暮らしや思いを作品に ナショナルジオグラフィック協会 フォトキャンプ成果発表会
- 2025年5月8日
世界各国の研究や探検、教育プロジェクトを支援する「ナショナルジオグラフィック協会」(本部米国ワシントンDC)は6日、白老町高砂町の白老生活館で、15~23歳の若者20人の成果発表会を開いた。町内や近郊を舞台に1日から実施していた同協会のフォトキャンプの参加者で、取材で出会った町民の暮らしや思いを写真
世界各国の研究や探検、教育プロジェクトを支援する「ナショナルジオグラフィック協会」(本部米国ワシントンDC)は6日、白老町高砂町の白老生活館で、15~23歳の若者20人の成果発表会を開いた。町内や近郊を舞台に1日から実施していた同協会のフォトキャンプの参加者で、取材で出会った町民の暮らしや思いを写真
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館と町立図書館は5日、両館を巡る「コラボスタンプラリー」を実施した。2025年度の陣屋跡積極活用プログラムの一環で、両館の魅力を身近に感じてもらおうと企画。町民ら延べ約200人が参加し、両館のスタンプと引き換えにカプセルトイをもらった子どもたちは、中から出てきた缶バッジな
白老町社会福祉協議会は3日、町中央公民館で「2025認知症フォーラムinしらおい」を開催した。町内外から約370人が参加。若年性認知症の当事者で各地で講演活動を続ける丹野智文さん(50)=仙台市=が、自らの体験を基に「認知症になっても笑顔で生きられる社会を」と訴えた。丹野さんはメモを手に、39歳で
白老町虎杖浜の「助産院みなも」は1日、開院1周年記念の交流イベントを開いた。同院の利用者や関心を持つ母親が町内外から約30人訪れ、助産師や他の母親との語らい、調味料の手作り体験などを楽しんだ。イベントは「また訪れたい」「母親同士でつながりたい」といった利用者の声に応え、節目の日に合わせて開いた。同
安平町早来瑞穂の髙林農園は4日、同園で「種まき祭り」を開いた。札幌市を中心に約40人が参加。農作物の病気を防ぎ、害虫が寄らない農法を同園の髙林優一さん(56)から学んだほか、お笑いコンビ「アップダウン」のライブやバーベキューを楽しみ、充実した一日を過ごした。髙林さんは、有機石灰や貝殻などを土に混ぜ
厚真町は、17日に町幌内地区で開く「2025年度森林再生に向けた植樹会」に参加する町民を募集している。18年9月の胆振東部地震で被災した森林の再生を目指す取り組みで参加無料。小学生以下の参加は保護者同伴。締め切りは15日。当日は午前8時15分から町役場別館出入り口で受け付けし、バスに乗り込む。同3
白老町社会福祉協議会は6月以降に開講する介護職員養成研修の事前説明会を9日午後6時半から、町総合保健福祉センターで開く。参加は無料。 同研修では、高齢者福祉などに役立つ介護の基礎知識や技能を指導する。内容は▽介護の基礎知識を学ぶ「介護入門的研修」(6、7月)▽生活援助サービス提供者として就労で
穂別博物館でアンモナイトの化石を見る家族 ゴールデンウイーク(GW)後半、むかわ町穂別地区に大勢の人が訪れた。同地区では4月、旧穂別地球体験館跡に温浴施設と食堂で構成する「樹海温泉ほべつ」が開館したほか、施設に隣接する町穂別博物館が所蔵するゾウギンザメの化石がゾウギンザメ科カロリンクス属の新種と発表
憲法記念日の3日、弁護士の楾(はんどう)大樹さん(49)の講演会「檻の中のライオン―憲法ってなんだろう?」が白老町の萩野公民館で開かれた。憲法の本質が政治と暮らしの接点から分かりやすく説かれ、町民ら約110人が耳を傾けた。町民有志による「憲法を学ぶ」実行委員会(中野嘉陽代表)が主催した。楾さんは
白老町地域おこし協力隊の元隊員で、一般社団法人シラオイ・プロジェクツ(SHIPS)代表の山岸奈津子さん(44)は、白老港内の海岸エリアを活用したイベント「シラオイ・ビーチと海の家」を今夏も実施する。開催に向け、キックオフミーティングを9、10両日、地元企業や行政関係者を対象に町内2施設で開く。イベ
白老町で女性支援に取り組むNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は4月30日、同法人の活動拠点「ミナパチセ」=町社台=で、札幌市の市民団体「GASP―STUDY(ギャスプ・スタディ)」の孫詩彧(そん・しいく)代表(32)、祁暁航(き・ぎょうこう)さん(34)を迎え、生理の貧困や国際的な性教育の課題につ
白老町虎杖浜地区の看護師・助産師歴29年の長島英津子さん(50)は2024年5月1日、同地区に源泉かけ流し温泉付き宿泊型助産院「みなも」を開いた。「お母さんたちが笑顔で帰ってくれることが、うれしい」と語る。同院は分娩を扱わず、産後ケアに特化して対応している。スタッフが赤ちゃんの世話をしている間、母
白老町内でドクガの幼虫が確認され、町生活環境課が注意を呼び掛けている。幼虫は毒毛を持ち、毛は風で飛散しやすく、直接触れなくても皮膚に刺さると、かゆみや炎症を引き起こす。町は2日、発見地点周辺に薬剤を散布するなどして対応。現在のところ、町民への健康被害は確認されていないという。ドクガの幼虫は体長1~
厚真町教育委員会は、こどもの読書週間(4月23日~5月12日)に合わせ、特別企画「おりがみでカーネーションをつくってみよう」を町青少年センター内の図書室に工作コーナーを開設して実施している。希望者は午前9時から午後5時まで、無料で紙のカーネーションを作ることができる。12日まで。来館のきっかけにな
梨湖フーズ(本社札幌市、高木勉社長)は4月28日、白老町に企業版ふるさと納税として100万円を寄付した。町の観光振興事業などに活用される見通し。同社は、町森野で和牛生産牧場やファームレストラン「KANTO(カント)」を運営する徳寿ファームの親会社。高木社長が町役場を訪れ、「まちのために役立てて」と
世界最大級の非営利科学・教育団体「ナショナルジオグラフィック協会」(本部・米国ワシントンDC)は1日から6日まで、若者を対象とした「フォトキャンプ」を白老町を中心にして実施している。日本で行うのは初めてで、参加者は2人1組になって町内で取材し、一つの物語を作る活動を通じ、表現力などを身に付ける。全国
白老おもてなしガイドセンターは25日、白老町中央公民館で講演会「安藤誠の世界」を開いた。町民ら約50人が聴講し、ガイドの役割や自然との向き合い方について学んだ。安藤さんは、アラスカや道東などで長年にわたり自然ガイドや写真家として活動している。この日はオーロラや動植物の写真を投影しながら、「熊の目
むかわ町の合同会社GCs(ゲーシーズ)は4月29日、町松風の飲食店「みかみ」で、料理教室を開いた。町内の親子連れや児童など10人が参加。同店の三上裕人店主に教わりながら、町内で生産される野菜を使ってパスタやサラダといった料理を作り上げた。子どもたちに料理に親しんでもらおう―と同社が今年から始めた取
第11回白老ジュニアチャレンジ水泳競技大会(白老水泳協会主催)が4月27日、白老町民温水プールで開かれた。胆振、日高、後志管内などから小中高生10チーム154人が出場し、自由形や個人メドレーなどに挑んだ。開会式で笹原研二会長は「高校生や大学生ら若い選手の活躍を励みに頑張って」と出場者を激励した。大
白老町で昨年5月、女性による起業が相次いだ。書店、おにぎり店、民宿、助産院が誕生し、営みは地域に根付きつつある。新たな店や場からは女性起業者たちの「ここで暮らす」意志と「ここで生きる」覚悟が感じられ、この一年の地域での歩みなどを紹介する(全4回、白老支局・半澤孝平が担当します)。沖縄県読谷村出身の
白老町文化団体連絡協議会(文連協、竹下和男会長)は4月25日、町中央公民館で定期総会を開いた。アスファルト上に、子どもたちにチョークで自由に絵を描いてもらうイベント「まちはキャンバス」など2025年度事業計画を決めた。 事業計画では、第60回文化祭(11月1~3日)、第36回ステージ合同発表会
厚真町は、2023年度に国の認定を受けた町アイヌ施策推進地域計画(計画期間24~28年度)の文化振興事業や地域・産業振興事業を、アイヌ施策推進法に基づく交付金を活用して進めている。文化振興事業では、28年度に新設する文化交流施設内にアイヌ歴史文化センター(仮称)の設置を予定。町内のアイヌ民族の歴史
第21回春のバザー(同実行委員会主催)が4月26、27両日、白老町東町の協業民芸で開かれた。着物や洋服、陶芸、手芸品など多彩な品々が展示即売され、来場者でにぎわった。15年続く催事で、地域交流と手仕事の魅力を伝える白老の春の風物詩となっている。近年、開催は従来の年3回から年1回となった。会場には
白老町の民間防災グループ「しらおい防災マスター会」は4月25日、町総合福祉センターで総会を開き、2025年度の事業計画を承認したほか、任期満了に伴う役員改選で中村諭副会長を新会長に選任した。事業計画では、活動テーマを「みんなでつくる災害に強い町づくり」とした。町全体で自力で助かる「自助」、近所で助
安平町議会は4月30日、臨時会を開き、教育委員の任命や2025年度一般会計補正予算案など議案3件を可決して閉会した。教育委員には、町スポーツ推進委員で見龍寺(町追分柏が丘)の僧侶、守屋竜起氏(42)を再任した。守屋氏は2期目となり、任期は2日から29年5月1日までの4年間。 一般会計予算は、7
ゴールデンウイーク(GW)も折り返し。安平町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションでは6日まで、開業6周年まつりが行われている。町産のハチミツやロイシーコーンを使用したスイーツ、菜種油などが販売され、3~6日の連休を中心にキッチンカーも出店する。同期間は町内のNPO法人生活支援の会ねこのてによ
厚真町鹿沼の山口トヨ子さん(81)は、自宅前に設置した郵便受けの中から、鳥の卵3個を見つけた。鳥の種類は不明だが「郵便受けの中で巣や卵を見たのは初めて」といい、訪れた友人も「珍しいね」と驚いている。卵が見つかったのは、3年前に知人から贈られた木製の郵便受け。4月18日ごろ、山口さんが箱を開けると、
白老町町内会連合会(粂田正博会長、98町内会)は4月25日、町中央公民館で2025年度定期総会を開いた。事業計画案などを承認し、任期満了に伴う役員改選で粂田会長と副会長4人全員を再任した。粂田会長は「人口減などで役員の成り手不足が深刻化しており、時代に合った運営を模索していきたい」とあいさつ。事業
「ほべつ道民の森・つつじとアスパラの春まつり」(同実行委員会主催)が3、4両日、むかわ町穂別の同森で開かれる。会場には赤や白など15種類のツツジ約1万2000本が植えられており、花をめでながらイベントを楽しめる。 アスパラガスの直売所のほか、模擬店7店が出店し、町産和牛のハンバーガーやカボチャ
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は4月25日、白老町大町の白老生活館で2025年度定期総会を開いた。会員や来賓約50人が出席し、イオル(伝統的空間)再生事業の一環で行う慰霊祭や文化行事、アイヌ語話者育成講座など、今年度の事業計画と予算を決めた。事業は、アヨロ海岸(虎杖浜)での「アイ・オロ・オ・コタ