苫小牧市 少子高齢化鮮明に 年齢構成激変、人口減対策に注力
- 2020年6月8日
苫小牧市では今年に入り、少子高齢化が加速している。4月末時点の人口は、17万686人。2月末以降、23年ぶりに17万1000人を下回る水準で推移する一方、65歳以上の割合(高齢化率)が30%に迫っている。市は今年度、人口減少対策に特化した5カ年の新たな総合戦略をスタートさせた。 市政策推進
苫小牧市では今年に入り、少子高齢化が加速している。4月末時点の人口は、17万686人。2月末以降、23年ぶりに17万1000人を下回る水準で推移する一方、65歳以上の割合(高齢化率)が30%に迫っている。市は今年度、人口減少対策に特化した5カ年の新たな総合戦略をスタートさせた。 市政策推進
苫小牧市は10日から24日まで、空き家の解体費用の一部を支援する「空家等解体補助金」の申し込みを受け付ける。2年目の今年度は、申請枠を5件から6件に増やした。放置される空き家を少しでも減らし、景観の向上や土地の有効活用を促したい考えだ。 1件当たり50万円を上限に、工事費の2分の1を補助す
一日のうちに交通事故の加害者と被害者になりかけた。最初はボールを追い掛ける少年が車道に飛び出し、とっさに急ハンドルと急ブレーキ。男の子は緊張した表情でぺこりと頭を下げ、脱兎(だっと)のごとく自宅へと入っていったが、数メートル先で突然起きた出来事に口から心臓が飛び出してしまいそうなほど驚いた。それか
道と札幌市は6、7の両日、新たに12人(6日8人、7日4人)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。道内の感染者は延べ1121人(実人数1104人)となった。 札幌市は9人の感染を確認。うち、2人の感染経路は不明だった。クラスター(感染者集団)が発生する勤医協中央病院(東区)では、年
駒大苫小牧高校(笹嶋清治校長)の卓球部で顧問を務める40代の男性教員が、大会などの遠征費用として保護者らから集めた個人負担金の一部を私的流用していたことが苫小牧民報の取材で分かった。不正使用したのは本来保護者らに返金すべき余剰金の一部で、現時点では2018年度と19年度の2年間分で96万9022円
新型コロナウイルスまん延防止のため、4月19日から休止していた運転免許の更新業務が8日、苫小牧署で再開した。初日は午前8時45分の受け付け開始前から更新や延長手続きを待つ人らの列ができた。週明けの月曜日は通常混雑しやすいが、「窓口休止前とほぼ同じ水準」と担当者。午前10時時点の来庁者数は約50人で
今年10月に予定されている国勢調査の調査員が、新型コロナウイルスの影響で全国的に集まりにくい状況にある中、東胆振の各自治体も苦労しながら募集活動を進めている。 苫小牧市は調査員の公募期間締め切りを当初の5月15日から6月8日に延長。2015年の前回調査で協力してくれた市民にも呼び掛けている
静内署は7日、札幌市東区中沼西2の無職、金丸信幸容疑者(61)を詐欺の疑いで現行犯逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は同日午前、タクシーで自宅がある札幌市東区から新ひだか町に行き、運賃2万9850円を支払わず、無賃乗車した疑い。 同署によると、同容疑者は静内署まで乗り付け、署内
新冠町美宇の牧場敷地内で7日午前11時40分ごろ、車を運転中の女性作業員がヒグマ1頭を目撃し、静内署に通報した。 同署によると、体長は約1・5メートル。女性作業員からは400メートルほど離れた場所で南東方向の山中に向かったという。人畜の被害はない。 また、様似町平宇でも同日午後2時
5月28日(木)▽窃盗 花園町=一般住宅敷地内で施錠駐輪中の自転車 29日(金)▽事件の発生なし 30日(土)▽窃盗 木場町=アパート駐車場で駐車中の乗用車の運転席窓ガラスが割られ、車内にあった現金500円在中の財布計約3000円相当 31日(日)▽窃盗 春日町=一般住宅敷
むかわ町文化協会(越前一会長)が発行する文芸誌「文芸むかわ」の第44号(A5判、134ページ)が完成した。2018年9月の胆振東部地震の体験談や震災をテーマにした短歌を掲載したほか、俳句やエッセー、活動記録などをまとめた。被災した当事者らの記憶を後世に伝える記録としても貴重な一冊に仕上がっている。
白老町緑丘の認定こども園・緑丘保育園(岩倉康子園長、園児59人)で8日、園児らが秋の収穫を心待ちにしながら”バケツ田んぼ”に稲の苗を植えた。 同園は食育として毎年、バケツで稲を育てる活動を行っている。今回は「ななつぼし」の苗を用意し、3歳以上の園児43人が1人1個ず
白老観光協会(福田茂穂会長)はこのほど、2020年度事業計画を書面での通常総会で決めた。白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の観光インフォメーションセンター運営など、民族共生象徴空間(ウポポイ)を生かした事業展開を重点に掲げた。 20年度事業では、同センターを核としたポロトミンタラや観
任期満了に伴う厚真町長選(23日告示、28日投開票)に出馬を表明している現職の宮坂尚市朗氏(64)の後援会が6日、同町本町で事務所開きを行った。宮坂氏は胆振東部地震からの復興、長期化する新型コロナウイルスとの戦いなど逆境を乗り越えることを宣言。「先人から学んだ経験にわれわれが磨きを掛け、次世代へつ
1975年5月14日、苫小牧市双葉町で創業し、今年5月に45周年を迎えた老舗そば店。78年に現在の音羽町に店を移し、初代の藤原規男さん(75)と長男の忍さん(50)でのれんの味を守っている。 平取町に元祖となる本店があり、規男さんは父や2人の兄の薫陶を受け、中学時代からずっとそばを打ち続け
帝国データバンク札幌支店は、5月の道内企業の景気動向調査結果を発表した。新型コロナウイルスの影響が各業界でさらに拡大。景気DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と回答した割合を引いた指標)は前月比0・9ポイント下降の27・5となり、8カ月連続で悪化した。過去最大の下落幅を記録した3月(8ポイ
◇道の休業要請が全面解除(1日) 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、道内の事業者に4月20日から協力を求め、一部解除後も最後まで残っていたキャバレー、ライブハウス、カラオケボックスなど全てが解除された。道民には18日まで都府県や札幌市との不要不急の往来には「慎重な対応」を求めている。
苫小牧 在庁執務。 千 歳 午後1時、市議会第2回定例会・一般質問。 恵 庭 午後1時30分、庁議。 白 老 午後1時30分、町議会定例会6月会議町長レクチャー。 安 平 在庁執務。 厚 真 在庁執務。 むかわ 終日内部打ち合わせ。
新型コロナウイルスの影響で、全国的に苦境に立たされているライブハウス。苫小牧市王子町の「ELLCUBE(エルキューブ)」を運営するLIVELIFE(リブライフ、杉村原生社長)は、インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」を14日まで実施している。支援金額によって返礼品は異なるが、感染収束
苫小牧市選挙管理委員会は、1日現在の選挙人名簿定時登録者数をまとめた。登録者総数は14万4650人で男性6万9974人、女性7万4676人だった。 市選挙管理委員会は同日、第1投票区だった東小学校を東中学校敷地への移転改築に伴い廃止し、他の投票所に分割することを決定。この結果、第2投票区の
苫小牧地域職業訓練センター運営協会(廉沢映治理事長)は、職業訓練を受けながら就職を目指す「若者人材育成支援事業」の研修生を募集している。対象は49歳以下で市内の建設業へ就職を考えている人。7月から最長で2021年1月までの訓練期間があり、賃金の支給を受けながら高所作業車やフォークリフトの運転などの
苫小牧造園協同組合、苫小牧市、胆振総合振興局森林室は、苫小牧市内の公園樹や街路樹を製材し、市民の協力で完成させた木製復興ブロックを胆振東部地震で被災した厚真、むかわ、安平の3町に寄贈する。町内のこども園で、子どもたちに木の質感やぬくもりを感じてもらう考えだ。 ブロックは縦14センチ、横5・
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(苫小牧市植苗)がまとめた2019年度の保護鳥・動物は前年度比5羽減の124羽・匹で、おおむね平年並みとなった。コウモリやエゾリスなどの哺乳類も3匹含まれていたが、ほとんどは野鳥で自動車や窓ガラスにぶつかり運ばれたケースが全体の半数以上を占めた。一方、巣から落ちたひな
5月30日に苫小牧市錦岡の道道で発生した死亡交通事故を受け、苫小牧署などは5日に現場診断を実施した。同署や市、苫小牧地区交通安全協会などから14人が参加し、事故の再発防止に向けて現場の状況を確認した。 事故は30日午前11時20分ごろ発生。道道樽前錦岡線で、右折しようとしたトラックに対向車
シニア世代のキャリアを生かし、清掃や施設管理、事務などさまざまなニーズに対応する苫小牧市シルバー人材センターの理事長に5月28日付で就任。「新しいことを始めるより、会員増強を目指すなど、まずは基礎を固める。今できることから着実に進めていきたい」と抱負を語る。 新型コロナウイルスの流行で苫小
苫小牧市内のスポーツ用品店でサッカーシューズなどを盗んだとして苫小牧署は5日、札幌市北区北33西3の無職、櫻井和樹容疑者(35)を窃盗の疑いで再逮捕した。「ネットで転売するつもりだった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は5月4日午後5時55分ごろ、苫小牧市柳町4のスポーツ用品店で、陳列してい
6日午前9時10分ごろ、苫小牧市日新町2の100円ショップに、市内に住む60代前半の女性が運転する軽乗用車が突っ込んだ。店舗のガラスが割れたが、けが人はいない。 苫小牧署によると、女性が店舗前に駐車する際、ブレーキとアクセルを踏み間違えたという。 同署は高齢者を中心に運転操作ミスに
道が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出光興産北海道製油所(苫小牧市真砂町)の大規模な定期補修工事(シャットダウンメンテナンス=SDM)に携わる作業員を千歳市内に宿泊させないよう求め、少なくとも1万2000泊分が先月、キャンセルされていたことが分かった。地域経済に深刻な打撃をもたらすとし、千歳
苫小牧市の2019年度の建築確認申請は、前年度比46件減の828件にとどまった。集合住宅や昇降機、戸建て住宅などが軒並み減少した。 申請の内訳は、主に戸建て住宅の「4号建築物」が737件(前年度比8件減)、集合住宅や事業所など「1~3号建築物」が70件(26件減)、看板や鉄塔など工作物は1
苫小牧市拓勇西町の堀建工業(堀部竜太社長)は8日、市内沼ノ端中央1に「Guesthouse TSUBAKI(ゲストハウス ツバキ)」をオープンさせる。ビジネス客をメインターゲットとし、1日2食を提供。下宿のように長期の滞在客を取り込みたい考えだ。 とび、土木工事業などを手掛ける同社は4年前