ウポポイができて(1) 胸を張れる世の中に 「民族共生」実現への道筋を 取り組みの先に広がる世界は
- 2021年7月26日
いつか私は、アイヌとして胸を張って生きていけるのだろうか―。20代の女性は、国が白老町に開設した民族共生象徴空間(ウポポイ)がテレビや新聞で話題に上るたび、誰かにそう問い掛けたくなるという。 先住民族の尊厳を尊重し、差別の無い多様で豊かな文化を持つ社会の実現―を目指すアイヌ政策の象徴とした
いつか私は、アイヌとして胸を張って生きていけるのだろうか―。20代の女性は、国が白老町に開設した民族共生象徴空間(ウポポイ)がテレビや新聞で話題に上るたび、誰かにそう問い掛けたくなるという。 先住民族の尊厳を尊重し、差別の無い多様で豊かな文化を持つ社会の実現―を目指すアイヌ政策の象徴とした
国内最大となるハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)の化石が発掘されたむかわ町穂別地区を舞台に、未来の古生物学者の”たまご”を育てる2021年度の町子ども化石くらぶ「ハドロキッズチーム」が25日に始動した。参加を申し込んだ道内外の小学生29人
厚真町観光協会主催の「プチあつマルシェ」が22、23両日、町内鯉沼の大沼野営場で開かれた。地元飲食店が移動販売車で自慢のスイーツなどを提供したほか、町内農家が収穫したての野菜を販売し、キャンプ場の利用者でにぎわった。 特産品などを販売するイベントで、今年のゴールデンウイークに続いて開催した
安平町の総合型地域スポーツクラブ「NPO法人アビースポーツクラブ」は24日、追分地区の多目的スポーツセンターで体験プログラム「スポーツ探検隊」のソフトテニス編を開いた。参加した町内の小学生18人がテニスを通じて競技の魅力を存分に味わった。 今年度、本格的にスタートさせた事業。町民が興味、関
今年度のむかわ町子ども化石くらぶ「ハドロキッズチーム」には、昨年度まで同くらぶで学んだ浦河第二中学校1年の遠藤大騎さん(13)、札幌開成中等教育学校1年の山下明莉さん(12)の2人が、中学生ボランティアとして参加している。 遠藤さんは2019、20年度と同くらぶで活動。「将来の夢は古生物学
立憲民主党道連(代表・逢坂誠二衆院議員)は、次期衆院選へ向けた候補擁立作業を加速させている。24日には札幌市内で会合を開き、空白区となっている道12区(オホーツク・宗谷管内)に山根理広道議(46)=札幌市北区選出=を擁立する方針を固めた。今期限りで引退する道6区(上川管内)の佐々木隆博衆院議員(7
東京商工リサーチ北海道支社は6月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は12件(前年同月比9件減)、負債総額は8億2700万円(同68・6%減)にとどまり、件数、負債額とも6月としては過去最少となった。 地域別では札幌市が4件で最多。函館市が2件、小樽、釧路、紋別、留萌市で各1件発生した。
北海道消費者協会は、7月の道内石油製品価格動向を発表した。ガソリンの全道平均価格は1リットル当たり152円83銭となり、前月に比べ6円19銭(4・2%)値上がり。前年同月比では26円(20・5%)高くなっている。 地域別では苫小牧、千歳、浦河など大半の37地域で値上がり。空知管内の上砂川と
千歳市花園のサケのふるさと千歳水族館で2021年夏季企画展「ぐるっと全国 水族館めぐり」が開かれている。夏休み入りした子どもたちを連れたたくさんの親子が訪れている。 道内外の水族館20施設の飼育員が”イチオシ”の生き物を一堂に集めた。コロナ禍でなかなか遠出できない分
コープさっぽろは、コロナ禍で来場者が激減し、厳しい運営状況にある道内の動物園・水族館を支援しよう―と、「動物園・水族館応援募金」活動を展開している。 道内の動物園・水族館は、新型コロナウイルス感染症の長期化による休・閉館のため、収入減で思うような企画ができない厳しい状況という。10年前、地
◇ウポポイ1周年記念セレモニー(17日) 国が白老町に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)で開業1周年の記念セレモニーとイベントが開かれた。俳優宇梶剛士さんらのトークショーやアイヌ古式舞踊のプログラムなどが繰り広げられた。 ◇苫小牧に集団接種センター開設(19日) 平日、土・日・祝日を問わ
(27日) 苫小牧 苫小牧東部開発連絡協議会中央要望など(東京)。 千 歳 午後1時、北海道基地協議会・千歳市・道央廃棄物処理組合の防衛施設周辺整備対策等に係る要望(ウェブ出席)。午後6時30分、世界遺産委員会審議中継視聴会。 恵 庭 午後1時、北海道基地協議会中央要望(ウェブ出
苫小牧市のJR糸井駅前に21日オープンした本格ピザ店。生地はふんわりとした食感で、トマトの赤、チーズの白、バジルの緑と色鮮やかな「マルゲリータ」(1210円)が自慢の一品だ。 トマトは古くからイタリアで栽培され続ける品種「サンマルツァーノ」を使用。水っぽくならず、うま味成分が多いという。現
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは8月15日まで、夏休み期間中の児童を対象とした学習支援企画を展開する。ラムサール条約湿地登録30周年記念行事の一環。参加は無料で、小学3年生から参加できる。 同センターでは例年、夏休みに合わせて獣医や環境省の活動を知るために保護鳥に触れたり、ウ
パンクロックが生きがいの兄弟(高1と中2)の物語。兄弟2人だけでの生活、兄のアルバイト、バンド仲間の大学生や親代わりの男性との関わりなど、「ふつうの」中学生にとっては異次元の世界かもしれません。 ですが、ようやく実現した自分たちのバンドの発表会で、「寿命が半分になってもいいから1秒でも長く
イオン北海道(札幌市)は、野菜や果物を食べる大切さを子どもたちに啓発する食育活動を、苫小牧市をはじめ道内各地で展開している。国民の健康増進が目的で、栄養素などについて幼稚園児や小学生に分かりやすく伝えている。 同社は、野菜や果物摂取の重要性について広めるファイブ・ア・デイ協会(東京都)の会
夏の交通安全週間(13~22日)に合わせ、苫小牧市あけぼの町の北海産業(伊藤光雄社長)はこのほど、社屋前の国道36号沿いで、安全運転をドライバーに呼び掛ける「旗の波運動」に取り組んだ。 社員約60人が沿道に並び、「スピード落とせ」「シートベルト着用」などと書かれた旗やのぼりを掲げた。
苫小牧市緑町の加藤胃腸科・内科クリニック(加藤茂治院長)はこのほど、市弥生町のオーティス(大宮久司社長)に知育おもちゃ数十点を寄贈した。同社が運営する苫小牧キラキラ保育園や放課後等デイサービス「あお」で利用される。 同院は新型コロナウイルスのワクチン接種の受け付けが始まった当初、問い合わせ
苫小牧市高丘の緑ケ丘公園を管理する長岡造園(長岡直人社長)は、31日に同公園展望台前広場で、幼稚園児以上を対象に開く木工教室の参加者を募集している。枝や葉、木の実などを使って、自由に作品を作ってもらう。 夏休みに合わせた催し。午前11時~午後1時と、午後1時半~3時半の2回開く。広場に作業
苫小牧で運送会社を経営する丹治秀寛さん(70)は、苫小牧ボート協会会長として競技発展に尽力してきた。「底辺の拡大がまだまだ。自然と触れ合いながらできるスポーツとして、ボートに興味を持ってもらいたい」と話す。 苫小牧市植苗生まれ。植苗小、植苗中を経て駒大苫小牧高校に進学した。卒業後は北海道自