厚真 旭大、同短大部と包括連携協定締結 まちづくりの資源に
- 2019年10月11日
厚真町は8日、旭川大学と旭川大学短期大学部と、それぞれの資源や機能を活用しながら、地域コミュニティーの活性化や人材育成などに取り組む包括連携協定を結んだ。町総合福祉センターで同日、締結式が行われ、宮坂尚市朗町長と同大の山内亮史学長が調印書に署名し、握手を交わした。 同大は2017年のゼミ調
厚真町は8日、旭川大学と旭川大学短期大学部と、それぞれの資源や機能を活用しながら、地域コミュニティーの活性化や人材育成などに取り組む包括連携協定を結んだ。町総合福祉センターで同日、締結式が行われ、宮坂尚市朗町長と同大の山内亮史学長が調印書に署名し、握手を交わした。 同大は2017年のゼミ調
白老町高齢者大学の第35回学園祭が8日、町コミュニティーセンターで開かれた。同大学の各クラブに所属する人たちが、作品展示とステージ発表で活動の成果を披露した。 同センターのロビーなどを会場にした作品展示では、陶芸や書、盆栽などさまざまな作品が並んだ。陶芸クラブのコーナーでは、メンバーらが製
ヤマト運輸千歳主管支店(千歳市)は9日、白老町と包括的連携協定を締結した。災害時の物資輸送や高齢者の見守りなど、同社の運輸・宅配システムを生かした支援活動に取り組む。同支店が管轄する胆振日高管内の自治体と包括的連携協定を結んだのは、白老町が初めて。 協定に盛った主な連携事項は(1)災害時の
厚真高校(南原賢二校長)で8日、中学3年生を対象とした2019年度一日体験入学が行われた。苫小牧市内を中心に地元の厚真町、安平町、むかわ町から来校した中学生46人が同校で行っている授業をはじめ、教育環境、学校行事の説明を受けて、通称「厚高」の特色について理解を深めた。 体験入学に先立ち開校
安平町追分地区の地域サロン「あん」(佐々木信子代表)が開設から1年を迎えた。1周年を記念した7日には映画の上映会を行い、50人を超える参加者が心温まる時間を過ごした。 あんは、まちなかのにぎわいに貢献しようと有志4人で昨年立ち上げた。安平町と安心・安全の「安」を取って「あん」と名付け、昨年
白老山岳会(鈴木靖男会長)のホロホロ山町民登山会がこのほど行われ、会員17人と、白老町や苫小牧市、札幌市の一般参加者25人の計42人が集まった。秋晴れの下、白老町と伊達市大滝区にまたがるホロホロ山(1322・4メートル)の頂上を目指した。 最高年齢78歳も含む一行は、ナナカマドやイタヤカエ
白老中学校吹奏楽部は、14日に第31回定期演奏会を町コミュニティーセンター講堂で開く。全国で公演活動を展開するサクソフォン奏者田村哲さん(横浜市)との共演もあり、部員らは「楽しいステージを披露したい」と来場を呼び掛けている。 ステージは3部構成で、1部ではマーチ「エイプリル・リーフ」など吹
日本教育公務員弘済会北海道支部は7日、厚真町上厚真小学校(井内宏磨校長)に手回し発電機35台を寄贈した。 学校教育の一助として弘済会道支部が今年度から取り組んでいる新規事業「スクールアシストパック」。全道の100校を超える応募の中から、今年度は44校にプラネタリウムやトランシーバーなどを贈
年間来館者数100万人を目標に掲げる民族共生象徴空間(ウポポイ)の開設を控える白老町で、地元作家らの手工芸品を取り扱う店が27日、大町商店街にオープンする。民泊施設管理業を営む同町の佐々木美保さん(40)が商店街の空き店舗を取得、改修し、カフェも兼ねた店の開業準備を進めている。佐々木さんは「白老で
厚真町は、昨年9月に発生した胆振東部地震に伴う復旧・復興計画の第1期案をまとめた。町民にとって緊急性、優先度の高い「住まい・暮らしの再生」に重点を置いた内容で、恒久的な住まいの確保に向けた住環境の整備や住宅再建支援に関する方針を示した。町は今月中旬にも成案化する方向で準備を進めている。 7
旅行会社JTBによる社会貢献活動「JTB地球いきいきプロジェクト」が6日、むかわ町で行われた。札幌市内から参加した小中学生と保護者ら計28人がハドロサウルス科の恐竜全身骨格化石「むかわ竜」(通称)が発見された同町穂別地区の現場で化石の発掘を体験したほか、町についての講話を聞き、むかわ町について学び
白老青年会議所(鈴木裕輔理事長)の青少年育成行事「ポロトの森で遊ぼう!」が6日、白老町のポロト自然休養林で開かれ、参加した小学生らが自然体験を楽しんだ。 同青年会議所の「夢を叶(かな)えるひとづくり委員会」(金野大輔委員長)が企画。町内の小学生や幼児ら約30人が集まった。 会場で子
むかわ町つくしの会(松並恵里子会長)は5日、町内の介護予防センターで防災セミナーを開いた。苫小牧市社会福祉協議会の一谷誠子さんを講師に迎え、今からできる災害時への備えなど防災に対する知識を深めた。 日頃から地域社会と関わることで防災の意識を高めてもらおうと開催。会員をはじめ、鵡川高校ボラン
厚真町議会は7日、臨時会を開いた。昨年9月に発生した胆振東部地震で被災した準用河川軽舞川ほか災害復旧工事の請負契約の締結など議案5件を原案通り可決。農地災害復旧工事(幌里2・5工区)の施工中の設計変更に伴う請負契約内容の変更について、専決処分したことを報告した。
厚真町観光協会が主催する秋の収穫祭「あつマルシェ」が6日、同町本郷のこぶしの湯あつま前広場で開かれた。秋晴れの空の下、新鮮な野菜や食を求める多くの家族連れなどが足を運び、実りの秋、食欲の秋を楽しんだ。 「見る」「触れる」「味わう」を通じて農産物への理解と町の魅力を発見して楽しんでもらおうと
安平町早来小学校(前田直樹校長)で5日、学習発表会が2年ぶりに開かれた。「感動!最高の元気で笑顔あふれる学習発表会~練習の成果を発揮しよう~」の児童会テーマ通り、子どもたちが演劇や器楽演奏、合唱など、完成度の高いパフォーマンスで駆け付けた保護者や来賓に感動を届けた。 昨年9月の胆振東部地震
5日に行われた早来小学校の学習発表会。6年生による演劇「雨ふり小僧」で主人公のモウ太役を演じた。9月下旬から短い練習期間だったが、「役に入り込むことが大事」と主人公の少年の置かれている状況や性格を意識しながら役作りに励んできたという。 本番では「緊張した」と言いながらも堂々と大役を果たし、
厚真町の農家のアドバイスを受けながら、米づくりを体験する田んぼのオーナー事業の「稲刈り体験会」が6日、町内幌内の高橋農園で行われた。道内をはじめ、遠くは千葉県から合わせた約260人が参加し、稲穂を鎌で丁寧に刈り取る作業を行った。 田んぼのオーナーは、厚真町観光協会が主催する体験型の事業。1
アイヌ文化の伝承活動に取り組む一般社団法人白老モシリは5日、白老港第3商港区の海岸で地引き網漁体験を催した。地元や近郊の親子ら約200人が力を合わせて網の引き綱を引っ張り、昔のアイヌ民族の漁労生活に思いをはせた。 アイヌ民族のイオル(伝統的生活空間)を体感してもらう行事。参加者が沖合約10
反戦平和のイベント「ピースフェスタin白老2019」が6日、白老町の萩野公民館はまないす21で開かれた。日本の戦争時代をテーマにした映画の鑑賞などを通じ、来場者は平和の尊さを改めて胸に刻んだ。 実行委員会(岡澤幸一委員長)が「白老町みんなの基金」を活用して今年も企画し、町や苫小牧民報社など
今年で20回目を数える反戦平和イベントの開催準備を指揮した。2000年の初回から携わり「平和の大切さを伝えたい、そんな思いで関わってきました」と語る。きな臭さが漂う国際情勢や改憲勢力の動きも危惧し「戦争を起こさせない、平和を守るという努力を今こそしていかなければ」と強調。「若い人にも実行委への参加
厚真町は、旭川大学と旭川大学短期大学部と包括連携協定を結ぶ。これまで旭川大が厚真町で行ってきた教育研究や地域でのボランティア活動などを充実させるだけでなく、大学が持つ資源の提供を受けることで双方の関係をより強固なものにし、よりよいまちづくりを進める。大学側との包括連携協定は2015年に締結した札幌
胆振ボランティア連絡協議会(船田寅雄会長)主催の「ボランティアばんざいin胆振」が4日、白老町コミュニティーセンターで開かれた。地元や近郊の住民組織などが地域防災や福祉の活動について報告し、支え合いのまちづくりの大切さを改めて呼び掛けた。 集会には、白老町や苫小牧市、登別市など胆振管内各自
昨年9月に発生した胆振東部地震で大きな被害を受けたむかわ町で、全半壊した被災家屋の撤去を国や市町村が行う「公費解体」が、5日までに申請があった311件すべてで完了した。 公費解体は廃棄物処理法に基づき、市町村が国の補助を受けて被災建物を解体する制度。所有者から申請を受け、市町村が業者に発注
白老獣医師会主催の動物慰霊祭が4日、白老町環境衛生センターで開かれた。病気などで命を終えたペットの元飼い主や町職員、同会関係者ら約30人が参列し、動物たちの冥福を祈った。 白老八幡神社の鈴木琢磨宮司による神事に続いて参列者が慰霊碑に手を合わせ、生活を共にした犬や猫などの姿を思い出しながら、
厚真町は、昨年9月に発生した胆振東部地震で被害を受けた世帯を対象にした生活再建支援金について、発災から13カ月後の今月5日までとしていた申請期間を1年延長した。来年10月5日まで申請を受け付ける。 被災世帯に支援金を支給し、生活の再建を後押しする制度。町では4日時点で基礎支援金とさらに追加
住民基本台帳に基づく白老町の9月末人口は1万6687人で、前月に比べ4人、前年同月比では336人それぞれ減少した。 男性は前月比1人減の7934人、女性は3人減の8753人。自然動態は出生8人に対し死亡30人で22人減、社会動態は転入50人に対し転出32人で18人増となった。 年齢
白老町の「ポロトの森どうぶつ病院」の院長を務める服巻滋之さん(58)がペットの鍼灸(しんきゅう)師資格を取得し、鍼灸術を生かした治療に取り組んでいる。犬や猫の病気が多様化する中で、従来の西洋医学に加え、東洋医学も取り入れた統合医療で治療効果を高めるという。北海道獣医師会(札幌)によると、鍼灸治療を
JR北海道は3日、「鉄道の日」(14日)にちなんで、長年にわたって安平町内の駅構内の環境美化などに尽力した追分地区の「花の会さくら草」と「早来婦人会」にそれぞれ感謝状を贈った。 花の会さくら草は、道が認定するフラワーマスターの資格を持つ追分地区在住の5人で構成。2006年の発足時から、JR
任期満了に伴う15日告示、20日投開票の白老町長選と町議選が迫る中、町選挙管理委員会は候補者ポスター掲示板の設置を進めるなど準備を本格化させている。 ポスター掲示板は町内61カ所に設置する計画で、受託した建設会社などの従業員らが鉄パイプで骨組みし、合板を張る作業に取り組んでいる。歩道沿いに