46年前に厚真町でひき逃げ事件 宮城県の遺族が現場へ
- 2023年11月8日
1977年9月、厚真町浜厚真の国道で発生した大型トラックのひき逃げ事件で、父親の中田貢さん=当時(47)=を失った宮城県多賀城市の主婦上関きよみさん(60)が先月、46年の時を経て初めて現場を訪れた。父の最期となった場所で手を合わせたい―と長年募らせていた願いがかない、二度と同じような悲劇が起こら
1977年9月、厚真町浜厚真の国道で発生した大型トラックのひき逃げ事件で、父親の中田貢さん=当時(47)=を失った宮城県多賀城市の主婦上関きよみさん(60)が先月、46年の時を経て初めて現場を訪れた。父の最期となった場所で手を合わせたい―と長年募らせていた願いがかない、二度と同じような悲劇が起こら
創業間もない、または起業を目指す女性を応援する創業セミナーが7日、苫小牧市男女平等参画推進センターで開かれた。15人が参加し、先輩起業家4人から会社を興すための準備や心構え、事業の周知や集客方法などを学んだ。 日本政策金融公庫(日本公庫)主催。北海道女性起業家支援ネットワークと、同ネットの
息子をかたり、高齢者から現金などをだまし取ったとして苫小牧署は7日、東京都品川区南大井2の職業不詳小林祐斗容疑者(22)=別の詐欺罪で起訴済み=を詐欺の疑いで再逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。同署は詐欺グループの受け子などを勧誘するリクルーター役だったとみて調べている。 逮捕容
7日午後2時ごろ、苫小牧市植苗の野外体験施設「北海道開拓体験村」で「鉄製の門とタンクローリーの間に人が挟まれている」と通行人の女性から110番通報があった。タンクローリーを運転していた同市美原町2の会社員赤松要さん(60)が心肺停止の状態で、市内の病院に搬送された。 苫小牧署によると、赤松
2018年9月の胆振東部地震発生から5年が経過したことに合わせ、むかわ町が主催する復興創生・共創アドバイザー講演会が7日、同町道の駅「四季の館」で開かれた。町の復興創生・共創アドバイザーを務める青山社中(東京都港区)の朝比奈一郎筆頭代表CEOが、参加者約110人に向けて今後のまちづくりについて見解
記録的不漁が続く地域ブランド「鵡川ししゃも」の復活に向け、むかわ町はガールズロックバンド「SHISHAMO(シシャモ)」を「鵡川ししゃも応援団」に任命した。全国区の有名バンドから後押しを受けることで、復活の道のりに弾みをつけたい考え。 同バンドは2010年に結成され、13年にデビュー。ギタ
白老町議会は8日、10月29日の選挙後、初の会派代表者会議を開き、正副議長と各委員会委員長の選任に向けた協議を行った。正副議長は投票で決めることを確認した。14日に開会する定例会11月会議で正式に決まる見通し。 新しい会派構成は2日までに決まった。これまで2人だった「ひかり」には新たに3人
白老町高齢者大学(学長・安藤尚志教育長)は7日、町総合体育館で体育大会を開いた。学生約70人が赤組、白組に分かれて玉入れやペットボトルリレーなど8種目の競技を楽しんだ。 開会式で安藤学長は、本紙10月5日付の夕刊時評で取り上げた「貯筋」について触れ、「貯金は使えばなくなるが筋肉は使うほど増
北海道キリンビバレッジ(本社札幌市)は7日、胆振東部地震の復興支援として、同社やグループ会社の従業員で集めたベルマーク2万916点を安平町にある小中一貫の義務教育学校「早来学園」(山田誠一校長)に寄贈した。地震で被災した旧早来中学校時代の2019年から支援を続けており、今回で5回目。累計で11万1
7日午前7時25分ごろ、安平町早来地区の市街地など最大約260戸で停電が発生した。北海道電力や町は高圧線の損傷が原因とみて調べている。 北電や町によると、停電が発生したのは町内早来大町、早来栄町、早来北進の各地域。約1時間半後の同8時55分ごろまでに完全復旧した。町役場総合庁舎も対象エリア
超党派の道議会議員有志が性的少数者(LGBTQなど)を含む多様性の理解推進を図る「ダイバーシティー研究会」を立ち上げた。定数100のうち全6会派の71人が参加して結成。7日には道議会庁舎で初の勉強会を開催した。今後、党派を超えて人権問題などの視点で定期的に議論を重ね、性的少数者のカップルを公的に認
道は7日の道議会経済委員会(菅原和忠委員長)で、千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」に次世代半導体工場を建設中のラピダス(東京)が2027年の本格稼働時に使用する工業用水を巡り、道企業局の苫小牧地区工業用水道(工水)を活用した供給設備の総事業費を同社が全額負担することを明らかにした。早坂貴敏氏(自
道教委は7日、今年4月に実施した2023年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の分析結果を発表した。すべての教科で全国平均に達していないものの、07年度の調査開始以来初めて全教科で全国との差が2・0ポイント以内に改善した。道内14管内別の平均正答率の地域間差も前年度より縮小した。 小
北海道大学と安藤忠雄建築研究所(大阪市)、札幌市は7日、札幌市内で「こども本の森」の建設、運営について基本合意した。同研究所が「こども本の森」を設計、建設して北大に寄付し、北大が札幌市の協力で2026年夏をめどに「こども本の森」を開設、運営する。開設後は立地特性を生かし、子どもたちの心の豊かさと創
道議会・文教常任委員会(大越農子委員長)が7日開かれた。藤沢澄雄氏(自民党・道民会議、日高地域)が学校での暑さ対策をただした。 道教育委員会側は「国の支援を活用して可能な限り空調設備を設置できるように検討を進めたい」とし、10月に国に緊急要請したと答弁。ソフト面では「暑さ指数に基づく体育活
道の道場満保健福祉部長は7日の道議会保健福祉委員会(畠山みのり委員長)で、人材派遣会社シグマスタッフ(東京)が道と苫小牧市から受託した介護関連業務で2018~22年度の委託料総額約1億7000万円を不正請求し支払いを受けていた問題について、「今後、必要に応じ委託期間中における聴取、現地調査の実施、
道は7日、10月25日に根室管内別海町内で回収されたタンチョウ1羽の死骸について、国立環境研究所で実施した遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が確認されたと発表した。今季国内4例目。 根室振興局は、野鳥監視重点区域で監視強化を継続する。今のところ道内で野鳥の大量死等の異
(9日) 苫小牧 公式行事なし。 千 歳 北海道基地協議会中央要望(東京)。 白 老 北海道基地協議会中央要望(東京)。 安 平 出張(東京)。 厚 真 午後1時30分、全水連治水事業促進全国大会(東京)。 むかわ 全水連治水事業促進全国大会(東京)。
苫小牧市在住の農民文学賞作家、森厚さん(72)がこのほど、5年越しでまとめた自身2冊目の詩集「ラヴィリンス」=写真=を出版した。「言葉の衝突と跳躍を意識して書いた」という短編詩を中心に編集しており、日常の中で感じる生身の人間のありようが飾り気のない感性の比喩で表現されている。 主に小説やエ
千歳支笏湖小学校の全児童9人は6日、同市支笏湖温泉にある支笏湖漁業協同組合(佐々木義朗組合長)のふ化場で、ヒメマス(チップ)の親魚からの採卵作業を体験した。同漁協がふるさと学習に協力し、児童は毎年、チップの採卵や個体識別用のひれ切りを体験している。 最初に同漁協の佐藤晴一事務局長が、チップ
東胆振精神保健協会(土屋潔会長)は4日、苫小牧市民会館で2023年度の東胆振精神保健大会を開いた。地域の精神保健事業に尽力した人へ感謝状を贈呈した他、9月に市内で開催した「心のアート展」の各賞受賞者表彰、むかわ町国民健康保険穂別診療所副所長の香山リカ(本名・中塚尚子)さんによる講演も行った。
◇恵まれた環境 先月、友人に誘われて少年野球の全道大会を観戦しました。応援や球場の環境にびっくりしました。バックスクリーンには電光掲示で選手の名前が並び、選手交代のアナウンスもプロさながら。応援の音楽も流れ、応援席には選手個人の幟(のぼり)も並んでいました。友人に聞くと、全国大会や全道大会
苫小牧市科学センターで3日、工作教室「七宝(しっぽう)焼をつくろう」が行われた。市内の小学1年生から中学2年生までの子どもと保護者34組76人が参加。オリジナルの七宝焼ブローチを完成させた。 七宝焼は、文化勲章など各種勲章の制作に用いられる伝統技術の一つ。教室は同日の文化の日に合わせた企画
苫小牧市光洋町の藤建設工業苫小牧本店と渡辺建設はこのほど、タコの形をした大きな遊具がある市内の光洋1丁目公園で、恒例の草刈りボランティアを行った。 同公園は両社から近く、地域貢献事業として毎年1~3回草刈りをしている。 この日は今年最後の作業で、両社から計10人が参加。草刈り機も投
政府は7日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が表明した被害者救済のための最大100億円の国への供託に応じない方向で調整に入った。供託金の算定根拠を疑問視する声も出ており、与党は独自の救済策の策定に向けた実務者協議を進める。 松野博一官房長官は7日の記者会見で、教団による供託について「コメン
政府から解散命令請求を受けた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長は7日、東京都内の教団本部で記者会見した。田中会長は「裁判で命令が確定するまで当法人の資金を海外に移転することは考えていない」と強調。その間の被害補償に備え、60億~100億円を拠出して国に供託する意向を表明し、「現行法で
こども家庭庁は7日、子育て支援策として妊娠時と出産時に計10万円相当を支給する「出産・子育て応援交付金」について、2025年度から恒久的な制度とする方針を明らかにした。来年の通常国会に提出予定の子ども・子育て支援法などの改正案に盛り込む。名称は「妊婦のための支援給付(仮称)」に改める。 政府
大手インターネット通販サイトで売り上げ上位の電動アシスト自転車を国民生活センターが調査したところ、10種類中9種類が道交法で定める基準に適合していなかったことが分かった。基準不適合のまま運転すると同法違反で取り締まり対象となるため、同センターが注意を呼び掛けている。 電動アシスト自転車は、人
苫小牧総合経済高校流通経済科の3年生が、イオン北海道(札幌)と冷凍食品製造販売のサンマルコ食品(同)の協力で、ラム肉と道産チーズを使った商品「らむチーコロッケ」を開発した。道内各地から取り寄せた旬の素材を提供するイオンの「道産デー」(23~26日)に合わせ、4日間限定で全道のイオン37店舗と市内の
糖尿病の予防や早期の発見・治療、偏見の解消を啓発する「世界糖尿病デー」の14日、苫小牧市内6カ所を糖尿病啓発のシンボルカラーである青色のライトで照らす「ブルーライトアップ苫小牧」が行われる。市内6医療機関で組織する実行委員会が昨年に続いて企画し、「糖尿病を正しく理解するきっかけにしたい」と呼び掛け