ワクチン126回分破棄 町内全域で停電 浦河
- 2021年6月10日
浦河町新型コロナウイルス感染症対策本部は8日、4日の町内全域の停電に伴い、町内の各医療機関に配布して冷蔵庫に保管していた新型コロナウイルスワクチン126回分(2回接種で63人分)を破棄したと発表した。町は「当該ワクチンが保存温度の2~8度の間で温度管理が保たれていたのか、客観的証明が難しいため廃棄
浦河町新型コロナウイルス感染症対策本部は8日、4日の町内全域の停電に伴い、町内の各医療機関に配布して冷蔵庫に保管していた新型コロナウイルスワクチン126回分(2回接種で63人分)を破棄したと発表した。町は「当該ワクチンが保存温度の2~8度の間で温度管理が保たれていたのか、客観的証明が難しいため廃棄
とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)は8日、厚真町の本所で2021年度新規就農者の激励会を開いた。新たに営農を始めた6人を含め、4支所の13人が農業の仲間入りを果たした。 今年度新たに就農したのは、厚真支所7人、早来支所2人、追分支所2人、穂別支所2人。就農形態は新規参入が6人
白老町花とみどりの会が運営するフラワーセンター(町緑丘)で、町内の花壇を飾る花作りが行われている。ビニールハウスでは約6万株の花が育てられ、近く町内会などに提供する。 同センターは毎年春に花を栽培し、町内会や事業所、学校などに提供する活動を続けている。今春も13人のボランティア会員が種から
白老町商工会(熊谷威二会長)は今年夏、プレミアム付き「ラブ♥ラブしらおい商品券」を発行する。額面4000円の商品券を3000円で販売し、町内の小売店や飲食店などで使ってもらう。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた地元経済の回復につなげる事業で、7月中旬から予約を受け付ける。
厚真町議会定例会が8日に開会し、町内の認定こども園の魅力化を進める取り組みに係る事業費を含めた2021年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。町は先進的な取り組みをする法人から指導を受けるなど、先行して事業を展開する上厚真地区にある宮の森こども園の独自ホームページ(HP)を作成し、子育て世代の移
宮坂尚市朗町長は8日の町議会定例会で、4日の前線を伴った低気圧による暴風雨の被害状況について行政報告し、農業の被害総額で6900万円程度を見込んでいると説明した。 町やとまこまい広域農業協同組合の調査によると、ホウレンソウの園芸ハウスを中心にビニールハウスの破損やめくれ、パイプの変形などが
道内一の生産量を誇る新冠町特産「にいかっぷピーマン」の共選出荷が、同町農協敷地内にある選果場で行われている。今年の販売額は、前年が高単価だったことから前年比約1億7000万円減の9億4000万円を計画している。 町内のピーマン生産は、水稲転作に伴う補完作物として1984年に農家2戸が導入。
むかわ町は7日、ブロードバンドタワーグループの「ジャパンケーブルキャスト」(本社東京)と防災・ICT(情報通信技術)の利活用・観光推進に関する包括連携協定を結んだ。同日、町役場に併設する産業会館と都内をオンラインでつないで締結式が行われ、協定書を確認した。同社が協定を結ぶのは全国でむかわ町が初めて
白老町は、2021~28年度を期間とした第4次定員管理計画を策定し、運用を開始した。民間業務委託の推進や新規採用の抑制などを図りながら、職員を徐々に減らして人件費の抑制につなげる。計画最終の28年度の正職員数は、20年度比で21人削減の方針を示した。 第3次(17~20年度)に続く第4次計
胆振東部消防組合の職員として40年にわたって活躍し、地域防災に尽力した元同組合消防署厚真支署長の吉村正弘さん(69)=町内在住=が今春の危険業務従事者叙勲で瑞宝単光章(消防功労)を受章した。7日に町役場で表彰伝達が行われ、宮坂尚市朗町長から賞状と勲章が手渡された。 吉村さんは同組合が発足し
東京競馬場で6日行われたGI安田記念を制したダノンキングリー。生産した浦河町杵臼の三嶋牧場(三嶋昌春代表)はGI初制覇の喜びに沸いた。7度目のG1出場で悲願の優勝を果たした。 同牧場は戦前から馬を生産してきた老舗の牧場で1960年に法人化。現在は約40人の牧場スタッフが約100頭の繁殖牝馬
新型コロナウイルス感染拡大によるクラスター(感染者集団)が発生しているむかわ町穂別地区の高齢者施設は5~7日の3日間で新たに1人の陽性が確認され、利用者1人が亡くなった。 町や施設によると、5日に職員1人の感染を確認したが、6、7日と2日続けて新規感染者はおらず、この間、利用者、職員合わせ
安平町は、「起業創業」と「移住」を連動させた新たな事業として「Fanfareあびら起業家カレッジ」を今年度からスタートさせる。皮切りとなるオンラインによるイベント(説明会)を13日に開催するに当たり、町内で起業、または事業展開を検討する人を対象に参加者を募集している。居住地は町内外を問わない。
住民基本台帳に基づく白老町の5月末人口は1万6207人となり、前月比で31人、前年同月比では262人それぞれ減少した。 男性は7686人で前月に比べて13人減。女性は8521人で18人減った。 自然動態は出生4人に対し死亡25人で21人減、社会動態は転入26人に対し転出人36で10
日本テレビ系列が3月に放送した情報番組でアイヌ民族を傷つける差別的な表現があった問題で、同社の小杉善信社長が6日に札幌市内で開かれた北海道アイヌ協会(大川勝理事長)の総会に出席し、謝罪した。小杉社長は「放送した言葉が直接的な差別的表現であることの認識が欠如していた」とし、番組チェック体制の強化など
道アイヌ協会の総会後、日本テレビの小杉善信社長が報道陣の取材に応じ、今回の問題について改めて説明した。 ―番組で差別的な言葉が使われた原因は 「やはり無知だったということ。番組チェックの問題もあるが、この言葉をアイヌ民族の方々が聞いた時にどう思うのか―という想像力を働かせて避けるべき
安平町の総合型地域スポーツクラブ「NPO法人アビースポーツクラブ」は6日、子どもたちや保護者・指導者を対象にした新規事業「スポーツサミット」を初めて開いた。新型コロナウイルス感染拡大による活動制限をはじめ、人口減少、少子化などにより地方が抱えるスポーツ環境の課題を共有し、解決に向けて意見交換した。
安平町安平地区の農産物直売所が5日、今季の営業を開始した。初日は好天に恵まれ、地元産の旬の野菜などを求める多くの買い物客が足を運び、にぎわいを見せた。 直売所は安平671の国道234号沿いにあるログハウス風レストラン「あびら交流センター」に隣接。今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮
白老ノルディックウオーキング愛好会(堀川重男会長)は20日、「第7回白老ノルディックウオーキング緑の集い」を白老町のポロト自然休養林で行う。 野鳥のさえずりが響く森の遊歩道でノルディックウオーキングを楽しむ行事。同休養林ビジターセンター前で午前9時から受け付けし、開会式後に出発。2・4キロ
白老町の漁業者による魚介類の水揚げ量が年々、減少傾向をたどっている。町の調べによると、2020年度は6609トンにとどまり、11年度以降の10年間で最も少なかった。特に主要魚種のスケトウダラと秋サケの深刻な不漁が続いている。漁獲量減少の原因は地球温暖化に伴う海の環境変化などが指摘されているが、関係
安平町教育委員会が遠浅、安平の両小学校を2022年度限りで閉校し、23年度に早来小と早来中を一体化して早来地区に開校する小中一貫の義務教育学校に統合する考えを示し、2、4日の2回にわたって開かれた説明会。出席した遠浅小児童の保護者からは統合に対して「反対」や「閉校の先送り」を求める意見が多く上がっ
安平町の産業廃棄物の最終処分場建設をめぐり、建設工事を進める業者と町が対立している問題で、小泉進次郎環境相は4日、同施設建設に当たって、「地域の理解と協力をいただいた形で進むのが望ましい」との見解を示した。 同日の衆院環境委員会で、立憲民主党の山岡達丸衆院議員=旧国民民主党比例代表道ブロッ
むかわ、厚真の両町では4日夜にも広範囲にわたって停電が発生した。午後6時35分ごろの発生から復旧までの約3時間、2町合わせて最大約5500戸に支障が及んだ。 むかわ町は、美幸、文京など鵡川地区全域と穂別地区の一部地域の計約3000戸が停電。竹中喜之町長を含む町職員30人ほどを招集し、町内を
前線を伴う低気圧が通過した影響で東胆振は4日、大荒れの天気となった。厚真、むかわ両町は激しい暴風雨に襲われ、気象庁の観測で最大瞬間風速が6月の観測史上最大を記録。この影響で各地では倒木や建物の屋根が剥がれるといった被害が出たほか、一時停電にも見舞われた。 気象庁がまとめたデータによると、4
新型コロナウイルス感染拡大により、むかわ町穂別地区の高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生して1週間余りが経過した。感染者数は4日時点で46人(3人回復、2人死亡)にもなった。町や北海道なども一体となって対策に乗り出しているが、感染症との苦しい闘いは長期戦の様相だ。 今月上旬の穂別地区―
幕末に蝦夷地(北海道)を調査した探検家・松浦武四郎(1818~88年)の像が、生誕地・三重県松阪市の市民から白老町に贈られ、仙台藩白老元陣屋資料館に設置された。アイヌ民族に支えられながら各地を踏査した武四郎は、白老にも足跡を残している。元陣屋資料館は「今は新型コロナ対策で臨時休館中だが、再開した際
安平町教育委員会は2日、遠浅、安平の両小学校を2022年度限りで閉校し、23年度に早来小と早来中を一体化して早来地区に開校する小中一貫の義務教育学校に統合することに関する説明会を遠浅小体育館で開いた。町教委の説明に対し、遠浅小に子どもが通う多くの保護者からは「いきなり統合はおかしい」「遠浅小に通い
白老町共同募金委員会(田村文一会長)は、2021年度赤い羽根共同募金のご当地ピンバッジを作った。 ピンバッジは直径2・5センチの円形で、赤い羽根を手にした白老牛肉まつりのキャラクター「ベコ丸」をデザインした。700個製作し、10~12月の赤い羽根共同募金運動の期間中、500円の寄付で1個を
新ひだか町三石蓬栄の建設会社、幌村建設(幌村司社長)の庭園にあるフジ棚が見頃を迎えている。淡い紫色の花房が、滝のように棚を覆って咲き誇っている。 フジは長さ10・8メートル、幅3・6メートルほど。棚いっぱいに無数の花房を付けている。 管理している幌村社長の妻久子さんによると、今年は
白老町は、従来の行政改革大綱と財政健全化プランを一本化した「行財政改革推進計画」を策定し、運用を開始した。人口減少の進行で町財政が厳しさを増していく中、効率的な行財政運営を推進し、将来にわたり安定的な行政サービスの提供につなげる。計画には将来の人口規模に見合う職員数の適正化や、公共施設の統廃合など