山菜採りの遭難相次ぐ 苫署管内で4月以降すでに4件、「慣れ過信しないで」
- 2021年5月28日
山菜採りシーズンが本格化し、苫小牧署管内(東胆振1市4町)では4月1日から5月26日にかけて、4件の山岳遭難事故が相次いだ。このうち3件が山菜採り目的の入山。いずれも無事に発見されたが、過去には命を落とす事故も発生しており、同署の能戸亨副署長は「通い慣れた山林で自分は遭難しないという過信が危ない。
山菜採りシーズンが本格化し、苫小牧署管内(東胆振1市4町)では4月1日から5月26日にかけて、4件の山岳遭難事故が相次いだ。このうち3件が山菜採り目的の入山。いずれも無事に発見されたが、過去には命を落とす事故も発生しており、同署の能戸亨副署長は「通い慣れた山林で自分は遭難しないという過信が危ない。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が北海道に発令され、利用者が激減している新千歳空港だが、国内線ターミナルビルのテナント休業は1割未満にとどまっている。昨年の宣言下よりは人出もあるようで、営業時間の短縮など道の要請を守りつつ、空港機能を維持するため営業を続行。ただ、売り上げが激減する店舗は多く、テナ
苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所(澤正彦所長)は26日、敷地内で満開を迎えた桜並木の動画を撮影した。新型コロナウイルス感染拡大により、2年連続で一般公開を見合わせているが近く動画をインターネット上で公開し、市民に癒やしを届けたい考えだ。 同製油所構内の石油タンクの向かい側には、遅咲きの
苫小牧南高校(高橋昭仁校長、459人)は、今年度から制服をブレザータイプに切り替えた。濃紺色を基調とし、スクールカラーである「スカイブルー」をネクタイやスカートのひだに採用。校内では新制服を着た1年生と、従来の制服姿の2年生以上が混在しており、上級生からは「うらやましい」との声も上がっていた。
妊娠や出産、結婚などのタイミングで離職した女性の再就職を後押しする苫小牧市の「市なでしこ就職応援事業」が今年度も6月にスタートする。働く心構えやビジネスマナーを養うセミナー、給付金付きの座学研修といった従来のプログラムに加え、すぐに働き始めたい人向けに職場実習のみの新たなプログラムを用意した。
道と札幌市などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに570人確認し、11人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が500人を上回るのは2日連続。道内の死者は累計で1049人、感染者は延べ3万6527人(実人数3万6447人)となった。 死亡を確認したのは、札幌市が7人(90代男女3
日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は27日までに、新型コロナウイルス感染拡大による旅客需要の減少に対応するため、6月の追加減便を相次いで発表した。 JALは6月1~17日に北海道発着192便の減便を追加する。内訳は新千歳―羽田線38便、新千歳―伊丹線20便など。6月の北海道発着路線の
夏の繁華街イベント「苫小牧たるみなバル」を主催する浴衣deナイト実行委員会(齋藤美奈子代表)が27日、苫小牧市役所を訪れ、岩倉倉博文市長に今年の開催中止を報告した。新型コロナウイルスの感染リスクを踏まえた決断で、中止は2年連続となる。 感染拡大に伴う外出自粛で飲食店の売り上げ減少が続く中、
コロナ禍の下でも観賞機会が訪れた「天体ショー」にしばらく見とれた。おととい26日午後8時すぎ、居住地上空には薄い雲が懸かったが、月が「赤銅色」に染まった。 満月が地球の影に入って暗くなる「皆既月食」。日本では2018年の7月28日以来、約3年ぶりに見られた。街灯が照らす歩道に立ち止まり、並
日高教育局は27日、生徒の新型コロナウイルス感染拡大で臨時休校していた静内高校について、28日から再開すると発表した。 道などによると、同校は14日に生徒1人の感染が判明。疫学調査やPCR検査のため休校措置を取り、生徒454人、教職員44人が検査を受けた。17日に生徒7人、教職員1人の感染
むかわ町は、新型コロナウイルス感染症対策として、胆振東部地震で被災した鵡川高校野球部が使っていた仮設生徒寮の一部を再利用し、役場本庁舎に多目的スペースを整備する工事を進めている。町は当初、6月中旬を工期としていたが、町内で感染が拡大していることから「緊急事態」と位置付けて完成を急ぎ、早ければ6月初
白老町は、白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で今年夏から秋にかけて、地域振興を目指したイベントを展開する。アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業1周年を記念した7月のイベントを皮切りにスタートし、食や文化など地域資源を広く発信する。 観光インフォメーションセンターを核
白老町の虎杖小学校(前田道弘校長)の児童らが26日、地元のアヨロ海岸でごみ拾いのボランティア活動に取り組んだ。 同校が子どもたちの郷土愛を育むために企画。児童31人と教師9人のほか、町生活環境課職員や環境町民会議メンバーも参加した。 子どもたちは虎杖浜に広がるアヨロ海岸の約200メ
2021年春の叙勲で瑞宝単光章(国勢調査功労)を受章した安平町早来富岡の元国勢調査員、菊地弘さん(81)の伝達式が27日、町役場総合庁舎で行われ、及川秀一郎町長から勲記と勲章が手渡された。 菊地さんは1970年10月に国勢調査員として任命されて以来、昨年10月まで計10回にわたり調査員とし
えりも町郷土資料館では、家庭や団体が所有する昭和時代までの写真の提供を呼び掛けている。 同資料館は、町民や団体から寄贈された明治時代後期からの写真を多数保存。先人の偉業や町の発展の足跡の記録をより充実させて後世に伝える取り組みを行っている。 ただ、近年は古いアルバムなどへの関心が薄
新型コロナウイルス感染拡大によるクラスター(感染者集団)が発生したむかわ町穂別地区の高齢者施設で27日、新たに14人(入所者11人、職員3人)の感染が確認された(同日午後6時時点。道への報告後の4人を含む)。施設での感染者はこれで23人となった。 町などによると、施設では18日に入所者2人
道は27日、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗(しんちょく)状況の公表を開始した。道のホームページ(HP)で毎日、午後1時と同6時時点の接種率などを掲載する。 26日午後6時時点で、2回目の接種を終えたのは、医療従事者(接種希望20万2000人)の48・6%、高齢者(166万人)の0・3
道議会民主・道民連合(北口雄幸会長)と立憲民主党道連(逢坂誠二代表)は27日、道に対して、新型コロナウイルスに対応する特措法に基づく「緊急事態宣言」延長に向けた緊急要請を行った。 北口会長、立憲道連の梶谷大志幹事長らが道庁を訪れ、中野祐介副知事に要請書を手渡し、会談した。 北口会長
帝国データバンク札幌支店は、新型コロナウイルス感染症に対する4月の道内企業意識調査結果を発表した。自社において業務時間全体の中でテレワーク(在宅勤務やリモートワークなど)をどの程度の時間実施しているかに関しては、内勤、外勤職など各職種とも1割を下回った。北海道は緊急事態宣言の発令中で、道は出勤者の
道教委は27日、白老町内で交通事故を起こした胆振管内の高校事務長(53)を減給10%2カ月の懲戒処分にしたと発表した。昨年11月1日に自家用車を運転中、赤信号を見落として交差点に進入。左から直進してきた車と衝突し、運転者に加療1週間のけがを負わせた。