• 共働き時代のゆとり家事◎2 少しずつイノベーション 小さな工夫で生活の質上げる
    共働き時代のゆとり家事◎2 少しずつイノベーション 小さな工夫で生活の質上げる

       国際労働統計家会議という、一般には知られていませんが、統計分野では注目を集めている会議があり、数年に一度開催されています。 2013年開催の会議では、ある重要な決議文が採択されました。「家事も仕事(あるいは労働)の一部だと見なすべきだ」という主張が盛り込まれました。 家事は、専門的には「無報酬

    • 2025年3月26日
  • 三つ子のあれこれ〈6〉 きょうだいの存在、育児の助けに 3人でじゃれ合い楽しく
    三つ子のあれこれ〈6〉 きょうだいの存在、育児の助けに 3人でじゃれ合い楽しく

       三つ子の謎の言葉 子どもにきょうだいがいると、助かることも多い。私が忙しくて構ってやれないときでも、3人で遊んだり、おしゃべりしたりして過ごしてくれるから。 テレビを見たりゲームをしたりしているとき、車で移動中、入浴中、就寝前―。とにかくいつも3人でじゃれ合い、楽しそう。けんかも頻繁にするので仲裁

    • 2025年3月26日
  • 「子とどう向き合うか-考える読み物」 「母の友」 72年の歴史に幕
    「子とどう向き合うか-考える読み物」 「母の友」 72年の歴史に幕

       育児雑誌の先駆けだった月刊誌「母の友」(福音館書店)が3月号をもって休刊し、72年の歴史に幕を下ろした。編集長だった伊藤康さんは「親が子どもとどう向き合い、生きていくかを考えてもらう読み物だった」と振り返る。 創刊された1953年はテレビ放送が始まったばかりで、テレビを持つ家庭は少なく、子どもが

    • 2025年3月26日
  • 白内障手術って本当に今よりも見えやすくなる!? 乱視や老眼は治らないの?
    白内障手術って本当に今よりも見えやすくなる!? 乱視や老眼は治らないの?

       白内障とは虹彩(茶色目)の後ろに水晶体という部分があり、これが濁っていくことを白内障といいます。原因の大半は残念ながら加齢によるものです。今の白内障手術は小さい傷で、白内障の濁りを吸い取り、その代わりに「眼内レンズ」を挿入する手術です。この手術は20年以上前から確立しており、どこの施設でもほぼ同じ

    • 2025年3月25日
  • 親指に痛みも スマホ使い過ぎで
    親指に痛みも スマホ使い過ぎで

       暮らしや仕事に欠かせないスマートフォンだが、使い過ぎると指などが痛む恐れも。稲毛病院(千葉市)整形外科・リハビリテーション科の佐藤務医師に適切な使い方や対処法を聞いた。 ▽関節、腱に負担 スマホを長時間使用すると、目、首などにさまざまな不調が表れる可能性がある。手の症状は、親指や手首の痛み

    • 2025年3月25日
  • 最期の風景 9 運命を左右したのは 行き詰まったら環境を変える
    最期の風景 9 運命を左右したのは 行き詰まったら環境を変える

       環境を変える勇気を 行き詰まったときは環境を変えることが大事という話は、一般論としてはよく聞く。しかしその意味を本当には分かっていなかった。環境を変えるか否かは、時としてその人の運命を決定的に左右する。そう気付いたのは、拙著「死なれちゃったあとで」を読み返していたときのことだった。 実際に体験した

    • 2025年3月25日
  • 脳トレクイズ
    脳トレクイズ

       

    • 2025年3月21日
  • トークネット
    トークネット

       この欄に掲載するイラスト、オリジナルの詩、短文などを、はがきで募集しています。応募の際は①ペンのインクは黒を使用②文字は新聞記事の活字より大きめ③線は、はっきり、太く書いてください。イラストは、デジタル画像作品(モノクロ掲載)も募集します。 住所、氏名を必ず明記(封書の場合、作品の裏にも)。作品

    • 2025年3月21日
  • 子供の3分の1がコロナ感染に気付かず 千葉大の研究グループのアンケート調査
    子供の3分の1がコロナ感染に気付かず 千葉大の研究グループのアンケート調査

       小学生などを対象にした調査で、新型コロナへの感染に気付かなかった子どもが3分の1いることが分かったと、千葉大の研究グループが発表した。 研究グループは、2020年12月の調査に参加した小学生355人に対し、20~22年度の冬にコロナの抗体検査とアンケートを実施。感染状況や自覚症状などを調査した。

    • 2025年3月19日
  • ダニとスギ花粉は合併しやすい? 子供のアレルギー
    ダニとスギ花粉は合併しやすい? 子供のアレルギー

       山梨大大学院などの研究グループの調査で、ヤケヒョウヒダニアレルギーがあると、スギ花粉へのアレルギー症状も出やすくなる可能性が示された。 研究グループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査」の追加調査「8歳学童期総合健診」に参加した1469組の母子に血液検査を行い、スギ花粉へのアレルギー反応が

    • 2025年3月19日
  • 共働き時代のゆとり家事◎1 家事の工夫と効率化 余裕を生むためには
    共働き時代のゆとり家事◎1 家事の工夫と効率化 余裕を生むためには

       日本もいよいよ共働き社会になってきました。共働きと言っても多数派は女性(妻)がパートタイム勤務である夫婦ですが、夫婦共にフルタイム勤務はここ10年で2割ほど増えています。 そこで問題になるのは、家事、育児などをどうするかです。たいていの人は「夫婦の間でどう分担するか」を考えるのではないでしょうか

    • 2025年3月19日
  • 学校の居心地がメンタルヘルスに重要
    学校の居心地がメンタルヘルスに重要

       新型コロナウイルス感染症の流行下の調査で、学校の居心地の良さが思春期の子どものメンタルヘルスを良好に保つ上での鍵であることが分かったと、東京都医学総合研究所などの研究グループが発表した。 研究グループは、10歳時から追跡調査している都内在住の子ども3171人分の大規模研究データを用い、コロナ前

    • 2025年3月19日
  • 三つ子のあれこれ〈4〉 「何でも三人分」で疲労困憊 外出、予防接種、夜泣き、風邪
    三つ子のあれこれ〈4〉 「何でも三人分」で疲労困憊 外出、予防接種、夜泣き、風邪

       寝かし付けは時間がかかる上、全員泣くと収拾がつかなくなる 一番大変だったのは幼稚園に入るまで。お出掛けは、バッグに3人分の替えのおむつと服、菓子、飲み物などを詰める。2人を双子用のベビーカーに乗せ、1人は抱っこして駐車場へ。着いたら、車のチャイルドシートに乗せる。この繰り返しで、腰を痛めた。 予防

    • 2025年3月19日
  • 高齢者のふらつき 内耳器官の機能低下から
    高齢者のふらつき 内耳器官の機能低下から

       高齢者に多い症状のふらつきや不安定歩行(加齢性平衡障害)は、体のバランスをつかさどる内耳の器官「前庭」の機能低下などが主な原因であることが分かったと、順天堂大医学部付属順天堂東京江東高齢者医療センターの研究グループが発表した。 研究グループは、加齢性平衡障害の原因別の治療を行うため、2021年

    • 2025年3月18日
  • 早期診断・治療が重要 アルツハイマー型認知症 進行を遅らせることは可能
    早期診断・治療が重要 アルツハイマー型認知症 進行を遅らせることは可能

       厚生労働省によると、認知症の患者は2030年に約523万人になり、22年時点の443万人から8年間で約80万人増えると推計されている。総合東京病院(東京都中野区)認知症疾患研究センターの羽生春夫センター長は「早期に診断して適切に対処すれば、進行を遅らせることが可能です」と話す。 ▽脳が萎縮

    • 2025年3月18日
  • 奥歯のかみ合わせ悪化 死亡リスクが上昇
    奥歯のかみ合わせ悪化 死亡リスクが上昇

       後期高齢者を対象とした研究から、奥歯のかみ合わせの悪化で死亡リスクは上昇するが、状態の良い入れ歯の使用でリスクが抑えられることが分かったと、大阪大大学院などの研究グループが発表した。 研究グループは、2018年4月~20年3月に大阪府の後期高齢者歯科健康診査を受診した男女18万6893人のデータ

    • 2025年3月18日
  • フレイル高齢者 血中代謝物に特徴カフェイン濃度低い
    フレイル高齢者 血中代謝物に特徴カフェイン濃度低い

       心身の活力などが低下する「フレイル」の高齢者は、カフェインなどの代謝物の濃度が低かったと、東京都健康長寿医療センター研究所などの研究グループが発表した。 研究グループは、2017年に東京都板橋区で実施された健康調査を基に、フレイル高齢者39人と健康な高齢者76人の血清サンプルを分析。約500種

    • 2025年3月18日
  • 最期の風景 8 親切心かただの弱さか 闘病先に大量の本と健康食品
    最期の風景 8 親切心かただの弱さか 闘病先に大量の本と健康食品

       何かしてあげたい気持ちは分かるが… 友人の劇作家、危口統之さんが肺腺がんであることを公表したのは、2016年12月のこと。「疒日記(やまいだれにっき)」というブログで発信したのだが、すでにステージ4であり、本人が死を覚悟しているらしいことは行間から伝わってきた。その事実だけでも彼は弱っていたはずだが

    • 2025年3月18日
  • 脳トレクイズ 能登半島スケルト ◆解答は15㌻です
    脳トレクイズ 能登半島スケルト ◆解答は15㌻です

       ●2文字アマ(海女)イカゴケ(碁笥)●3文字イシリ(いしり)マガキ(間垣)●4文字ウマツリ(鵜祭)カガハン(加賀藩)●5文字アエノコト(あえのこと)カモガウラ(鴨ヶ浦)ゴバンジマ(碁盤島)センマイダ(千枚田)ソデガハマ(袖ヶ浜)ナカジマナ(中島菜)ミツケジマ(見附

    • 2025年3月14日
  • トークネット
    トークネット

       この欄に掲載するイラスト、オリジナルの詩、短文などを、はがきで募集しています。応募の際は①ペンのインクは黒を使用②文字は新聞記事の活字より大きめ③線は、はっきり、太く書いてください。イラストは、デジタル画像作品(モノクロ掲載)も募集します。 住所、氏名を必ず明記(封書の場合、作品の裏にも)。作品

    • 2025年3月14日
  • 【4】/「運動で帳消し」ならず/心血管疾患リスクも
    【4】/「運動で帳消し」ならず/心血管疾患リスクも

       日本人の死亡原因の第2位を占める心臓病、第4位の脳卒中。その危険因子である肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症。こうした心血管疾患や代謝疾患のリスクを高める一因として、近年、座り過ぎが注目されています。 例えば、世界五大医学雑誌の一つであるJAMAに、2003年に掲載された有名な研究があります。テレ

    • 2025年3月13日
  • 生活改善で重症化予防/慢性腎臓病
    生活改善で重症化予防/慢性腎臓病

       慢性腎臓病(CKD)は、血液をろ過して老廃物を尿として排出する腎臓の構造や機能の異常が3カ月以上続く病気だ。進行すると透析が必要になり、心臓や脳血管の病気を合併する恐れもある。川崎医科大高齢者医療センター(岡山市)の柏原直樹病院長(腎臓内科)は、未診断の人も多いとして注意を呼び掛けている。 ▽

    • 2025年3月13日
  • 砂糖の過剰摂取は危険/肥満以外のリスクも
    砂糖の過剰摂取は危険/肥満以外のリスクも

       砂糖の過剰摂取は砂糖依存とも呼ばれ、肥満や糖尿病以外にもさまざまな健康リスクを引き起こす可能性があるという。肥満や体内炎症などをテーマに研究を続けてきた、福島県立医科大学医学部(福島市)病態制御薬理医学講座の前島裕子准教授に聞いた。 ▽心臓病やうつ病にも 砂糖などの糖質は、大きく3種類に分

    • 2025年3月13日
  • 動作を区切って練習を 縄跳び、上達のこつ
    動作を区切って練習を 縄跳び、上達のこつ

       寒い時期の定番、縄跳び。前に縄を回す前跳びに苦戦する子どもは多い。各地の小学校で出張指導を行う日本なわとびアカデミー(愛知県蟹江町)の粕尾将一代表は「動作を区切って練習するとよい」と助言する。 縄はどのような物が適切だろうか。粕尾さんによると、布製の縄を使う保育園や幼稚園は多いが、実は軽くて太い

    • 2025年3月12日
  • 三つ子のあれこれ 4 写真で成長記録 おそろいでかわいさ3倍
    三つ子のあれこれ 4 写真で成長記録 おそろいでかわいさ3倍

       3人並んでの撮影は気分が上がる 子育てをしていると毎日時間に追われ、てんやわんや。だが、大変な中でも、ささやかな楽しみがある。写真だ。おそろいの服を着ているもの、同じ寝相のものはインパクト抜群。わが子の写真は1人でもかわいいものだが、3人そろえば3倍になる。「三つ子育児」ならではの醍醐味(だいごみ)

    • 2025年3月12日
  • フッ化物がIQ低下に関係か 米国の研究グループ
    フッ化物がIQ低下に関係か 米国の研究グループ

       胎児期や出生後にフッ化物(無機のフッ素化合物)を摂取することは、子どもの知能指数(IQ)低下に関係する可能性があると、米国の研究グループが発表した。 フッ化物は虫歯予防効果があることから、米国などでは水道水に添加されているが、脳の発達やIQへの影響が一部では指摘されている。 研究グループは、中

    • 2025年3月12日
  • ペット防災 ⑩ 自立した心持って 住民としての気概も
    ペット防災 ⑩ 自立した心持って 住民としての気概も

       これまでペットの災害対策の心構えや具体的備えなどについて紹介してきましたが、最後に大切なことをお伝えします。 「ペット同行避難」という言葉は徐々に社会に浸透しています。災害対策は見直しが重ねられ、2024年の能登半島地震を受け、「防災基本計画」の修正が行われました。 この見直しの中では、市町村

    • 2025年3月12日
  • 高血圧+肥満+喫煙+糖尿病で 健康寿命10年短縮
    高血圧+肥満+喫煙+糖尿病で 健康寿命10年短縮

       東京科学大などの研究グループは、高血圧、肥満、喫煙、糖尿病の全てに該当すると、65歳以降健康に過ごせる年数を表す「65歳健康寿命」が約10年短くなると発表した。 研究グループは、全国300地区、約7000人の20年間の追跡調査データを分析。その結果、高血圧(収縮期血圧160mmHg以上/拡張期

    • 2025年3月11日
  • とまこまい医報 大腸がん治療 外科治療を中心に 利点大きいロボット手術
    とまこまい医報 大腸がん治療 外科治療を中心に 利点大きいロボット手術

       日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男女共に5割を超えています。部位別がん罹患数で最も多いのは大腸がんで近年、患者数は増加傾向にあります。消化器系のがんの中では根治する可能性が一番高いのも大腸がんで、外科手術はその治療の大切な役割を担っています。近年大腸がん治療は外科治療(手術室でおなかを

    • 2025年3月11日
  • 便秘の心不全患者 死亡率高く
    便秘の心不全患者 死亡率高く

       便秘を合併した状態で入院した急性心不全の患者は、その後2年以内の死亡率が高まることが分かったと、高知大医学部付属病院などの研究グループが発表した。 便秘は心血管疾患の発症リスクとの関連が指摘されているが、心不全患者の死亡率との関連は明らかでなかった。 研究グループは、2017年5月~19年12月に

    • 2025年3月11日