フレイル予防教室に有効性
- 2023年5月25日
住民が自主運営するフレイル(加齢による心身の虚弱状態)予防教室がフレイルの割合を抑え、介護予防につながることが分かったと、東京都健康長寿医療センターの研究グループが発表した。 研究グループは、2014年から高齢者が歩いて通えるフレイル予防教室「通いの場」を開設。地域住民による自主運営を目指
住民が自主運営するフレイル(加齢による心身の虚弱状態)予防教室がフレイルの割合を抑え、介護予防につながることが分かったと、東京都健康長寿医療センターの研究グループが発表した。 研究グループは、2014年から高齢者が歩いて通えるフレイル予防教室「通いの場」を開設。地域住民による自主運営を目指
特定の遺伝子に病的変異がある人では、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)に感染すると胃がんリスクが高まることが分かったと、理化学研究所(埼玉県和光市)などの研究グループが発表した。 胃がんリスクには、ピロリ菌感染などの環境要因と遺伝子変異などの遺伝要因があるが、両者の関係は明らかでない
新型コロナウイルス禍で在宅勤務が増え、通勤などに伴う運動量が減少し、肥満になった人が多いという。そのため肝臓に脂肪が付いて働きが悪くなる人も増えている。肝臓病の食事について、虎の門病院(東京都港区)栄養部の土井悦子部長に話を聞いた。 ▽沈黙の臓器 肝臓には、体に必要なタンパク質の合
スダチの果皮に含まれるポリフェノールの一種「スダチチン」に、肝臓の脂肪蓄積を抑える効果があることをマウス実験で確認したと、徳島大や米テキサス大などの共同研究グループが発表した。 ヒトに備わっている体内時計は、睡眠、血圧、体温、代謝などの生体リズムを調整しており、不規則な生活などでリズムが崩
北九州市は24日、マイナンバーカードの普及策として取得した人に提供する「マイナポイント」に関し、別の人に誤って付与される事務処理ミスがあったと発表した。業者が補償するなどしたため、市は実害が発生しなかったと説明している。 マイナポイントでは、事前に申し込んだキャッシュレス決済を利用した人に、
【ロサンゼルス時事】「愛の魔力」(1984年)などのヒット曲で知られ、「ロックンロールの女王」とも称される米歌手ティナ・ターナーさんが24日、死去した。83歳だった。米メディアによると、スイスの自宅で長い闘病生活の末に亡くなった。 ターナーさんのフェイスブックに24日、訃報が掲載された。「音
【パリ時事】スペインのアストゥリアス皇太子財団は24日、今年のアストゥリアス皇太子賞(文学部門)を作家の村上春樹さんに授与すると発表した。村上さんについて「幅広い世代に大きな影響を与えた。現代文学における主要な長距離ランナーの一人だ」とたたえている。授賞式は例年10月にスペイン北部オビエドで行われ
安平町の菜の花畑が見頃を迎えている。追分地区には約4キロの圏内に畑が点在し、まさに黄色いじゅうたんが広がる。うち、アグリコーポレーションの畑を地上と上空からその鮮やかな風景を撮影した。
苫小牧市が新型コロナウイルスの地域経済対策で2022年度に発行した、プレミアム(割り増し)付き商品券の「第3弾」は、経済効果が24億7580万円(推計値)に上った。市プレミアム付商品券実行委員会のまとめ。商品券の使用額に対する消費喚起効果は約1・22倍で、第1弾、第2弾と比べて低かったが、発行数の
北海道エアポート(千歳市、HAP)は23日、新千歳空港の運営に関する協議会(会長・原田浩信HAP新千歳空港事業所長)を同空港内のポルトムホールで開いた。HAPと苫小牧、千歳の両市、経済界、観光団体の関係者ら11人が参加し、同空港の利用促進や人手不足の解消につなげようと情報を共有した。 道内
苫小牧東部地域(苫東)の工業用地を分譲する株式会社苫東の第26回経営諮問委員会(委員長・寺島実郎日本総合研究所会長)が23日、札幌市内のホテルで開かれた。苫東の開発戦略について意見を交わし、寺島委員長は「ここ数年で苫東地域が持つポテンシャルが多くの業種から注目を集め、評価されてきている」と指摘した
苫小牧歯科医師会(阿部雅人会長)は23日、「歯と口の健康に関する図画・ポスターコンクール」の審査会を苫小牧市医師会館で開いた。今年は市内外6小学校の児童103人が作品を寄せ、低学年と高学年の両部で入賞作11点を決めた。 画家の髙田龍子さん(60)が審査委員長を務め、歯科医師会や市、市教育委
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)がまとめた4月の利用実績によると、北海道発着路線の旅客数は前年同月比1・4~1・5倍台だった。 JALは同49%増の49万705人で、18カ月連続で前年実績を上回った。新千歳空港発着路線は同49・9%増の33万8189人で、
ウクライナのゼレンスキー大統領が三十数時間の短い日本滞在を終え、ロシア軍の攻撃が続く祖国へ帰国した。大統領は広島の平和記念資料館を見学後、内外の記者と会見した。戦争当事国の大統領の残した平和を求める言葉の意味が時間を経て重みを増して行く。報道された発言の要旨を繰り返し読みながら、大統領の夢や苦しみ
函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の貿易概況によると、4月の輸出入総額は前年同月比21・8%減の998億2200万円だった。原油・粗油、石炭の輸入が減った影響で、昨年7月以来9カ月ぶりに1000億円を割り込んだ。 輸出は同6・3%増の234億4600万円で、2カ月ぶりに前年実績を上回
苫小牧市の市民団体「ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ会」(舘崎やよい代表)は来月、被爆地・広島で核廃絶への思いを深める研修旅行を計画している。先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で各国の首脳も足を運び、被爆の惨状に触れた広島平和記念資料館を見学したり、被爆者の体験談を聞いたりする。8月には非核平和を
北洋大学の奥村訓代学長は25日、台湾の玄奘(ゲンジョウ)大学で開かれる国際研究会にオンラインで参加する。両大は3月に国際交流協定を結んでおり、奥村学長は日本語教育に関する基調講演を行う予定。誰でもオンライン視聴が可能だ。 国際研究会は、玄奘大の応用日本語学科と、沖縄を中心に東南アジアの歴史
苫小牧署は23日、苫小牧市の20代女性が副業あっせん会社の従業員を名乗る男から約140万円をだまし取られる被害が発生したと発表した。特殊詐欺事件とみて捜査を進めている。 同署によると、今月17日、女性がインターネットの無料動画サイトで動画を視聴中、「収益30万円目指せます」という広告画面が
23日午前10時半ごろ、苫小牧市錦岡の道道樽前錦岡線でごみ拾いをしていたボランティアの男性が道路を横断するヒグマ1頭を目撃し、苫小牧市役所を通じて苫小牧署に通報した。24日午前5時40分ごろにも、同じ場所で道路を横断するヒグマ1頭を車で走行中の男性が目撃し、同署に通報した。 同署によると、
苫小牧市出身の映画監督稲塚秀孝さん(72)は27~29日、同市と白老町で原爆をテーマにした小説の朗読会と映画の上映会を開く。10年以上前から毎年、長崎県で実施している取り組みで「地元苫小牧でも、市民と平和について考える機会をつくりたい」と初めて企画した。 朗読会で扱うのは、原爆投下前日の長
苫小牧市錦西町の北洋大学で7月29、30両日に予定されている障害児のアドベンチャースクール「いけまぜ夏フェス」を前に、過去の参加者や今回の開催準備に携わる人たちが、それぞれの思いを語るシンポジウムが20日、市文化交流センターで開かれた。市民ら220人が参加した。 いけまぜ夏フェスは毎年、開
東胆振1市4町の飲食店や食品製造、販売業者らでつくる苫小牧地方食品衛生協会(福原裕会長)は22日、2023年度定期総会を苫小牧市内のホテルで開いた。役員改選で、福原会長(74)の再任を決めた。 会員約40人が出席。今年度事業では、食中毒の予防に向け夏季に会員を巡回指導するほか、注意喚起に協
苫小牧市内で本の読み聞かせを行うサークルなどでつくる苫小牧読み聞かせ文庫活動連絡会(谷口佳子代表)は今年度、創立30周年の節目を迎える。21日、市立中央図書館で30年の歩みを記念した研修会と総会を開き、活動紹介の展示や記念誌の発行といった周年記念事業も決めた。 同会は小学校や保育園、家庭文
むかわ町は、穂別博物館をはじめ、穂別地区全体のまちなか再生を図る「復興拠点施設等整備事業」の基本計画をまとめた。軸となる博物館については新館を建て、既存の博物館と併用することで展示物や体験コーナーなどを充実させる構想。博物館の近くには町民や観光客が集う温浴カフェを置くほか、市街地に農産物直売所や地
むかわ町穂別富内の建設会社「山越組」が、公益のために多額の私財を寄付した団体に贈られる「紺綬褒章」を受章した。23日に町役場で伝達式が行われ、同社の山越早苗代表取締役は「身に余る受章で身の引き締まる思い」と謝辞を述べた。 同社は昨年1月、穂別博物館の再整備の一助にしてほしいと町に1000万
白老町教育委員会は22日、町内の土木建設会社・道南綜合土建(道見みちる社長)に感謝状を贈った。同社は昨年と今年の4月、町内の全小中学校のグラウンドと白老中テニスコートの転圧作業を無償で行った。安藤尚志教育長は「新型コロナウイルスが5類となり、運動会の再開や子どもたちが活動する場面は増える」と話し、
第74回北海道女性大会・根室地方女性大会が21日、根室管内羅臼町で開かれ、白老婦人団体連絡協議会(吉田和子会長)の会員16人が白老町中央公民館から初めてオンラインで参加した。例年は代表者が出張していたが、遠方で費用がかさむことや感染症対策から、ライブ中継の視聴を決めていた。 大会は、羅臼町
白老町在住の40~50代の有志約10人でつくる大町小町ベコまつり実行委員会(前田弘幹実行委員長)は28日午前11時から午後5時ごろまで、町大町3の大町小町広場で「大町小町ベコまつり’23春の陣~街びらき」を開催する。白老食肉組合との共催。 白老牛のバーベキューとともに楽しむビアガーデンが目
白老美術協会(田中照比古会長)は28日まで「春の小品展」を白老町本町の町中央公民館のロビーで開いている。会員14人が人物、静物、風景などを描いた油彩画15点、水彩画5点、陶芸4点、日本画とコンピューターグラフィック各1点を出品した。 ポロト湖畔の湿地に咲くミズバショウを描いた白石芳子さんの
鈴木直道知事は23日までに、6月1日付の部長級(部長相当職含む)人事を決め、道議会関係者に伝えた。副知事に就任する濱坂真一総合政策部長(58)の後任には、三橋剛知事室長(57)を起用。本庁の部長級13人中、半数以上の7人を異動する。「エネルギー、デジタル、食をはじめとした北海道のポテンシャルを最大