「頭が軽くなって癖になる」 広まる市販薬の過剰摂取
- 2023年11月22日
せき止め薬や風邪薬などの市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)が若者を中心に広がっている。10代の薬物乱用に占める市販薬使用の割合は6割超に上るとした調査もある。専門家は「背景には、若者の生きづらさがあるのではないか」と分析する。 「起きているのか寝ているのか分からない気分になる」。高校3年の少
せき止め薬や風邪薬などの市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)が若者を中心に広がっている。10代の薬物乱用に占める市販薬使用の割合は6割超に上るとした調査もある。専門家は「背景には、若者の生きづらさがあるのではないか」と分析する。 「起きているのか寝ているのか分からない気分になる」。高校3年の少
米国発祥の大規模安売りイベント「ブラックフライデー」を24日に控え、スーパーや電子商取引(EC)など小売り各社が商戦を本格化させている。野菜からブランド品まで幅広い商品をお手頃価格で品ぞろえ。年末商戦の前哨戦として、物価高できつくなった消費者の財布のひもを緩ませたい考えだ。 既にセールを開始
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に向けて、自民、公明、国民民主の3党は21日、教団財産の海外流出を防ぐための監視強化を柱とする特例法案を衆院に提出した。一方、立憲民主党と日本維新の会も同日、解散命令前の財産保全措置を可能にする特別措置法案を提出。両案の隔たりは大きく、今後の修正協議は
理工系を専攻する「リケジョ」(理系女子)の活躍が注目される中、苫小牧市内でも工業高等専門学校(高専)や工業高校に進学する女子生徒が増えている。近年、情報分野に関心を示す若い女性は多く、各校で機械や電気以外のカリキュラムも充実。苫高専(小林幸徳校長)は今年初めて1年生に半導体の授業を行うなど、次世代
苫小牧地方法人会女性部会主催の税に関する絵はがきコンクールで、苫小牧明野小学校6年生の小野真奈さん(11)の作品が女性部会長賞を受賞した。20日、同校を訪れた中田博子部会長から表彰状を受け取った小野さんは「とてもすごい賞に選ばれてうれしい」と笑顔を見せた。 「税が支えるみんなの笑顔」という
むかわ町在住で新道展会員の木内ヒロさん(65)の作品展が26日まで、苫小牧市表町のファッションメールプラザで開かれている。心象風景を表現した抽象画19点が並んでいる。 クレヨンで描いた下地にアクリル絵の具を塗り、つまようじやボールペンの先で引っかいた「メロディー」をはじめ、赤や黒を中心に不
茨城と福島両県の物産展「茨城・福島PR展in苫小牧」が12月2、3両日、苫小牧市木場町のMEGAドン・キホーテ苫小牧店2階で開催される。東日本大震災を機に2011年からほぼ毎年、苫小牧港とフェリー航路でつながる茨城県と復興を目指す福島県が協力し、苫小牧で続けているイベント。 茨城からは生産
【インフルエンザ】 ▽20日から学級閉鎖 苫小牧啓北中学校、苫小牧明倫中学校(22日まで)、苫小牧和光中学校、苫小牧清水小学校、苫小牧若草小学校、苫小牧光洋中学校、苫小牧緑小学校、苫小牧市沼ノ端小学校(23日まで)、苫小牧泉野小学校、苫小牧拓進小学校(24日まで) ▽20日から学年
21日午前8時10分ごろ、JR室蘭線苫小牧駅構内で苫小牧発ほしみ行き普通列車の運転士がけがをした乗客を発見し、同駅を通じて119番通報した。 JR北海道によると、救急搬送のため、当該列車の出発が約35分遅れ、手稲―ほしみ間を部分運休。折り返しのほしみ発江別行き普通列車も同区間を部分運休し、
苫小牧市医師会(沖一郎会長)と東胆振1市4町は20日、災害時の医療救護活動に関する協定を締結した。医師会と市は1989年に協定を結んでいるが、2018年9月の北海道胆振東部地震をきっかけに、4町とも連携を強化することに。新型コロナウイルス禍を踏まえ、感染症対策の条項も盛り込み、地域住民に安心・安全
歳末に向けた風物詩の一つ「年末ジャンボ宝くじ」(第984回全国自治宝くじ)の発売が21日、全国一斉に始まった。今年も1等賞金が7億円、1等の前後賞が各1億5000万円で、1等・前後賞合わせて10億円。苫小牧市内の宝くじ売り場でも、市民が一獲千金を夢見て購入する姿が広がった。 イオンモール苫
苫小牧市内を中心に回転ずし店「くりっぱー」などを運営する久恵比寿(本社苫小牧市新富町)の看板商品「匠の〆さば」が、国際的な品質評価機関「モンドセレクション」で金賞を3年連続で受賞した。規定により国際品質優秀賞も受賞し、同社の畑中稔社長(43)は「連続受賞で信頼性も上がった」と喜んでいる。
苫小牧市行政改革推進審議会(関根久修会長)は20日、今年度第2回会合を市役所で開き、市が行政創革プランの2023年度上半期(4~9月)進捗(しんちょく)状況を報告した。 同プラン(20~24年度)の23年度実践項目は73項目。▽前倒しで進行▽工程通り▽遅れて進行―の3段階で自己評価した。
20日午前に苫小牧市立病院や市内の小中学校で発生した、固定電話がつながらないなどの状態は同日正午ごろ、復旧した。同院や市教育委員会によると、大きな影響はなかったという。 同日午前8時半ごろから起きたソフトバンク(東京)の通信障害の影響。道内や東京都など東日本の広いエリアで、電話がつながらな
大谷翔平選手のア・リーグMVP(最優秀選手)受賞が発表された際、脇に抱えていた犬が話題になった。オランダ原産の「コーイケルホンディエ」という犬らしい。最初に聞いた時、小池百合子東京都知事とフォンデアライエンEU欧州委員長を足したようだと思った。一回で覚えられないような片仮名は、似た言葉に置き換えて
胆振総合振興局、胆振地域林業担い手確保推進協議会は12月2日午後1~4時、林業現場見学バスツアーを苫小牧市で初開催する。林業の担い手確保につなげる取り組みで、高校生以上とその保護者らが対象。定員14人を今月27日まで募っている。 苫小牧広域森林組合、胆振林業青年部が協力。苫小牧市美沢の民有
元南極越冬隊の柴田和宏さん(48)を招いた厚真町教育委員会生涯学習講演会と南極体感ワークショップが19日、町総合ケアセンターゆくりで開かれた。地域住民ら延べ約50人が、貴重な体験談に耳を傾けた。 柴田さんは2015年12月~16年3月、第57次日本南極地域観測隊に同行。20年11月~22年
白老町総合体育館で18日、幼児、小学生対象のスポーツ体験イベント「白老スポーツフェス2023」が初めて開かれた。フットサルやゲーリングなど13種目の体験ブースが設置され、”スポーツ縁日”のよう。町内の子どもと保護者計約350人がそれぞれ興味を持った種目を体験し、歓声を上げて
アイヌ民族の生活文化継承に取り組む一般社団法人アイヌ力(ぢから)は19日、精神科医で、むかわ町国民健康保険穂別診療所副所長の香山リカ(本名・中塚尚子)さんの講演会を町中央公民館で開いた。町民ら約200人が、香山さんの地域医療や差別問題への思いに耳を傾けた。 白老アイヌ協会共催、町、町教育委
安平町生涯学習フェスティバル事業「コンサート・イン・はやきた合唱交流会」が18日、町遠浅公民館で開かれた。苫小牧市と厚真、安平、むかわ3町から5団体約60人が出演。日ごろの練習成果を発揮し、美しい歌声を響かせた。 中学校の音楽教諭らが中心となり、小中高校生の合唱や吹奏楽を発表するイベントを
公明党むかわ支部(支部長・東千吉町議)は20日、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化により物価高騰の影響を受ける生活者や事業者に対し、負担軽減と支援のための総合経済対策を即時予算化するよう求める緊急要望を竹中喜之町長に提出した。合わせて、持続可能なまちづくりに向けても要望した。 町内で
苫民ボランティア振興基金の助成金贈呈式が18日、苫小牧市若草町の苫小牧民報社で行われた。同基金運営委員長の鈴木知之同社社長が「それぞれの活動に生かしていただきたい」とあいさつ。16団体の代表に助成金総額44万円を手渡した。 同基金はボランティア活動の振興と地域福祉の向上を目的に1983年ス
苫小牧縄文会(矢野嘉一会長)は18日、苫小牧市内のホテルで講演会「黒曜石をめぐる歴史旅」を開いた。会員や市民ら約80人が、北海道埋蔵文化財センターの長沼孝理事長から、黒曜石の石器など白滝遺跡群(オホーツク管内遠軽町)の出土品の価値や調査当時の苦労話を聞いた。 黒曜石は天然ガラスで、装飾品や
アイヌの伝統楽器「ムックリ(口琴)」作りの講習会が18日、苫小牧市生活館(矢代町)で開かれた。平取町でアイヌ文化を伝承する地域おこし協力隊の岡本朋也さん(26)が、参加者15人に作り方を手ほどきした。 岡本さんは「弁が厚いと鳴りがよくないので、薄く削って」とアドバイス。参加者は細長い竹の板
苫小牧防火管理者連絡協議会(大倉孝之会長)は17日、苫小牧市内のホテルで定期総会を開き、市内の企業や病院、公共施設などの会員約40人が出席した。2023年度事業計画などを承認したほか、防火管理で他の模範となる功績があった今年度の優良事業所の表彰も行った。 大倉会長は「防火管理に携わる者とし
北海道中小企業家同友会は、会員企業の今冬の賞与(ボーナス)に関する調査結果を発表した。平均支給予定額は、前年実績比3・74%増の41万7015円(1・87カ月)となり、2019年以来4年ぶりに増加に転じた。 支給を予定しているのは全体の73・7%で、検討中が11・6%。14・7%が「支給し
千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」でラピダス(東京)が次世代半導体工場を9月に着工したことを受け、道は道内の半導体関連企業を対象に実施したアンケート結果を公表した。回答のあった44社のうち、84%に当たる37社が半導体事業の拡大または参入の意向が高いことが分かった。 道は10月、道内で半
北海道鉄道活性化協議会(会長・鈴木直道知事)の全体会議が20日、札幌市内のホテルで開かれた。設立から5年間の活動を総括し、JR北海道の経営努力を前提に地域の協力・支援を全道的な観点で展開すること、などを決議した。 冒頭、鈴木会長は「オール北海道の取り組みを持続的なものとするため、今後の方向
北海道鉄道活性化フォーラムが20日、札幌市内のホテルで開かれた。北大大学院工学研究院の岸邦宏教授が「北海道鉄道ネットワークの課題とこれから」と題し基調講演。公共交通に対する利用意識の改善、運輸事業者の連携、財源確保・制度設定が必要と説いた。 岸氏は「北海道は自家用車に偏っている。都市間移動
道は「道民ひとり1本植樹・育樹運動」のキャッチフレーズを募集している。覚えやすく親しみが持てるものを呼び掛けている。 運動は、協働による森林づくりを進め、北海道の豊かな森林を未来に引き継いでいくための取り組み。キャッチフレーズは選考委員会を設置して審査する。最優秀賞1点(賞状、商品券500