4月3日からアメリカ・ユーティカで開かれる女子アイスホッケー世界選手権への日本代表選手選考を兼ねた若手選手の強化合宿「ユースキャンプ」が13日から、苫小牧市内のネピアアイスアリーナなどで行われている。今月、札幌市などで開催された全日本女子アイスホッケー選手権大会で活躍した選手など24人が参加している。
苫小牧勢は、道路建設ペリグリンからGK増原海夕、DF細山田茜、小池詩織、FW高涼風、輪島夢叶が選出された。トヨタシグナスはDF志賀葵、FW伊藤麻琴が選ばれている。
17日には韓国代表と練習試合を実施した。日本は第1ピリオドから積極的な攻撃を見せ、数的有利のパワープレーでも得点を奪い4―0とリード。第3ピリオドには、韓国代表が6人攻撃を仕掛けてきたが、日本側がパックを奪いがら空きのゴールに流し込み、5―0で勝利した。
飯塚祐司監督は「合宿では得点力向上をテーマにしている。きょうは『試合のスタートを良くしよう』と言っていたので、序盤に取れて良かった。世界選手権はレベルの高いチームばかりなので、より精度を上げていきたい」と話していた。
合宿は20日まで。19日は午後5時半から、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナで駒大苫小牧高校と、20日午前10時から同アイスアリーナで苫小牧中央高校と練習試合を予定している。
合宿は一般公開されており、日程は日本アイスホッケー連盟のホームページで確認できる。