11 苫小牧市文化団体協議会 小林洋一会長(76) 時代に合わせた創作活動 行事開催へ知恵絞る
- 2021年2月5日
新型コロナウイルス禍は、苫小牧市民の文化芸術活動も直撃した。文化芸術団体の多くが活動の自粛を余儀なくされ、昨秋の市民文化祭は予定していた行事の約半数が中止になった。市文化団体協議会(文団協)の会長で、市民文化祭実行委員長も務めた小林洋一さんは「時代に合わせた新たな創作活動が求められている」と話す。
新型コロナウイルス禍は、苫小牧市民の文化芸術活動も直撃した。文化芸術団体の多くが活動の自粛を余儀なくされ、昨秋の市民文化祭は予定していた行事の約半数が中止になった。市文化団体協議会(文団協)の会長で、市民文化祭実行委員長も務めた小林洋一さんは「時代に合わせた新たな創作活動が求められている」と話す。
皆さまご存じのようにバードウオッチングという言葉は英語から来ています。この言葉、日本語ではどのように訳せばよいのか。「野鳥観察」がもっとも適当な言葉でしょうか。ほかにも「鳥見」「探鳥」などという日本語もありますが、あくまで趣味として、娯楽として鳥を見に出掛ける場合は、やはりバードウオッチングという
苫小牧市の水道水と厚真町の酒米彗星(すいせい)を原料とする地酒「美苫」も、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている。飲食店を中心に需要が落ち込み、取扱店30店で在庫の消費が遅れた。新酒の醸造、発売も例年より3カ月ずれ込む見通し。苫小牧酒販協同組合美苫みのり会の平田幸彦部会長は「イベント中止の影
「胆振国勇払郡入鹿別殖民区画地、七線二五番、二七番、一 未開地拾町歩」と書かれた土地の払い下げに関する願書があります。所在地の横に土地の見取り図が示され、入鹿別殖民地区画図の地番表記と一致しています。7線25番であれば、7線道路と4号道路の交わる十字路の北東に接する区画の土地であることが図面上で一
地域の世帯数が約330世帯という小規模な町内会の特性を生かし、一人暮らしの高齢世帯の名簿を作成。災害が発生した場合の避難の段取り、引率者などについて役割分担を徹底している他、緊急連絡先や通院先、血液型なども把握する。 会長、副会長をはじめ役員は女性が大多数で、婦人部の活動が盛ん。ミニ
ホテルや旅館など宿泊施設も、新型コロナウイルス禍に苦しんできた。観光客や出張客らが宿泊する機会が減り、昨年2月から稼働率や売り上げが減少。苫小牧市内の10施設で構成する苫小牧ホテル旅館組合の佐藤聰組合長は「3~5月は50%以下になった」と語る。道や国の緊急事態宣言、それに伴う外出や往来の自粛、予約
新型コロナウイルス感染が苫小牧市内で初めて確認された昨年2月下旬、真っ先に中止の判断を迫られたイベントの一つが、毎年3月の第1日曜開催の「技能祭」だった。本来なら第40回の節目を迎えるはずだったが、主催する苫小牧地区技能士協会の福森希志雄会長は「感染を広げかねない。中止するしかなかった」と振り返る
苫小牧市新開町でパンの製造、販売を手掛けている就労継続支援B型施設「愛らんどベーカリー」で、サービス管理責任者として利用者の相談に応じたり、作業を手助けしたりしています。 仕事と休憩時間のめりはりをつけた上で、自分も利用者のみんなも楽しみながら取り組める職場の環境づくりのため、技術向上やパ
新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、あらゆる場面で「対面」を避ける傾向にある昨今。苫小牧市の地域福祉の担い手、民生委員・児童委員たちも昨年2月以降、高齢者の見守り活動に苦心してきた。苫小牧市民生委員児童委員協議会の松村順子会長は「民児委員も地域の方も高齢者同士。早くワクチンを接種し、以前のよう
「コロナ禍の中だからこそ、今の生活をもう一度見直してみては」―。苫小牧消費者協会の山内幸子会長は、コロナ下の過ごし方をアドバイスする。より賢い消費者で在り続け、生活全般を守るための心構えの一つとして「もったいない精神を大事にしてほしい」と願う。 コロナ感染拡大による市民生活の影響に目を光ら
新型コロナウイルス感染拡大は、苫小牧市錦町、大町の繁華街の光景を一変させた。夜になると会社員らでにぎわった通りは閑散とし、居酒屋など各店の売り上げが激減。忘年会、新年会シーズンなどの書き入れ時も、3密(密閉、密集、密接)回避で団体利用がほぼなくなった。北海道料理飲食業生活衛生同業組合苫小牧中央支部
鮮魚取扱店を中心に43事業所で構成する、苫小牧魚菜買受人協同組合の石垣孝幸理事長は「コロナで本当に厳しいが商機はある。苫小牧を魚でもっとPRしたい」と語る。苫小牧は沖合で黒潮と親潮がぶつかり、海岸は変化が少ない砂浜という絶好の漁場で、年間100種類以上の魚介類が水揚げされる。 昨年は各店が
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、インバウンド(訪日外国人旅行者)をはじめとする道内への旅行客が急減した。イベントの開催や観光案内を通じ、地域の魅力を発信してきた苫小牧観光協会の市町峰行会長は「飲食業や宿泊業、タクシー業界などへの影響が大きかった」とこの1年を振り返る。 2020年は
「人と人のつながり」を大切にし、住民同士が助け合い、支え合う温かい地域を目指し、隣近所でお互いを自然に見守る町内会づくりを進めている。 「花を育てることで、きれいな心を育てる」と環境美化活動にも力を注ぎ、地域の公園には会員たちが植えた花が彩りを添える。ごみステーションの巡回も行い、清潔を保
「花を飾れば気分も明るくなる」―。苫小牧生花商組合の米田嘉慎組合長はアピールする。新型コロナウイルス感染拡大の影響が、生花店の売り上げダウンに直結する中、個人消費の掘り起こしに望みを懸ける。「コロナ時代の癒やしになれば。花が一本でも家にあると違う」と強調する。 苫小牧、白老、むかわの生花店
北海道立苫小牧高等技術専門学院金属加工科の2年生です。ものづくりに興味があり、入学後2年間、技術や人との関わり方などを学んできました。溶接はパーツを作って形になることが面白く、やりがいを感じています。 3月に卒業し、4月から工場溶接などを行う苫小牧市内の企業に就職します。今まで学んだことを
苫小牧市内のイベントや会議、冠婚葬祭などあらゆるシーンで重宝されてきた弁当や仕出し料理。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、そうした場面そのものがほぼ姿を消し、販売する企業は大きな痛手を被った。苫小牧弁当仕出協同組合の今田正義理事長は「コロナで組合活動もできなくなった。厳しい」と嘆きつつ「コロナに
山本健也院長(50)は北大歯学部卒。大学時代に所属していたアイスホッケー部の先輩や苫小牧出身の後輩とのつながりから、2012年10月に現在地で開業した。小児歯科専門という性格上、診療を受け付けるのは0歳児から小学生まで。子どもの患者と接する場合のポイントは「正しい情報を伝えること」。治療計画に沿っ
国立アイヌ民族博物館収蔵資料展「イコロ」の「カンピ―紙―」のコーナーでは、絵や文字によって記録された資料を紹介している。文字による記録としての中心的な展示資料は、アイヌ民族自身によるアイヌ語の記録、知里真志保(1909~61年)の原稿である。 知里真志保は現在の登別市出身で、「アイヌ神謡集
苫小牧との最初の縁は三笠市の三笠中2年生だった1967年、中学軟式野球の北海道大会に出場したときだった。各地区の予選を勝ち抜いた参加校が、開会のセレモニーで苫小牧市大町の一条通りを紙吹雪が舞う中行進した。「あの情景は今でも覚えている。すごかった」と渡辺臣章さん(67)は懐かしむ。 5年後、
コロナ禍のこんな時期だから、あえて救いのある話をしよう。 フィリピンには仕事にからめて、トータルでかれこれ数年間住んだことになる。仕事以外でも現地で奨学金制度「内山アジア教育基金」を主宰しているので、コロナ禍の前はほぼ毎年長期滞在をくり返していた。 1年半前に脳梗塞で倒れ
2018年春先、学校の先生と一緒にむかわ町田浦地区を題材とした郷土史の調査として、社会科のフィールドワークに同行しました。田浦地区について、自分自身も掘り下げて調べたことがなかったため、まずは町史を開き、史料調査を継続したところ、同地区の歴史は、北海道の開拓計画と密接なつながりのあることに気が付き
―昨年の事業実績は。 「本来ならば東京五輪が開催され、民族共生象徴空間(ウポポイ)開業、出光興産北海道製油所の大規模定期補修工事などの波及効果と相まって史上最高益が出る予測もあった。インバウンド(訪日外国人旅行者)の増加にも期待したが、新型コロナウイルスの影響で3月から6月の稼働率は80%
1990年代に分譲が始まった糸井グリーンヒル地区が前身。海が見える望洋台北・南公園は海抜52・8メートルの高さにあり、津波に強い町内会と言える。 2002年11月からグリーンヒル自治会を改称し、現在の名になった。町の入り口に当たる坂の両側に植えられた桜並木が由来。地域住民の思いから、平野部
―昨年を振り返って。 「本州市場は発注量が減り、道内市場もシステム化投資の先送りがあるなど、新型コロナウイルスの影響が色濃く出た。(昨年12月現在)業績面は前年度を下回るが、暗い材料ばかりでもなく、追い込みをかけている。予期せぬ仕事をもらえたり、要員確保が厳しくても救いの手を差し伸べ合った
苫小牧海上保安署の地域防災対策官です。海の安全を守り、はや10年。昨年8月にパパにもなり、仕事も私生活も充実した毎日。業務では、自然災害や事故災害時に迅速、的確な対応ができるような訓練内容の企画、関係機関との連携体制の確保に励んでいます。 海難人身事故に遭遇したり目撃をしたり、油の排出など
ハイヤーからトラック、バスまで、あらゆる車の運転手として仕事をする傍ら、空いた時間に趣味の写真撮影で「北海道中を走り回った。道内で行ったことのない市町村はない」と胸を張る。 8人きょうだいの末っ子として十勝管内芽室町の農家に生まれた。新制鹿追中学校(同管内鹿追町)の第1期卒業生。豆や芋など
―昨年を振り返って。 「2月までは売り上げが好調だった。3月の決算に向け、黒字水準で推移していたが、同月に大きく下がった。その後は他社と同様、4、5、6各月の売り上げの下がり幅が大きかった。道内の店舗に関しては、7月にいったん回復したが8月に落ち込み、9~10月に戻ってきたと思ったところで
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターには、毎年60種ほどの傷病鳥が搬入されますが、種によっては、その生態などから運び込まれやすい時期が存在します。 ちょうど冬になると、搬入が多くなる鳥の一つに、シメ(スズメ目アトリ科)が挙げられます。昨シーズンでは立て続けに、6羽もの搬入がありました。
―昨年を振り返って。 「新型コロナウイルスがあったから全然駄目―ということはなかったが、(分譲で)ほぼまとまっていた案件のキャンセルもあり、痛いところは正直あった。ただ、胆振東部地震からの復旧作業が昨年で終わり、経営そのものは安定している。株主配当も地震後は最低の1株当たり100円、昨年も