乗り心地「とてもスムーズ」 あすから自動運転バス実証事業 苫小牧
- 2023年9月19日
20日から自動運転バスの実証事業を始める苫小牧市は19日、出発式とオープニングセレモニーを市役所で行った。東胆振1市4町の首長が新たな移動手段の誕生を歓迎し、早速試乗して「とてもスムーズ」などと手応え。20日から10月15日までの約1カ月間、JR苫小牧駅―海の駅ぷらっとみなと市場間(片道約3キロ)
20日から自動運転バスの実証事業を始める苫小牧市は19日、出発式とオープニングセレモニーを市役所で行った。東胆振1市4町の首長が新たな移動手段の誕生を歓迎し、早速試乗して「とてもスムーズ」などと手応え。20日から10月15日までの約1カ月間、JR苫小牧駅―海の駅ぷらっとみなと市場間(片道約3キロ)
来年春卒業予定の高校生を対象にした採用活動が16日に解禁されてから最初の平日を迎えた19日、苫小牧市内の企業で採用試験が本格的に始まった。生徒たちは内定を勝ち取ろうと、筆記試験などに臨んでいる。 苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は19日、表町の本店で採用試験を行い、市内外から13人が受験し
苫小牧商工会議所はインボイス(適格請求書)制度の10月開始に向け、毎週火・木曜に個別相談会を苫小牧経済センタービル(表町)で開いている。参加無料で、会員以外も受け入れている。 苫小牧青色申告会と共催。事業者らの不安や疑問の解消につなげてもらおうと企画した。同商議所の税務相談員を務める別段清
デジタルと聞くと思わず尻込みをしてしまう。昭和に生まれ、電話はダイヤルを回し、文章を書くのは紙とペン。写真を撮るのも一枚、一枚カメラのフィルムを巻いてシャッターを押す。そんなアナログを駆使して育ってきた世代にデジタル社会は戸惑いの連続だ。 そもそも「デジタル」とは。辞書をひもとくと、ラテン
白老町の旧竹浦小学校の校庭で、小さなフィラメント電球をともし、秋の夕暮れを彩るイベント「竹浦アートプロムナード」が、30日まで開かれている。白老町竹浦在住のアーティストでデザイナーの石川大峰さん(43)の企画に町民有志が加わって実現した催しで、29日には夜市も予定している。 点灯を始めた1
農家のアドバイスを受けながら米作りを体験する厚真町観光協会主催の田んぼのオーナー事業で、稲刈り体験会が18日、町内幌内にある高橋農園の田んぼで行われた。町内外から108人が参加し、黄金色に実った「ななつぼし」の収穫に挑戦した。 田んぼのオーナーは、1区画(1アール)2万7500円で1シーズ
アイヌ民族文化財団は白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)でアイヌ文様をあしらった園内バスを運行している。定員は22人。料金は無料で、誰でも利用できるが高齢者や妊産婦、障害のある人たちに優先的に利用してもらう狙いがある。 園内バスは、時速20キロ未満で走る低速小型電動バス。全長4.96メート
むかわ町は、2018年9月6日に発生した胆振東部地震から5年が経過したのに合わせて30日午後1時から、道の駅「四季の館」で防災講演会~防災対策先導のまちへ~を開催する。東日本大震災の被災経験者や復興に携わった関係者を講師に迎え、災害により強いまちづくりについて考える機会にする。 当時の出来
北海道財務局は、2023年7~9月期の法人企業景気予測調査結果を発表した。道内企業の景況判断指数BSI(「上昇した」と回答した企業の割合から「下降した」とみる企業の割合を引いた数値)は、前期(23年4~6月期)に比べ12・2ポイント上昇して13・4となり、2期連続で改善。13年のBSI(7~9月期
消費税額を取引先に正確に伝えることを主眼とする、インボイス(適格請求書)制度が10月から始まる。東京商工リサーチ北海道支社は8月、道内企業を対象に同制度に関するアンケート調査を実施した。適格請求書発行事業者の登録申請は、90・7%の企業が「申請した」と回答した。 この他「9月末までに申請す
北海道労働局は、賃金不払いが疑われる事業場に対する2022年の監督指導結果を公表した。管内17労基署・支署が指導した不払い事案は1150件で、対象労働者数は6932人、金額は5億76万円だった。 このうち同年中に使用者が賃金を支払い、解決したのは1111件(96・6%)で、対象労働者数は6
JR千歳駅前にある千歳ステーションプラザ1階の千歳観光物産サテライト・ミルで全国各地の特産品を集めた「本州人気フェア」=写真=が開かれている。初めての企画で、第1弾は宮城、富山、和歌山の3県から商品を集めた。 宮城は、初登場の塩釜・梅花堂のクッキー「東太平洋」(140円)のほか、「ふかひれ
10月に創業80周年を迎える日糧製パン(本社札幌市)は、道内の魅力的な特産品とたち吉オリジナルデザイン花絵皿(5枚セット)をプレゼントする記念のキャンペーン「パン for ALL北海道」を11月30日まで実施している。 賞品は▽北海道産ボイル毛がに(約400グラム×2匹)▽白老
北海道経済連合会と北洋銀行は「北海道らしい米粉のスイーツを創ろう」をテーマにした「米粉スイーツコンテスト2023」の作品(レシピ)を募集している。応募資格は、将来食産業に関わりたいと考えている道内校(高校、大学、専門学校)の生徒・学生。昨年までのおにぎりコンテストを変更し、米粉の消費拡大を図る。
17、18両日、千歳市内の道の駅サーモンパーク千歳イベント広場で開かれた「千歳インディアン水車まつり」(同実行委主催)の期間中の来場者について、実行委員会は17日1万人、18日は9000人の計1万9000人と発表した。
(20日) 苫小牧 午前11時、北陸銀行、金剛園からの寄付に対する感謝状贈呈。午後2時、北海道技術振興連絡協議会(ホテルウイングインターナショナル苫小牧)。午後3時、苫小牧商工会議所地域振興委員会講演会(グランドホテルニュー王子)。午後5時30分、道路建設ペリグリン進発式(レストランジャルデ
苫小牧市内で箏(こと)や三絃(三味線)、尺八に励む人たちでつくる苫小牧三曲会(阿部瀞山会長)が16日、三曲合同演奏会を市文化会館で開いた。約130人が来場し、邦楽の伝統的な調べを堪能した。 市内で活動する各団体から計28人が出演。幕開けに、江戸時代の代表的な筝曲「六段の調」を三絃や尺八を加
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターで23日午前10時から、「ヒグマを学ぶ」と題したセミナーが開かれる。講師は道立総合研究機構の白根ゆりさん。参加者全員に、ヒグマの会発行の小冊子「ヒグマ・ノート」をプレゼントする。参加無料で、定員30人(先着順)。希望者は22日までに電話で申し込む。
室蘭地区トラック協会(鈴木勝会長)は15日、運転手の時間外労働が規制される「2024年問題」に関するセミナーを苫小牧市民会館で開いた。会員80社から約110人が参加し、物流業界が抱える課題や対策を学んだ。 「物流業界の課題と展望」と題し、開本法律事務所(札幌)の開本英幸弁護士が講演。改正さ
苫小牧消費者協会は27日、リサイクルをテーマにした学習会を苫小牧市民活動センターで開催する。講師に市ゼロごみ推進室の職員を招き、集めたごみを処理または再資源化する流れについて学ぶ。 市のごみリサイクル率は2022年度で32%に達し、道内主要都市ではトップレベル。同協会の担当者は「具体的にど
苫小牧信用金庫本店の敷地内にある木造の建物「まちなか交流館」に、無料で利用できる「足湯・手湯」があります。この施設は、「気軽」に「ぷらっと」立ち寄れる場所づくりを目的に、地域住民の交流拠点、地域の観光や地場産品のPR拠点として、多くの人が集い触れ合う「コミュニティステーション」を目指して建てられま
回転ずし大手「くら寿司」(本社大阪府堺市)は13日、苫小牧美園小学校(中島勉校長)でSDGs(持続可能な開発目標)に関する出張授業を行った。4年生約70人が、市場にほとんど出回らず、あまり食べられていない「低利用魚」や食品ロスなどに理解を深めた。 同社は「回転ずしを通じた教育支援」を目指し
自動車技術会北海道支部(支部長・中島繁則いすゞ北海道試験場取締役)はこのほど、体験型学習イベント「キッズエンジニアinトヨタ自動車北海道2023」を苫小牧市勇払の同社で開いた。市内を中心に家族連れなどが来場し、最先端の科学技術に触れたり、ものづくり体験をしたりして楽しんだ。 同イベントは、
苫小牧市の社会貢献団体「こぶたCLUB(クラブ)」は13日、苫小牧拓進小学校(毛利毅校長)に布しおり120枚と雑巾60枚を寄贈した。同団体の田中亮太代表らが同校を訪れ、代表児童に善意を手渡した。 こぶたクラブは、家庭や企業などから廃封筒や毛糸を集め、市本幸町のデイサービスセンター「こぶし」
男女ともに仕事と家庭を両立する観点から、男性公務員に育児休業を促す取り組みが全国の自治体で広がっている。収入減や業務に支障を来す懸念などから、男性の育休取得は進まなかったが、こうした障壁を乗り越えるための独自制度も登場。「男性の育休取得は当たり前」という雰囲気づくりで効果を挙げるケースも出ている。
体格指数(BMI)などの健康診断の検査6項目で、数値が高くても低くても要介護認定リスクの上昇と関連があることが分かったと、名古屋大の研究グループが発表した。 要介護者を減らすためには、高リスク者を特定する適切なリスクマーカーを見つける必要がある。研究グループは、2011年4月~12年3月に
加齢で聞こえにくくなると、社会生活に支障を来したり、認知症リスクを高めたりすることが分かっている。しかし現在、年齢とともに聴覚機能が低下する加齢性難聴への有効な治療法はない。聴覚機能の低下を含む体の衰え「ヒアリングフレイル」について、太田総合病院(川崎市)中耳内視鏡手術センターの欠畑誠治センター長
若齢、中齢マウスの研究で、高齢期に向けた健康維持に最適なタンパク質の摂取比率は25~35%だったと、東京都健康長寿医療センターなどの研究グループが発表した。 栄養バランスの良い食事は健康増進に欠かせないが、農林水産省の2021年度の調査では、日本人1人当たりの1日の供給熱量(カロリー)を三
慢性腎臓病がある高齢の心不全患者のうち、入院中の腎機能悪化の程度が重度の人は、退院時の身体機能が低下していたと、神戸大学大学院などの研究グループが発表した。 研究グループは、2017~20年に急性心不全または慢性心不全からの急激な悪化で入院し、心臓リハビリテーションを受けた慢性腎臓病合併患
「スピーチっていうのはね、気の利いたことは言わない。借り物でない、自分の言葉で全力で話せばいい」。「今太閤」と呼ばれ、国民的な人気を誇った故田中角栄元首相の演説をテーマにした音楽劇が18日、東京・下北沢駅近くの小劇場で始まった。1993年の死去から30年、出演者が「角栄節」の極意を訴えた。