• (中庭展示・中) 「揺らぎ」が発する「正義」への問い
    (中庭展示・中) 「揺らぎ」が発する「正義」への問い

       前回紹介した川上りえの新作と同様の題名を持ち、類似した構造を持つ本作は、札幌市資料館において2010年に発表された。同館が元来、当時の高等裁判所に当たる控訴院であったこともあり、川上は「正義」をテーマとして設定することで、その場所に基づいた展示を試みた。本作が「てんびん」を連想させる形状を持つこと

    • 2022年6月23日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品 〈8〉
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品 〈8〉

       【高学年の部】 苫小牧市長賞 苫小牧東小学校4年 原田(はらだ) のどかさん

    • 2022年6月23日
  • はしご
    はしご

       東胆振の高校生アスリートを追い掛け、釧路市に10日間滞在した。同市では今年、陸上、ハンドボール、バドミントンの全道大会が開催。市内ホテルは連日ほぼ満室で、宿泊先を小刻みにはしごすることになった。  最初のホテルは快適だった。無駄に神経質で、ベッドや枕が合わないとすぐに体に不調を来すタイプでも

    • 2022年6月22日
  • ≪4≫追分駐在所 道の駅で増える事故抑止へ
    ≪4≫追分駐在所 道の駅で増える事故抑止へ

       かつて「鉄道の町」として栄えた歴史を持つ安平町追分地区。2019年に道の駅D51ステーションが開業し、来場者が駐車場内で起こす事故が増えている。大川隆巡査部長は「交通量も増えているので、巡回を強化して事故抑止につなげたい」と話す。  住民と交流を密にすることで、一層の治安向上が図れると考える

    • 2022年6月22日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈7〉
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈7〉

       【高学年の部】 胆振総合振興局長賞 苫小牧美園小学校4年 沖田(おきた) 茜音(あかね)さん

    • 2022年6月22日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈6〉
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈6〉

       【低学年の部】 苫小牧歯科医師会長賞 苫小牧豊川小学校3年 園(その) 琴音(ことね)さん

    • 2022年6月21日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品 〈5〉
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品 〈5〉

       【低学年の部】 北海道歯科衛生士会苫小牧支部長賞 苫小牧若草小学校3年 坂爪(さかつめ) 希帆(きほ)さん

    • 2022年6月20日
  • 苫小牧市澄川町 于(う) 同(どう)さん(26)
    苫小牧市澄川町 于(う) 同(どう)さん(26)

       苫小牧市錦西町の北洋大学の3年生です。中国の北京市出身で、2017年にオーストラリアのRMIT大学を卒業しました。翌年、日本に来たい一心で来日しました。東京芝浦外語学院で2年間日本語を学び、2年前に北洋大に入学しました。今は日本語教師を目指し、日本語教育能力検定試験に向けて勉強しています。今秋の試

    • 2022年6月20日
  • 陶芸アトリエ「夢草工房」代表 檜山 三代子さん(80) 創作活動は心の支え 自宅に構えたアトリエで陶芸に打ち込む 最愛の人との別れ…仲間の励ましで前向く
    陶芸アトリエ「夢草工房」代表 檜山 三代子さん(80) 創作活動は心の支え 自宅に構えたアトリエで陶芸に打ち込む 最愛の人との別れ…仲間の励ましで前向く

       色とりどりの花が庭を彩る自宅のキッチンに、すべて手作りの食器が並ぶ。家の隣に陶芸アトリエ「夢草工房」を構え、愛犬の春ちゃんに見守られながら創作を続けている。夫の死で悲嘆に暮れた日々を救ってくれたのは、陶芸と仲間の励ましだった。  1941年、虻田町(現洞爺湖町)で6人きょうだいの長女として生

    • 2022年6月18日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈4〉
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈4〉

       【低学年の部】 苫小牧民報社賞 苫小牧東小学校2年 田中(たなか) 心晴(こはる)さん

    • 2022年6月18日
  • (中庭展示・上) 不均衡構造に加わる外的要因
    (中庭展示・上) 不均衡構造に加わる外的要因

       苫小牧市美術博物館の今年度の中庭展示は、石狩市在住の美術家川上りえさん(60)が手掛けた5方向に分岐するてんびん。ステンレス製のてんびんは幅最大約5メートル、重量100キロ超の大作だ。担当学芸員が来年3月まで展示される同作品のほか、川上さんの過去の作品について、独自の考察を交えながら3回にわたって

    • 2022年6月17日
  • 野鳥の事故で最多の衝突事故
まずは経過観察を
    野鳥の事故で最多の衝突事故 まずは経過観察を

       ウトナイ湖野生鳥獣保護センターに傷病鳥獣が運び込まれる原因として最も多い「衝突事故」。主に窓ガラスや建物の壁、自動車や電線などの人工物に衝突する事故で、当センターに搬入された傷病鳥獣のうち、その疑いも含めると全体の6割以上も占める原因です。  衝突する経緯も実にさまざまで、猛禽(もうきん)類

    • 2022年6月17日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈3)
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈3)

       【低学年の部】 苫小牧市教育長賞 苫小牧沼ノ端小学校3年 工藤(くどう) 心春(ここは)さん

    • 2022年6月17日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈2〉
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈2〉

       【低学年の部】 苫小牧市長賞 苫小牧東小学校2年 尾崎(おざき) 大地(だいち)君

    • 2022年6月16日
  • ≪3≫ 沼ノ端北交番 子どもの安全へ住民と連携
    ≪3≫ 沼ノ端北交番 子どもの安全へ住民と連携

       新興住宅地を管轄地域に抱える。子どもが増えている地域で、不審者の出没や子どもが巻き込まれる事故、犯罪を防ぐための活動に力を注ぐ。  苫小牧拓勇小学校など在籍児童が多い「マンモス校」が点在する。登下校の時間帯は通学路の巡回を強化し、交通事故や子どもを狙った犯罪の抑止に努めている。  警察

    • 2022年6月15日
  • 恐竜ロマン2022
    恐竜ロマン2022

       5月下旬、恐竜研究者として知られる北大総合博物館の小林快次教授の特別講演会がむかわ町で行われた。穂別地区で発見されたハドロサウルス科の「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)のエピソードや、上川管内中川町で見つかった恐竜化石など話題は盛りだくさん。改めて恐竜が持つ魅力に引き込まれた。

    • 2022年6月15日
  • 「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈1〉
    「歯と口の健康」 ポスター入賞作品〈1〉

       苫小牧歯科医師会(阿部雅人会長)が主催する「歯と口の健康に関する図画・ポスターコンクール」は今年度、市内6小学校の児童168人が応募し、低学年、高学年の各部で6人ずつが入賞した。入賞作品を紹介する。  【低学年の部】 胆振総合振興局長賞 苫小牧若草小学校3年 腰越(こしごえ) 紬衣(

    • 2022年6月15日
  • 商業協同組合苫小牧港市場 代表理事
上原(うえはら) 正大(まさひろ)さん (38)
    商業協同組合苫小牧港市場 代表理事 上原(うえはら) 正大(まさひろ)さん (38)

       5月31日付で、海の駅ぷらっとみなと市場(苫小牧市港町)を運営する商業協同組合苫小牧港市場の代表理事に就任した。  市場内に店舗を構える17の組合員から成る組織。イベントの企画、実施を通し、今まで以上に「市民に『ぷらっと』気軽に立ち寄ってもらえる場所にしたい」と意気込む。  道央道苫小

    • 2022年6月14日
  • 苫小牧市王子町 中屋敷(なかやしき) 侑史(ゆうし)さん(24)
    苫小牧市王子町 中屋敷(なかやしき) 侑史(ゆうし)さん(24)

       アイスホッケーアジアリーグ・レッドイーグルス北海道のフォワードとして、7年目のシーズンを迎えます。昨季は調子の波が激しかったので、今年は1年間良い状態を保ちたいです。  6月からチームが始動し、現在は陸上トレーニングに励んでいます。大きな体とパワーを生かした強いシュートが得意です。白鳥王子ア

    • 2022年6月13日
  • あつま国際雪上3本引き大会実行委員長 池川 徹さん(61) にぎわいづくりに情熱注ぐ 1000人超が参加する冬の一大イベントに成長  仲間と力合わせまちに元気呼び込む
    あつま国際雪上3本引き大会実行委員長 池川 徹さん(61) にぎわいづくりに情熱注ぐ 1000人超が参加する冬の一大イベントに成長 仲間と力合わせまちに元気呼び込む

       厚真町で2008年にスタートして以降、地域を代表する冬の一大スポーツイベントに成長し、町内外から多くの人を呼び込むまでになった「あつま国際雪上3本引き大会」。実行委員長としてけん引し、郷土の活性化に挑んできた。  とにかくイベントが好きだった。「厚真って、やるってなったものを見守ってくれる先

    • 2022年6月11日
  • 市内に残る唯一のクラブ ~苫小牧スピードスケート連合少年団~ 36年目のシーズンへ活動開始 競技人口の減少 大きな課題に直面
    市内に残る唯一のクラブ ~苫小牧スピードスケート連合少年団~ 36年目のシーズンへ活動開始 競技人口の減少 大きな課題に直面

       苫小牧市内唯一のスピードスケート少年団、苫小牧スピードスケート連合少年団が36年目のシーズンに向けて活動を開始した。学校の授業にもなく、比較的なじみの薄いスピードスケートは年々競技人口が減少傾向にあり、今季は小中学生合わせて14人の活動だ。  子どもたちは7月から始まる屋内氷上練習に合わせて

    • 2022年6月11日
  • 中澤農園を訪問 10 農業は楽しく自由 NZで「生きる道」再発見
    中澤農園を訪問 10 農業は楽しく自由 NZで「生きる道」再発見

       企画も10回目を迎えました。今回は、胆振東部の農業経営者100人ほどが所属する農業後継者グループで代表を務める、むかわ町穂別地区の中澤農園4代目、中澤和晴さん(32)にインタビューしたことについてお伝えします。緑の山々の中にたたずむすてきなご自宅にお邪魔させてもらい、ご夫婦にお話をうかがいました。

    • 2022年6月11日
  • 【5】 中心市街地活性化 先行き不透明なエガオ問題 駅前再生の障壁に
    【5】 中心市街地活性化 先行き不透明なエガオ問題 駅前再生の障壁に

       2014年4月、大型商業施設・苫小牧駅前プラザエガオの運営会社がテナントに対し、破産とビルの閉鎖を通知した。それから8年。JR苫小牧駅前の一等地に残る巨大な空きビルに対処するため、市は建物や土地の権利を集約し再開発を目指しているものの、一部地権者との交渉がまとまらず、今も解消に至ってない。不透明感

    • 2022年6月10日
  • 支笏湖チップ 程よい脂、味は保証付き
育む自然も大切に
    支笏湖チップ 程よい脂、味は保証付き 育む自然も大切に

       チップといったらヒメマスのこと。地元の人ならすぐにピンときますが、ビジターセンターで働いていると、チップという名がそれほど浸透していないことが分かります。観光客の方から「商店のメニューや幟(のぼり)に書いてある、あのチップって何のことですか?」と何度も質問を受けてきたからです。  チップとは

    • 2022年6月10日
  • 【4】脱炭素社会 「先行地域」落選 再挑戦へ  民間との連携足りず
    【4】脱炭素社会 「先行地域」落選 再挑戦へ  民間との連携足りず

       国全体の目標を20年前倒しして、2030年度までに温室効果ガスの実質排出ゼロを目指す「脱炭素先行地域」。苫小牧市は2月、その第1弾の公募に挑戦したものの、環境省が4月26日に公表した選考結果に名はなかった。  選ばれたのは19道府県26地域の計48自治体で、道内では石狩市、十勝管内の上士幌町

    • 2022年6月9日
  • (動物の絵)身近な姿を個性豊かに
    (動物の絵)身近な姿を個性豊かに

       苫小牧市美術博物館は26日まで、収蔵品展「動物の絵」を開催している。同展では、収蔵美術作品の中から動物が描かれた絵画12点を展示している。担当学芸員が作品の特徴などを解説する。        ◇  動物の姿は人々の想像力を広げる題材として、古くから世界中の美術作品の中で表現されてきた。

    • 2022年6月9日
  • 【3】加速する高齢化 地域包括ケアシステム構築に課題 施設整備追い付かず
    【3】加速する高齢化 地域包括ケアシステム構築に課題 施設整備追い付かず

       道内の自治体の中で比較的「若いまち」と言われてきた苫小牧市も、高齢化が急激に進んでいる。人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は2002年9月末の15・8%から、今年5月末時点で29・96%と倍増した。市の推計によれば、20年後にピークを迎え、34%を超える見込みだ。  こうした中で急がれ

    • 2022年6月8日
  • ≪2≫白老交番 国道での事故は迅速規制
    ≪2≫白老交番 国道での事故は迅速規制

       白老町の中心部に位置する。2020年7月にアイヌ文化発信拠点の民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業し、観光客でにぎわう一帯の防犯や事故防止に当たっている。  町を横断する国道36号は緩いカーブの連続で、冬は凍結によるスリップ事故が起きやすい。町外からウポポイを訪れる観光客の車の事故も増えている

    • 2022年6月8日
  • 写真撮影
    写真撮影

       記事に載せる写真を撮ることは、記者の大切な業務の一つだ。入社当時は苦手に感じていたが、今では楽しい仕事だ。アングルなどちょっと工夫するだけで、写真の印象ががらりと変わって面白い。  例えば乳幼児を撮るときは、座るか、立ち膝になってレンズを子どもの目線に合わせることで、表情が捉えやすくなる。新

    • 2022年6月8日
  • 【2】 津波防災 浸水域想定が拡大、道内最大に 避難ルート練り直し
    【2】 津波防災 浸水域想定が拡大、道内最大に 避難ルート練り直し

       5月30日、苫小牧市の澄川西町内会防災部が地元総合福祉会館で開いた防災研修会。「どこに、どのように逃げればいいというのか」。集まった約30人の住民は、道が作成した新たな津波浸水想定について市職員から説明を受けた後、強い不安を抱いた。  道が昨年7月に公表した津波浸水図は、日本海溝(三陸・日高

    • 2022年6月7日