • 2024年8月3日
  • 新紙幣、ネット出品相次ぐ
1万円札が7倍の例も―発行1カ月
    新紙幣、ネット出品相次ぐ 1万円札が7倍の例も―発行1カ月

       20年ぶりの新紙幣発行から3日で1カ月となった。市中で手にする機会が増える一方、インターネット競売サイトへの出品も相次ぎ、中には「1万円札」に7万円の値が付く例もある。運営元は「コレクション性が見受けられない場合は削除対象になる可能性がある」と指摘している。  競売サイト「Yahoo!オークシ

    • 2024年8月3日
  • 兵庫知事、30日に証人尋問へ
パワハラ疑惑で―県議会百条委
    兵庫知事、30日に証人尋問へ パワハラ疑惑で―県議会百条委

       兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラ疑惑などを巡り、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は2日、30日に行う証人尋問に斎藤氏の出頭を求めることを決めた。告発文書などで指摘された疑惑について、知事本人に事実関係を確認する。  百条委は斎藤氏を含め県幹部ら計11人の出頭を求める。23日にも証人尋問を

    • 2024年8月3日
  • 小泉氏、総裁選対応を熟慮
菅氏後押し、父・純一郎氏も容認?
    小泉氏、総裁選対応を熟慮 菅氏後押し、父・純一郎氏も容認?

       9月に想定される自民党総裁選を巡り、小泉進次郎元環境相(43)が自問自答を繰り返している。菅義偉前首相らを中心に小泉氏の出馬に期待する声がある一方、前回総裁選で連携した「小石河連合」は事実上解消。党内情勢をにらみつつ、対応を熟慮する夏となりそうだ。  父の純一郎元首相は「50歳になるまで総裁選

    • 2024年8月3日
  • ふるさと納税、初の1兆円台
利用者1000万人に、23年度―
    ふるさと納税、初の1兆円台 利用者1000万人に、23年度―

       総務省は2日、ふるさと納税の2023年度の寄付額が前年度比約1・2倍の1兆1175億円だったと発表した。4年連続で過去最高を更新し、初めて1兆円を超えた。返礼品人気の高まりなどを受け、制度を利用した人も初めて1000万人に達した。  自治体別の受け入れ額は、牛肉や焼酎などの返礼品をそろえる宮崎

    • 2024年8月2日
  • 「苦しい時ほど冷静に」
銅メダル、父との合言葉胸に―フェンシング団体・上野選手―
    「苦しい時ほど冷静に」 銅メダル、父との合言葉胸に―フェンシング団体・上野選手―

       「苦しい時ほど冷静に」。フェンシング女子フルーレ団体の上野優佳選手(22)=エア・ウォーター=は、父との合言葉を胸に2度目の五輪に出場し、銅メダルを獲得した。  大分県出身で、地元名物「鶏めし」や自宅庭でとれたサクランボが大好物。フェンシングの国体選手だった両親の下、幼稚園時代に、二つ違いの

    • 2024年8月2日
  • アルツハイマー新薬、承認へ
「ドナネマブ」、国内2例目―厚労省
    アルツハイマー新薬、承認へ 「ドナネマブ」、国内2例目―厚労省

       厚生労働省の専門部会は1日、米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」の製造販売の承認を了承した。今後、同省が正式承認する見通し。正式承認されれば、製薬大手エーザイなどが開発した「レカネマブ」に続き2例目となる。  ドナネマブは、アルツハイマー病の原因とみられるタン

    • 2024年8月2日
  • 兵庫知事、今月下旬に証人尋問
パワハラ疑惑で―県議会百条委
    兵庫知事、今月下旬に証人尋問 パワハラ疑惑で―県議会百条委

       兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラ疑惑などを巡り、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は2日、8月下旬に行う証人尋問に斉藤氏の出頭を求めることを決める。告発文書などで指摘された疑惑について、知事本人に事実関係を確認する。  百条委は斎藤氏以外にも県幹部など計10人程度の出頭も求める。県幹部への

    • 2024年8月2日
  • 「言葉にならない」「ぐっときた」
2冠の偉業に喜び―体操岡選手両親
    「言葉にならない」「ぐっときた」 2冠の偉業に喜び―体操岡選手両親

       体操男子団体総合で好演技を見せて金メダルに貢献し、個人総合でも頂点に立った岡慎之助選手(20)。「言葉にならない」「ぐっときた」。パリに応援に駆け付けた両親は31日、息子の偉業に戸惑いつつも喜びを隠せない様子だった。  会場の電光掲示板が順位の「1」を表示し、優勝を知らせると、岡選手は共に出場

    • 2024年8月1日
  • 強制不妊訴訟で初の和解
77歳女性、旧優生保護法巡り―東京地裁
    強制不妊訴訟で初の和解 77歳女性、旧優生保護法巡り―東京地裁

       旧優生保護法に基づき不妊手術を強制されたとして、東京都日野市の西スミ子さん(77)が国に損害賠償を求めた訴訟は31日、東京地裁(片山健裁判長)で和解が成立した。全国で起こされた同様の訴訟で初めての和解となった。  強制不妊訴訟を巡っては、最高裁大法廷が同法の規定を違憲として国の賠償責任を認定。

    • 2024年8月1日
  • 感染症ガイドライン、大筋了承
政府専門家会議
    感染症ガイドライン、大筋了承 政府専門家会議

       政府は31日、新たな感染症危機に備えて専門家らが対応方針を議論する「新型インフルエンザ等対策推進会議」を開催した。7月2日に閣議決定した行動計画に基づき、国と都道府県が平時に備えるべき点や有事の際の対応を整理した「ガイドライン案」を示し、大筋で了承された。8月末をめどに取りまとめる。  ガイド

    • 2024年8月1日
  • 校則改めメーク解禁
愛知商業高、生徒会が主導―講師招き講座も
    校則改めメーク解禁 愛知商業高、生徒会が主導―講師招き講座も

       愛知県立愛知商業高(名古屋市東区)は5月から、毎週金曜日に生徒がメークをして登校できるよう校則を改めた。校則を巡っては、不合理な内容の見直しや、生徒らが参画して改める動きが広がっている。同校でも生徒会主導で改定しており、専門家は「主権者教育にもつながる」と評価している。  卒業する生徒の約半数

    • 2024年8月1日
  • 妥協なき稽古、力に
3度目五輪、連覇果たす―金メダルの柔道永瀬選手
    妥協なき稽古、力に 3度目五輪、連覇果たす―金メダルの柔道永瀬選手

       柔道男子81キロ級、永瀬貴規選手(30)=旭化成=が金メダルを獲得した。妥協せずに黙々と鍛錬を重ねて3度目の五輪出場を果たし、見事連覇を成し遂げた。  優勝が決まっても淡々とし、表情を変えることなく勝ち名乗りを受けた。四方に礼をして、堂々と試合場を後にした。  筑波大卒業後も、同大を拠点に

    • 2024年7月31日
  • 防衛相、辞任要求を拒否
不祥事続発、衆参で閉会中審査
    防衛相、辞任要求を拒否 不祥事続発、衆参で閉会中審査

       衆院安全保障委員会と参院外交防衛委員会は30日、防衛省・自衛隊の不祥事多発を受け、それぞれ閉会中審査を行った。木原稔防衛相は「国民の信頼を損なうもので、監督責任も含め深くおわびする」と陳謝。野党の辞任要求には「仕事を放棄することが責任の取り方とは思わない」と拒否した。自民党の黄川田仁志、立憲民主党

    • 2024年7月31日
  • 兵庫知事を証人尋問へ
パワハラ疑惑巡り―県議会百条委
    兵庫知事を証人尋問へ パワハラ疑惑巡り―県議会百条委

       兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラ疑惑などを巡り、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が斎藤氏に対し、証人尋問への出頭を求める方針であることが30日、関係者への取材で分かった。8月2日の同委で正式決定する。  百条委は30日の理事会で、8月下旬に斎藤氏を含めた県幹部ら約10人の出頭を求める方針

    • 2024年7月31日
  • 自民広瀬議員の関係先捜索
秘書給与詐取か、詐欺容疑―東京地検
    自民広瀬議員の関係先捜索 秘書給与詐取か、詐欺容疑―東京地検

       勤務実態のない公設秘書の給与を国からだまし取った疑いが強まったとして、東京地検特捜部は30日、詐欺容疑で、自民党の広瀬めぐみ参院議員(58)=岩手選挙区=の議員会館事務所(東京・永田町)や都内の自宅、岩手県遠野市内の秘書の関係先などを家宅捜索した。  特捜部は、捜索で押収した資料を分析するとと

    • 2024年7月31日
  • 「スケボーをもっとメジャーに」
前回覇者の重圧乗り越え―男子ストリート・堀米選手
    「スケボーをもっとメジャーに」 前回覇者の重圧乗り越え―男子ストリート・堀米選手

       初めて競技が正式採用された東京五輪で金メダルを獲得したスケートボード男子ストリートの堀米雄斗選手(25)=三井住友DSアセットマネジメント=は前回覇者が背負うプレッシャーと闘ってきた。「スケボーをメジャーにしたい」と夢を語り、連覇を果たした。  「基本的にはのんびりしたマイペースな性格。ただ、

    • 2024年7月30日
  • 中学国語、正答率58・4%
前年度1割減、記述式「表現力課題」―全国学力テスト・文科省
    中学国語、正答率58・4% 前年度1割減、記述式「表現力課題」―全国学力テスト・文科省

       文部科学省は29日、小学6年と中学3年を対象に4月実施した、2024年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。中学国語の平均正答率は58・4%で、前年度の70・1%から下がった。記述式での正答率が低く、文科省は「目的に応じた表現力が課題だ」と分析している。  全国の国公私

    • 2024年7月30日
  • 障害者差別、根絶へ行動計画
政府対策本部で首相表明
    障害者差別、根絶へ行動計画 政府対策本部で首相表明

       政府は29日、障害者差別の根絶に向けて全閣僚で構成する対策推進本部(本部長・岸田文雄首相)の初会合を開いた。首相は「これまでの取り組みを点検し、教育・啓発を含めて取り組みを強化していく」と述べ、新たに行動計画を取りまとめる方針を表明した。  首相は、各閣僚に対して(1)障害者の結婚・出産・子育

    • 2024年7月30日