「てぶ~くろ」 記者コラム「風」
- 2022年3月16日
独特の絵柄とブラックユーモアをこれでもかと詰め込んだストーリー展開で人気の漫画家、漫☆画太郎氏が、「ガタロー☆マン」名義で手掛けている絵本シリーズが好きだ。 登場人物は不気味な姿で描かれ、鼻水を出したり、おならをしたりと下品な振る舞いばかり。それなのに、なぜか読みたくなる不思議な絵本だ。
独特の絵柄とブラックユーモアをこれでもかと詰め込んだストーリー展開で人気の漫画家、漫☆画太郎氏が、「ガタロー☆マン」名義で手掛けている絵本シリーズが好きだ。 登場人物は不気味な姿で描かれ、鼻水を出したり、おならをしたりと下品な振る舞いばかり。それなのに、なぜか読みたくなる不思議な絵本だ。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、苫小牧市に来るのが当初予定していた2020年9月から21年11月にずれ込んだ。「1年以上、不安な日々を過ごしていた。やっと入国でき、子どもたちと向き合った時は感動した」と振り返る。 苫小牧の印象を「もっと大きい船や工場が多く並んでいる港町だと思ってい
苫小牧市元中野町に2020年8月、雑貨のレンタル販売スペースを開きました。感染症の影響で雑貨イベントが激減している中、手作り作家に活動場所を提供しようと始めたもので、市内外の作家が利用してくれています。手作り作家と雑貨ファンのみならず、作家同士・ファン同士の交流も生まれ、ハンドメードを愛する人たち
小説家としての輝かしい実績を持ちながら、「もの書き屋」としてむかわ町に根付いて取材活動を展開する。鵡川農業協同組合(JAむかわ)の広報誌を担当する傍ら、日本農業新聞の通信員として鵡川地区の農業分野で活躍する地域住民の姿を追い掛けてきた。「ペンは剣より強し」の精神で読者に心温まる情報を届ける。「書く
穂別地区の市街地から10キロほど離れた場所にある「旧富内駅」。木造平屋建ての駅舎や石積み2段のプラットホーム、線路周りなどは当時の姿としてそのまま大切に保存されていて、在りし日の風景をそのまま感じ取ることができました。1986(昭和61)年に廃線となった後も「銀河ステーション」として残されており、
かつては大半の学校でリンク造成が行われ、スケート授業も盛んに実施されていた小、中学の義務教育現場でも、その光景は減少の一途をたどっている。 小学校は24校中20校が造成した2014年度を境に減り始め、19年度は少雪など気象条件も重なって8校と1桁台にまで落ち込んだ。19年度を最後にリンク造成を
支笏湖の水を利用した発電が明治時代から王子製紙によって千歳川で行われていることはよく知られていますが、50年以上前、北海道電力が支笏湖南側の社台台地(白老町)に揚水式水力発電所(揚水発電)を計画したことはあまり知られていません。 揚水発電は電力に余裕の生じる夜間などに湖などから高台の貯水池
元小学校教員の神國朝さん(78)は苫小牧市内5校でアイスホッケー同好会の指導に当たる傍ら、毎冬学校のグラウンドに造成したスケートリンクで体育授業を行った。「遊びながら楽しく」をモットーに、30年以上にわたって大勢の氷都苫小牧っ子に冬競技の魅力を伝えてきた。 1971年の美園小赴任時にアイス
苫小牧南、苫小牧西の両高校で体育教員としてスケート授業、リンク造成に携わった田中正靖さん(64)は「社会人になって、市外や道外に移り住んだとき『苫小牧出身なのにスケートも滑れないの』と言われてほしくない」との思いが強くあった。 苫小牧東高校の元教員で、アイスホッケー部を35年間率い10度の
創立時から続く行事が多い見山町西町内会。少子高齢化に直面しながらも、子どもたちの行事参加に向けアピールを欠かさない。 体育部役員の主導で、エリア内の見山3丁目公園にスケートリンクを造成している。休みの日には子どもたちが集まる憩いの場で、1月末には「スケートリンク祭り」と題して耐寒ラジオ体操
先月の北京冬季五輪取材時、バスで乗り合わせたテレビ局勤務のモルドバ人、ミハイ・サンドゥさんと連絡先を交換した。記者の拙い初級英会話に合わせてくれたおかげで話は弾んだ。「冬のスポーツはあまり好きじゃないよ」と冗談交じりに語る気さくな口ぶりが印象的だった。 モルドバは旧ソ連の構成国の一つで19
Q…河岸の雪上を歩き回る細長い黒い昆虫を見つけました。何でしょうか? A…セッケイカワゲラというクロカワゲラの仲間でしょう。 クロカワゲラという昆虫は、羽のあるグループと羽の無いセッケイカワゲラのグループに分けられます。真冬に活動するので、どちらも太陽熱
ザッ、ザッ―。氷都苫小牧市の冬空に、スケートで氷を削るなじみ深い音が響いた。2月、苫小牧西高校屋外リンクで恒例のスケート授業が行われた。 アイスホッケー、フィギュアといったスケート靴を持参した生徒たち。毛糸の帽子や手袋など転倒時のけが予防に欠かせないアイテムを身に着け靴ひもを結ぶと、一目散
苫小牧市内の水泳クラブ、アブロス日新に所属している中学2年生です。得意種目は50メートル自由形。きつい練習を乗り越えて大会で自己ベストを出せた時に、水泳をやってきてよかったと達成感を味わっています。 4月から3年生。まだ出場したことがない全国大会の切符獲得を目標にしています。日々の練習の他
1947年2月、後志管内留寿都村で大工の棟梁だった父の4人きょうだいの次男として誕生。2歳で虻田町(現洞爺湖町)に移り、18歳まで過ごした。 子どもの頃は、遊ぶとなれば大人数が基本。砂浜で野球をしたのを懐かしく思い出すという。中学時代は父の仕事を手伝い、洞爺地区の旅館やホテルの建築を手伝っ
シマエナガブームの陰で、カラスに関する書籍の出版や博物館で企画展が催されるなど、ひそかにカラスも人気があります。 苫小牧市内には、主にハシボソガラスとハシブトガラス(以下ボソ、ブト)が生息しています。ハシとはくちばしのことで、両種ではその幅に違いがあることが知られていますが、実際野外で見る
1970年4月に発足した日軽社宅自治会が前身。86年5月に改称し、現在に至る。日本軽金属の退職者が多く、11代目会長の吉田誠一さん(72)も「ご近所は身内のような付き合いがある」と話す。 商店や病院、消防や警察、銀行が立地し、バスの停留所も多く「徒歩で用事が足せる便利な地域」と暮らしやすさ
樽前山の美しさを将来へ語り継ぐ市民団体、樽前山を語る会が19日、30周年行事の最後となる30個目の企画を行う。「樽前山を語る」と言っても何か難しいことを語り合うわけではない。現在140人ほどいる会員は高齢者が主体で、清掃や交通安全啓発、パークゴルフに登山など、緩やかなつながりの中で和気あいあいと交
苫小牧緑陵中学校で、学力を向上させる取り組みを担当しています。各学年の廊下に、画用紙で作った桜の木を貼り、生徒たちが家庭学習を提出するほど、花びらが増えていく「やる気の木」という試みを行っています。子どもたちの努力が可視化され、勉強の達成感や励みにつながればと思います。学習に苦手意識を持つ子もいる
今回は、これまでなかなか行くことができなかった穂別地区の方に行ってきました。 鵡川地区にある道の駅「むかわ四季の館」から道道穂別鵡川線を車で穂別地区に向かう道の途中、気になったのは山々。高くはありませんが、「すごい」と声が出るほど他ではなかなか見ることができない壮大な自然です。さらに広がる
海外旅行がなかなかむずかしいご時世なので、コロナ禍に見舞われる直前の、のんびりした話を一つ。 この私、インドネシアで在留邦人を対象にした講演会をやらせてもらった。主催したのは、現地で長らく事業を営んでいる日本人の親睦団体だ。その幹事を務める丸石クンが、私を講師として指名してくれたのだ。丸石
メダルへの突破口となる準々決勝、強豪のフィンランドに1―7で敗れた。4強進出の壁は高かった。精度の高いパスワークに必死の守備で食らい付いたが、反撃の糸口はつかめなかった。 第1ピリオドは2点を先取された後、速攻でFW志賀紅音(トヨタシグナス)がゴールを決めた。しかし日本の得点はこの1点のみ。2
昨年8月、2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言した苫小牧市。庁内に関連部署で構成する横断的組織を次々と立ち上げ、体制整備を進めてきた。22年度も大きな事業の一つに環境基本計画の大幅見直しがある。行政だけでなく市民や事業者と一体となって取り組む機運を
2連勝の真価が問われた中国戦。スマイルは苦戦を強いられ、連勝がストップした。ゲームウイニングショット(GWS)にもつれる激闘の末、1―2の惜敗。力負けではなかったが、終盤の悪い流れを修正できなかった。 中国代表についての事前情報は皆無に等しかった。半数近くが北米出身とされたが、代表選手が報道陣
コロナ下でもなんとか子どもたちを楽しませようと、夏休み期間中のラジオ体操や8月7日の七夕祭りを開催した。子どもたちは「ろうそくもらい」を歌いながら役員の自宅を回り、菓子をもらった。 秋の果物狩りは町内会創立時から続いている恒例行事。壮瞥町や後志管内仁木町へバスで出向き、果物狩りを楽しんだ後
「このことだったんだな」。直木賞作家の馳星周さんの新刊「黄金旅程」(集英社)を読みながら、3年前の夏を思い出していた。 この年、出身地の浦河町で約2カ月間滞在していた馳さんに、40分弱のインタビューができた。ちょうど執筆中の小説について、日高を舞台に競走馬の世界を描く構想を聞いていたので、
北海道の中でも比較的「若いまち」の苫小牧だが、高齢化は確実に進展している。人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は1月末時点で29・83%で、30%台到達も目前だ。これまで地域活動を中心的に担ってきた人たちも高齢となり、支えを必要とする側になりつつある。市は新年度、市民がつながり、支え合いながら
北京冬季五輪のアイスホッケー女子は、スピードとパワーに勝るカナダの優勝で終わった。日本は予選グループBを1位で通過し、史上初の決勝トーナメント進出。準々決勝で今大会銅メダルだったフィンランドに敗れて6位だった。4年に1度の大舞台で躍動したスマイルジャパンの奮闘を振り返る。(石井翔太)
苫小牧市は、市内小中学校の校舎の耐震化対策を精力的に推し進めてきた。今年3月までに完成する光洋中学校の屋内運動場の改築で、耐震化率は100%となる。今後は、老朽化した建物の改築や長寿命化に向けた大規模改修を本格化させていく。 市内の小中学校は、2021年時点で築30年以上が29校、築40年
難病の潰瘍性大腸炎を患い、27年目になります。同じ病気の有名人は多く、安倍晋三元首相もその1人です。完治は難しく、腸の炎症を抑える薬を毎日飲み、食事も注意しています。見た目では難病と分からないので、知ってもらうため、できるだけ話すようにしています。新型コロナウイルスの感染が不安で、ワクチンの3回目