平成をたどる 苫小牧の30年◇27 第Ⅱ部「転換の時代」15 平成12(2000)年介護保険スタート 「措置」から「契約」へ 大きく変わる高齢者福祉
- 2025年4月23日
21世紀を目前にした平成12(2000)年4月、介護保険制度がスタートした。高齢化社会が加速する中で、施設から在宅へ、行政措置から自ら選んで契約するサービスへと、高齢者福祉は大きく転換した。■加速する高齢化介護保険制度では、40歳以上の人の保険料負担で65歳以上の高齢者や40歳から64歳で必要と
21世紀を目前にした平成12(2000)年4月、介護保険制度がスタートした。高齢化社会が加速する中で、施設から在宅へ、行政措置から自ら選んで契約するサービスへと、高齢者福祉は大きく転換した。■加速する高齢化介護保険制度では、40歳以上の人の保険料負担で65歳以上の高齢者や40歳から64歳で必要と
チラシを手にPRする菊地副理事長 安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は5月3~6日、道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションでイベント「爆ねこ祭り」を開く。同法人が町追分緑が丘で運営するコミュニティカフェ「こま猫屋」のグッズ販売やネコのイラストが人気の作家、元祖ふとねこ堂さん
むかわ町大原の法城寺(舛田那由他住職)は、2023年春ごろから月1回程度、町外からの移住者が懇談する場を同寺に設けている。軽食などを用意して参加者が初対面でも打ち解けやすい雰囲気をつくっており、町内で暮らし始めたばかりの人や、数年暮らして様子が分かってきた人などが毎回5~15人ほど参加。出身地はもち
夏にちなんで、苫小牧のプールの風景の変遷を見る。苫小牧に最初にプールができたのは昭和初期のこと。夏でも気温が上がらず、水泳には縁遠いと思われる苫小牧だが、どっこいこれが大外れで、50メートルプール(長水路)の北海道でのさきがけであり、道内各地から選手が集まる多くの競技会が開催され、また、昭和30年
苫小牧市ときわ町の住宅街に店を構える居酒屋。店主の佐藤繁さん(51)の父によって1999年3月にオープンし、今年で25年目を迎える。 先代は昨年他界したが、繁さんは生前から父の味を継承し、昔から通う常連も「あの頃と変わらない」と懐かしむ。店名の「嘉門」は英語で来るという意味の「カモン」が由
チーズ菓子専門店「スノーチーズ」の2号店が12日、新千歳空港の国内線ターミナルビル2階にオープンした。運営する菓子販売Woodstock(札幌市)の谷鉄平さん(46)は、本道空の玄関口への出店に「全国の方に知ってもらう機会になれば」と話す。 2022年4月に大丸札幌店で常設店を設けて以来の
「悩み事を抱える母親や子どもらに、食やおきゅう、はり治療で少しでも楽になってもらいたい」 昨年11月、苫小牧市花園町で「女性と子どものための鍼灸(しんきゅう)治療院NicoLani(ニコラニ)」を開院した。東洋医学の観点から、子育てに悩む母親らが健康に暮らしていけるようなケアをモットーにし
浦河町出身の作家、馳星周さんが「少年と犬」で2020年上期の直木賞を受賞した時、記者会見で「犬に限らず小説の中に動物を出すのはずるいですよね」と謙遜気味に語っていたのを思い出す。馳さんは小説を書き始める前から大の愛犬家。飼い始めて30年ほどになり、夏の間、暑さから犬の負担を軽減するため、軽井沢に移