春の展覧会開幕 市美術博物館、企画展「アイヌ刀」など
- 2022年4月29日
苫小牧市美術博物館で29日、企画展「アイヌ刀―エムシ・タンネプイコロ・タクネプイコロ」と収蔵品展「動物の絵」、中庭展示「川上りえ」が一斉に開幕した。 アイヌ刀をテーマにした企画展は、同館収蔵の資料を中心に集めた。日本刀の刀身に、アイヌ文様を施した柄などが付いたエムシや宝物として扱われたイコ
苫小牧市美術博物館で29日、企画展「アイヌ刀―エムシ・タンネプイコロ・タクネプイコロ」と収蔵品展「動物の絵」、中庭展示「川上りえ」が一斉に開幕した。 アイヌ刀をテーマにした企画展は、同館収蔵の資料を中心に集めた。日本刀の刀身に、アイヌ文様を施した柄などが付いたエムシや宝物として扱われたイコ
白老町で喜楽窯を主宰する香西毅さん(76)の「作陶展」が28日、苫小牧市植苗の三星ウトナイ店で始まった。5月1日まで。 明るい色合いの茶わんや花瓶など約300点が並ぶ。香西さんは「春らしい色で日常生活に使える食器を作ったので、ぜひ見てもらいたい」と話す。 香西さんは元高校教諭で、2
5月1日の「メーデー」を前に、連合苫小牧(諸橋克幸会長)などで構成する実行委員会は28日、苫小牧市文化会館で第93回苫小牧地区メーデー集会を開いた。 新型コロナウイルス感染流行を考慮し、今年もデモ行進を中止した。集会には28団体計106人が参加し、「誰一人取り残されることのない社会、一人ひ
苫小牧地区企業誘致連絡協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)は27日、苫小牧市役所で総会を開き、2022年度事業計画を承認した。 事業では、苫小牧港と新千歳空港のダブルポートや、ものづくり産業集積地を持つ苫小牧の優位性をPRしていくほか、物流関連企業や食関連産業、エネルギー関連産業などの
北海道中小企業家同友会苫小牧支部(高橋憲司支部長)は25日、グランドホテルニュー王子で第45回定時総会を開いた。オンライン会議システム「ズーム」でのオンライン参加を含めて会員100人が出席。2022年度の活動方針を決めたほか、役員改選で高橋支部長を再任した。 今年度の支部スローガンは、「み
苫小牧クルーズ振興協議会(会長・岩倉博文市長)は25日、苫小牧市役所で2022年度総会を開き、地域連携の推進や他港湾への視察などを盛り込んだ事業計画を決めた。 クルーズ船誘致活動では、国内の船社や旅行代理店を訪問し苫小牧港をPRするほか、海外船については欧米各社の中・小型船をターゲッ
苫小牧、千歳、恵庭、安平の3市1町を圏域とする道央産業振興財団は、企業に災害時の危機対応力を高めてもらおうと、事業継続力強化計画の策定支援を無料で行っている。 中小・零細企業向けの防災、減災の事前計画である同強化計画やBCP(事業継続計画)の策定について、ノウハウや技術を持つ財団職員
苫小牧市赤十字奉仕団(藏本滿惠委員長)は26日、市民活動センターで2022年度の総会を開いた。役員を改選し、藏本委員長を再任したほか、市が行う乳幼児健診の補助や高齢者施設などでの奉仕活動の継続を決めた。 委員約50人が出席。冒頭、藏本委員長は「新型コロナウイルスに気を付けながら今年度も1年
政府は29日付で2022年春の叙勲受章者を発表した。東胆振ではスポーツ振興や消防、教育などの分野で功績、功労があったとして6人が受章。日高管内からも2人に授与された。
1980年から40年以上、火災や川の氾濫現場などで活動してきた。2016年から副団長となり、2年後に胆振東部地震を経験。1週間以上、自宅を空け、現地で指揮に当たった。当時の惨状が目に焼き付いており「ここまで復旧するとは思わなかった」と振り返る。「いろんな人の力添え、家族の支えがあって長く務められた
岩盤崩落の恐れがあるとして通行止めが続いている国道276号の伊達市大滝区三階滝町―千歳市美笛の10・3キロ区間について、札幌開発建設部は28日までに、ゴールデンウィーク(GW)期間中を含む当面の間、「通行止めの解除は困難」と発表した。 同区間の通行止めは、今月17日から。さらなる岩盤崩落の
北海道スケート連盟に50年以上在籍。2018/19ISUワールドカップスピードスケート競技会・苫小牧大会など数多くの競技会運営に携わり、道内のスポーツ振興に寄与した。高校生らを自宅に下宿させ、「活躍する姿を見ることがやりがいだった」。苫小牧市議会議員も1991年5月から2007年4月まで3期務めた
受章の知らせを「まさか自分がという驚きと、周りの人への感謝でいっぱい」と受け止める。苫小牧工業高等専門学校には1973年4月に就職。63歳で退官するまでの三十数年間、電子や電気に関する授業を担当した。さらに、ホログラムの研究と論文発表に取り組んできた。「今、一番願っているのは、教え子たちがそれぞれ
1970年4月、以前住んでいた旧門別町(日高町門別地区)での消防団経験を苫小牧でも生かしたいと苫小牧市消防団旧第1分団に入り、36年間活動。74年2月の王子町での建物火災では「綿の防寒着が凍り、鎮火まで大変だった。副団長が営む木工所で暖を取ったことが忘れられない」と振り返る。「叙勲の対象とは思って
「道徳教育の必要性や大切さを訴えてきた」。1961年から40年間、小中学校などで教壇に立ちながら、「教育者講師」として教員や保護者に道徳の授業を行ってきた。人間らしい心を持って、子どもに接することがより良い教育につながる―との信念で指導に当たり、現在もモラロジー道徳教育財団で教育相談員を務める。受
安平町役場に勤務する傍ら、約50年にわたって国勢調査に協力してきた。「長年やってきたことが認められ、うれしい」と率直に喜びを語る。多い時は年間約80軒を訪問した。不在宅に何度も足を運んだり、外国人との会話に苦戦したりと苦労も多かったが、「与えられた業務を全うできた」と胸を張る。民生委員も長く務めて
知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が遭難した事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は28日、知床半島東側の海上で新たに発見した男性3人の死亡を確認したと発表した。事故による死者は14人となった。海保などは残る12人の発見を急ぐ。 同本部などによると、同日午後4時半
帝国データバンク札幌支店は、ロシアのウクライナへの侵攻に関する道内企業の意識調査結果を発表した。自社の業績に「マイナスの影響がある」と回答した企業は55・9%に上り、過半数を超えた。内訳は「既にマイナスの影響がある」が25%で、「今後マイナスの影響がある」が30・9%だった。 一方、「影響
北海道財務局は、最近の道内経済情勢(4月判断)を発表した。総括判断は、新型コロナウイルス感染症や供給面での制約、原材料価格上昇の影響が見られる中、「一進一退の状況にある」とし、昨年1月判断以来、5期ぶりに下方修正した。主要項目別では、雇用情勢と公共事業の2項目を上方修正したが、個人消費、設備投資、
北海道大の沢村正也教授らの研究チームは、29日付の米科学誌サイエンスで、2020年8月に同誌に発表した有用な化合物を作る触媒に関する論文を撤回した。データに改ざんなどの疑義が生じたためとしている。同大は今後、調査委員会を設置し、関連する数件の論文と併せて不正の有無などを調べる。 論文は、食
(30日) 苫小牧 公式行事なし。 千 歳 公式行事なし。 恵 庭 公式行事なし。 白 老 公式行事なし。 安 平 公式行事なし。 厚 真 公式行事なし。 むかわ 午前9時30分、出張。
白老町消防本部の消防士長、長野光希さん(27)が27日に札幌市で開かれた全道消防職員意見発表大会(全国消防長会北海道支部主催)に出場し、災害救助犬をテーマに自身の主張を発表した。結果発表は5月上旬になる見通しで、吉報を心待ちにしている。 全道大会の出場権は、同支部で胆振、日高をエリアとする
安平町議会は28日、改選後初の臨時会を開き、議長選と副議長選を行った。投票の結果、議長に多田政拓氏(74)=無所属=、副議長に梅森敬仁氏(64)=同=を選んだ。任期は4年。その他の常任委員、特別委員などの構成も決めた。 議長選の得票は多田氏がが11票、無効が1票。副議長選は梅森氏が6票、工
登別市内の3観光施設は29日からのゴールデンウイーク(GW)期間中、さまざまなイベントで行楽シーズンを盛り上げる。 23日で開村から丸30年を迎えた登別伊達時代村は5月5日(同2日を除く)まで、「江戸をいろどる大道芸」と題し、道内で活動するストリートパフォーマーが登場し、江戸時代の雰囲気を
むかわ町で死亡交通事故が発生していない日が、28日で2000日に達した。町によると、2006年に同町が誕生して以降の最長記録を更新中で、関係団体の地道な呼び掛けに加え、18年9月の胆振東部地震で町民の安全意識が高まったことが記録を後押ししたとみている。 16年11月5日に町内穂別の道道穂別
安平町議会は28日の臨時会で、早来地区に整備する小中一貫の義務教育学校の建設工事費増額など1億8700万円を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。補正後の一般会計総額は99億9200万円。 町によると、除排雪や建築材料の増加、資材の高騰、大アリーナの高弾性衝撃吸収シー
苫小牧市は25日、表町6の市道駅前通り沿いにある「無料給水スポット」の今季開放を始めた。昨年は1日当たりペットボトル40本弱相当の利用があり、市上下水道部は「苫小牧のおいしい水道水を味わって」とアピールしている。 苫小牧のおいしい水をアピールするため設置している給水所で、冬は凍結防止で水抜
苫小牧九条の会は5月5日午後2時から、苫小牧市文化交流センターで講演会「憲法改悪の危機的段階 ウクライナ侵攻と光り輝く平和憲法」を開く。 安保法制違憲北海道訴訟共同代表などを務める札幌弁護士会所属の高崎暢氏を講師に迎え、現在の憲法を守る重要性を考える。質疑の時間も設ける。 申し込み
苫小牧市内の配管工事業者、商社など19社でつくる苫小牧鐵鋼連絡協議会は25日、苫小牧市こども国際交流基金に現金5万円を寄付した。 2004年の協議会発足時から毎年続けている地域貢献活動で、19回目になる。阿部喜憲幹事らが市役所を訪れ、町田雅人総合政策部長に「今後も地域に貢献できる活動をして
苫小牧市柳町の日本ハウスホールディングス苫小牧千歳営業所は22日、従業員らで集めた善意としてリングプル2・5キロ、ペットボトルキャップ2・5キロ、古切手200グラムを市社会福祉協議会の愛情銀行に寄付した。