乗客家族「時間止まったまま」 運航会社や国の責任追及―知床観光船事故1年前に会見
- 2023年4月21日
知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故から1年となるのを前に、被害者弁護団が20日、札幌市内で記者会見し、「つらく涙があふれる日々」「時間が止まったまま」とする乗客家族の心境を明かした。家族は弁護団を通じ、運航会社に対する憤りや、国の責任を追及する共同声明も発表
知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故から1年となるのを前に、被害者弁護団が20日、札幌市内で記者会見し、「つらく涙があふれる日々」「時間が止まったまま」とする乗客家族の心境を明かした。家族は弁護団を通じ、運航会社に対する憤りや、国の責任を追及する共同声明も発表
沖縄県の宮古島周辺で10人が乗った陸上自衛隊ヘリコプターの事故で、陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長は20日の定例記者会見で、海中から引き揚げられ死亡が確認された5人は隊員の可能性が高いとし「痛恨の極みだ。遺族に心からお悔やみ申し上げる」と話した。その上で「全員が家族の元に帰るため全力を尽くす」と述べ
新たな感染症危機に備えるための改正新型コロナウイルス対策特別措置法と改正内閣法が21日の参院本会議で、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立する。感染症対策の司令塔となる「内閣感染症危機管理統括庁」新設が盛り込まれた。政府は9月1日にも発足させる。 同庁は内閣官房に置き、政府
苫小牧市は全庁、全市を挙げ、まちぐるみで取り組む「大作戦」のテーマを、今年度は「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」とした。来年度までの2年間、脱炭素推進やごみ減量に向け多彩な施策を繰り広げる。30日にはキックオフイベントを市総合体育館(末広町)で開催。省エネ事業に積極的な各種企業の出展ブー
苫小牧市樽前地区の農家5戸による農産物直売「たるまえ青空市」が26日、樽前交流センターで店開きする。開催時間を例年より30分早い午後0時30分~同2時とし、11月8日まで毎週水曜日に営業する。 安心、安全、新鮮な野菜や山菜などを格安で売る毎年人気の直売所。新型コロナウイルス流行下にあっても
苫小牧市植苗のウトナイ湖畔の森でナニワズの黄色い花が咲き誇り、落ち葉が残る地面に春の彩りを添えている。 ジンチョウゲ科の落葉小低木。高さ60センチ前後まで育ち、夏には落葉するため、「エゾナツボウズ」とも呼ばれる。 ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターは、3月末に湖周辺で開花を
とまこまいスケートまつり実行委員会(委員長・岩倉博文市長)は19日、次回のスケートまつりを来年2月10、11両日に開催することを決めた。苫小牧市職員会館で実行委員会を開き、3年ぶりに開催した今年の事業内容も報告された。 2月4、5日に開催された今年は、2日間で約6万人が来場。前回2020年
苫小牧市柳町の映画館ディノスシネマズ苫小牧(杉保智支配人)は今月から、子ども連れでも気軽に映画を鑑賞できる新企画「おやこシネマ」をスタートさせた。幼児らに配慮して上映中の照明を少し明るくしたり、音量を絞ったりする。月1~2回程度実施し、子育て中などで映画館から足が遠ざかっている若い父母らを呼び込み
19日午後7時ごろ、JR千歳線南千歳―植苗間で苫小牧発小樽行き普通列車(6両編成)がシカと接触した。JR北海道によると、乗客乗員約120人にけがはなかった。 当該列車は車両点検などを経て、約20分後に運転を再開。札幌駅に到着後、連結部分に不具合が見つかったため、函館線の普通列車2本を部分運
苫小牧港管理組合は、苫小牧港の開港60周年に当たる25日から記念事業を展開する。西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園にモニュメントを設置するほか、苫小牧港の新たな価値を考えるシンポジウム、市民向けイベントなど多彩に事業を企画。苫小牧市や北海道の発展を支えてきた同港の役割を再認識し、未来につなげる取り組
自は自民、公は公明、立憲は立憲民主、共は共産の公認。無は無所属。現は現職、新は新人。年齢は投開票日の翌日。届け出順、敬称略。アンケートは文書回答で、表現や表記を当社基準に統一した上、内容を抜粋、要約して掲載。 候補者名 (1)岩倉市政の評価とその理由 (2)選挙戦で訴えること、当選後
室蘭開発建設部管轄の胆振・日高管内開発事業予算は2023年度、前年度比0・5%増の406億1700万円となった。東胆振関連では、苫小牧港・東港の周文1号耐震強化岸壁整備費などが計上された。 整備事業予算の内訳は▽治水54億5200万円(前年度比0・2%増)▽海岸4億7600万円 (同0・3
道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに728人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ134万9878人となった。 死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(60代男性、80代男性)。道内の死者は累計で
1カ月間に及ぶ統一地方選も、大詰めを迎えている。苫小牧市議選は定数28に対し、29人が火花を散らす少数激戦で、舌戦は熱を帯びる。遊説カーがまちを隅々まで回り、候補は喉をからす。 そんな選挙の取材を、20年前から担当している。最初の体験は、大激戦の構図となった、ある統一地方選の前半戦。有力候
日本政策金融公庫札幌支店は、2022年10~12月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中小企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は3・4となった。前期(22年7~9月期)に続きプラス水準を維持したものの、数値は4・1
北洋銀行は、今春の道内企業の雇用動向調査結果を発表した。雇用人員判断DI(「過剰」とする企業の割合から「不足」とした企業の割合を引いた数値)はマイナス55で、前年比15ポイント低下。「アフターコロナ」を見据え、全ての業種で人手不足感が強まっている。 雇用人員判断DIは、製造業がマイナス46
「第7回北海道のうまいもんと北の銘酒 狸二条酒まつり」(同実行委員会主催)が28日から5月7日まで、創成川公園狸二条広場(札幌市中央区南3東1)で開かれる。 道内14蔵50銘柄の道産酒を1杯100円から300円で提供する有料試飲をはじめ、蔵元が新米で造った春の生酒を数量限定で提供する。日本
道は19日までに、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5月8日に「5類」に移行した後の対応案をまとめた。宿泊療養施設の運用を終了するほか、「新北海道スタイル」や飲食店向けの「第三者認証制度」も廃止する。21日の対策本部会議で正式決定する。 政府の方針を踏まえた措置で、同日開いた道のコ
(19日) ◇来苫あいさつ▽日本製紙北海道営業支社支社長、金沢高志氏▽同支社新聞グループ課長、櫻井亨氏▽同支社新聞グループ主任、井向友弥氏。
(21日) 苫小牧 午前11時、苫小牧白鳥ライオンズクラブからの寄付に対する感謝状贈呈。午後5時30分、苫小牧自衛隊協力会連合会定時総会後の懇親会(グランドホテルニュー王子)。 千 歳 午後6時30分、となみチューリップフェア北海道友好都市ウェルカムパーティー(富山県)。 恵 庭
苫小牧市は沼ノ端クリーンセンターへの家庭ごみの直接搬入について、ゴールデンウイーク(GW)期間中は混雑が予想されるとして持ち込みを控えるよう呼び掛けている。過去のデータを基に混雑予想カレンダーを作成し、ホームページ(HP)に掲載している。 同カレンダーの5月末までの予想を見ると、待ち時間の
苫小牧発明研究会(園田政廣会長)は18日、2023年度の総会を市民活動センターで開いた。任期満了に伴う役員改選で園田会長を再任したほか、作品展の開催など今年度事業計画を決めた。 6月に苫小牧信用金庫三条支店で恒例のロビー展を開催するほか、7月には子どもたちがエコロジーを学びながら遊ぶイベン
苫小牧市双葉町で呉服店を運営する松浦商事(松浦秀範社長)は28日から30日まで、市まちなか交流センター・ココトマ(表町)で「本藍染の世界展」を開く。藍の名産地徳島県の蓼藍(たであい)で染め上げた着物やネクタイなど約300点が並ぶ。 松浦社長によると現在の藍染めはほとんどに化学染料が使われて
苫小牧商工会議所は、5月13日から6月3日までの毎週土曜日(午後1時~同4時)に苫小牧経済センタービルで開催する新規創業セミナーの受講者を募集している。 市や同商議所などの共催。創業を目指している人や、開業から間もない経営者に、事業計画の作り方や開業手続き、販路開拓などについて説明する。講
むかわ町の竹中喜之町長が、同町出身で2010年にノーベル化学賞を受賞した鈴木章北海道大学名誉教授(92)とおよそ6年ぶりに再会を果たした。今月17日に道内の鈴木教授宅を訪問し、胆振東部地震からの復興過程や現在進めているまちづくりについて伝え、温かい激励を受けた。 町では鈴木教授の協力の下、
白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館は22日、特別展として第11回刀剣展「札幌刀談義会員所蔵愛刀展」を開幕する。同会の会員が所蔵する特別貴重刀剣7点を含め計25点を展示し、日本独自の製法で生み出された刀の奥深さや美しさを伝える。5月7日まで。 幕末の蝦夷地における北方警備の拠点・白老仙台藩
春の全国火災予防運動に合わせ、白老町のさくら保育園で19日、町幼年消防クラブの発会式が行われた。園児たちは消防車両の放水を見学したり防火服を着て写真撮影をしたりして、消防活動に理解を深めた。 町内五つの保育園、幼稚園では園児に火の怖さを知ってもらおうと、毎年度、幼年消防クラブを発足させてい
2023年春の全道火災予防運動が20日に始まった。白老町では運動期間の30日まで、町消防本部や町消防団がさまざまな広報、啓発を町内各地域で展開する。 運動期間中は火災が発生しやすい時期にあり、毎年、さまざまな予防啓発活動が実施されている。 今年は消防団による広報活動、幼年消防クラブ
日本地域創生学会(木村俊昭会長、事務局東京)などが主催する「健育」ダンスうんどうinむかわ町が24日、道の駅「四季の館」たんぽぽホールで開かれる。 ダンスうんどうは、小樽市在住のプロダンサー小林英夫氏が提唱するダンススポーツの初心者学習法。 小林氏は同学会東北・北海道地域の副支部長
浦河町旭町の常盤公園でイベント「常盤公園を歩こう」が15日に開かれた。参加者9人が同町の地域おこし協力隊で、北海道アウトドアガイドの資格を持つ髙畠敦子隊員のガイドで公園内を散策した。 植物や鳥を見ながら、自然豊かな公園内を1時間程度ゆっくり歩くイベント。この日を皮切りに、10月まで月1回、