コロナ禍の施策の難しさ 市議会定例会を振り返って
- 2021年3月15日
2021年度各会計当初予算案が可決成立した苫小牧市議会定例会が12日、終わった。新型コロナウイルスの感染症対策の一環で会期を通常より1週間長く設けたが、大事に至らず、会期を短縮して閉会した。 市民生活や経済活動などに甚大な影響を与えているコロナ。その収束が見えない中、市が施策を進める難しさ
2021年度各会計当初予算案が可決成立した苫小牧市議会定例会が12日、終わった。新型コロナウイルスの感染症対策の一環で会期を通常より1週間長く設けたが、大事に至らず、会期を短縮して閉会した。 市民生活や経済活動などに甚大な影響を与えているコロナ。その収束が見えない中、市が施策を進める難しさ
苫小牧東中学校(五十嵐昭広校長)は9日、市消費者センターの「消費生活出前講座」を活用し、スマートフォンなどの正しい利用方法を3年生に伝えた。生徒107人は、内容を頭に入れ、春からの新生活に備えた。 同センター啓発部長の高橋達也さんが講師を務め、SNS(インターネット交流サイト)を介したやり
日本新聞協会は、10月15日からの新聞週間に向けて、第74回「新聞週間標語」を募集する。 主題は、新聞の在り方を示すもので、5・7・5形式にはこだわらない。応募は未発表の作品に限る。賞金は代表標語(1編)5万円、佳作(10編)各1万円。はがき、ファクス、電子メール、同協会ウェブサイトの応募
道は12日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、時短営業や外出・往来自粛で影響を受けた道内事業者へ支給する特別支援金の対象業種などの詳細を決定し、発表した。4月上旬から申請受け付けを開始し、法人に20万円、個人事業者に10万円を一律で支払う。また、鈴木直道知事は7日の「集中対策期間」終了以
第1回定例道議会は12日に本会議を開いて、一般質問を終了し、予算特別委員会(松浦宗信委員長)を設置した。新年度予算案を集中審議する予算特別委の質疑は17日スタートし、22日まで延べ4日間にわたり行われる。
道は12日、65歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種を先行実施する対象者の選定例を示し、全市町村に通知した。 当面はワクチンの大幅な不足が見込まれるため。選定例として(1)年齢により選定(2)基礎疾患を有する人(3)社会福祉施設などの入所者(4)社会福祉施設などの従事者(5)
(14日) 苫小牧 公式行事なし。 千 歳 公式行事なし。 恵 庭 公式行事なし。 白 老 公式行事なし。 安 平 公式行事なし。 厚 真 公式行事なし。 むかわ 公式行事なし。 (15日) 苫小牧 午後2時、苫小牧都市再生シンポジウム「産業都
北海道農業協同組合中央会(小野寺俊幸代表理事会長)は11日、第94回臨時総会を開き「力強く持続可能な北海道農業」の実現に向け取り組む2021年度事業計画や一般会計・特別会計予算などを決めた。 冒頭、東日本大震災から10年を迎え、出席した115人が黙とうした。小野寺会長は営農概況やコロナ禍の
苫小牧市錦岡の北海道ゴルフ倶楽部は12日、今シーズンの営業をスタートした。この日は池が多く広々としたイーグルコースがオープン、積雪の多いライオンコースは20日の開場を見込んでいる。同倶楽部によると、コース内の積雪は例年の3分の1程度で開場時期は1週ほど早いという。 33組の愛好者が今年初の
東京五輪・パラリンピック組織委員会の新理事に選任された登別市在住で市民団体「登別アシリの会」代表の芳賀美津枝さん(67)が12日、胆振総合振興局(室蘭市)の花岡祐志振興局長を表敬訪問した。日高地方のアイヌ文様「カパラミプ」をあしらった手縫いの衣装で来庁した芳賀さんは「瞬く間に就任が決まり、大役を担
苫小牧市議会定例会は12日、本会議を再開し、プレミアム(割り増し)付き商品券第2弾や中小・小規模事業者への経済対策を含む2021年度一般会計補正予算案など議案14件と意見書案3件を全会一致で可決した。当初の会期を7日間短縮し、同日閉会した。 同補正予算はコロナ対策だけで総額6億9830万円
人の世界の、卒業や自立をめぐる春の別れは心の中に大小の傷を残し時に歌などに姿を変えて歌われる。他の動物たちの別れはどうか。 犬や猫など愛玩動物や家畜との別れのつらさを、東日本大震災から満10年の年の新聞やテレビに繰り返し考えさせられた。大災害時のペットの扱いは飼い主だけでなく、避難所に集ま
道などは12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに53人確認され、4人が死亡したと発表した。このうち7人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を上回るのは6日連続。道内の死者は累計で704人、感染者は延べ1万9787人(実人数1万9737人)となった。 死亡したのは、道発表の居住地非公
不登校の子どもや親を対象とした新たな交流事業「SAB(エスエービー)不登校苫小牧」が今月、苫小牧市内で始まる。主催者は元高校の美術講師で自身も子どもの不登校に悩んだ経験を持つ、越智沙織さん(39)=同市美沢=。参加者が悩みを打ち明けたり、情報交換したりする場を毎月設ける予定で「学校に行けずに悩んで
苫小牧市内の全16中学校のうち15校で13日、卒業式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校や行事の中止といった困難を乗り越え、門出を迎えた卒業生1448人が学びやを巣立った。 苫小牧和光中学校(石井告美校長、卒業生169人)では、石井校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「夢や希
室蘭地方気象台と胆振総合振興局は、胆振東部地震の影響を考慮して胆振、日高管内5町で引き下げていた土砂災害警戒情報の発表基準を16日午後1時から通常に戻す。 2018年9月の同地震では厚真町、安平町、むかわ町、日高町門別地区、平取町で震度6弱以上を観測。地震の影響で地盤が弱くなり、雨による土
苫小牧市議会の有志が12日、超党派の「子どものいのちを守る議員連盟」を設立した。全市議28人のうち、無所属を含む全会派から24人が参加。虐待に限らず、子どもの命をあらゆる方面から守っていくため啓発活動や調査研究、関係機関への要望などを行う方針だ。 児童相談所分室開設や子どもを虐待から守る条
むかわ町社会福祉協議会は12日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で長く中止にしていた穂別地区の「いきいきふれあいサロン」を約1年4カ月ぶりに開催した。参加者、ボランティアを合わせた約50人が穂別町民センターの会場内で「ふまねっと」にチャレンジし、体を動かしながら楽しいひとときを過ごした。
白老町議会定例会3月会議は12日、3人登壇の一般質問を行った。新型コロナウイルス感染症対策の今後の施策展開に関する広地紀彰氏(いぶき)の質問に、戸田安彦町長は国の第3次補正予算を活用し「引き続き困難な状況にある町民、事業者へのきめ細かな支援策を実施したい」との考えを示した。 第3次補正で白
むかわ町議会定例会は12日、本会議を再開。胆振東部地震で被災した鵡川、穂別両地区のまちなか再生事業などを盛り込んだ2021年度の各会計予算案など議案7件を原案通り可決し、同日閉会した。 21年度の一般会計予算の総額は20年度比で11・7%減の90億2500万円にとどまった。特別会計、企業会
厚真町商工会会長として商工会の運営、町の発展に貢献した寺坂文秀さん(71)が2020年度北海道産業貢献賞を受賞した。12日に町役場で受賞を報告し、「身に余る光栄。皆さんのおかげです」と喜びを語った。 寺坂会長は1988年から町商工会の理事になり、2007年に会長職に就いた。この間、苫東立地
胆振総合振興局は、新型コロナウイルス感染症対策に係る独自の啓発ポスターを作成し、管内の路線バス車内で掲示している。バスを利用する住民に対し、感染予防を呼び掛ける。 管内の住民広報の一環。ポスターはB3判2枚分で1セットとし、「うつらない。うつさない。いま一人ひとりができることを」をキャッチ
日本製紙グループは12日、白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を管理運営するアイヌ民族文化財団に、紙製のマナーバッグ(マスクケース)3000個を寄贈した。 マナーバッグは食事中などの際、一時的に外したマスクを収納する袋。ウポポイの新型コロナウイルス感染対策を支援しようと
苫小牧市内の池坊田中弘琳社中(魚山啓子代表)による生け花のイベント「喜びと花かおり」が、王子町1の斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館で開かれている。会場には社中メンバーらの生け花作品が並び、春らしい雰囲気に包まれている。14日まで。 メンバーをはじめ池坊講師の井上太市さん、苫小牧池坊の福川矩子
北海道立苫小牧高等技術専門学院(佐藤元学院長)は11日、修了式を行い、2年間の訓練期間を終えた金属加工科、機械科、電気工事科の計6人が学びやを巣立った。新型コロナウイルス感染拡大防止のため来賓は招かず、生徒と保護者、教職員のみで行われた。 佐藤学院長は6人に修了証書を手渡し「コロナ禍で休校
苫小牧市出身のシンガー・ソングライター、飯島アツシさん(36)=東京都在住=と千葉市出身の漫画家、浜田ブリトニーさん=同=の音楽ユニット「FISH」の初めてのミニアルバム「SDGs for GOALS【I】(ワン)」が、全国発売されている。国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」をテーマにした歌
家庭や企業から寄贈された食料を必要な人に提供する苫小牧市のフードバンクとまこまいはこのほど、市内の光洋町と弥生町で焼き鳥やフランクフルトを販売するイベントを行った。焼き鳥を焼く香ばしい匂いに誘われて近隣の住民らが立ち寄り、会場はにぎやかな雰囲気に包まれた。 食を通じた地域住民の交流機会とし
鈴木直道知事は11日の定例道議会本会議で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期され、今年10月9、10日に苫小牧、札幌両市で開催される第44回全国育樹祭について「ウイズコロナ時代の中で、森林づくりの重要性や木育の意義をより多くの人に理解していただけるよう、万全の準備を進めていく」との姿勢を示
鈴木直道知事は11日の定例道議会本会議で、東日本大震災から10年が経過したことについて「この災害を教訓に、改めて災害に強い北海道づくりに取り組んでいく決意を強くした」と述べ、「ハード、ソフト両面から本道の強靱(きょうじん)化にしっかり取り組んでいく」との姿勢を示した。大越農子氏(自民党・道民会議)
道は11日、東日本大震災の被災地から北海道への避難者受け入れ・支援状況を発表した。道内ではピーク時の2012年には3003人の避難者を受け入れていたが、その後、緩やかに減少して今年2月8日現在の避難者は1373人となっている。 避難元別の内訳は、福島県が845人と全体の61・5%を占めて最