AIの台頭
- 2023年5月31日
人工知能(AI)の進歩を実感する日々を過ごしている。先日、連載記事のタイトルを考える際、取材先の企業が催事を周知するキャッチコピーにAIが出した案をヒントしたという話を思い出し、挑戦してみた。 AIはわずか数秒待つ間に複数案を出すだけでなく、「もっと短く」など、こちらの要望に合わせ、アイデ
人工知能(AI)の進歩を実感する日々を過ごしている。先日、連載記事のタイトルを考える際、取材先の企業が催事を周知するキャッチコピーにAIが出した案をヒントしたという話を思い出し、挑戦してみた。 AIはわずか数秒待つ間に複数案を出すだけでなく、「もっと短く」など、こちらの要望に合わせ、アイデ
苫小牧東高校を「歴史と伝統のある高校」と強調。生徒の印象については「伸び伸びとしており、自主自律・文武両道の校風からか、何事も自分たちでやろうという精神がある」と話す。 1992年から10年間、苫小牧南高校に勤務した経験があり、ソフトテニス部の顧問時代を思い出しながら「(苫小牧は)懐かしい
白い雲の合間からのぞく青空の下、なだらかに曲線を描く山容が遠景に広がる。近景の色鮮やかな紅葉は、その山をたたえる観衆のようにも映る。清新な色調と堂々たる構図、細やかな筆致による、光と空間の感覚を内に含む印象派風の画風からは、素朴なまなざしのままに自然美をたたえようとする画家の息遣いが聞こえてくるよ
現在、NPO法人ウテカンパで「誰もが自分を生きられる」社会にするために活動しています。そこに至ったのは、「アイヌ」のルーツを受け入れたことが始まりです。 白老町で開店したコミュニティカフェ「ミナパチセ」を拠点にアイヌ文化を発信し、いろいろな所からお声が掛かるようになりました。話を聞いてくだ
苫小牧市美術博物館は6月25日まで、「美術所蔵名品選 風景画×静物画編」の企画展を開いている。四季折々の自然や身近な果物、調度品を描いた油彩画、木版画など99点展示。遠藤ミマン、鹿毛正三、渡辺貞一の作品を担当学芸員が3回にわたって解説する。 ◇ 道央圏南部に広が
海の駅ぷらっとみなと市場(苫小牧市港町)のイタリア料理店「ケストラーノ」のシェフです。 子どもの頃から料理好きで、高校時代はファミリーレストランでアルバイトをしました。気付いたらシェフになって、札幌市のイタリア料理店でも3年半修行しました。 お客さんが「おいしい」と笑顔を見せてくれ
「えーと、このあいだの血液検査の結果なんですが、貧血がありますね。あと腎臓も少し弱っているようで、その原因をもう少し調べる必要が…」 「先生、もう90歳ですからね、トシってことですよ。私は今年も畑仕事ができてるから、これでいいんです」 こんな会話を今年も何人かと交わし
私が高専に赴任したのは、かれこれ20年以上も昔の話である。当時、独身者用の宿舎に住んでいて、近所にあった居酒屋の常連だった。苫小牧民報のコラム「ゆのみ」を初めて知ったのも、この居酒屋であった。 「○○先生の今回のゆのみは面白かった。」「○○先生の今回の内容は難しかった。これじゃ読者は分から
苫小牧市役所6階の総務部。職員が忙しそうに働くフロアの一角に「在宅勤務実施中」と書かれた紙がパソコン画面に垂れ下がっていた。市職員の働き方改革を推進する行政監理室服務主幹の鳥羽亜矢子さん(50)は「机が空いていると休みと勘違いしてしまうので、それを防ぐ工夫」と説明した。 新型コロナウイルス
私が主宰する奨学金制度「内山アジア教育基金」の主戦場である東南アジアに3月いっぱい滞在していた。そして今は南アジアを周遊中、この先ヨーロッパをめざしている。 私の花粉症は仕事にならないほどにひどいので、春先になると決まって花粉症のない熱帯に避難している。 例年セブ島では海沿いに立つ
はがきに描かれた素朴で温かく、味わい深い絵に、大切な人へ向けた言葉を添える絵手紙。地域にその魅力を伝え続ける苫小牧絵手紙の会会長、鈴木臣子さんは「描いているときは1人のようだけど、相手のことを想像すると2人に感じられる」とほほ笑む。 日本絵手紙協会公認講師の資格を持つ鈴木さんは、市内外で講
5月14日、今年1回目のマラソン大会として「ノーザンホースパークマラソン」に参加した。天候に恵まれ、周囲の声に耳を澄ますと、ランナーは首都圏をはじめ幅広い地域から参加しているようで、コロナ禍後の日常が戻りつつあることを実感する。 午前11時にスタートすると、必死に手足を動かす以外は考えるぐ
苫小牧総合経済高校で2年間教員、1年間教頭として勤務したことがある。 朝は玄関前で生徒とあいさつしており、「明るくて気さく。しっかりと顔を見てあいさつをしてくれて気持ちがいい。親しみやすく、活動的」と苫小牧西高校の生徒の印象を語る。 勉強でも部活動でも、楽しいことがとにかくあれば生
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行した8日夜、苫小牧市表町の「刺身居酒屋 なか善」は20人規模の宴会もあり、コロナ前のにぎわいが戻ったようだった。 系列店のスタッフが一堂に会する宴会に参加していた旭町の飲食店経営、伴謙斗さん(32)は「久々に皆で集まることができてうれしい」と
先月から市表町のパーソナルジムでトレーニングと食事指導を受け、ダイエットに取り組んでいる。 きっかけは4月に受けた定期検診での身体測定。体重計が表示した数字にがく然とした。標準体重より約15キロオーバー。取材先からも「丸くなったね」と言われ、ショックを受けた。 ジムに通い始めてから
一人一人が輝く学校が目標で、「生徒が自分に合った道を見つけられるようにサポートしたい」と意気込みを語る。 苫小牧南高校は普通科単位制の教育課程を導入しており、学びたい科目や進路に合わせて授業を選ぶことができる。「『もっとやれる』に気付く」が同校のスローガンで、「できるのではなく、やれるとい
「大きな夢を育めば明るい希望が待っている」 4月28日、苫小牧ウトナイ小学校の体育館。新1年生を歓迎する「なかよし集会」が4年ぶりに開かれ、校歌を斉唱する子どもたちの元気な声が館内に響き渡った。 小松修作教頭(47)は全校児童903人の歌声にじっくり耳を傾け、「ようやくコロナ禍が明
35年前。子どもの頃、近所にベレーという6畳ほどの雑貨屋があった。マンションや商業ビルが乱立するほんのわずかな一角。主にキャラクターものを扱う小さなお店。店主のシェリーさんは小柄で物静かなおばあさんで、「万引きはダメよ」というのが唯一の約束事だ。 一方で、あの頃はしつけと称する子どもへの暴
新型コロナウイルスの感染法上の分類が5類に引き下げられた8日、社会の慌ただしさをよそに認知症の高齢者らが暮らす苫小牧市澄川町のグループホーム花縁には、穏やかな時間が流れていた。 「正体不明の敵とひたすら闘ってきた3年間だった」。施設を運営する花縁の代表で、総合施設長を務める大沢薫さん(64
苫小牧市あさひ児童センターで、職員として働き始めて4年目になります。子どもたちと楽しく話したり、遊んだりするのが日課。イベントの企画なども一緒に立てていて、今は来月の遠足に向けて計画作りを進めています。 児童センターに遊びに来る子どもたちの笑顔を見ていると、元気になります。成長していく姿を
さらなる高度経済成長を支えようとする苫東大規模工業地帯計画に拍車が掛かるこの年、用地買収が進み、柏原、静川、弁天の開拓団が解散。また、厚真地区では離農や農家の若者の離家が進んだ。視野を広げれば、新全国総合開発計画によって地方での大規模工業地帯開発が進められる一方、農村では全国的な米余りを背景に減
ロシア極東最大の都市ウラジオストクは金角湾を中心に市街地がすり鉢状に広がっている。2012年8月、その湾のど真ん中にV字型の美しい斜張橋が架かった。全長2・1キロ、コンクリート製の2本の主塔の高さは260メートルに及ぶ。 当社はこの橋の建設予定地にイタリア製の生コン製造プラントを持ち込み、
この春も、苫小牧信金には新入職員が入庫し、それぞれの配属先で仕事の第一歩をスタートさせている。 ただ、最近のなりたい職業ランキングでは、ユーチューバーや歌手、俳優、声優の人気が高いと聞く。果たして新入職員の皆さんは希望する職業に就けたのだろうか。 私の場合は憧れの職業もなく親元から
北海道軟式野球連盟苫小牧支部審判部の一員として20年、競技を支え続けてきた。現在も同部副部長として幅広い年代の試合に携わり「大好きな野球に関わり続けていられるのは財産です」。 日本でカラーテレビ放送が始まった1960年、室蘭市で生まれた。テレビ観戦で巨人の王貞治など当時のプロ選手へ憧れを抱
新緑が深まり、春から夏の装いに変わりつつある今日この頃。多くの野鳥が子育ての時期を迎え、どこからか、にぎやかなひなの声が聞こえたり、親鳥が巣立ちしたばかりの子を連れて飛ぶ姿が見られたりするようになります。ほほ笑ましい野鳥の子育て風景がある一方で、あまり歓迎されない野鳥もいます。それはカラスの子育て
全校生徒337人中、男子は5人で、女子が目立つ苫小牧総合経済高校。「おとなしくつつましい生徒が多いが、自分の目標を持っている」と印象を語る。 同校は情報処理、流通経済、国際経済の3学科を設置。卒業生の6~7割が就職していることから、実社会に出た時に同校での学問がどのように役立つのか、俯瞰(
北海道ではいろんな経験をさせていただいています。苫小牧市のぞみコミュニティセンターでは、健康運動ふまねっとの資格を取得して皆さんに楽しく参加していただくことを心掛けて講座を開いています。トレーニング系の講座の講師をしたり、動画投稿サイト「Youtube(ユーチューブ)」にコミセンの公式チャンネルを
「働き方改革関連法などの施行で、労働現場の対応が変わってきている。改正法令のポイントを周知するお手伝いができれば」と語る。管内(東胆振1市4町と千歳市)各地を回り、労務管理などの勉強会に署員を派遣できることも案内している。 酪農学園大を卒業し、1988年に室蘭労基署入り。労働基準監督官の試
明野中学校の生徒の印象を「素直で一生懸命。高い熱量で授業を受けている」と話す。 同校では、普段の授業を大切にしていき、生徒が主体的に学べる環境づくりに取り組んでいく。地域、家庭との連携も今まで以上に強化する方針。「変化の激しい社会に対応していけるよう、生徒たちには主体性、協働性、実践力を身
「地元企業と一緒に発展していきたい」―。苫小牧市が柏原に開設する製造業など産業の振興施設、市テクノセンターの館長に4月1日付で就任した。さまざまな企業が点在する工業都市での仕事に「気が引き締まる思い」と語る。 前職は道科学技術総合振興センターのコーディネーター。道立総合研究機構に在籍したこ