死亡するケースも 若者の「市販薬」乱用
- 2023年10月5日
近年、10~20代の若者たちの間で、せき止め薬や風邪薬など市販薬の乱用、いわゆる「オーバードーズ(過剰摂取)」が増えている。 厚生労働省の研究チームで実態調査を行ってきた、国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)精神保健研究所薬物依存研究部の松本俊彦部長は「市販のせき止め薬や風邪薬の
近年、10~20代の若者たちの間で、せき止め薬や風邪薬など市販薬の乱用、いわゆる「オーバードーズ(過剰摂取)」が増えている。 厚生労働省の研究チームで実態調査を行ってきた、国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)精神保健研究所薬物依存研究部の松本俊彦部長は「市販のせき止め薬や風邪薬の
国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)が行ったアンケートで、未就学児の親の半数以上が「風邪に抗菌薬が効く」と誤解していることが分かった。 調査対象は、未就学児を持つ20~59歳の親500人。子どもが風邪を引いたときに、「抗菌薬を飲ませたい」との回答は44・4%に上り、抗菌薬で考えられ
朝食を午前9時以降に取る習慣のある人は、午前8時までに取る人と比べて2型糖尿病の発症リスクが59%高かったと、スペインとフランスの共同研究グループが発表した。 研究グループは、食事や栄養と健康に関する調査に参加した10万3312人(平均42・7歳)を対象に、食事の時間や回数と2型糖尿
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、玉城デニー県知事は4日、軟弱地盤改良に伴う設計変更を承認するよう求めた斉藤鉄夫国土交通相の指示に対し、「回答は困難だ」と文書で伝えた。同日が承認期限だったが、県庁で記者団に「承認とも不承認とも判断できない」と述べた。 政府は地方自治
フィルムカメラを手に、8000メートル峰を登頂してきた写真家の石川直樹さん(46)=東京都出身=の挑戦が、佳境を迎えている。世界で標高8000メートルを超えるヒマラヤ山脈の14座のうち、既に13座の頂上を極めた。残るはあと一つだ。 石川さんは9月中旬、残り2座を登るため中国チベット自治区に向
【ワシントン時事】木原稔防衛相は4日(日本時間5日未明)、訪問先の米ワシントン近郊の国防総省でオースティン国防長官と会談した。木原氏は会談で米国製巡航ミサイル「トマホーク」の調達を2025年度に1年前倒しする意向を示し、オースティン氏もこれに同意した。 木原氏の就任後、オースティン氏との対面
埼玉県議会の自民党県議団は4日、子どもを自宅などに放置して外出することを虐待と定める改正条例案を議会に提出した。議員提案による罰則のない条例で、県民の意識改革が狙い。常任委員会での議論を経て可決される見通しで、周知期間を経て来年4月1日に施行される。 県虐待禁止条例改正案は、小学3年生以下の
苫小牧市錦岡の陶芸工房「樽前窯陶芸館」を主宰する陶芸作家小崎彩秋さん(89)が先月、日本工芸会の正会員に選出された。8月に国内最大規模の工芸公募展「日本伝統工芸展」で4度目の入選を果たし、入会資格を満たした。念願をかなえた小崎さんは「今年入選できると思っていなかったので、選ばれた時は夢のようだった
気象庁によると、東胆振地域の9月の平均気温は、記録的な暑さとなった8月に続き、全6観測地点で平年を2・9~3・4度上回った。いずれも観測史上2番目の暑さを記録した。 6地点のうち最高は苫小牧市の20・7度(平年値17・8度)。白老町白老20・4度(同17・2度)、むかわ町鵡川20・
特殊詐欺被害を防止したとして苫小牧署は3日、苫小牧市ときわ町のセブン―イレブン苫小牧ときわ町店のオーナー小出孝治さん(57)に感謝状を贈った。 同署によると、9月6日午後11時半ごろ、1人で来店した70代男性が小出さんに「アップルカードを3万円分欲しい」と話した。用途を尋ねたところ、パソコ
苫小牧市花園町のはなぞの認定こども園(篠原一広園長)は3日、町内の花園公園でマラソン大会を開いた。走る楽しさと達成感を味わってもらおう―と企画。約70人の園児が学年ごとに300メートル、400メートル、600メートルの各コース完走を目指した。 秋空の下、保護者や園児らの声援を受けながらそれ
苫小牧市若草町の王子総合病院は15日、乳がんのマンモグラフィー検査を行う。通常、日曜日は休診だが、平日忙しい女性の受診機会を確保する。要事前予約で定員20人(先着順)。10月は乳がん月間―。 40歳以上の女性が対象で、検査費用(一般)は8000円。市の助成制度やクーポンも利用できる。
3日午後5時半ごろ、白老町緑町の町道を車で走行中の男性が、ヒグマとみられる動物が道路を横断するのを目撃し、同町役場を通じて苫小牧署白老交番に通報した。人畜への被害は確認されていない。 同署などによると、現場は白老桜ケ丘公園陸上競技場から東に約200メートルの地点。体長は不明で、道路を東から
王子総合病院(苫小牧市若草町)が胆振・日高で初めて「地域医療支援病院」に指定された。紹介外来制を取ることで安定的な急性期医療の提供や地域の医療機関支援など、地域医療の確保に力を入れる狙い。一方、紹介状を持たない初診患者への追加料金は指定に伴う措置で大幅に値上げ。岩井和浩院長は「関係機関との連携をさ
苫小牧埠頭グループの大北運輸(苫小牧市晴海町、藤永浩介社長)が、スマートフォンのアプリを活用し、安全運転能力の向上を図っている。8月中旬からゲーム感覚で楽しめるアプリ「BTOC(ビートック)」を取り入れた。全営業所のドライバーと運行管理者約100人が実践しており、「楽しくて何回もしてしまう」「クリ
航空会社AIRDO(エア・ドゥ)は、12月20日に迎える就航25周年を記念し、マスコットキャラクター「ベア・ドゥ」の特別版縫いぐるみ(2000円)を機内販売している。 商品名は「プレミアムベア・ドゥ」。通常商品と比べて長い毛並みで手触りのいいもこもこ感。右足に25周年デザインを入れ、上品な
一般社団法人日本UD観光協会(札幌市)が新千歳空港で展開する観光相談窓口「北海道ユニバーサル観光センター」の実証事業は今年度、レンタルで車いすが49件、ベビーカーが56件の利用があった。3年目で初めて有料としたが、利用件数は前年実積を上回り、同協会は「ニーズがあることを改めて実証できた」と話してい
苫小牧市議会一般会計決算審査特別委員会(山谷芳則委員長)は3日、2022年度同会計決算の審査を続行した。市は23年度中に導入する電気自動車(EV)について、2台を市役所本庁舎、1台を沼ノ端クリーンセンターに配置する方針を説明した。 池田謙次氏(公明)の質問に答えた。 市は50年まで
時代ごとに、とらわれたように、特定の問題や現象の周辺を取材して駆け回ってきた。入社した当時は開発と公害、減反の時代だったと思う。今は、地方の疲弊と少子化や高齢化の問題が頭を離れない。その周りでヒグマ、大地震や津波、火山がうごめいている―そんな時代。 1980~90年代は「大学誘致」だった。
一般社団法人日本子育て制度機構(大阪市)が地域の優れた制度や取り組みをたたえる2022年度「ベスト育児制度賞」に、安平町の移住プロモーションサイト「あびらの教育と暮らし、まるわかり」が選ばれた。全国の自治体や民間団体など45件のうち道内では唯一。町は「子育て世代に発信しようと行ってきた取り組みが評
白老中学校の3年生は2日、郷土について考える総合学習「ふるさと学習」の一環で、白老東高校の教諭や生徒たちに高校の勉強やまちの魅力と課題を聞き取る取材を行った。28日に同中で全校集会「ふれあいふるさとDay」を開き、取材した成果を発表するという。 同高を訪れたのは3年生10人。まちの課題につ
北海道アイヌ協会(札幌市)は6~9日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の入場口手前にあるエントランス棟で、2023年度民芸品展示・販売会「伝統と創造の美―アイヌデザイン」を開く。木彫りの制作実演や体験ワークショップ(WS)も行う。 吉田民芸(白老町)や荒木熊木彫製作所(札幌市)、吉村工
白老観光協会(福田茂穂会長)は2日、来年度の観光振興に関する要望書を白老町に提出した。道の駅登録を目指した多目的ホール施設建設など6項目のほか、新たに「第16回源泉かけ流し全国温泉サミットin虎杖浜温泉」への予算措置を盛り込んだ。 同サミットは来年7月7~9日の3日間、虎杖浜で実施する。今
アイヌ文化の普及活動をしている白老モシリは18日午前10時から、ウヨロ川河川敷で川のイオル「川漁体験」を開催する。参加費は材料費として100円。定員は10人で11日締め切り。 アイヌ民族の伝統的な川漁道具であるマレク(もり)やラウォマプ(やな)を使った漁法とサケの解体を体験する。当日は萩野
安平町と明治安田生命保険相互会社は3日、健康増進に関する連携協定を結んだ。町で展開する取り組みと同社の持つ知見やノウハウを組み合わせることで地域のニーズに対応し、町民の健康増進、サービスの向上を図る。 町では現在、高齢者大学や足腰シャンシャン教室といった高齢者の交流や生きがいづくりの事業を
白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で8日午後3時から第10回キラキラコンサートが開かれ、白老町出身のクラリネット奏者、大場奈月さんら3人が出演する。 大場さんは旧萩野中学校の吹奏楽部出身。現在は名古屋市で東海地方を中心に演奏活動を展開している。同じクラリネット奏者の畠山美智子さん(茨城県在
苫小牧市の手織りサークル「ゆのみ」(野田悦子代表)は10月9、10の両日、市民活動センターで展示即売会「Otonaのマルシェ」を開く。 市内や千歳、札幌などの10個人・団体がアクセサリー、洋服をはじめ陶芸品、バッグ、染め物などのハンドメード作品を販売する。 野田代表は「幅広い世代が
若い世代が抱える生きづらさを理解し、支援の糸口を探る苫小牧市主催の講演会「若者のトリセツ」が9月30日、市民会館小ホールで開かれた。札幌学院大学心理学部の村澤和多里教授(52)が講師となり、引きこもりや自殺、不登校など若い世代を取り巻く課題について解説した。 市の自殺予防事業の一環。市民ら
苫小牧青翔中学校吹奏楽部は8日、市文化会館で第7回定期演奏会を開く。部員42人が出演し、北海道吹奏楽コンクールで演奏した楽曲などを披露する。生徒たちは本番を間近に控え、練習に励んでいる。 クラシック曲を集めた第1部、さまざまな時代のヒット曲を中心とした第2部、メドレーの第3部で構成。2部は
◇たばこのマナー 先日、苫小牧市内の屋外スポーツ施設でのこと。禁煙場所が多く、喫煙者が施設から離れた場所でまとまって喫煙していました。人がいなくなると、そのうちの1人が吸い殻を排水溝に投げ捨てていました。携帯灰皿を使っている人もいたので、見苦しかったです。子供のスポーツ応援の保護者です。