農水相、流通目詰まりの証左/1月のコメ相対価格最高で
- 2025年2月24日
江藤拓農林水産相は21日の閣議後記者会見で、2024年産米の今年1月の相対取引価格が過去最高となったことについて、流通に「まさに目詰まりが起こっていることの証左だ」と述べた。同省は価格高騰の背景にコメの流通の滞りがあるとして、政府備蓄米21万㌧の放出を決め、3月中旬の引き渡しに向け入札準備などを進
江藤拓農林水産相は21日の閣議後記者会見で、2024年産米の今年1月の相対取引価格が過去最高となったことについて、流通に「まさに目詰まりが起こっていることの証左だ」と述べた。同省は価格高騰の背景にコメの流通の滞りがあるとして、政府備蓄米21万㌧の放出を決め、3月中旬の引き渡しに向け入札準備などを進
日本製紙連合会は20日、昨年の国内向け紙・板紙の出荷量が前年比2・9%減の1991万㌧だったと発表した。夕刊廃止が相次ぐ新聞用紙に加え、オフィスのペーパーレス化が進む印刷・情報用紙を中心に需要が低迷した。減少は3年連続で、1985年の1952万㌧以来39年ぶりに2000万㌧を割り込んだ。 国内出
ホンダは、ハイブリッド車(HV)タイプのミニバン「フリード e:HEV(イーエイチイーブイ)」を一部改良して発売。新たな塗料を採用し、車体外装のつやが増した他、耐久性も従来と比べ1・5倍以上向上したという。希望小売価格は改良に伴い一律で16万5000円上がり、302万2800~360万2500円。
明治安田J2リーグは23日、各地で第2節の7試合が行われ、徳島は仙台を1―0で下し、開幕2連勝とした。J1から降格の札幌は熊本に0―3で大敗し、2連敗。 長崎は山口と引き分け。山形は水戸に屈して2連敗となった。
明治安田J1リーグは22日、各地で第2節の9試合が行われ、鹿島は東京Vに4―0で快勝し、今季初勝利を挙げた。鈴木と新加入のレオセアラがそれぞれ2得点。町田はF東京との東京ダービーを1―0で制して初白星。湘南はC大阪を、昇格組の清水は新潟を破り、ともに2連勝。 3連覇を目指す神戸は名古屋と引き分け
【ヒンツェンバッハ(オーストリア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は23日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第20戦(HS90㍍、K点85㍍)が行われ、日本勢は高梨沙羅(クラレ)が9位に入ったのが最高だった。 高梨は1回目に85・5㍍で5位につけたが、2回目は7
【トマシュフマゾビエツキ(ポーランド)時事】スピードスケートのワールドカップ(W杯)第5戦最終日は23日、ポーランドのトマシュフマゾビエツキで行われ、男子500㍍で森重航(オカモトグループ)が34秒81で4位に入った。新濱立也(高崎健康福祉大職)は8位。 女子500㍍では稲川くるみ(光文堂イン
苫小牧工業高校電子機械科2年生の小丸佑貴さん(17)が、全国工業高等学校校長協会(全工協)の生徒表彰を受けた。道内では唯一の受賞で「とても驚いた。大きな自信につながる」と喜んでいる。 工業教育の充実、振興に顕著な実績があった個人、グループに授与される全工協表彰。年1回、各都道府県から生徒もしくは
苫小牧市内では、小学生でつくる消防クラブの数が減少傾向にある。児童が市消防本部の職員から直接、火災予防や救急に役立つ知識を学べるクラブだがコロナ禍前の2019年度の6校(190人)から、24年度は3校(71人)まで落ち込んだ。同本部はクラブ活動をPRしつつ、SNSを通じた新たな防火啓発に取り組んで
苫小牧市文化交流センター1階ギャラリーで「アイビーひなまつり展」が開かれている。「自然をあむ会」「四季彩ステンドグラス」「パステル画・月曜会」など同センターで活動する5サークルのほか、年2回の「子ども体験教室」の生徒、青空幼稚園の園児も出品し、約160点の力作が来場者を楽しませている。 とうで編
苫小牧市の中高生世代を対象とした絵画展が3月19~23日、市民活動センターで初開催される。同センターの指定管理者、市社会福祉協議会の自主事業で、同7日まで出展作品を募集している。自分で描いた作品であれば油彩や水彩、ペン画、デジタル画など画材は自由。 対象は中学1年~高校3年生の年代に当たる市民で
苫小牧市科学センターは3月2日まで、同館2階図書コーナーに木のひな人形を展示している。桃の節句に合わせた恒例の展示。同館元職員で、退職後も2018年までボランティアで木工教室の指導をしていた藤村賢蔵さん(90)が手掛けた10点が並ぶ。来場者は木のぬくもりが伝わる愛らしい人形を、じっくりと眺めていた
苫小牧東小学校で13~19日、教員を目指す大学生を地方の小中学校に派遣する道教育委員会の事業「草の根教育実習」が実施された。江別市の北翔大学・教育文化学部教育学科初等教育コース2年の大澤杏奈さん(20)、中西和奏さん(20)が授業のサポートや宿題の丸付けを担い、現場の雰囲気を体感した。同事業は、教
経済産業省は21日、二酸化炭素(C O2 )を分離、回収、地中に貯留する技術「CCS」の事業化に向け、苫小牧沖9624㌶を全国で初めて特定区域に指定し、事業者の公募を始めたと発表した。昨年5月に成立した「CCS事業法」に基づく指定で、年内にも安全性などを確認するための試掘が始まる見通しだ。CCSは、
苫小牧市議会は19日、本会議場で議場コンサートを開いた。市内在住のシンガー・ソングライターかんばやしまなぶさん(49)、ジャズピアニストの岩城麻実さん(35)と夫でジャズドラマーの石川海さん(33)、ヒューマンビートボクサーのKyosukeさん(20)の4人が出演し、市民や職員ら約250人が苫小牧ゆ
苫小牧市の豊川町内会福祉部(河村好晃部長)は19日、手縫いの雑巾約200枚を苫小牧豊川小学校(児童数340人)に寄贈した。不要になったタオルを有効活用したいと同校に相談し、2023年度に始めた社会福祉活動。同校は「雑巾はあればあるだけ助かる」と大歓迎し、同部は「来年も続けたい」と張り切っている。同
新型コロナウイルスの感染者が、胆振管内並びに苫小牧市内で初めて確認されてから22日で5年を迎えた。2023年5月には感染症法上の位置付けが、「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行したが、お盆や年末年始などで人の動きが活発化した後に、感染者が増える傾向は今なお続く。保健所は引き続
苫小牧市民ら同人10人でつくる錨地詩会(入谷寿一代表)はこのほど、詩誌「錨地82号」を発行した。10人の詩19作品とエッセー1作品を収録している。断捨離中の宮脇惇子さんは、処分しようとした詩作ノートから詩「悲しき友」「遠い潮騒」など5編を寄せ、「半世紀以上も前の若い私が息づいている」と同人近況でつ
苫小牧市の西彩笑店会(ときわ・澄川商店会、佐渡哲司会長)は17日、澄川町の焼き肉店笑月で新年会を開いた。会員や町内会から18人が参加し、商店会と地域の発展を誓った。佐渡会長はあいさつで「今年は商店会設立10年目。地域のにぎわいに貢献できるような夏祭り、電子マネーポイント還元などのイベントで会員の商
内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)の2月懇談会が17日、市内のホテルで開かれた。神奈川大学特別招聘教授で元財務事務次官の矢野康治氏が「わが国の財政について─不都合な真実を正視し、打開する─」と題し講演。矢野氏は国債残高が1000兆円を超える現状について「借金がこれほど大きな国はない。日本の財
鵡川高校の3年生3人が考案した「三氣カレー」 むかわ町の鵡川高校(柳本高秀校長)の3年生3人が地域課題探究学習「むかわ学」で研究開発していたエゾシカの肉を入れたレトルトカレー「三氣カレー」が完成した。19日に町美幸の四季の館たんぽぽホールで先行販売すると、用意した30個が完売する人気となった。 レト
北陸銀行苫小牧支店の取引先法人でつくる親睦会「ほく親会」(会長・若林利和苫小牧ヤクルト販売社長)の総会が17日、苫小牧市内のホテルで開かれた。約80人が出席し、2025年度事業などを決めた。若林会長は「今年は北陸銀行苫小牧支店50周年の節目の年。ほく親会としても盛り上げていきたいので協力を」とあい
灯台ツブ入りカレーと十勝オーガニック牛乳を味わう子どもたち 十勝管内広尾町の小・中学校の給食にこのほど、「広尾産とうだいつぶカレー」と「十勝オーガニック牛乳」が提供された。子どもたちは灯台ツブのぷりぷりとした食感を楽しみながら、大満足の昼食時間を過ごした。 地場の食材を使用する「ふるさと給食」の一
北海道経済産業局は、昨年12月の道内百貨店・スーパー、コンビニエンスストア、専門量販店の販売動向を発表した。百貨店、コンビニ、ドラッグストアの3業態の歳末商戦は好調だったが、スーパーなど3業態は苦戦した。 百貨店の販売額は前年同月比9.0%増の242億7100万円となった。主力の一つの飲食料品は
就航から10年を迎えた道南ドクターヘリ=2022年 道南2市16町が協力して運営・運航する道南ドクターヘリ(基地病院・市立函館病院)が、就航10年を迎えた。今年度の出動件数(1月末現在)は前年同期比69件減の282件で、道内4基地病院で最多。19日には就航10周年記念式典が函館国際ホテルで開かれ、関
(23日)苫小牧 公式行事なし。千 歳 午後6時、第1特科群創隊72周年記念行事(ホテルグランテラス千歳)。白 老 公式行事なし。安 平 公式行事なし。厚 真 公式行事なし。むかわ 公式行事なし。(24日)苫小牧 公式行事なし。千 歳 公式行事なし。白 老 公
工場夜景の魅力を紹介するパネル展 今月23日の「工場夜景の日」を記念して室蘭観光推進連絡会議は、多彩なイベントを組んで市内外へのPR活動を展開している。すでに札幌市内で物販・展示を終えた。今はカナスチールみたら室蘭(室蘭市祝津町)でパネル展を開催中。数量限定のポストカード配布も予定し、室蘭の観光資源
十勝管内更別村で村職員や農家、企業が協力して廃棄野菜を利活用する取り組みが進められている。村内のカフェ「e-tonne(エトネ)」では昨年12月から、廃棄されるニンジンを使ったメニューを提供し、評判を呼んでいる。 村では2023年度から、傷や割れの影響で出荷できない廃棄野菜を、村の特産品開発や生
道が主催する道産食品「輸出塾」(輸出塾長・辻泰弘株式会社苫東社長)の2024年度成果報告会と卒塾式が21日、札幌市内で開かれた。道産食品の輸出拡大に向けて、輸出に取り組む人材を育成するのが狙い。今年度の卒塾生15人に、修了証書が手渡された。 今年度の活動成果を発表した輸出塾=21日午後、札幌ガー
所得税が課される年収の最低ラインである「103万円の壁」の見直しを巡って、自民、公明、国民民主3党の税制調査会長による協議が21日に行われ、公明は、税負担軽減の対象となる年収制限の上限を850万円とする案を提示した。自民税調の宮沢洋一会長も賛成し、「限りなく与党案」として示されたもので、年収を4段