緊張和らげる「認知症マフ」広がる手作りの輪 苫小牧
- 2024年10月19日
柔らかな触り心地で、認知症の人の気持ちを落ち着かせる効果があるとされる円筒状のニット「認知症マフ」。苫小牧市内のデイサービスに通う高齢者や手芸が得意な住民に手作りの輪が広がっている。心を込めて作られたマフは苫小牧東病院(明野新町)と苫小牧王子総合病院(若草町)に贈られ、入院中の認知症患者のケアに活
柔らかな触り心地で、認知症の人の気持ちを落ち着かせる効果があるとされる円筒状のニット「認知症マフ」。苫小牧市内のデイサービスに通う高齢者や手芸が得意な住民に手作りの輪が広がっている。心を込めて作られたマフは苫小牧東病院(明野新町)と苫小牧王子総合病院(若草町)に贈られ、入院中の認知症患者のケアに活
苫小牧市社会福祉協議会が市から受託する高齢者への給食サービスで、市内ときわ町の一般社団法人りあんが子どもたちと一緒に製作した弁当袋が使われている。同法人が運営する放課後等デイサービスの利用者の中から、希望する子どもが学校の長期休業期間に作業に参加。夏休みに10枚の袋を完成させた中学3年の女子生徒(
苫小牧総合経済高校流通経済科の3年生33人が、冷凍食品製造道内大手のサンマルコ食品(札幌)とコロッケの新商品を開発した。18日、同校で最終選考に残った2品を試食し、ライスコロッケ風の「とんコロ」を採用。来年1月、イオンモール苫小牧と市内のマックスバリュ各店に並ぶ。 同校は昨年度もサンマルコ
旭川市を拠点に活動している墨絵詩書家小林白炎(びゃくえん)さん(54)による作品展「命の言霊 墨絵詩書展」が26日まで、苫小牧市糸井の三星本店2階エントランスで開かれている。全紙に墨で描いた銀龍(ぎんりゅう)や八咫烏(やたがらす)、半紙に詩を書で表現した作品など71点を展示している。 小林
19日午前7時45分ごろ、JR千歳線上野幌―北広島駅間で、苫小牧発手稲行き普通列車(6両編成)がシカと衝突した。乗客乗員にけがはなく、車両の安全を確保し、約25分後に運転を再開した。 JR北海道によると、このトラブルで函館線・千歳線の快速エアポート1本と普通列車3本が部分運休し、約520人
19日午前7時56分ごろ、上川地方南部を震源とする地震があり、千歳市、厚真町、安平町、むかわ町で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約110キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は3・6と推定される。
安平町の追分高校(庄司健浩校長)の3年生5人が、町で生産された食材を使ったスイーツ「~秋色~ あびらロールケーキ」を開発した。24、25両日に道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで、各日30個を販売する。生徒たちは「たくさん試行錯誤して完成させたので、多くの人に味わってほしい」とアピールして
白老町に隣接する伊達市大滝区の名所、三階滝公園の紅葉が見頃を迎えている。豪快に流れ落ちる滝のしぶきと、両側で赤や黄色に色づく木々が秋空に映えている。このまま穏やかな天候で推移すれば、月末ごろまで楽しめそうだ。 同公園は、白老の中心市街地から道道白老大滝線を北西に走り、約30キロの地点。三段
JR早来駅の駅舎清掃活動を続けている安平町の早来婦人会(森下美紀子会長)に17日、JR北海道から社長感謝状が贈られた。同駅で贈呈式が行われ、同社の石崎雅史駅業務部長が会員約10人に感謝状を手渡した。 同会は1992年から32年間、活動を継続し、駅周辺や渡線橋の清掃、ホームの除草を5~10月
2025年5月の開院を目指し、新棟建設中の白老町立国民健康保険病院の町民向け工事現場見学会が11月9日に開かれる。同院と、建設工事に携わるフジタ・久米設計・岩倉建設・岩崎組特定建設工事共同企業体(JV)が主催し、25日まで参加者を募集している。 工事の進捗(しんちょく)状況や現場の様子を多
登別市登別本町2の「知里幸恵 銀のしずく記念館」は12月20日まで、「2024新収蔵資料公開展」を2階展示コーナーで開いている。常設の資料約100点のほか、伝統楽器トンコリ(五弦琴)や写真、「アイヌ神謡集」韓国語訳本の3点を新たに加えた。 「アイヌ神謡集」は本来、音声で伝えられた神々の物語
白老町末広町の私設図書館、みみずく文庫(山下麻理子代表)は23日午後7時、第24回おとなのためのストーリーテリングおはなし会を町萩野公民館で開く。 ストーリーテリングは、本を使わずに昔話や童話などの物語を語る話芸。当日は6人が日本やイタリアの民話や昔話、グリム童話などを披露する。
厚真町議会は18日、臨時会を開き、2024年度一般会計補正予算案など議案3件を可決して閉会した。一般会計補正予算は5149万円を増額し、総額117億6873万円とした。 主な事業は、8月の大雨で被災した河川施設20カ所の補修と堆積土砂の撤去を行う河川災害復旧事業に1800万円、厚真中央小学
政策アンケート
苫小牧市は14日、健康について考え、知識を深める「健考・健幸DAY2024」を市総合体育館で開いた。同日のイベント「とまこまいスポーツフェスティバル2024」の中で、「ささえてみよう! スポーツEXPO」に体験ブースを設置した。 一日の野菜摂取量の目安となる350グラムを実感してもらおうと
苫小牧ロータリークラブ(若林利和会長)はこのほど、市内のホテルで例会を開き、日本工学院北海道専門学校(登別市)の公務員学科教員仙名伸行さん(47)が「慈善事業ではないフェアトレード」と題して講話した。会員50人が耳を傾け、身近にできる国際貢献への知識を深めた。 フェアトレード(公平・公正な
苫小牧和光中学校吹奏楽部は14日、定期演奏会を苫小牧市文化会館で開催した。約500人が来場し、部員56人は3部構成で行進曲「勇気の旗を掲げて」や「海兵隊」などを披露した。 YOASOBIの「アイドル」や小杉保夫の「DANZEN!ふたりはプリキュア」などJ―POPを中心とする第3部は、演奏と
苫小牧市と市教育委員会は14日、市内の小学3、4年生対象にICT(情報通信技術)やプログラミングなどをテーマにした講演会と体験会を市民活動センターで開いた。子どもと保護者16組がプログラミングなどについて学んだ。 講演会では、テクノロジー教育事業を担うグルーヴノーツ(福岡市)の佐々木久美子
苫小牧青翔中学校吹奏楽部(玉置ののは部長)は13日、苫小牧市文化会館で第8回定期演奏会を開いた。部員45人が、来場した保護者や市民約470人を前に息の合った美しい音色を響かせた。 演奏会は3部構成で、第1部では今年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲「メルヘン」などクラシックを3曲披露。第2
鈴木直道知事は18日、定例記者会見を開き、厚真町の肉用鶏の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染を確認したことについて「道職員が国、厚真町、関係機関の皆さんと連携、協力をして24時間体制で迅速な防疫措置に取り組んでいる」とし、「本日朝7時に殺処分については終了し、現在、鶏舎の清掃・消毒作業などを進
共産党の田村智子委員長は18日、衆院選候補応援のため来道し、札幌市厚別区で街頭演説を行った。終了後、記者団の取材に対し、道内で9小選挙区に候補を擁立したことについて「それぞれが自民党を追い詰める。日本共産党の主張をどんどんやっていく。そして比例の議席を何としても獲得するため、頑張っていきたい」と述
千歳市内で工場を建設している次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)に対し、トヨタ自動車とデンソーが追加出資する意向であることが18日、分かった。これで既存の株主企業8社全てが追加の資金拠出で足並みをそろえることになる。ただ、事業の成否を懸念する企業は少なくなく、さらなる資金集めや顧客づくりな
自治体の要請を受けてヒグマを駆除した際、周辺の建物に銃弾が当たる恐れがあったとして猟銃の所持許可を取り消された北海道猟友会砂川支部長の池上治男さん(75)が、道に処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が18日、札幌高裁であった。小河原寧裁判長は道公安委員会の処分を「適法」と判断。処分を違法とした一審
北海道電力が、再稼働を目指す泊原発3号機(後志管内泊村)の安全対策費を総額5150億円と見込んでいることが18日、分かった。東京電力福島第1原発事故後の新規制基準に対応するため、津波対策の防潮堤設置工事などの費用がかさみ、少なくとも当初想定の約17倍に膨らむ見通しだ。 9月27日に開かれた
公明党道本部は18日までに、衆院選道9区(胆振・日高管内)に出馬している自民党・新人の松下英樹氏(34)を推薦したと発表した。これで道内小選挙区に出馬している自民候補11人全員の推薦が決定した。
(20日) 苫小牧 公式行事なし。 千 歳 午後、中国長春市から帰千。 白 老 午前10時、町制施行70周年記念式典(コミュニティーセンター)。 安 平 午前10時、白老町町制施行70周年記念式典(白老町)。 厚 真 午前10時、白老町町制施行70周年記念式典(白老町
(18日) ◇みらいを奏でる音楽会開催あいさつ▽出光興産北海道製油所副所長、飯沼牧子氏▽同広報部長、加藤純子氏▽同広報部次長兼ブランド・コミュニケーション課長、神子島雅人氏▽同北海道製油所総務課長、宮川司氏▽同広報部ブランド・コミュニケーション課、柴田朋美氏。 ◇新任あいさつ▽北海
19日は前線を伴った低気圧が北海道付近を通過します。その後は、北海道上空約1500メートル付近に11月中旬から下旬並みの寒気が入ります。日中は気温が急速に下がるでしょう。夜には峠や山間部では雪に変わり、峠付近は積雪状態となる恐れがあります。日本海側やオホーツク海側では平地でも雨に雪がまじる所がある
日本海を望む能登半島北部の石川県珠洲市大谷地区は、元日の地震と9月の豪雨で今も断水が続く。復旧の遅さは否めず、住民から聞こえてくるのは「過疎地が切り捨てられるのではないか」との不安だ。衆院選の投開票(27日)を控え与野党幹部の被災地入りが相次ぐ中、政治への期待と諦めが入り交じる。 ◇住みたい
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が衆院選で、派閥裏金事件に関係した前職らを精力的に支援している。次期総裁選も念頭に、党内の支持基盤を固める狙いがある。岸田文雄前首相も影響力維持に向け、自身が率いた旧岸田派の前職らの選挙区を中心に足を運ぶ。 「こんなすばらしい政治家を押し上げなくてどうする