• 東胆振の定住自立圏共生ビジョン/懇談会で意見交換
    東胆振の定住自立圏共生ビジョン/懇談会で意見交換

       東胆振1市4町で構成する「定住自立圏共生ビジョン」の懇談会が7日、苫小牧市役所で開かれた。2025年度から5カ年の具体的な取り組みなどを示した次期ビジョンについて委員10人と各自治体の職員が意見交換し、最終案を確認した。懇談会では、委員の意見を踏まえ、「地域医療連携システム整備事業」を「地域医療情

    • 2025年2月12日
  • 3年連続1兆円超え 輸出、自動車部品が好調 24年苫小牧港貿易概況
    3年連続1兆円超え 輸出、自動車部品が好調 24年苫小牧港貿易概況

       函館税関苫小牧税関支署がまとめた2024年の苫小牧港の貿易概況によると、輸出入総額は前年比2・4%減の1兆3509億4500万円となった。前年実績を2年連続で下回ったが、3年連続で1兆円の大台に乗った。輸出は統計に残る1976年以降の最高額で、自動車の部分品が好調だった。 輸出は29・4%増の

    • 2025年2月12日
  • 市防犯のまちづくり懇話会 次期総合計画案を確認
    市防犯のまちづくり懇話会 次期総合計画案を確認

       次期総合防犯計画について協議する委員ら 苫小牧市の防犯対策について市民が話し合う市防犯のまちづくり懇話会(山端豊城委員長)が7日、市役所で開かれた。2024年度の最終会合で、出席した委員8人は19日開会の市議会に提出される第3次市総合防犯計画案(25~29年度)の内容を確認した。 同計画は▽防犯

    • 2025年2月12日
  • 昨年12月輸出入総額1683億円 統計史上過去最高を更新 苫小牧港
    昨年12月輸出入総額1683億円 統計史上過去最高を更新 苫小牧港

       函館税関苫小牧税関支署がまとめた昨年12月の苫小牧港の貿易概況によると、輸出入総額は前年同月比11・7%増の1683億300万円で、月別としては統計が残る1976年以降の最高額となった。輸出が統計史上3位、輸入が同2位で、従来最高額(2022年10月)を2年2カ月ぶりに更新した。 輸出は前年同

    • 2025年2月12日
  • 空港内甘い香り包む 新千歳でバレンタインイベント 14日まで
    空港内甘い香り包む 新千歳でバレンタインイベント 14日まで

       新千歳空港の国内線ターミナルビル2階センタープラザで14日まで、バレンタインデーにちなんだ初のイベント「チョコの玄関口」が開かれている。国内外のチョコレートを集め、試食も用意しながら販売しており、空港内を甘い香りに包んでいる。 北海道エアポート(HAP)が主催。道内7空港を管理運営する利点を生

    • 2025年2月12日
  • 苫工建築科や苫総経情報処理科0.1㌽上昇 公立高校入試の出願変更状況
    苫工建築科や苫総経情報処理科0.1㌽上昇 公立高校入試の出願変更状況

       道教育委員会は12日、2025年度公立高校入学者選抜の出願変更状況を発表した。東胆振(苫小牧市、白老町、安平町、厚真町、むかわ町)では1月27日に発表された当初倍率と比べ、追分と苫小牧工業建築科、苫小牧総合経済情報処理科で0・1㌽上昇した。苫小牧工業電気科と苫小牧総合経済流通経済科が0・1㌽減少。

    • 2025年2月12日
  • 平成をたどる 苫小牧の30年◇9 第Ⅰ部「バブルと崩壊の中で」⑨ 平成3(1991)年 放水路とラムサール 巨大計画に賛否沸騰 条約登録湿地は全会一致で
    平成をたどる 苫小牧の30年◇9 第Ⅰ部「バブルと崩壊の中で」⑨ 平成3(1991)年 放水路とラムサール 巨大計画に賛否沸騰 条約登録湿地は全会一致で

       市役所庁舎に掲げられた祝ラムサール条約登録の垂れ幕 平成3年、千歳川放水路計画の是非を巡って激論が交わされた。その沸騰の中でウトナイ湖がラムサール条約登録湿地に指定された。郷土の自然を巡る大きな出来事が重なった。■放水路論議沸騰 千歳川放水路計画は千歳川流域の洪水対策のため、長沼から勇払まで最

    • 2025年2月12日
  • 聴覚障害と偏見考える 16日に旧優生保護法の映画上映
    聴覚障害と偏見考える 16日に旧優生保護法の映画上映

       旧優生保護法下で、望まぬ不妊手術を強制させられた聴覚障害を抱える夫婦の半生を描いた映画「沈黙の50年~国から子どもをつくってはいけないと言われた人たち」(谷進一監督)の上映会と学習会が16日午前10時から、苫小牧市民活動センターで開かれる。「耳の日」(3月3日)の記念事業として、苫小牧聴力障害者協

    • 2025年2月12日
  • ほっきカレーピタ好評 スケートまつり会場で限定販売 みなとオアシス苫小牧運営協
    ほっきカレーピタ好評 スケートまつり会場で限定販売 みなとオアシス苫小牧運営協

       8、9日に開かれた「第59回とまこまいスケートまつり」会場の中央公園(若草町)で、みなとオアシス苫小牧運営協議会による「ほっきカレーピタ」(500円)の販売が行われた。昨年11月に鳥取県境港市で開かれた「Sea級グルメ全国大会in境港」に、同協議会が出品したご当地グルメ。苫小牧産のホッキ貝とトウモ

    • 2025年2月12日
  • 24年10~12月期道内企業調査 60.4%人手不足 前期より3.5㌽拡大 売り上げに影響も
    24年10~12月期道内企業調査 60.4%人手不足 前期より3.5㌽拡大 売り上げに影響も

       道は、2024年10~12月期の道内企業の「人手不足の状況調査」結果を公表した。正規従業員の充足の度合いについては、60.4%の企業が「不足している」と回答。前回調査(24年7~9月期、56.9%)から3.5㌽拡大し、人手不足はより深刻化している。  「不足している」と回答した内訳は、「非常に不

    • 2025年2月12日
  • 新店探訪 健康な足づくりをサポート 「ドクターネイル爪革命苫小牧店」苫小牧市末広町3
    新店探訪 健康な足づくりをサポート 「ドクターネイル爪革命苫小牧店」苫小牧市末広町3

       巻き爪やたこ・うおのめ、かかとの角質ケアなど足の悩みやトラブルへの施術を行う専門店。昨年まで看護師として病院勤めをしていた村上暁子さん(43)が「病院ではできない困りごとにも寄り添っていきたい」と一念発起し、1月に国道36号沿いのテナント2階一室でオープンした。シックネイルセラピストの資格を持ち、

    • 2025年2月12日
  • 穏やかな冬を憂慮 記者コラム
    穏やかな冬を憂慮 記者コラム

       8、9の両日、「第59回とまこまいスケートまつり」が開かれた。1月は降雪が少なく暖かい日が続いたため、とまみん編集局の記者の間では「ちびっこすべり台、完成できるの?」「規模を小さくするとか変更あるなら、紙面で紹介しないと」と心配する声が聞かれていた。 実際には、陸上自衛隊第73戦車連隊(恵庭市

    • 2025年2月12日
  • 道教委 公立高入試出願変更状況 平均倍率変化なし
    道教委 公立高入試出願変更状況 平均倍率変化なし

       道教育委員会は12日、2025年度公立高校入試の出願変更後の出願状況を発表した。出願変更したのは全日制課程が871人、定時制課程が6人の計877人。再出願は19日から21日午後4時まで受け付ける。 全日制の出願者数は当初から6人増の2万8309人。定時制は当初と同じの987人。平均倍率は全日制

    • 2025年2月12日
  • 海保パネル展 「未来に残そう青い海!」 千歳水族館
    海保パネル展 「未来に残そう青い海!」 千歳水族館

       千歳市花園のサケのふるさと千歳水族館で、海上保安庁第1管区海上保安本部千歳航空基地によるパネル展「未来に残そう青い海!」が開かれている。海の汚染の実態や海上保安庁の業務などを写真パネル20枚で紹介している。27日まで。 昨年に続く2度目の取り組み。海岸に漂着した大量のごみや油まみれのウミガメを捉

    • 2025年2月12日
  • 白銀世界で結婚祝福 阿寒「タンチョウ感謝祭」 釧路
    白銀世界で結婚祝福 阿寒「タンチョウ感謝祭」 釧路

       国の特別天然記念物・タンチョウへの感謝を示す「タンチョウ感謝祭」(阿寒丹頂の里プロジェクト実行委員会主催)が9日、釧路市阿寒町上阿寒の阿寒国際ツルセンター(河瀬幸館長)で開かれた。タンチョウにあやかって千年の愛を誓う「タンチョウ結婚式」も行われ、関係者や市民、たくさんのタンチョウたちが夫婦を祝福し

    • 2025年2月12日
  • 首長の予定
    首長の予定

       (13日)苫小牧 午前9時、苫小牧の文化と福祉を考える会関係者による表敬訪問。午後1時40分、苫小牧港管理組合議会定例会(ハーバーFビル)。千 歳 午前9時30分、道東自動車道開通報告。午前11時、寄付採納。正午、出前講座(ANAクラウンプラザホテル千歳)。白 老 午前9時20分、苫小牧

    • 2025年2月12日
  • 本社来訪
    本社来訪

       (12日) ◇確定申告受け付け開始あいさつ ▽苫小牧税務署署長、小野寺恵三氏▽同総務課課長、梶昌宏氏。

    • 2025年2月12日
  • 冬の夜空にシャボン玉 音楽ライブも 中心市街地でイベント とまこまいシンボルストリートテラス
    冬の夜空にシャボン玉 音楽ライブも 中心市街地でイベント とまこまいシンボルストリートテラス

       JR苫小牧駅前通りを冬のイルミネーションで彩る市の事業「とまこまいシンボルストリートテラス」の関連イベントが8日、苫小牧信用金庫本店前の駐車場で開かれた。中心市街地の活性化を目的に、シャボン玉のショーなどを繰り広げ、家族連れを中心ににぎわった。「幻想と光 人と人とのつながり」と題し、影絵やパズル

    • 2025年2月11日
  • スマイルJ 五輪切符獲得を祝福 市役所に横断幕
    スマイルJ 五輪切符獲得を祝福 市役所に横断幕

       苫小牧市は10日、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪出場を決めた女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」を祝福する横断幕を市役所ロビーの吹き抜け2階部分に掲げた。今月末まで設置予定。横断幕は縦0.9㍍、横9㍍。赤を基調に「感動をありがとう!いざ決戦の地へ!」「ミラノ・コルティナオリンピッ

    • 2025年2月11日
  • トラック共同中継輸送を実証 苫埠など 道央圏と釧路間中継地点で運転手交代
    トラック共同中継輸送を実証 苫埠など 道央圏と釧路間中継地点で運転手交代

       苫小牧市入船町の倉庫・港湾運送業の苫小牧埠頭(海津尚夫社長、以下苫埠)と、北海道コカ・コーラボトリング(札幌市、以下コカ・コーラ)の子会社幸楽輸送(同、以下幸楽)が、道央圏と釧路との間のトラック輸送で「共同中継輸送」の実証実験を展開している。行程内に設けた中継地点でトレーラーを交換し、運転手一人当た

    • 2025年2月11日
  • 男性向けバレンタインフラワーアレンジ教室 15日、苫花市場
    男性向けバレンタインフラワーアレンジ教室 15日、苫花市場

       苫小牧市末広町の苫花地方卸売市場で15日午前10時から、バレンタインデー(14日)にちなんだ男性向けフラワーアレンジメントレッスンが開かれる。参加料は3850円で、14日まで定員10人を先着順で受け付けている。同市場を地域貢献の場として活用する仲卸・苫花が主催し、花雑貨「jill ’ sgard

    • 2025年2月11日
  • 灯油運搬ボランティア 市長に事業を報告
    灯油運搬ボランティア 市長に事業を報告

       活動の報告をするボランティアら エレベーターのない市営住宅に住む高齢者宅に灯油を運ぶ、灯油運搬ボランティア事業の関係者らが7日、金澤俊苫小牧市長を表敬訪問し、事業報告を行った。金澤市長は「困っている人にどう手を差し伸べるかはとても重要な課題。奉仕活動を実践している皆さんに敬意を表したい」と労をねぎら

    • 2025年2月11日
  • スケートまつり支援隊が離隊 実行委、滑り台制作に感謝
    スケートまつり支援隊が離隊 実行委、滑り台制作に感謝

       第59回とまこまいスケートまつり(8、9日)で、メイン会場の中央公園に雪の大型滑り台などを制作した、陸上自衛隊第7師団第73戦車連隊(恵庭市)を中心とする「とまこまいスケートまつり支援隊」が10日、全ての任務を無事に終えて離隊した。今年は暖冬で作業に苦労しながらも、例年通り大量の雪を千歳市から運

    • 2025年2月11日
  • グリーン水素製造へ 来月以降にも本格稼働 スパークス
    グリーン水素製造へ 来月以降にも本格稼働 スパークス

       苫小牧市内で再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」の製造、貯蔵、輸送、利用までのサプライチェーン(供給網)構築を目指す、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(東京)は、沼ノ端地区に整備した「グリーン水素」製造施設を3月以降、本格的に稼働させる。すでに試験運転を始めており、14日には事業開始

    • 2025年2月11日
  • 入賞者へ賞状と図書カード 冬休みぬり絵コンクール
    入賞者へ賞状と図書カード 冬休みぬり絵コンクール

       作品を手に受賞を喜ぶ子どもたち 苫小牧民報の市内9販売店で構成する苫小牧民報販売店協力会主催「冬休みぬり絵コンクール」の表彰式が8日、若草町の苫小牧民報社で行われた。未就学児と小学校低、中、高学年の4部門の入賞者から11人が出席し、賞状と図書カードが贈られた。 コンクールは、犬のキャラクターがカ

    • 2025年2月11日
  • 1月道内景気4カ月連続で悪化 建設など6業界 帝国データ札支店
    1月道内景気4カ月連続で悪化 建設など6業界 帝国データ札支店

       帝国データバンク札幌支店は、1月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は前月比1・8㌽減の41・8となり、4カ月連続で悪化した。業界別では建設など6業界で悪化し、不動産など3業界で改善した。全国(43・6)を1・8㌽下回

    • 2025年2月11日
  • 半導体・GX集積促進 助成限度見直し15億円に 道
    半導体・GX集積促進 助成限度見直し15億円に 道

       道は、半導体関連産業とデータセンター(DC)などGX(グリーントランスフォーメーション)関連産業の道内への集積を促進するため、進出企業向けの助成制度を拡充する。道産業振興条例を見直すもので、助成制度の改正素案をまとめた。半導体関連企業の助成限度額は現在の10億円から15億円へ、DCは現在の5億円か

    • 2025年2月11日
  • お得に入浴「SDGsの日」 苫浴場組合3施設で14日
    お得に入浴「SDGsの日」 苫浴場組合3施設で14日

       苫小牧浴場組合(郷路正明組合長)は14日、加盟3施設で通常500円の大人入浴料金を200円に、保護者同伴の小学生以下2人までを無料にするキャンペーン「SDGsの日」を実施する。 銭湯は大勢が一度に入浴できるため水や燃料の削減につながり、SDGs(持続可能な開発目標)にかなっているとして例年2月

    • 2025年2月11日
  • 1月の道内倒産17件 件数、負債とも前年下回る
    1月の道内倒産17件 件数、負債とも前年下回る

       東京商工リサーチ北海道支社は、1月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比2件減の17件となり、3カ月連続で前年を下回った。負債総額も前年同月比30・4%(6億8700万円)減の15億7600万円となった。 地域別では、札幌市が8件で最多。旭川、千歳、北広島、岩見沢、夕張、釧路市でも発生

    • 2025年2月11日
  • ゆのみ 研究室の記憶と成長の軌跡 杉本大志(すぎもと・まさし)
    ゆのみ 研究室の記憶と成長の軌跡 杉本大志(すぎもと・まさし)

       研究室の扉を開けると、実験機器やパーツが所狭しと並ぶ風景が広がる。3次元(3D)プリンターのファンが静かに回り、マイコンボードの発光ダイオード(LED)が青く点滅している。1年半前、この空間で戸惑いながら研究を始めた学生たちが、今では自信に満ちた表情で実験に取り組んでいる。 共同研究先の担当者との

    • 2025年2月11日