白老 グランマ運営に奮闘 地域おこし協力隊員 千田さん「地域の人の居場所に」
- 2019年12月7日
白老町の地域おこし協力隊員の千田聖也さん(27)が大町商店街の地域食堂「グランマ」の運営に奮闘している。同店は地元の女性高齢者グループが切り盛りする食堂として知られている。今年10月に運営母体のNPO法人しらおい創造空間「蔵」から経営を引き継いだ千田さんは、「高齢者の生きがいづくりの場として店の可
白老町の地域おこし協力隊員の千田聖也さん(27)が大町商店街の地域食堂「グランマ」の運営に奮闘している。同店は地元の女性高齢者グループが切り盛りする食堂として知られている。今年10月に運営母体のNPO法人しらおい創造空間「蔵」から経営を引き継いだ千田さんは、「高齢者の生きがいづくりの場として店の可
むかわ町穂別の文芸ほべつの会はこのほど、会誌「文芸ほべつ」18号(A5判、94ページ)を発行した。メンバーの高齢化などを理由に今号を終刊とし、初刊からの35年の歴史を閉じる。代表の鹿糠すえ子さん(80)は「大きな目標があったわけでもなかったが、楽しんでできた。みんなで気に掛け、支え合ってきたからこ
道は5日、2019年度第1回タンチョウ越冬分布調査を全道285カ所で一斉に実施した。過去につがいが確認されたむかわ町では、町民有志と道職員の計6人が、飛来情報を基に車で巡回し個体数などを調べ、成鳥1羽を確認した。苫小牧市内でも日本野鳥の会レンジャーが弁天沼や美々川周辺などを巡回調査し、成鳥1羽を確
むかわ町は、独立行政法人住宅金融支援機構(東京都文京区)と、子育て世帯や移住者向けの住宅取得に対する補助金交付などとセットで借入金利を一定期間引き下げる「フラット35」子育て支援型・地域活性化型の協定を結んだ。子育て世帯や親との同居・近居のマイホーム取得者に対して支援の選択肢を広げ、町内への移住定
新冠町青年団体連絡会議による毎年恒例の「イルミネーションフェスタ2019」がこのほど、レ・コード館(中央町)で開かれた。同館前に設置されたアーチ状トンネルの約1万2000個のLED(発光ダイオード)イルミネーションが美しくともり、大勢の子どもたちが幻想的な光の演出を楽しんだ。 市街地の冬の
室蘭建設管理部苫小牧出張所は6日午後、胆振東部地震で損壊した厚真町の道道平取厚真線宇隆橋の災害復旧工事が完了したため、車両通行止めを解除した。 現場は厚真市街地からむかわ町穂別、平取町へ向かう場所に位置する。工事は7月末から始まり今月14日までを予定していたが、完了が早まった。
住民基本台帳に基づく白老町の11月末人口は1万6651人で、前月に比べ3人、前年同月比で346人それぞれ減少した。 男性は7920人で前月に比べて1人減少し、女性は8731人で同2人減。自然動態は出生5人に対し死亡24人で19人減、社会動態は転入38人に対し転出22人で16人増となった。
厚真町は来春から、昨年9月の胆振東部地震で地割れや地盤沈下などが発生した同町豊沢地区の移住者向け住宅地「ルーラルビレッジ」について、被害の原因になった地滑りと地下水の対策工事に乗り出す考えを示した。町は早ければ4月から工事を開始する予定で調整している。 4日に同地区のルーラルマナビィハウス
白老町のしらおいイオル事務所チキサニでこのほど、アイヌ民族の食文化をテーマにした講座と試食体験の催しが開かれ、参加者がアンコウ鍋の調理や試食を楽しんだ。 一般社団法人白老モシリのイオル(伝統的生活空間)体験交流事業として開催し、町民ら約30人が参加した。 講座ではモシリのメンバーが
安平町復興ボランティアセンターやあびら観光協会など町民有志でつくる「あびら復興加速実行委員会」は7日、町早来地区の飲食店を飲み歩くイベント「ハシゴ酒忘年会!」を開く。地元のレストランや居酒屋、焼き肉店など6店舗と同センターが特別メニューなどを提供。町内外からの参加を呼び掛けている。 同イベ
「書の甲子園」で知られる第28回国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)の審査結果がこのほど発表され、静内高校(新ひだか町、加澤雅裕校長、生徒509人)が北海道地区団体で準優勝した。個人では藤本蓮さん(3年)が大賞を受賞した。 国内のほか13の国・地域から1万3905点の応募の中、
白老町の社会福祉法人白老宏友会・多機能型事業所ポプリ(有城雅章施設長)は4日、「元気まち応援コーヒー事業」の寄付金贈呈式を大町のベーカリーショップななかまどで開き、町内の地域福祉団体など9団体に総額7万9800円を贈った。 同事業は、障害者支援施設のポプリが製造し、ななかまどで販売している
白老町青色申告会(山口美津男会長)は4日、町教育委員会に町立図書館の図書購入費3万円を寄付した。 山口会長と堀田尚史副会長が町教委を訪れ、安藤尚志教育長に善意を手渡した。山口会長は「会として小学校から高校までの租税教室開催に協力するなど、税に関する正しい知識の普及に努めているところ。税務関
白老町の「空き店舗等活用・創業支援事業」を活用し、同町竹浦にオープンしたラーメン店「さくら屋」が評判を呼んでいる。桧山管内江差町で営んでいた店を閉じ、白老の魅力に引かれて移住した高橋健児さん(43)、麻衣さん(34)夫妻が9月に開業した。札幌や江差で腕を磨き、到達した自慢の味は地元住民の間でたちま
プロ野球北海道日本ハムファイターズの杉浦稔大投手と玉井大翔投手、チームにゆかりのある選手、コーチらが3日、胆振東部地震で被災した子どもたちを元気付けようと、厚真町のあつまスタードームで小学生向けの野球教室を開いた。厚真、安平、むかわ、日高の4町から児童93人が参加し、憧れの選手たちから指導を受けた
厚真町の商店街を電飾で彩るイルミネーションが今年もお目見えした。静かな夜のまちに明かりがともり、見る人の目を楽しませている。 「商店街を明るくしよう」と、町商工会青年部と商工会の有志でつくる「あつまを元気にする会」が毎年この時期に手掛けている。町表町の花壇前に設置しているイルミネーションは
白老町の食や温泉を楽しむ日帰りバスツアーが2、3両日に行われた。虎杖浜竹浦観光連合会(福田茂穂会長)の主催で、両日合わせて室蘭市や登別市の市民ら計105人が参加。白老牛を味わったり、源泉掛け流しの温泉に入浴したりと、白老の魅力を満喫した。 「白老お楽しみツアー」と銘打ち、道南バス(本社室蘭
苫小牧市元中野町の苫小牧美術協会会員、室谷孝枝さん(70)が3日、胆振東部地震で被災した厚真、安平、むかわの3町を訪れ、それぞれ義援金を届けた。 11月16~21日、苫小牧市民活動センターで自らのチャリティー作品展を開催し、水彩とアクリル画46点を展示、販売。600人ほどが来場し、作品の売
JAとまこまい広域白老支所は14日、同支所駐車場(白老町本町1の7)で「産直! 白老牛・農産物フェア」を開催する。 白老牛の精肉やコロッケ、白老産和牛ハンバーグなどを特別価格で提供する恒例のイベント。JAとまこまい広域管内の東胆振地域で生産された米や餅米、豆類、長イモ、ゴボウ、厚真町産野菜
白老町竹浦で脊椎骨折の大けがを負った柴犬が保護され、町が飼い主を探している。交通事故に遭ったとみられ、町内の動物病院の献身的な手当てで一命を取り留めたものの、保護から1週間たっても飼い主が見つからない。本格的な治療には手術が必要になるため、町は「心当たりのある人はすぐに連絡してほしい」と呼び掛けて
むかわ町の「震災復興としてのまちなか再生を考える」をテーマにしたセミナーが2日、町役場と隣接する産業会館で開かれた。2011年の東日本大震災からの復興に携わる宮城大学理事・副学長の風見正三教授を講師に迎えて講演を行ったほか、町民と町職員合わせた30人ほどが参加したワークショップで町の未来を考えた。
厚真町の上厚真小学校(井内宏磨校長)は、厚南中学校と連携して小学6年生の「中1ギャップ」の解消に力を入れている。小中一貫教育の一環として、今年度は例年1回だった体験入学を4回に増やしたほか、厚南中の教員を小学校に招いて授業も実施。6年生が来春、中学校に進学する際、新しい環境に早くなじめるよう手厚く
白老町統計協議会会員の高橋東一さん(77)=同町竹浦=が統計功労者表彰(道知事感謝状)を受賞し、2日に町役場で伝達された。 高橋さんは「白老のまちをよく知りたい」と思い、2008年から住宅・土地統計や工業統計、国勢調査、経済センサスなど各種統計調査に従事。まちづくりを下支えする活動が評価さ
第41回和歌杯小学生バレーボール胆振大会が1日、白老町総合体育館と白老小学校体育館を会場に開かれた。胆振管内の15チームが熱戦を繰り広げ、室蘭勢が優勝、準優勝に輝いた。 白老緑丘バレーボール少年団後援会が主催する伝統の大会。地元白老や苫小牧市、室蘭市、伊達市、安平町など各地から男子、女子、
厚真町は、昨年9月の胆振東部地震と台風21号の強風で大きな被害を受けた農家に対し、営農再開に伴う掛かり増し経費の支援を検討している。具体的に掛かった経費の内容を調査するため、町役場の産業経済課農業グループで相談窓口を設け、12月30日まで受け付ける。 昨年9月5日から今年9月30日までに支
胆振教育局主催の第2回胆振管内アウトメディアフォーラムが11月30日、安平町追分公民館で開かれた。家庭教育講演やパネルディスカッションを通じて、参加した保護者や教育関係者が子どもたちの適切なメディアとの関わり方や遊びについて考えた。また、拳玉や木工クラフトなどを用意した体験広場では、子どもたちが元
白老町の姉妹都市・青森県つがる市の特産品即売フェアが11月30日、白老コミュニティーセンターで開かれ、名産のリンゴや米などが飛ぶように売れた。 姉妹都市交流の一環でつがるブランド推進会議が毎年催し、今年で14回目。青森県内で作付面積1位を誇る米をはじめ、リンゴや長イモ、ゴボウ、ニンニクとい
第18回コンサート・イン・はやきたが11月30日、安平町の早来町民センターで開かれた。安平、厚真町、苫小牧市の中学生やサークルなど10団体が出演。合唱や吹奏楽演奏などで来場者を楽しませた。 中学校の音楽教諭らが中心となって組織しているコンサートの実行委員会(實吉智子代表)が主体となって毎年
厚真町に師走の到来を告げる恒例行事「歳末助け合いチャリティー演芸大会」が1日、町総合福祉センターで開かれた。町内で活動する文化団体などが出演。ステージ上でカラオケや舞踊、拳玉パフォーマンスや和太鼓など多彩に催しが繰り広げられ、会場は温かい雰囲気に包まれていた。 町婦人団体協議会(藤本昭子会
化粧品製造販売のナチュラルサイエンス(東京)が白老町虎杖浜で運営するナチュの森で、親子向けの「あそびのひろば」の冬期営業が始まった。旧虎杖浜中学校の体育館を活用した施設に大型遊具などを取りそろえ、天候に左右されず親子で楽しめる場を提供している。 「あそびのひろば」は、小学生までの子どもと保