状態に合わせ、選択肢増える がんの痛みの緩和医療
- 2023年11月30日
がんは、進行に伴って全身の倦怠(けんたい)感や食欲不振、睡眠障害などのさまざまな症状が出る。とりわけ、痛みは症状の中で早い時期から現れ、最期まで続くといわれる。がん患者の痛みの緩和医療について、国見病院(大分県国東市)の鹿田康紀院長に聞いた。 ▽さまざまな痛み がん患者に起こる痛み
がんは、進行に伴って全身の倦怠(けんたい)感や食欲不振、睡眠障害などのさまざまな症状が出る。とりわけ、痛みは症状の中で早い時期から現れ、最期まで続くといわれる。がん患者の痛みの緩和医療について、国見病院(大分県国東市)の鹿田康紀院長に聞いた。 ▽さまざまな痛み がん患者に起こる痛み
難病の心臓限局性サルコイドーシス患者の特徴や予後を解明したと、順天堂大大学院などの研究グループが発表した。 サルコイドーシスは、炎症細胞の塊「肉芽(にくげ)腫」が体内に形成される原因不明の難病。肉芽種は肺など全身の臓器にできる可能性があり、心臓に見つかると心臓サルコイドーシス、心臓のみに形
29日午後2時40分ごろ、鹿児島県・屋久島の東約1キロの沖合で、米軍横田基地(東京都)所属の輸送機CV22オスプレイが墜落した。防衛省や海上保安庁によると、搭乗していた6人のうち男性1人を付近の海域で救助したが、死亡が確認された。 付近の海域では機体の残骸や救命いかだのようなものが確認され
鹿児島県の屋久島沖で米軍輸送機CV22オスプレイが墜落した事故は、同型のV22オスプレイを運用する陸上自衛隊にも衝撃を与えた。防衛省は佐賀空港(佐賀市)へのV22移転配備を進めており、陸自幹部は「原因の徹底究明は必要だ」と危機感を募らせる。 陸自はV22を14機保有。2025年7月までの暫定
京都アニメーション第1スタジオが2019年に放火され、36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第18回公判が29日、京都地裁であり、被害者参加した遺族が意見陳述した。亡くなった寺脇(池田)晶子さん=当時(44)=の夫は「子供を残して死ななあ
2025年大阪・関西万博の開幕まで500日となった30日、日本国際博覧会協会(万博協会)は前売り入場券の販売を開始した。専用サイトなどで購入できる。18歳以上の大人の料金は4000円からで、開幕後に販売する「一日券」(7500円)に比べて安くなっている。 万博は25年4月13日から10月13
インフルエンザが全国的に流行する中、苫小牧市内の小中学校で学級閉鎖や学年閉鎖、学校閉鎖が相次いでいる。苫小牧保健所が9日からインフルエンザ注意報を発令中で、今月は28日までに延べ230学級が閉鎖。教育現場は新型コロナウイルス感染拡大時と同様に警戒し、対策を徹底している。 北海道感染症情報セ
夏期の開館日を毎週土曜に拡大し、冬期の11月も初めて開館した北大苫小牧研究林(苫小牧市高丘)の森林資料館・記念館は、12月も毎週土曜の開館(30日を除く)を継続することを決めた。3月に実施したクラウドファンディングで両館にスタッフの常駐が可能となり、資料館では同大大学院博士後期課程1年の髙木惇司さ
苫小牧市は12月、「地球温暖化防止月間」と位置付け、「出張!エコドライブ情報局」「エコアイデアコンテスト」といった省エネについて考える体験型イベントを相次いで行う。 運転免許証保持者対象の「出張!エコドライブ情報局」は9日にMEGAドン・キホーテ苫小牧店(木場町)、13日にオートリゾート苫
北洋銀行苫小牧中央支店は28日、苫小牧総合経済高校で1年生を対象にした「ほくよう金融教室」を開いた。生徒約120人が金融機関との関わり方や、より良い生活を送るために必要なお金の知識と判断力を身に付けた。 同支店の小林憲司課長は銀行業務として預金、貸し出し、為替の三つを説明したほか、人生の各
【インフルエンザ】 ▽25日から学級閉鎖 苫小牧西小学校(29日まで) ▽27日から学級閉鎖 苫小牧啓明中学校、苫小牧明野中学校、苫小牧光洋中学校、苫小牧若草小学校、苫小牧清水小学校、苫小牧拓勇小学校(30日まで)、苫小牧豊川小学校(12月1日まで)、苫小牧西小学校(12月2日まで
苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は、東胆振や日高などの取引先企業を対象に行った、中小企業の事業承継に関する特別アンケートの結果をまとめた。回答した234社の半数以上で、代表者(社長)の年齢が60代以上に達する中、後継者問題に対して「まだ考えていない」との答えが3分の1程度と最多だった。 調
苫小牧民報社の2023年謝恩会が28日、苫小牧市植苗のホテルニドムで開かれた。新型コロナウイルス禍で中止していたため、19年以来4年ぶりの開催。苫小牧民報の発行エリアである苫小牧市や東胆振4町などの経済人ら約130人が出席。会食や抽選会を通じて今年を振り返り、出席者同士で親睦を深めた。 同
苫小牧市立病院事業経営評価委員会(委員長・豊田健一苫小牧市医師会副会長)は28日、2022年度の同院医療機能や経営の効率化などを評価した報告書を市に提出した。前年度に引き続き新型コロナウイルス感染対応に力を入れ、全33項目で目標をおおむね達成したと評する「C」以上を付けた。 22年2月策定
函館税関苫小牧税関支署(菅原功支署長)は「税関記念日」の28日、税関行政の円滑化に貢献したとして運送・倉庫業ナラサキスタックス(苫小牧市元中野町、須藤哲也社長)に函館税関長感謝状を贈った。 同社は2000年から、通関業務に関わる企業などで組織する函館税関保税会副会長と同会苫小牧地区会長の両
苫小牧市の市長職務代理者木村淳副市長は29日、市議会第4回定例会の12月7日招集を告示した。提出案件は2023年度補正予算案など議案22件、報告4件、陳情1件、諮問1件の計28件。岩倉博文市長は医療機関で入院中のため市議会を欠席する予定。 一般会計補正予算案は2億1863万円を増額し、総額
酒を、礼儀を失うことなく、きちんと飲むことができる大人になりたいと思っていた。自宅でたまに開かれる大人たちの酒盛りが大好きで、なぜか親の近くに座り、炭坑節の合唱や歌謡曲に合わせてハーモニカで伴奏をしていたのを覚えている。思えば不思議な子どもだった。 20歳の頃、時間があると、訓練のつもりで
苫小牧手話の会(里吉勉会長)と苫小牧聴力障害者協会(酒井幹雄会長)は26日、苫小牧市内のホテルで両会の創立50周年を記念した講演会を開催した。会員ら約90人が参加し、聴覚に障害を持ちながら上川管内美瑛町で民泊「はるの空」を経営する春日晴樹さん(41)が講演した。 春日さんは沖縄県で介護福祉
苫小牧市議会の公明党議員団(神山哲太郎団長)は27日、物価高騰対策を求める緊急要望書と2024年度予算要望書を市に提出した。市議5人のうち4人が市役所を訪れ、木村淳副市長に要望書を手渡した。 緊急要望書は▽低所得世帯に1世帯当たり7万円の支給を年内に実施▽全世帯に生活支援として1万~2万円
日本政策金融公庫(東京)は27日、同庫が全国の商工会議所と連携して行う小規模事業者経営改善資金制度(マル経融資制度)の創設50年を記念し、制度を支えた苫小牧商工会議所(宮本知治会頭)へ感謝状を贈った。同商議所で授与式が行われ、同庫室蘭支店の嶋根吉彦支店長(55)が宮本会頭に手渡した。 同制
胆振地域出身の音楽家によるライブが12月1日午後7時半から、苫小牧市錦町の観光会館2階のジャズバー「ピット・イン・テル」で開かれる。ジャズバンド「札幌ジャズアンビシャス」に所属し、苫小牧出身のサックス奏者蛇池雅人さんが企画した。 出演者は蛇池さんのほか、登別市出身のピアニスト児玉亜希子さん
◇シカの事故について 17日付のシカの事故についてお答えします。エゾシカ対策につきましては2022年度エゾシカ市街地出没対策事業として、市独自の捕獲事業を市街地周辺で実施し156頭を捕獲しており、今年度も継続して行う予定です。また、道でも苫小牧市内で捕獲事業を実施する予定です。他の交通事故
安平町の早来学園7年(中学1年相当)の中村佑志郎選手(13)と追分中学校1年の畑田恭士朗選手(13)が、18~25日に千葉県柏市で開かれたコントリビュートカップ第39回秋季東日本中学生軟式野球大会に北海道選抜チームの一員として出場し、準優勝に貢献した。 大会は日本ポニーベースボール協会が主
白老町共同募金委員会の田村文一前会長(89)=町社台=が28日、白老町役場の大塩英男町長を表敬訪問し、中央共同募金会から15日に同会長表彰を受けたことを報告した。同表彰の受賞は町内初。北海道共同募金会によると、これまで道内で表彰を受けた7人のうち、田村さんが最年長で奉仕年数も最も多い34年。
今季のシシャモ漁の休漁に伴い、売り上げ減など大きな影響を受けるむかわ町内の加工販売業者に対し、町はシシャモの道内発送分にかかる費用を負担する独自の支援策を決めた。28日の町議会臨時会に関連予算案を提出し、原案通り可決された。 町などによると、記録的不漁が続くシシャモの資源回復を図る
白老青年会議所(JC)の2024年新役員が28日、町役場を訪れ、大塩英男町長を表敬訪問した。道見翔太新理事長(37)は、同年のスローガンを「起死回生」とし、「まちづくりへの貢献はもちろんのこと会員の拡大にも力を入れたい」と抱負を語った。 訪問したのは、来年1月1日に就任する道見理事長、米本
白老町の一般社団法人白老モシリは、12月にしらおいイオル事務所チキサニで実施するイオル(伝統的生活空間)体験事業の参加者を募集している。9日はサッチェプ(干しサケ)作り、16、17両日は初心者対象の刺しゅうを行う。 サッチェプは、アイヌ民族の伝統保存食。サケをさばくところから体験し、製法を
むかわ町議会は28日、臨時会を開き、人事院勧告に基づく町職員の給与、期末・勤勉手当を引き上げる条例改定分や不妊治療等助成など1100万円を追加する2023年度一般会計補正予算案など議案7件を原案通り可決した。一般会計総額は96億9300万円となった。 このほか、公用車で走行中に住宅を損傷さ
白老町環境町民会議(粂田正博会長)は12月2日午後1時から、町コミュニティセンターで「しらおい環境セミナー」を開く。受講は無料。 講師は2022年から2年間、町内のヨコスト湿原の環境調査に関わったエイト日本技術開発のプロジェクトマネージャー瀬島義之氏。「ヨコスト湿原で分かったこと~そしてこ
鈴木直道知事は28日、定例会見に臨み、政府が防衛力強化の目的で整備・拡充する公共インフラの候補として、苫小牧港など道内5カ所を含む全国38カ所の港湾・空港を選定し、地元自治体と調整を始めたとの一部報道について、「具体的な施設などは国から公表されていない状況」としながら「私としてはやはり道民の皆さん