苫小牧市と日医工が連携協定締結 健康寿命伸ばし医療費抑制 後発医薬品の普及啓発も
- 2020年3月25日
苫小牧市は24日、国内最大級の後発医薬品(ジェネリック)メーカー日医工(本社富山市)と、健康寿命の延伸と医療費適正化等に関する包括的連携協定を締結した。市民が健康に生活できる期間を延ばすほか、医療費の抑制を図ることなどを目的に連携して啓発活動に取り組む。 協定は、市民の健康づくりや疾病・予
苫小牧市は24日、国内最大級の後発医薬品(ジェネリック)メーカー日医工(本社富山市)と、健康寿命の延伸と医療費適正化等に関する包括的連携協定を締結した。市民が健康に生活できる期間を延ばすほか、医療費の抑制を図ることなどを目的に連携して啓発活動に取り組む。 協定は、市民の健康づくりや疾病・予
浦島太郎伝説の研究者で、今月末で退職する苫小牧駒沢大学=苫小牧市錦西町=の客員教授、林晃平さん(65)による最後の企画展「浦島太郎展ファイナル」が27日まで、同大展示室で開かれている。1650年ごろの絵巻や、ダリが浦島を描いた石版画(1976年)など、100~200点を紹介している。 現代
今月上旬、同期のSさんが退職した。11年前の4月に入社以来、同じフロアにいることが多く、彼の自宅で酒を酌み交わしたこともある。職場環境の変化に悩む声を聞き、また飲もうと約束をしていたが、かなわなかった。札幌で仕事をすると聞いたので、今後の幸運を願いたい。 個人的には、取材の担当先が変わり、
苫小牧市人事(4月1日付) 【部長職】 [市長部局] 会計管理者、会計課長事務取扱(財政部次長)石黒幸人▽市民生活部長・総務部行政監理室長の兼職を解く(総務部次長兼総務部行政監理室長)野見山慎一▽環境衛生部長・総合政策部政策推進室長及び国際リゾート戦略室長事務取扱を解く(総合政
3月末で37年間の歴史に幕を下ろす苫小牧明徳小学校(毛利毅校長)で24日、児童の登校最終日となる修了式が行われた。新型コロナウイルスの感染予防で異例の対応続きの中、1~5年生89人がそれぞれの思いを胸に学びやに別れを告げた。 同校は1983年4月、児童数687人で開校し、これまで卒業生25
苫小牧市内の全小中学校40校が24日、一斉に今年度の最終登校を行った。新型コロナウイルス感染防止のため、学級が複数ある学校は修了式の見送りや分散登校を実施し、児童生徒たちは約2週間の春休みに入った。 苫小牧澄川小学校=澄川町=(上村明人校長、児童526人)は学年ごとに分散登校した。密集を避
小中学校の始業式や入学式について、苫小牧市教育委員会は24日現在、予定通り新学期を始める方針でいる。始業式は、小学校が4月7日、中学校が6日、植苗小中学校は8日。入学式は、小学校が8日、中学校が7日、啓北中山なみ分校のみ9日に実施する。 公立高校の入学式は、国の指針を待って道教育委員会が実
苫小牧市汐見町のマルトマ食堂(三浦未店長)は、ホッキ貝のだし汁と身を使った「ホッキ厚焼き玉子」を開発し、28日から同店の新メニューに登場する。店内では切った状態で提供し、テークアウト用には「マルトマ食堂」の焼き印を押して販売する。1個800円(税込み)。 卵5個とホッキ1個を使用し、だし汁
苫小牧市内の高校は、苫小牧総合経済、苫小牧東、苫小牧西の3校が24日、分散登校による修了式を行った。学年やクラスで登校時間を分け、苫小牧東、苫小牧西の両校は25日も実施する。 苫小牧南は23日に最後の登校日を設けたが、修了式の形は取らず通知表は郵送済み。苫小牧工業も分散登校を実施せず、通知
苫小牧市内の絵画教室「点から絵画教室」の作品展「点から展」が31日まで、表町のファッションメールプラザギャラリーで開かれている。同教室の講師、加藤広貴さん(48)の3作品と生徒が描いた油彩画、アクリル画など計10点が並ぶ。 加藤さんは木場町の画材専門店、苫美堂に勤務し、同店2階で教室を開講
苫小牧署は23日、苫小牧市の70代女性のほか男女4人の自宅に、同署の警察官を名乗る男から不審な電話があったと発表した。同署は特殊詐欺事件の予兆とみて捜査している。 同署によると、23日午後3時から4時ごろにかけて、同署の警察官を名乗る男から「オレオレ詐欺の犯行グループを捕まえた。犯人のデー
新型コロナウイルス感染拡大の影響で4日から休館していた苫小牧市美術博物館(末広町)、市立中央図書館(同)、サンガーデン(同)、勇武津資料館(勇払)が24日、再開した。各施設には、20日ぶりに市民の姿が戻った。 美術博物館は同日午前9時半、常設展や企画展の展示を再開。企画展は「大正・昭和の鳥
道は23日、道内で新型コロナウイルスに新たに感染した人は確認されなかったと発表した。新たな感染者の発表が0人となったのは17日以来、6日ぶり。 道内の患者は23日現在で162人で、これまで6人が亡くなった。治療中は59人で、うち7人が重症という。
苫小牧商工会議所(宮本知治会頭)は23日、苫小牧市内のホテルで通常議員総会を開いた。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致活動の継続、苫小牧国際リゾート構想の具現化に向けた街づくり計画策定などを盛り込んだ2020年度事業計画を承認した。 街づくり計画は、市中心部に人を呼び込むための具
苫小牧市は24日、4月1日発令の人事を発表した。異動者総数は一般職から部長職までで262人(前年度比8人減)と、規模は例年並み。 職層別では部長職6人(同2人増)、次長職14人(同5人増)、課長職34人(同1人増)、課長補佐職20人(同12人減)、係長職80人(同2人増)、一般職79人(同
苫小牧市のホッキ貝は、言わずと知れた特産品。19年連続で全国一の水揚げ量を誇っており、「苫小牧産ほっき貝」の名前で地域ブランドに登録されている。漁業者が大ぶりの貝のみを厳選して漁獲し、市場の取引価格は産地別でもトップクラス。多くは飲食店に流通している。 そんな高級品の印象が強く、店頭でホッ
4月24日のアイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)=白老町若草町2=開業が1カ月後に迫る中、管理、運営を担うアイヌ民族文化財団による準備作業が大詰めを迎えている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が懸念されているが、同財団は「開業日を変更する情報はなく、予定通り準備を進める」と強調。アイ
アイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の4月24日開業を1カ月後に控え、地元白老町の官民がウポポイを地域振興に生かす準備に急いでいる。来町する観光客の増加を見据え、事業所などは土産品作りを本格化。町はアイヌ文化のまちをアピールするため、伝統文様を車体に施したバスを町内で走らせる体制を整え
安平町早来の雪だるまによる地域おこしの発案者で、元早来雪だるま郵便局局長の真保生紀さんが21日に肝臓がんのため、76歳で亡くなった。雪だるまを国内外に発送するユニークな活動を通じて「早来雪ダルマ」を地域の特産品へと育てた故人をしのび、地元の関係者から追悼する声が広がっている。 真保さんは以
民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業を盛り上げようと、苫小牧信用金庫白老支店でアイヌ民具と民芸品の展示会が開かれている。 展示品は苫小牧市在住で文化活動に取り組む小林充さん(76)のコレクションや、同市の革製品作家大山美由希さん(46)の作品で、計150点。小林さんは1960年代後半から集め