• JR日高線 鵡川―様似間が廃止 84年の歴史に幕 路線バス運行開始
    JR日高線 鵡川―様似間が廃止 84年の歴史に幕 路線バス運行開始

       高波被害により2015年1月から不通となり、代行バスが運行していたJR日高線鵡川―様似間(116キロ)が1日、鉄道事業を廃止した。1937年の全線開通から84年の歴史で路線の8割が姿を消す。同日から新しい路線バスの運行が始まり、日高地域の公共交通体系は大きな節目を迎えた。  1日は記念セレモ

    • 2021年4月1日
  • 期待胸に決意の一歩 市内企業などで入社式
    期待胸に決意の一歩 市内企業などで入社式

       2021年度がスタートし、苫小牧市と周辺の企業、官公庁でも1日、入社式や辞令交付式が行われた。新型コロナウイルスの感染が収束しない中、昨年に続き感染対策を徹底した上で式を実施するところが目立った。新規採用者は夢や志を胸に、新たな一歩を踏み出した。  苫小牧信用金庫は本店(苫小牧市表町)で入庫

    • 2021年4月1日
  • 価格の税込み表示スタート 値札張り替えに追われる 市内商店
    価格の税込み表示スタート 値札張り替えに追われる 市内商店

       商品やサービスの価格表示について、消費税込みの「総額表示」とすることが1日から義務化された。苫小牧市弥生町の宮永商店は3月31日の閉店後、全商品の値札やポップを差し替える作業に追われたが、宮永玲子店長は「税込み表示の方が消費者も見やすいと思う。滞りなく準備を進めたい」と話していた。  同店は

    • 2021年4月1日
  • 道内76人感染 3人死亡 胆振2日連続ゼロ 新型コロナ
    道内76人感染 3人死亡 胆振2日連続ゼロ 新型コロナ

       道と札幌市などは3月31日、新型コロナウイルスの感染者が新たに76人確認され、3人が死亡したと発表した。このうち29人の感染経路が不明。道内の死者は累計で749人、感染者は延べ2万994人(実人数2万938人)となった。  死亡を確認したのは、札幌市の3人(70~90代男性3人)。  

    • 2021年4月1日
  • 詩の世界館再開 2年目迎え、イベント目白押しに
    詩の世界館再開 2年目迎え、イベント目白押しに

       今年1月17日から冬季休館していた苫小牧市王子町1の私設文学館「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」が1日、オープンした。  同館は、宮沢賢治研究の第一人者で2019年1月に亡くなった詩人斉藤征義さんが残した宮沢賢治関係の蔵書、遺稿などの資料計約6000点を収蔵している。  生前、斉藤さん

    • 2021年4月1日
  • はしご 手作り新調 市消防団 まとい隊 出初め式などで使用
    はしご 手作り新調 市消防団 まとい隊 出初め式などで使用

       苫小牧市消防団まとい隊(新谷新一隊長)は3月28日、正月の消防出初め式などに使用する竹製はしご(長さ6.5メートル)を製作した。苫小牧市住吉町2の住吉分団詰所で団員延べ28人が2日間にわたって作業し、竹に麻縄を締め付けるなどして完成させた。  団員たちは声を掛け合って直径63メートルの麻縄を

    • 2021年4月1日
  • 被災森林復旧指針決まる 21年度 現地調査し実施計画策定
 胆振東部地震の連絡会議
    被災森林復旧指針決まる 21年度 現地調査し実施計画策定 胆振東部地震の連絡会議

       第7回胆振東部森林再生・林業復興連絡会議が30日開かれ、胆振東部地震による被災森林の復旧に向け、森林所有者への支援を具体的に示す「被災森林復旧指針」を正式に決めた。道は指針に基づく現地調査を行って2021年度中に実施計画を策定。具体的な施業提案を行い、森林整備につなげる方針だ。  会議は厚真、

    • 2021年3月31日
  • 食農教育、社会貢献で連携 コンサ札幌とJA北海道 協定を締結
    食農教育、社会貢献で連携 コンサ札幌とJA北海道 協定を締結

       Jリーグに加盟するプロサッカークラブを運営する北海道コンサドーレ札幌とJAグループ北海道は30日、札幌市の北農ビルで食農教育・社会貢献活動の連携協力推進に係る協定を締結した。  JA北海道グループとコンサドーレの前身・北海道フットボールクラブが2007年に協定を締結してから14年。コンサドー

    • 2021年3月31日
  • 所在自治体や観光団体 7空港連携の協議会発足
    所在自治体や観光団体 7空港連携の協議会発足

         新千歳空港をはじめ道内7空港を管理・運営する北海道エアポート(千歳市、HAP)は29日、空港所在自治体や経済、観光団体で組織する「北海道内7空港の一体運営に関する協議会」を設立した。新千歳空港内のポルトムホールを拠点に、各地をオンラインでつないで開いた初日の会合では協議会の規約案を承認。今後

    • 2021年3月31日
  • 来春採用予定の財務専門官募集 道財務局
    来春採用予定の財務専門官募集 道財務局

       北海道財務局は、来春採用予定の「財務専門官採用試験」を6月6日(第1次)に実施する。受験申し込みは4月7日まで。人事院ホームページの専門アドレス(http://www.jinji‐shiken.go.jp/juken.html)で受け付けている。最終合格発表は8月17日。  財務専門官は、銀

    • 2021年3月31日
  • 中高の男性教諭を懲戒処分 道教委
    中高の男性教諭を懲戒処分 道教委

       道教委は30日、2020年3月に苫小牧市内の商業施設で衣料品2点(約1万円相当)を盗んだ後志管内の高校の男性教諭(64)を免職、20年8月に苫小牧市内の国道で法定速度を50キロ超過して車を運転した胆振管内の中学校の男性教諭(26)を停職1カ月とする懲戒処分を発表した。

    • 2021年3月31日
  •  国土交通省人事
     国土交通省人事

       国土交通省人事(31日、北海道開発局関連関係分)  【退職】室蘭開建苫小牧河川事務所副所長 鈴木健治▽同苫小牧港湾事務所副所長 渡辺仁  北海道開発局人事(31日、関係分)  【退職】室蘭開建有珠道路事務所総務課長 中矢昭博▽同技術検査官 菊地憲一

    • 2021年3月31日
  • 首長動静
    首長動静

       (1日) 苫小牧 午前9時、新採用・異動辞令交付式。午前10時、苫小牧港管理組合辞令交付式(ハーバーFビル)。午後4時、子ども相談監辞令交付式。 千 歳 午前8時45分、公立千歳科学技術大学理事長任命に係る辞令交付式。午前8時50分、公営企業管理者の任命に係る辞令交付式。午前8時55分

    • 2021年3月31日
  • 来訪
    来訪

       (30日)  ◇アイスホッケージャパンカップ優勝あいさつ▽王子イーグルス監督、菅原宣宏氏▽同コーチ、荻野順二氏▽同同、小川勝也氏。 (31日)  ◇退任あいさつ▽苫小牧市立病院事務部参与、椿勇喜氏。

    • 2021年3月31日
  • 苫小牧市変わる暮らし ごみ集団回収ビール瓶を再開 DV相談支援センターを設置
    苫小牧市変わる暮らし ごみ集団回収ビール瓶を再開 DV相談支援センターを設置

       苫小牧市は1日から、コロナ禍で停止しているごみ集団回収の瓶類のうち、ビール瓶のみ再開する。原則、大きさを問わず回収するが、これまで通り海外産ビールや地ビールの瓶は対象外。一升瓶、清涼飲料水の瓶も引き続き扱わない。対象外の瓶類は月2回の「缶・瓶・ペットボトル・紙パック」の日に、各居住地域のごみステー

    • 2021年3月31日
  • ハスカップの風味丸ごと 搾りかすからワイン はすかっぷサービスが商品化
    ハスカップの風味丸ごと 搾りかすからワイン はすかっぷサービスが商品化

       苫小牧市元中野町のはすかっぷサービス(大西育子代表)は、ハスカップ搾汁後の残渣を原料にしたワインを商品化する。酪農学園大学(江別市)の応用微生物学研究室と共同開発し、ハスカップの色や風味を生かした試作品が完成。同社の大西陽一開発研究部長は「pH(水素イオン指数)値が低い酸性のまま発酵させることに成

    • 2021年3月31日
  • 道内56人感染 日高で3人 新型コロナ 胆振はゼロ
    道内56人感染 日高で3人 新型コロナ 胆振はゼロ

       道と札幌市などは30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに56人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち17人の感染経路が不明。日別の新規感染者は2日ぶりに50人を上回った。道内の死者は累計746人、感染者は延べ2万918人(実人数2万862人)となった。  死亡したのは札幌市の80代男

    • 2021年3月31日
  • 21年度事業計画案など承認 道央産業振興財団が理事会
    21年度事業計画案など承認 道央産業振興財団が理事会

       道央産業振興財団(理事長・宮本知治苫小牧商工会議所会頭)は30日、理事会を苫小牧市テクノセンターで開き、2021年度事業計画案など議案3件を原案通り承認した。  苫小牧、千歳、恵庭、安平の3市1町の自治体、経済団体などの関係者で構成する理事や監事ら15人が参加した。  21年度事業はほ

    • 2021年3月31日
  • 苫小牧支援学校あす開校 35人が新生活スタート、14日始業式、15日入学式
    苫小牧支援学校あす開校 35人が新生活スタート、14日始業式、15日入学式

       旧苫小牧明徳小学校の校舎を活用した特別支援学校「苫小牧支援学校」(小笠原正樹校長)が4月1日、開校する。小学生20人、中学生15人の計35人が、玄関にスロープを設置するなどバリアフリー環境が整った校舎で新たな学校生活をスタートさせる。  苫小牧市内では初となる特別支援学校。同市、白老町、安平

    • 2021年3月31日
  • 美々川福祉会 サポセン開設、職員常駐の支援拠点
    美々川福祉会 サポセン開設、職員常駐の支援拠点

       社会福祉法人美々川福祉会は今月、運営する障害福祉サービス事業所美々川エコ(苫小牧市新明町)の隣接地に、サポートセンターフォレストを開設した。  美々川エコ(旧・美々川デイセンター分場エコ)は2006年4月、利用者の社会参加促進を目的に「美々川せっけん」を製造する事業所として開設された。

    • 2021年3月31日
  • 三光横断歩道橋の命名権 愛称「安心のかけ橋」、市ととませいが契約
    三光横断歩道橋の命名権 愛称「安心のかけ橋」、市ととませいが契約

       苫小牧市と清掃業とませい(渡辺健治代表取締役)は30日、三光町と双葉町に架かる三光横断歩道橋のネーミングライツ(命名権)契約を結んだ。命名権はこれまでスポーツ施設が中心で、歩道橋に導入するのは初めて。4月から愛称「安心のかけ橋 とませい歩道橋」となり、年間契約料20万円は維持管理費に充てられる。

    • 2021年3月31日
  • 日胆地方に黄砂飛来、苫小牧市「健康に影響なし」
    日胆地方に黄砂飛来、苫小牧市「健康に影響なし」

       胆振、日高管内では30日、大陸から西風に乗って到達した黄砂が確認された。苫小牧市内の観測地点でも、黄砂を含む大気中の細かな浮遊粒子物質の数値が上昇。胆振管内での黄砂の確認は2018年4月12日以来、3年ぶりという。  室蘭地方気象台によると、29日に西日本で黄砂を確認。本道にも飛来範囲が拡大

    • 2021年3月31日
  • 苫美協 2年ぶり春季展 「コロナに負けない」力作49点
    苫美協 2年ぶり春季展 「コロナに負けない」力作49点

       苫小牧美術協会(佐藤公毅会長)の「春季展」が31日、苫小牧市美術博物館で開幕した。会員43人会友6人の力作49点が並ぶ。4月4日まで。  毎年7月の本展に向けた研さんの場として毎年この時期に開いてきたが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止。2年ぶりの開催となった。  前日の

    • 2021年3月31日
  • 男児1人がO157感染―苫保健所管内
    男児1人がO157感染―苫保健所管内

       苫小牧保健所は30日、管内(東胆振1市4町)で10歳未満の男児が腸管出血性大腸菌感染症「O(オー)157」に感染したと発表した。  同保健所によると、男児は腹痛や血便、吐き気などを訴え、21日に管内の医療機関を受診。23日に陽性が確認された。入院治療後に回復、29日までに退院したという。感染

    • 2021年3月31日
  • 白くかれんな姿 弥生町の斉藤さん宅 カラー咲く
    白くかれんな姿 弥生町の斉藤さん宅 カラー咲く

       苫小牧市弥生町の斉藤カヅ子さん(84)宅でサトイモ科の花「カラー」が咲き誇っている。  斉藤さんは幼少期から実家で庭いじりや剪定(せんてい)を任され、20代の頃には生け花の資格を取るなど、植物に親しんできた。  カラーは以前住んでいた厚真町の自宅の庭に植えていたもので、苫小牧市に引っ越

    • 2021年3月31日
  • 美しく成長させるこつ学ぶ 緑ケ丘公園で剪定講習会 長岡造園
    美しく成長させるこつ学ぶ 緑ケ丘公園で剪定講習会 長岡造園

       苫小牧市高丘の緑ケ丘公園を管理する長岡造園(長岡直人社長)は27日、同公園で剪定(せんてい)講習会を開いた。市民20人が、講習や実演を通して庭木の手入れ方法を学んだ。  2級造園施工管理技士の長岡社長が講師を務めた。参加者は最初に同公園展望台で座学講習を受講し、木の枝は上から順番に整えていく

    • 2021年3月31日
  • 短歌作りは表現が大事 文化交流センターで入門講座
    短歌作りは表現が大事 文化交流センターで入門講座

       苫小牧短歌クラブ(林隆光会長)はこのほど、短歌作りの楽しさを伝える現代短歌入門講座を市文化交流センターで開いた。愛好家6人が受講し、市内在住の歌人、出口明彦さんのユーモアあふれる講話を楽しんだ。  講座は、気軽に短歌を作ってもらい、市内の短歌人口を増やそうと昨年10月から開いている。この日は

    • 2021年3月31日
  • 市に幼児用玩具 50点を寄贈 門田組
    市に幼児用玩具 50点を寄贈 門田組

       苫小牧市三光町の建設業、門田組(中田博子社長)はこのほど、市に幼児用の玩具約50点(約67万8000円相当)を寄贈した。創業70周年を記念した地域貢献活動で、市内の保育園や児童センターで活用される。  寄贈品は遊びを通して乳幼児の成長を促す知育玩具。木製の品が多く、パズルや、ワイヤに通したビ

    • 2021年3月31日
  • 日英対訳エッセー 「出会いは宝」出版 恵庭南高 定時制教師 久光さん、本紙コラムも収録
    日英対訳エッセー 「出会いは宝」出版 恵庭南高 定時制教師 久光さん、本紙コラムも収録

       恵庭南高校定時制の英語教諭で恵庭市在住の久光原さん(60)が苫小牧民報や北海道新聞のコラムに執筆した文章をまとめ、このほど「出会いは宝」のタイトルで単行本(四六判、194ページ)を出版した。ページの左が日本語、右が英語と日英対訳本となっているのが特徴で、久原さんは後書きで「日本語、英語にかかわらず

    • 2021年3月31日
  • 記者コラム 風 記憶より記録
    記者コラム 風 記憶より記録

       恥ずかしながら、自分の記憶力に自信が持てない。記憶違いで、何度も失敗した経験があるからだ。確認は、小まめにするように意識している。  取材時にはメモを取ったり、録音をさせてもらったり、資料を集めたりして極力、記憶に頼らないように工夫する。不安を覚え、再び取材相手に連絡を取ることもしばしばだ。

    • 2021年3月31日