地震・津波対策を最重点に 国、道への要望まとめる 苫小牧市
- 2023年4月21日
苫小牧市は、国や道に対する計43項目の2024年度重点要望事項をまとめた。最重点要望は新規の地震・津波対策推進など7項目。重点要望は36項目で、室蘭児童相談所苫小牧分室への一時保護機能設置を新たに盛り込んだ。 最重点要望では、▽物流効率化に向けた港湾機能強化▽JR室蘭線・日高線の維持存続▽
苫小牧市は、国や道に対する計43項目の2024年度重点要望事項をまとめた。最重点要望は新規の地震・津波対策推進など7項目。重点要望は36項目で、室蘭児童相談所苫小牧分室への一時保護機能設置を新たに盛り込んだ。 最重点要望では、▽物流効率化に向けた港湾機能強化▽JR室蘭線・日高線の維持存続▽
新たな感染症危機に備えるための改正新型コロナウイルス対策特別措置法と改正内閣法が21日の参院本会議で、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立する。感染症対策の司令塔となる「内閣感染症危機管理統括庁」新設が盛り込まれた。政府は9月1日にも発足させる。 同庁は内閣官房に置き、政
函館税関千歳税関支署がまとめた新千歳空港の貿易概況によると、2月の輸出入総額は前年同月比9・2%増の20億3200万円で、5カ月ぶりに前年実績を上回った。輸出が5カ月ぶりにプラスに転じ、輸入の落ち込みをカバーした。 輸出は同26・3%増の15億1200万円。魚介類・同調製品が同20・3%増
息の長い選手だった。大昭和製紙北海道野球部などで投手として活躍した桐木孝司さんが17日に急逝した。51歳だった。今年も社会人のクラブチーム「WEEDしらおい」の投手兼コーチとしてマウンドを踏むのを楽しみにしていた。 1990年、桜丘高(白老町)から大昭和製紙北海道入り。3年目、力のあるスト
道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに644人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ135万522人となり、135万人を超えた。 死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代男性と80代男性)。道
苫小牧市と札幌市のアマチュア写真家5人による作品展「Quintet(クインテット)~五重奏~」が30日まで、苫小牧市のぞみコミュニティセンターで開かれている。個性豊かな力作50点がずらりと並ぶ。 出品者は苫小牧市の会社員常包(つねかね)真也さん(39)、同鈴木佳子さん(63)、自営業尼崎雅
苫小牧音楽祭実行委員会(福原功実行委員長)は2023年度の5事業の概要と予算を決めた。19日に市役所第2庁舎で会合が開かれ、事務局の市生涯学習課が説明した。 「PMFオーケストラ苫小牧公演」は7月17日午後3時から開催し、チケット販売は5月15日から開始予定。昨年度より指定席数を増や
苫小牧市遺族会(三海幸彦会長)は19日、市民活動センターで2023年度の定期総会を開いた。8月15日の終戦記念日に市内で行われる平和祈念式典と忠魂碑慰霊祭への参列や、札幌護国神社参拝などを決めた。 三海会長は冒頭、新型コロナウイルスの感染拡大で数年間、活動を縮小してきたが、今年度は予定通り
苫小牧市の就労準備支援事業「しごとびら」を利用し、市内の女性(28)が、シネマ・トーラス(本町)で受け付けやチラシの整理などの就労体験に臨んでいる。働くことへの強い不安などから就労が困難な市民に対して必要な手助けを行う事業で、同館での受け入れは初めて。市総合福祉課は「前向きに頑張ろうとする人に体験
苫小牧工業高校(諸橋宏明校長)は今月、「入試相談室」を開設した。同校への入学を志望する中学生や保護者を対象に原則、電話とメールで相談を受け付ける。諸橋校長は「全日制、定時制のいずれについても対応可能。学校のことで疑問や不安があればぜひ連絡してほしい」と呼び掛ける。 同校は今年度、創立100
苫小牧市東開文化交流サロン(東開町)で30日まで、上川管内剣淵町や伊達市大滝区の作家3人による「はて?な!」展が開かれている。一見すると、「はてな?」と不思議に感じるが、じっくり鑑賞しているうちに自分なりの解釈が生まれる、個性豊かな「アールブリュット作品」が展示されている。 毛糸やリボン、
苫小牧市消防本部は21日、市内全域に今年初の山火事警報を発令した。 苫小牧地区林野火災予消防対策協議会の山火事予防推進期間(4月1日~6月30日)中、室蘭地方気象台が火災気象通報を出した場合に発令している。 同通報の基準は▽過去数日間の実効湿度が65%以下で最小湿度が35%以下▽陸
苫小牧、札幌のアマチュアカメラマン7人でつくる「Photo amigo(フォトアミーゴ)」の作品展が23日まで、苫小牧市民活動センター1階ギャラリーで開催されている。苫小牧近郊の美しい風景を収めた写真を中心に、約50点が並ぶ。 2021年に写真投稿サイト「インスタグラム」で知り合った、40
20日午後4時25分ごろ、JR函館線白石駅(札幌市白石区)構内で、小樽発苫小牧行き普通列車のパンタグラフにビニール片が付着しているのを運転士が発見した。ビニール片の付着は白石―苗穂間の架線と苗穂駅構内でも見つかり、それぞれ除去後、午後5時35分ごろまでに順次、運転を再開させた。 当該列車に
厚真町のアロマ&リンパセラピーOlive(オリーブ)で22日午前10時~午後2時、グルメや雑貨のイベント「Atsuma Earth Day(アツマアースデイ)が開かれる。 地球環境について考える世界規模の記念日「アースデイ」(22日)にちなみ、オリーブや同町のShijima cafe(シジ
春の火災予防運動が全道一斉にスタートした20日、胆振東部消防組合が管轄するむかわ、安平、厚真の3町で広報活動が繰り広げられた。むかわ町穂別地区では、消防署穂別支署とさくら認定こども園の園児による防火パレードが市街地で行われ、消防団員と園児らがまちなかを練り歩くなどして火の用心を呼び掛けた。
こどもの読書週間(23日~5月12日)の記念事業として、白老町立図書館は29日から5月7日まで、町中央公民館のロビーに大型絵本や仕掛け絵本を展示する。読み聞かせなどをする関連イベントも、期間中に二つ用意している。 同読書週間は公益社団法人読書推進運動協議会(東京)が主催する取り組み。
白老東高校(小川政博校長)は19日、苫小牧市のNDS中野自動車学校による自転車安全運転教室を体育館で開いた。2年生41人と1年生54人の計95人がNDS技能検定員の講話や自転車シミュレーターの体験を通して自転車の運転マナーについて正しい知識を学んだ。 NDSは交通安全教育推進のため、講習会
73回目を迎える北海道植樹祭が5月28日、厚真町幌内地区で開かれる。森づくりを通して胆振東部地震からの復興を祈念するほか、近隣市町村を含めた胆振地域の魅力発信につなげる。道は同月12日まで、植樹や育樹のセレモニーの参加者を募集している。定員は先着400人。雨天決行で、参加は無料。 森林づく
白老町婦人団体連絡協議会は20日、第72回定期総会を白老コミュニティセンターで開き、今年度事業計画を決めた。役員改選で、本間桂子会長に代わり理事の吉田和子さんを会長に新任した。 今年度事業には、女性セミナー(5~12月に3回)や「女(ひと)と男(ひと)のつどい」(秋)の開催のほか、3者合同
知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故から1年となるのを前に、被害者弁護団が20日、札幌市内で記者会見し、「つらく涙があふれる日々」「時間が止まったまま」とする乗客家族の心境を明かした。家族は弁護団を通じ、運航会社に対する憤りや、国の責任を追及する共同声明も発表
東京商工リサーチ北海道支社は、2022年の道内企業社長の出身大学調査結果を発表した。北海道大学が1147人で12年連続でトップを堅持。北海学園大学(882人)が9年連続で2位。3位は前年と同じく日本大学(613人)が入った。 北大は全国社長出身大学でも2224人で23位にランクインしている
帯広と留萌では、20日までの10日間に気温がマイナスとなった日はありませんでした。4月中旬に一度もマイナスとならなかったのは、帯広では2001年以来22年ぶり、留萌では02年以来21年ぶりでした。この先1週間、道内の最低気温はほぼ平年並みで、強い冷え込みはなさそうです。しかし、最高気温は22日以降
(22日) 苫小牧 午前10時、苫小牧消費者協会定期総会(市民活動センター)。 千 歳 午前10時、となみチューリップフェア開会式(富山県)。 恵 庭 公式行事なし。 白 老 午前8時30分、町職員ボランティア清掃(ヨコスト海岸)。午前10時、町赤十字奉仕団定期総会(しらお
北海道消費者協会は、4月の道内石油製品価格動向調査結果を発表した。灯油の全道平均価格は1リットル当たり114円85銭となり、前月比31銭(0・27%)値上がりした。114円台は3カ月連続となり、ロシアのウクライナ侵攻(昨年2月)前の水準に戻りつつある。前年同月比では6円43銭(5・3%)安い。
道は北海道食の安全・安心委員会委員を公募している。条例に基づく知事の付属機関で、食の安全・安心に関する事項を審議する。応募資格は道内在住の20歳以上の人で、今回の公募は1人。任期は2年。 応募用紙と「食の安全・安心について」をテーマにした作文を提出する。締め切りは28日(消印有効)。詳細は
苫小牧市出身のシンガー・ソングライター、飯島アツシさん=東京在住=と千葉県出身の漫画家、浜田ブリトニーさんの音楽ユニット「FISH(フィッシュ)」は、2枚目のアルバム「SDGs for GOALS【2】」を26日に全国発売する。2人は「子どもたちの琴線にも触れるものになるよう、分かりやすく、語り掛
建設機械のリース、レンタルを手掛ける北海産業(苫小牧市あけぼの町、伊藤光雄社長)は19日、創業60周年を記念し、市と苫小牧地区交通安全協会に各50万円を寄付した。善意は交通安全の対策や啓発推進に活用される。 同社の伊藤武史会長と伊藤社長が市役所を訪れ、岩倉博文市長と同安全協会の千葉浩次専務
飲食店を経営する苫小牧市若草町のフジタコーポレーション(遠藤大輔社長)は、同社敷地内にこいのぼりを掲揚している。大きさの違う黒、赤、青のこいのぼりが春風に吹かれ、青空を悠々と泳いでいる。 地域の子どもたちの健やかな成長を願い、毎年、端午の節句に向けて市道王子通付近に揚げている。今年は10日
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之被告(79)=受託収賄罪で起訴=にコンサルタント料名目で賄賂を提供したとして、贈賄罪に問われた紳士服大手「AOKIホールディングス」元会長、青木拡憲被告(84)ら3人の判決が21日、東京地裁であった。安永健次裁判長は拡憲被告に