【1】コロナ経済対策 にぎわい戻す方策必要 影響深刻さ増す飲食・宿泊業
- 2022年6月6日
新型コロナウイルスの感染拡大は、苫小牧市内の飲食業や観光業にも暗い影を落とし続けている。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されるたび、歓楽街では時短営業や休業を余儀なくされ、店の明かりが消えた。宿泊施設は観光客のみならず、スポーツの大会や合宿などの自粛もあって甚大な打撃を被った。今は国から感
新型コロナウイルスの感染拡大は、苫小牧市内の飲食業や観光業にも暗い影を落とし続けている。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されるたび、歓楽街では時短営業や休業を余儀なくされ、店の明かりが消えた。宿泊施設は観光客のみならず、スポーツの大会や合宿などの自粛もあって甚大な打撃を被った。今は国から感
苫小牧市立中央図書館に司書として勤務しています。本に関わる仕事を志し、司書を目指しました。自分が読んだことのない本に触れ、新たな世界を知る機会に満ちた、魅力的な職業だと思います。 利用者が求めている本を手渡し、喜んでもらえた時に一番やりがいを感じます。今後も地域に根差した図書館の職員として
「道徳は、自分自身の品性や品格といった人格を高める。人間の基盤をつくる上で大切なものだ」と力説する。約40年にわたり小中学校や行政で教育に携わりながら、モラロジー道徳教育財団(本部・千葉県柏市)の講師を務め、教師や保護者を対象に道徳教育の必要性を訴え続けた。 小学校教員だった叔父と叔母の影
苫小牧市中心部の繁華街や、古い歴史を持つ本町などを管轄する。独り暮らしの高齢者も多く、交番勤務の署員が巡回の一環で住宅を訪問し、見守りを強化している。 錦町と大町には居酒屋やスナックが林立するが、新型コロナウイルスが繁華街を直撃し、人出は激減した。2021年4月から勤務する林広純巡査長は「
バスケットボールBリーグ初代王者に輝いた日から1828日、5季ぶりの王座に返り咲いた栃木ブレックス。主将を務める田臥勇太選手が試合後のインタビューで語った「またバスケットが好きになりました」の言葉に心を打たれた。 秋田県立能代工業高校(現能代科学技術高校)時代に3年連続インターハイ・国体・
「今の時代は情報が一番大事」と考え、商店街同士の横のつながり強化を目指す。「地域コミュニティーにおける商店街の役割を明確にしたい。市商連の活動が盛り上がれば、各所に元気が出てくる」と展望する。 市内の商店街振興組合や商店会など14団体(約500事業所)で組織。理事長交代は10年ぶりで、今月
小学校に入ってから、テニスを始めました。いろいろな球技があるけれど、硬式テニスが一番面白いと感じています。理由は、球をうまく捉えるとパーンと鋭く打ち返すことができて、爽快感を味わうことができるからです。 将来はラファエル・ナダルのようなプロ選手になって、世界1位を目指したいです。そのために
北海道生まれの私だが、人生のうち40年近くを東京で過ごした。そこでずっと感じてきたことがある。それは、「東京をはじめ全国の人たちは、道民が思っているよりずっと北海道が好き」ということだ。 出身を聞かれて「北海道」と答えると、誰もが「いいですね」「うらやましい」と反応する。中には、尋ねてもい
今回は、夜のライトアップが華やかで思わず目を奪われるむかわ町大原の法城寺をご紹介します。 法城寺は1893(明治26)年、井目戸村(むかわ町の前身、鵡川外七ケ村の村の一つ)の谷本安次郎宅で開教。翌94(同27)年に現在の豊城・背戸川宅近くに法城寺が創立されました。1900(同33)年、初代
4月21日の総会で、8代目の会長に就任。「前例にとらわれない取り組みを推し進め、より質のいい文化を市民に提供できるようにしたい」と意気込む。 「文化は今、曲がり角に差し掛かっている」と指摘。新型コロナウイルス禍による活動スタイルの変化や高齢化などで、文化団体は活動継続が難しい現状にあるが「
アジアにあってバングラデシュは、日本人にとって最もなじみの薄い国の1つではないだろうか。が、世界の縫製工場と呼ばれ、日本の服飾メーカーの進出が著しく、今や我(わ)が国とかなり関わりの深い国となっている。 そのバングラデシュに出かけたおりのこと。1本の電柱に何百本どころか、時に1000本を超
古き良き二刀流で氷都再建へ―。苫小牧市の小学年代以下のアイスホッケークラブ、レッドモンスターズJrは今年度から夏季は野球にも取り組む「二刀流クラブ」として活動をスタートさせている。複数の競技に取り組むことで運動機能の向上を目指すほか、減少傾向にある競技人口の底辺拡大も視野に入れる。 同クラ
アイヌ刀は民族資料として博物館等に収められているもののほかに、遺跡からも多く出土します。遺跡から出土する場合、多くはお墓の副葬品として出土します。 弘前大学の関根達人教授による分析では、全体の4割弱のお墓から出土しており、男性に限ると6割、女性でも1割強で刀が副葬されています。これは世界中
苫小牧市内で6月、市長選の告示と投開票が予定され、参院選道選挙区(改選数3)の公示も有力視されている。参院選は候補者の出馬が相次ぎ、政党の定期大会など動きが活発化しているが、市長選で立候補を表明しているのは現職のみだ。 もし今回、2回連続の無風となった場合、一市民としてとても残念だ。候補者
エムシは刀身を和人から交易などで入手します。この時にほとんどの刀身は刃をつぶしたり、そもそも刃が付いていない刀身となります。これは松前藩などの和人側がアイヌに武器となり得る刀が渡らないようにしたためです。また、アイヌ刀の刀身の多くがさびているのは、刃が光っていると魔物がその光を見て体をかわしてしま
苫小牧市美術博物館は6月26日まで、企画展「アイヌ刀 エムシ・タンネプイコロ・タクネプイコロ」を開催している。担当学芸員がアイヌ刀の種類や用途について3回にわたって解説する。 ◇ アイヌ刀は蝦夷刀(えぞとう)とも呼ばれ、アイヌが持っている刀の総称です。ただ、一口にアイヌ刀と
5月中旬に深川市で開かれた小学生卓球の北海道大会カブ(3、4年)男子で3位に入り、初めて全日本選手権(7月、神戸市)出場を決めました。全国の強い選手と卓球ができたり、プレーを見たりできるのでとてもうれしいです。憧れは自分が通うクラブチームに所属していた日本代表の丹羽孝希選手です。丹羽選手のように、
苫小牧工業高校野球部を夏1回、春3回甲子園に導いた名将。同校の卒業生として教壇に立ちながら33季にわたって野球指導に情熱を注いだ。 初任地の虻田商業高(現虻田高)を経て1965年に苫工高の教員となった。生徒時代の恩師から野球部監督のバトンを託され、「きれい事は言わない。とにかく勝ちたい一心
現在、自然界の野鳥たちは繁殖期を迎え、命を後世につなぐため、パートナー選びや巣作り、子育てと、1年間のライフサイクルの中で最も重要ともいえるシーズンとなりました。そしてこの時期に合わせ、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでも野鳥の子育てに関連する相談件数は増え、昨年も数十件ほどの問い合わせがありました
苫小牧工業高校には1995年から6年間勤めて以来、2回目の着任。生徒の印象を「目標を持って入学してきた人たちばかり」と話し、「工業高校の中で、立ち止まってあいさつするのは同校だけなのでは」と礼儀正しさを評価する。 旭川市出身で室蘭工業大学を卒業。工業化学が専門で、前任は旭川工業高校。
苫小牧ウトナイ中学校が開校した2019年に教頭を務めており、2度目の赴任となる。生徒の印象について「明るくて素直。あいさつも丁寧」と語り、「上級生が下級生に学校の伝統を引き継ぐ風土ができつつある」とも話す。 苫小牧市出身で、大阪体育大学を卒業した。前任は厚真町の厚南中学校で、校長職は2校目
今年度、山谷芳則会長(39)が就任し、役員にも若手会員が多く名を連ねるなど組織の若返りを図っている。一部の会員に業務が集中する状態を解消し、持続可能な町内会活動を模索している。 行事の多くは新型コロナウイルスの影響で中止となっているが、2020年から「ミニミニ運動会」を開催。徒競走や玉入れ
7歳になる記者の娘は今、おしゃれに夢中だ。日々、髪形や洋服のコーディネートの研究に余念がない。 そんな娘にうってつけのイベント「美とまKIDS(キッズ)」が4月末、苫小牧市内で開催された。子どもがメイクやネイルアート、ヘアアレンジを施してもらえるという内容で、記者も親子で参加した。
苫小牧緑陵中学校は「素直で明るい子が多い。声を掛けたらあいさつしてくれるいい子たちばかり」と笑みを浮かべる。 秋田県横手市出身。教師になるという夢を持って上京し、中央大学を卒業。教育の道に進んだ。前任は洞爺中学校。校長としての勤務は3校目で、今年で6年目。苫小牧市内の学校で働くのは初めてだ
校長職として着任するのは、苫小牧勇払小学校が初めて。「全校児童が61人と少人数なので、高学年が低学年の児童の面倒を見る習慣が自然と身に付いている」と目尻を下げる。 山形県新庄市出身で、北海道教育大学岩見沢校卒。前任は、苫小牧ウトナイ小学校の教頭で、苫小牧市内の小学校での勤務は一般教諭の時を
4月26日付で、苫小牧市汐見町にある「とまこまい海の駅 ほっき館」の駅長に就任しました。今年3月までは、道の駅ウトナイ湖で駅長を7年間務めていました。これまでの経験を生かし、人や物、心が集まる場をつくりたいと思っています。漁獲量日本一のホッキはもちろん、マリンレジャーなど、苫小牧の港についてここか
Q…庭仕事をしていると、落ち葉の下でサソリに似た5ミリほどの生き物を見つけました。何でしょうか? A…カニムシだと思います。カニムシは尾が無いサソリのような姿をした体長2ミリから5ミリの節足動物です。カニムシが属するクモ網にはカニムシ目の他にサソリ目、ザトウムシ
国立アイヌ民族博物館では、アイヌ文化の地域性に注目した第1回テーマ展示「地域からみたアイヌ文化展 白老の衣服文化」をあす15日まで開催しています。白老地域の衣服に着目した本展は、昔から現在までに製作された衣服を展示し、この地域の衣服の特徴や歴史、作り手たちを紹介する内容となっています。 「
小学生の頃、内向的な性格だと、担任教師から言われたことがある。しかし、次第に変わっていった。「アイスホッケーのおかげかもしれないね」と笑う。 苫小牧市で生まれ、父が勤めていた王子製紙苫小牧工場の社宅で育った。毎年冬、住民らが社宅の敷地に造るスケートリンクで遊んだのが、子どもの頃の思い出。防
むかわ町と言えば、「恐竜の町」として有名で、太古の歴史を感じることができる町です。今回は1982年に開館した穂別博物館について紹介します。館長の櫻井和彦さんに施設を案内していただきました。 穂別地区はかつて海だったことから、館内には海生爬(は)虫類のクビナガリュウ、モササウルス、ウミガメの