きょうのニュース
- 2025年4月4日
トランプ米大統領による相互関税発表で、24%の追加関税は政府の事前想定より厳しく、日本経済への影響は不可避との見方が広がる。内閣支持率の低迷に苦しむ石破茂首相にとって新たな打撃となりそうだ。閣議に臨む石破首相(中央)=4日午前、首相官邸
トランプ米大統領による相互関税発表で、24%の追加関税は政府の事前想定より厳しく、日本経済への影響は不可避との見方が広がる。内閣支持率の低迷に苦しむ石破茂首相にとって新たな打撃となりそうだ。閣議に臨む石破首相(中央)=4日午前、首相官邸
不意に普段利用するクレジットカード会社から「電話による追加認証に成功しました」とメールが届いた。いつもは「迷惑メール」と無視するのだが、どう見ても本物。念のために公式の問い合わせ先を調べ、確認することにした。 電話がつながるまでの煩わしさ、繰り返される機械的な音声と、腹立たしくて書きたいことは
北海道エアポート(HAP、千歳市)は、新千歳空港内の国際貨物ターミナルSIACTで、国際航空運送協会(IATA)の生鮮品貨物輸送における国際品質認証「CEIV Fresh(シーアイビー・フレッシュ)」を取得した。認証取得は国内では3例目、空港運営会社としては世界初。品質管理などを高い基準で実践してい
1日付で胆振総合振興局に着任した局長の牧野充氏(57)、副局長の稲場勝敏氏(55)、地域創生部長兼危機対策室長の長尾和宏氏(51)が2日、あいさつで苫小牧民報社を訪れた。牧野、稲場両氏はいずれも同振興局勤務は初めて。牧野局長は「国家プロジェクトやGX(グリーントランスフォーメーション)などの大型事
道は4日午前9時から、道内の子育て世帯にお米券や商品券など計5240円分を配る、子育て応援事業第3弾の申請受け付けを開始する。食料費をはじめ物価高の影響を受ける世帯を支援するとともに、道産品の振興を図る一石二鳥の事業で、申請期間は6月30日まで。対象は2006年4月2日から25年6月1日までに生
白老町の自宅でフラワー教室などを開いてきた「jill ’s garden(ジルズ・ガーデン)」の西村由佳さん(35)が4日、苫小牧市大町の大町銀座ストリート沿いにフラワーショップをオープンする。西村さんは「私がかわいい、と思う花でやりたい」と目を輝かせる。西村さんは2023年1月に市が民間移譲した
北海道エアポート(HAP)がまとめた道内7空港の運用状況によると、2月の旅客数は前年同月比10・5%増の257万9498人だった。 国内線は7・3%増の209万5785人で、前年実績を6カ月連続で上回った。国際線は新千歳、函館、旭川、帯広の実績で、26・7%増の48万3713人だった。 貨
この春も食品などの値上げが著しいが、昨秋「令和の米騒動」となった米も商品こそ店頭にはあるものの、収まるといわれていた高値は続いたまま。わが家はとうの前に好みの品種を求めることを諦めている。家人は、近場の店をはしごし幾分でも割安な米を見逃さずに買うことが大事となっている。首尾良く買えてどや顔が出た時
トランプ米大統領は2日、日本を含む貿易相手国に同水準の関税を課す相互関税を導入すると発表した。全輸入品に一律10%の関税を賦課。日本には24%を課す。ワシントンで相互関税に関する署名文書を掲げるトランプ米大統領(AFP時事)
1日付で苫小牧市の副市長に就任した町田雅人氏(60)、副市長から市教育委員会の教育長になった山本俊介氏(62)に現状の課題や意気込みを聞いた。市民のためになることを 町田 雅人副市長―就任の心境を。「金澤市政を支える役割を果たしたい。子どもど真ん中政策や駅前再整備などの課題を解決に結びつける施
記者会見するラピダスの小池淳義社長=1日午後、東京都中央区 先端半導体の国産化を目指すラピダス(東京)は1日、千歳市の工場で試作ラインを稼働する作業を始めたと発表した。都内で記者会見した小池淳義社長は、「2027年を目標とする量産開始につなげたい」と意気込みを語った。 量産化を計画するのは、人工知能
苫小牧市入船町の倉庫・港湾運送業、苫小牧埠頭(海津尚夫社長)は1日、市真砂町の苫小牧港・西港区に整備した太陽光発電と蓄電池設備の運用を始めた。カーボンニュートラル(CN、温室効果ガスの排出ゼロ)を目指す取り組みの一環で、二酸化炭素(C O2 )排出量を年間約400㌧削減できる見込みだ。所有地約1・
13日の大阪・関西万博開幕を控え、大阪市内の人口島「夢洲」の万博会場で水上ショーの準備が整い、報道陣に公開された。毎晩2回上演する。水上ショーとしてはこれまでの万博で最大の規模となる=1日、大阪市此花区
トランプ米大統領による追加関税の影響に注目が集まる自動車業界だが、インドのニューデリーで開かれた国際自動車展示会についての本紙記事も目を引いた。スズキが初の電気自動車となるSUV(スポーツ用多目的車)を同国で初披露したという内容。これを読んで、まず同社がインドの乗用車販売でトップシェアを誇る事実に
2025年度がスタートした1日、苫小牧市役所で辞令交付式が、主な企業では入社式が行われた。真新しいスーツ姿などの新人たちが、社会人としての一歩を踏み出した。誠実な公務にまい進 苫小牧市苫小牧市は1日、新規採用職員の辞令交付式を市役所本会議場で行った。市教育委員会採用1人を除き、事務職、技術職など
北海道日本料理研究会苫小牧支部は3月31日、苫小牧市民活動センターで市民料理教室を開いた。新型コロナウイルス禍で中止していたため、2019年10月以来約5年半ぶりの開催。26人が参加し、春の食材を用いた和食4品の作り方を学び、試食を楽しんだ。4品は、サクラマスとタケノコ、桜風味の生麩(ふ)の「春の
苫小牧市と市教育委員会は3月31日、市役所1階ロビーで同日勇退の特別職2人の退任式を行った。教育長の福原功氏(65)と副市長の山本俊介氏(62)が駆け付けた職員らに見送られながら、慣れ親しんだ庁舎を後にした。福原氏は1980年、山本氏は88年に入庁。福原氏は総合政策部長、副市長を経て、2022年4
苫小牧市は1日付で、まちづくり推進室主幹の畠山邦雄氏(54)を市スポーツ協会に派遣した。市が担ってきたスポーツ事業の移管が目的で、市から同協会への職員派遣は初めて。3月31日に市役所で金澤俊市長が辞令を交付した。これまで市スポーツ都市推進課が事務局となっていた全国高校選抜アイスホッケー大会の運営を
元タレント中居正広氏と女性とのトラブルを巡るフジテレビの一連の問題で、第三者委員会(竹内朗委員長)が調査報告書を公表。重大な人権侵害に当たると指摘し、業務の延長線上の性暴力と認められると明記した。会見で質問を受ける第三者委員会の竹内委員長(中央)ら=3月31日、東京都港区
広島の被爆者の一人、沼田鈴子さんは「アオギリの語り部」として知られた。原爆投下で左足を失いながら、被爆したアオギリの姿を見て生きる希望を取り戻した。そして2011年に87歳で亡くなるまで、被爆証言活動に心血を注いだ。 その沼田さんから1台のピアノが、広島の被爆二世で調律師の矢川光則さんに託された。
苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は、東胆振や日高などの取引先企業を対象に実施した、2025年経営見通しのアンケート結果をまとめた。回答した237社のうち、自社の業況を「悪い」と答えた企業が43・4%の103社に上った。前年の調査と比べて0・7㌽改善したが、DI(「良い」から「悪い」を引いた業況判断指
人気アニメ「機動戦士ガンダム」のグッズやプラモデル「ガンプラ」など商品約400点をそろえた「ガンダムベースアネックス」。東京に次いで国内2店目、空港には初出店。BANDAISPIRITS(バンダイスピリッツ、東京)が29日、新千歳空港国内線ターミナルビル4階にオープンした。昨年1、2月に同空港でポ
フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は30日、新千歳―新潟線、新千歳―福岡線に新規就航した。FDAが新千歳発着便に新規就航するのは、2017年3月以来8年ぶり。観光需要の増加を見込んでいる。新潟線は1日2往復、福岡線は同1往復。使用機材は小型ジェット機エンブラエル(76~84席)で、日本航空
苫小牧第一観光ハイヤー(苫小牧市有明町)は、タクシー4台を増車して39台体制とした。市内では繁華街を中心にタクシー不足が続く中、週末夜などの需要増に対応したい考えだ。 トヨタ自動車のユニバーサルデザイン(UD)タクシー車を、2、3月にそれぞれ2台ずつ増やした。導入費は約1100万円で、1日当た
苫小牧市は4月1日から、中小企業融資制度の各資金の利率を引き上げる。長期プライムレートの改定に伴い、2023年4月以来の引き上げで、各制度0・4~0・6㌽増に改定する。 中小企業振興資金は現行の1・3~2・0%を1・9~2・6%に、小規模企業経営改善資金は同0・9~1・5%を1・5~2・0%に
ミャンマー中部を震源とする大規模地震は31日、被災者の生存率が急激に下がるとされる発生から72時間を迎える。日本人1人を含む多数の安否が分かっていない。マンダレーで倒壊した建物の中に取り残された人を搬出する救助隊員ら(AFP時事)
新千歳空港の年間利用者が国内線だけで2000万人を超えたと、本紙でも報じた。過去最高を更新していたコロナ前の水準に近づいた。確かに、新千歳の国内線ターミナルは土日や祝日に関わらず混雑している感じがする。ビジネス、観光両方の需要が回復しているのだろう。 実はこの2000万人という数字、過去には新たな
苫小牧市は28日、コンビニエンスストア「セイコーマート」などを運営するセコマ(札幌市、赤尾洋昭社長)とまちづくり連携に関する協定を結んだ。市役所で締結式を行い、金澤俊市長と赤尾社長が協定書を交わした。協定は、地域ブランドの向上と産業振興への協力、安全・安心なまちづくり、持続可能な社会を実現するため
4月1日付で王子製紙春日井工場長に就任する同苫小牧工場長の渡部司氏(59)が28日、異動のあいさつで苫小牧民報社を訪れた。渡部氏はコロナ禍やウクライナ情勢など経済状況の目まぐるしい変化に見舞われた在任期間を「激動の5年間だった」と振り返った。渡部氏は2020年4月から苫小牧工場長。就任当初からコロ
道央産業振興財団(理事長・宮本知治苫小牧商工会議所会頭)は28日、理事会を苫小牧市テクノセンターで開き、2025年度事業計画と収支予算を原案通り承認し、就業規則や給与規定を一部改正した。同財団を構成する苫小牧、千歳、恵庭、安平3市1町の自治体、経済団体などから、理事や監事ら計10人が参加した。宮