アイスホッケー通じ、生徒と交流 レッドイーグルス北海道

アイスホッケー通じ、生徒と交流
レッドイーグルス北海道
子どもたちにアイスホッケーの基本情報を説明する橋本(左)と相木(中央)

 アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は1月26日、北海道室蘭聾(ろう)学校(二階堂洋子校長)=室蘭市水元町=でアイスホッケー体験教室を行った。講話やシュート体験などを通じて児童・生徒12人と交流を深めた。

   今回の教室はレッドイーグルスが昨年11月、同校の児童・生徒を試合に無料招待したことがきっかけで実現した。DF橋本僚とFW相木隼斗が同校を訪れた。

   2人は音声を認識してモニターに表示するソフトと教諭の手話通訳を介し、アイスホッケーの基礎的なルールを解説。生徒からの質問タイムでは、アイスホッケーを始めたきっかけを聞かれ、橋本は「小学1年生の時に父にスケートリンクへ連れて行ってもらったのがきっかけ」とし、相木は「本当はサッカーをやりたかったが、アイスホッケーをやっていた父と兄に連れられて始めた」と話していた。

   その後、2グループに分かれシュート体験を実施。ゴールキーパー役の選手をかわしてシュートを打ち込み、子どもたちは笑顔でガッツポーズしていた。昨年11月の試合を観戦した佐藤るみさん(中学部3年)は「すごく楽しかった。選手たちのおかげでアイスホッケーを身近に感じられた」と話した。

   橋本は「子どもたちとアイスホッケーを通じてつながれた。このような授業は選手自身も人間として成長できる機会なので、大切にしたい」と話した。