• (2) カムイミンタラ 高台の伝承地 カムイが舞を舞う場

       白老町の西側、虎杖浜地区のポンアヨロから登別漁港にかけての一帯は、アイヌ語地名でも特殊な地域です。前回の「オソロコッ」でも紹介したように、地名が物語やカムイ(神)の伝承などから付けられています。一般的なアイヌ語地名は、そこがどのような場所なのか―を示しています。例えば「クッタルシ=イタドリの多いと

    • 2019年9月16日
  • 安平 世界カヌーマラソンに出場 安平出身 大橋さん「自己ベスト出す」
    安平 世界カヌーマラソンに出場 安平出身 大橋さん「自己ベスト出す」

       安平町出身の大橋玲奈さん(21)=東京女子体育大学3年=が、10月17日から中国・紹興で開催される2019世界カヌーマラソン選手権大会に日本代表として初出場する。昨年11月に岐阜県で開かれた全日本長良川長距離選手権大会の女子10キロで3位となり、代表権を獲得。「初めての世界選手権でどこまでできるか

    • 2019年9月16日
  • 白老 ペッカムイノミで豊漁願う アイヌ民族文化財団
    白老 ペッカムイノミで豊漁願う アイヌ民族文化財団

       アイヌ民族文化財団は13日、白老町のウヨロ川と白老川の河口河川敷でサケの豊漁を祈る伝統儀式「ペッカムイノミ」を行った。 ペッカムイノミは、サケの遡上(そじょう)時期に漁の安全と豊漁を祈願するアイヌ民族の儀礼。明治以降の同化政策で長く途絶えていたが、1982年に札幌市で100年ぶりに復活した

    • 2019年9月16日
  • 白老 議案9件、決算など可決 町議会定例会閉会で勇退者セレモニーも
    白老 議案9件、決算など可決 町議会定例会閉会で勇退者セレモニーも

       白老町議会の定例会9月会議は13日、本会議を開き、今年度一般会計補正予算案や白老駅北観光商業ゾーン設置管理条例など議案9件、2018年度各会計決算の認定3件などを原案通り可決し、閉会した。 補正予算は、今年度一般会計に6億489万3000円を追加し、総額118億3057万7000円とする内

    • 2019年9月16日
  • 安平 遠浅小開校120周年記念 遠足で「ふるさと」巡り
    安平 遠浅小開校120周年記念 遠足で「ふるさと」巡り

       安平町遠浅小学校(柿崎秀顕校長)は13日、全校一斉の遠足を行った。今年は開校120周年にちなんで「ふるさと」をコンセプトにし、地域関係者にも協力してもらうウオークラリー形式で実施。好天に恵まれた中、児童たちは目的地に向けて元気いっぱいに歩き、各場所で地域の人たちと交流を深めた。 今年の遠足

    • 2019年9月16日
  • むかわ 鵡川高校とひかり認定こども園 高校生が園児と交流
    むかわ 鵡川高校とひかり認定こども園 高校生が園児と交流

       鵡川高校(山崎恒平校長)は13日、むかわひかり認定こども園の園児を学校に招いて交流会を開いた。鵡川高の2、3年生58人と年長児18人がゲームなどを通じて楽しいひとときを過ごした。 交流会では、同校の教員が消毒液と火を使って爆発を起こすといった理科の実験を披露して、園児たちは大喜び。生徒たち

    • 2019年9月16日
  • あつまどりを使用し、炭火で丁寧に
苫小牧 鳥しげ
とり串
    あつまどりを使用し、炭火で丁寧に 苫小牧 鳥しげ とり串

       1996年に苫小牧市内で創業した当時から不動の人気を誇るとり串(3本、税抜き350円)が、言わずもがなの看板メニュー。「こんなにジューシーで軟らかい肉はない」と創業者の重本政道さん(68)がほれ込んだ、厚真町内の養鶏場で育った「あつまどり」を使用しているのが特徴だ。  あらかじめ十分に火をお

    • 2019年9月16日
  • 鈴木商会苫小牧アルミ工場 精錬作業など 先端技術学ぶ 早大理工学術院の大和田教授と学生
    鈴木商会苫小牧アルミ工場 精錬作業など 先端技術学ぶ 早大理工学術院の大和田教授と学生

       資源リサイクルの鈴木商会(本社札幌市、駒谷僚社長)は11日、苫小牧市勇払の苫小牧アルミ工場で早稲田大学理工学術院(東京)の大和田秀二教授(資源分離工学)や研究室の学生ら12人の見学を受け入れた。参加者はアルミの精錬事業への理解を深めた。 同工場では2009年の開設以降、企業や大学の見学を年

    • 2019年9月16日
  • 白老や苫東港で作業見学 苫建設協会が現場視察研修
    白老や苫東港で作業見学 苫建設協会が現場視察研修

       苫小牧建設協会(宮﨑英樹会長)は12日、白老町と厚真町で管内・管外現場視察研修会を開いた。同協会建設委員会の19人が参加。建設が進んでいる白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)や苫小牧港・東港の現場を見学し、知識を深めた。  同協会で毎年行う事業。苫小牧港・東港の荷役エリアでは昨年9月の胆振東

    • 2019年9月16日
  • 屋外広告物の安全を確認 苫小牧広美会と胆振総合振興局
    屋外広告物の安全を確認 苫小牧広美会と胆振総合振興局

       苫小牧市内の看板製作業者など4社でつくる苫小牧広美会(福井洋幸会長)と胆振総合振興局はこのほど、市内の音羽町と双葉町で屋外広告物の安全対策パトロールを行った。両町で約50件を調査し、落下の恐れがあるなど指導が必要な広告物が15カ所見つかった。調査結果は道に提出され、今後、所有者へ改善を求める文書が

    • 2019年9月16日
  • 内外情勢調査会苫支部 白坂さん銀座の流儀語る
    内外情勢調査会苫支部 白坂さん銀座の流儀語る

       内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は12日、苫小牧市内のホテルで支部懇談会を開いた。銀座クラブ稲葉オーナーの白坂亜紀さんが講師を務め、「銀座の流儀」のテーマで、日本有数の歓楽街である銀座で厳しい競争を生き抜いてきた経験を語った。 白坂さんは、学生時代からクラブで勤務した経験を踏まえ

    • 2019年9月16日
  • (6) 給水第72戦車連隊(北恵庭)中塩毅2尉(46) 断水の安平地区を巡回 住民に寄り添って

       胆振東部地震でライフラインが断絶した厚真、安平、むかわ3町。大規模停電(ブラックアウト)に断水が追い打ちを掛けた。陸上自衛隊第7師団は地元自治体などの要請に基づき、発災初日の昨年9月6日から同10月5日まで給水支援を展開。総給水量は日高町の支援も含めると95万リットルに達した。  第72戦車

    • 2019年9月16日
  • 消火や救助連携確認 新千歳 航空機事故対応訓練
    消火や救助連携確認 新千歳 航空機事故対応訓練

       航空機の火災事故を想定した「航空機事故消火救難総合訓練」が12日、新千歳空港で実施された。本物の機体を使用して空港関係機関や消防、自衛隊が発生直後の初動活動を駐機場で展開。情報共有や消火、救助について連携を確認した。 新千歳空港緊急計画連絡協議会(本部長・山田修空港長)が2017年以来2年

    • 2019年9月16日
  • 定例会後に記者会見 定数や報酬 全員協議会で議論へ 苫市議会
    定例会後に記者会見 定数や報酬 全員協議会で議論へ 苫市議会

       苫小牧市議会の正副議長は13日、定例会後の定例記者会見を市役所で開いた。金沢俊議長は来期の議員定数を巡って、11月27日に開く全員協議会で各議員の討議を交えながら、検討を進める考えを示した。 議会改革検討会での議論結果として報告した。同市議会では36まであった定数だが、2015年から現在の

    • 2019年9月16日
  • 長崎・福井・島根フェア 千歳・ミル 30日まで
    長崎・福井・島根フェア 千歳・ミル 30日まで

       JR千歳駅前の複合商業施設・千歳ステーションプラザ2階の千歳観光物産サテライト・ミルで物産企画「長崎・福井・島根フェア」が30日まで開かれている。 長崎コーナーには、長崎名物、角煮専門店こじまの「角煮まん」(356円税込み)や「きざみたかな」(324円同)。福井コーナーには「ミニひじきごは

    • 2019年9月16日
  • 千歳川 担当者「出足は好調」 シロザケ採卵作業始まる
    千歳川 担当者「出足は好調」 シロザケ採卵作業始まる

       千歳川で捕獲したシロザケの採卵作業が千歳市蘭越の国立研究開発法人水産研究・教育機構北海道区水産研究所千歳さけます事業所の構内で行われている。作業は6日に始まり、3回目となる12日は1457匹の親魚から約210万粒の受精卵を確保した。 親魚は日本海さけ・ます増殖事業協会の事業所構内の千歳川左

    • 2019年9月16日
  • 定例会振り返って 開かれた議会へ新たな試み 傍聴者アンケートなど
    定例会振り返って 開かれた議会へ新たな試み 傍聴者アンケートなど

       13日閉会した苫小牧市議会定例会は、新たな試みが目立つ議会だった。 まず、市議会主導の本会議傍聴者対象のアンケートだ。▽議会・議員への期待▽議員、市長側の発言内容に対する理解度▽傍聴理由―などを尋ねた内容で、1年間かけて定例会ごとに調査する。今定例会中は延べ約160人が傍聴し、ほぼ全員の回

    • 2019年9月16日
  • Myどりーむ 北川(きたがわ)和輝(かずき)さん(21)
    Myどりーむ 北川(きたがわ)和輝(かずき)さん(21)

       貧困や差別、都市、暮らしなどをテーマに創作活動をしています。今はコラージュ作品が中心で、事前の取材に時間をかけます。8月に苫小牧市内で開かれた芸術祭「樽前arty(アーティ)」に初出展し、多くの刺激を受けました。自分にとって表現は、食事や空気を吸うのと同じぐらい大切なもの。29日午後2時から、苫小

    • 2019年9月16日
  • 18日―市民会館でイベント 楽しみながら交通安全
    18日―市民会館でイベント 楽しみながら交通安全

       セーフティウェーブ・イン苫小牧実行委員会(植村彰彦委員長)は18日午後4時半から、苫小牧市民会館大ホールで、市内出身の芸人あいきけんたさんらによるものまねライブや道警音楽隊の演奏を楽しめる交通安全イベントを開催する。入場無料。 音楽などエンターテインメントを通じ、交通安全意識の向上を図る目

    • 2019年9月16日
  • 園児ら 動物と触れ合う 「なかよし牧場秋まつり」 エンゼル幼稚園
    園児ら 動物と触れ合う 「なかよし牧場秋まつり」 エンゼル幼稚園

       苫小牧市しらかば町のエンゼル幼稚園(坂本安正園長)は12日、同園の園庭で「なかよし牧場秋まつり」を開いた。園児や保護者、地域住民が訪れ、ヤギやチャボ、ウコッケイなどとの触れ合いを楽しんだ。 動物に親しむことで愛情を育み、親子の交流も深めてもらおうと毎年この時期に開いており、地域住民にも開放

    • 2019年9月16日