ウイークリーみんぽう(2月24日~3月2日)
- 2024年3月4日
◇會澤高圧コンクリート、風力発電実用化へ(2月24日) 苫小牧市若草町のコンクリート製造、會澤高圧コンクリートが陸上風力発電事業に乗り出した。同社が所有する特許を生かし、陸上風車の高層化・大型化により発電量を従来品と比べて4倍に増やす計画。工場でコンクリート部材を作って現場で組み立てるプレキャスト
◇會澤高圧コンクリート、風力発電実用化へ(2月24日) 苫小牧市若草町のコンクリート製造、會澤高圧コンクリートが陸上風力発電事業に乗り出した。同社が所有する特許を生かし、陸上風車の高層化・大型化により発電量を従来品と比べて4倍に増やす計画。工場でコンクリート部材を作って現場で組み立てるプレキャスト
週明け4日の東京株式市場で、日経平均株価は史上初めて4万円台に乗せた。前週末の米国市場でハイテク株を中心に上昇した流れを引き継ぎ、取引開始直後から半導体関連株などが買われた。取引時間中の最高値を更新し、一時は4万0300円を超えた。バブル絶頂期の1989年末に記録した高値を2月22日に上回ったのに
東京電力福島第1原発の処理水放出から半年が経過した。政府は各国の懸念を踏まえ、安全性の説明に奔走。国際原子力機関(IAEA)の「お墨付き」も後ろ盾に、一定の理解を得てきた。だが、水産物の大口輸出先である中国はなお「核汚染水」と批判したままだ。日中両国は対話による解決を探るものの、禁輸解除は見通せて
2024年度予算案を巡る参院予算委員会での論戦が4日から始まる。これに先立ち与野党の参院幹部が3日のNHK番組に出演し、自民党派閥の裏金事件について討論した。野党は参院政治倫理審査会に関し、世耕弘成前参院幹事長ら32人の出席を重ねて求め、全面公開で開催するよう主張。自民は「政治とカネ」の問題を扱う
羽田空港で起きた日本航空と海上保安庁の航空機衝突事故から2カ月となる2日、第3管区海上保安本部による死亡した乗員5人の公葬が東京都内で営まれた。遺族や海上保安庁の石井昌平長官、羽田航空基地の職員ら約300人が参列し、その死を悼んだ。 会場には白い花で波の形を表現した祭壇が設けられ、制服姿の5
東日本大震災の教訓を全国の子どもたちに伝えようと、岩手、宮城、福島の東北3県では、被災地を巡る教育旅行の誘致を本格化させている。2023年には3県の伝承施設への来場者数が過去最多を記録。震災の風化を防止するとともに、観光振興にもつなげるための模索が続く。 伝承活動に取り組む個人や団体でつくる
苫小牧市在住の岩城麻実さん(34)は、10年以上務めた看護師を辞め、ピアニストとしての道を歩み始めた。病院勤務の休みにライブ活動を続けてきたが、「本気で音楽に打ち込みたい」と決断した。今年から澄川町でピアノ講師を始め、ライブにも一層熱が入る。16日には大町のBarブラウニーでソロライブを開催する。
苫小牧市高丘の樽前山神社(永井承邦宮司)は1日、境内の樽前天満宮前で「合格祈願絵馬焼納祭」を行った。受験生らが絵馬に込めた願いの成就を祈った。 1986年、学問・文化芸術の神様の菅原道真公をまつる総本宮の太宰府天満宮(福岡県)から分霊を受けて建立された同天満宮。絵馬焼納祭は毎年3月1日に行
苫小牧市はジェンダーにまつわる川柳コンテスト「帰ってきた!もうそんな時代じゃありま川柳」の結果を発表し、ペンネームもえさん(30代)の「ランドセル 背負って欲しい 君の色」を大賞に選んだ。性の多様性を認める社会実現への願いのほか、ユーモアや皮肉が利いた独創的な作品も集まり、市は今後、男女平等参画推
苫小牧市美術博物館で3日午後2時から、2023年度に市内で行われた埋蔵文化財調査の成果を発表する「遺跡報告会」が開かれる。申し込み不要で、参加希望者は直接会場へ。 報告は、同館と市埋蔵文化財調査センターの考古学を担当する岩波連学芸員が担当。今年度、同調査センターが行った市内2カ所の試掘調査
本道付近を低気圧が通過した影響により、東胆振地方は各地で1日、まとまった雪が降った。 気象庁によると、同日の24時間降雪量はむかわ町穂別で17センチ、安平町で16センチ、白老町白老で14センチ、苫小牧市で10センチを記録。 最深積雪は穂別で46センチ(平年値43センチ)、安平で38
1日午後0時50分ごろ、JR千歳線白石駅構内(札幌市白石区)で、地上設備の自動列車停止装置(ATS)が誤作動するトラブルがあった。 JR北海道によると、ATSのケーブルを交換し、同日午後5時ごろに復旧したが函館線・千歳線などで快速29本を含む計62本が運休。札幌発千歳行き普通列車に約50分
【インフルエンザ】 ▽1日から学級閉鎖 苫小牧明野小学校、苫小牧錦岡小学校、苫小牧糸井小学校(4日まで)
4月に苫小牧看護専門学校と統合一本化される、苫小牧市表町の王子総合病院付属看護専門学校(大岩均校長)は1日、卒業式と閉校記念式典を同校で行った。最後の卒業生39人を送り出し、前身の看護婦養成所時代を含めて74年、同校としては34年の歴史に幕を下ろした。 同校は王子病院(当時)に看護師を供給
苫小牧市は1日、4~6日に苫小牧港への寄港を計画している在日米海軍のミサイル駆逐艦「ハワード」(排水トン数9200トン、乗員360人)について、受け入れることを決めたと発表した。米艦船の同港入港は昨年1~2月の「ラファエル・ペラルタ」以来、記録が残る2000年以降で7隻目となる。 2月29日
苫小牧市議会定例会は1日、本会議で代表質問を続行した。市は旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」の土地の一部を所有する大東開発と交渉を続ける中、課題解決に向けた「トップ会談」について、木村淳副市長は「必要に応じて場を設けていただくよう協議する」と述べた。 小山征三氏(民主クラブ)に答えた。
苫小牧市の地方創生地域コミュニティ創出事業、地域通貨「とまチョップポイント」の利用が伸び悩む中、岩倉博文市長は事業の廃止や見直しについて「しかるべき時期に、事業の推移を見極めた中で、しっかりと判断する」と述べた。 1日の市議会定例会で、小山征三氏(民主クラブ)の代表質問に答えた。
「自分では片付けられないと、母から頼まれて―」。きのう朝のテレビで、能登半島地震発生から2カ月になる故郷に関東から駆け付けたという娘さんが、がれきの山に挑む様子が紹介されていた。崩れた家や壊れた家具、屋根瓦の山が並ぶ被災地の様子に改めて言葉を失う。 茶わん一つ、雑誌一冊にも思い出や思い入れ
むかわ町は1日、2024年度各会計予算案を発表した。一般会計は23年度当初予算比1・6%増の94億1700万円。主な事業では、子育て支援センターやファミリーサポートセンターなどの機能を持つ多機能型子育て支援施設を新設し、子育て世帯の支援強化を目指す。防災面では、防災、減災の意識付けや情報共有を行う
厚真町は1日、2024年度各会計予算案を発表した。一般会計は23年度当初予算比で14・4%増の110億5000万円。2018年9月の胆振東部地震後、一般会計の当初予算が100億円台となるのは、19年度、20年度に続いて3度目。町が復旧から復興に向かう中、道路の改良や子育て支援住宅の建設、防災備蓄倉
厚真町長の宮坂尚市朗氏(68)は1日、同町総合福祉センターで記者会見を開き、任期満了に伴う厚真町長選(6月25日告示、同30日投開票)に5選を目指して出馬する考えを表明した。宮坂氏は「体力、気力は十分で、さらに4年間、厚真町の復旧、先にある復興、地域創生の道を切り開いていきたい」と述べた。
白老町の二つの高校で2日までに卒業式が行われ、卒業生は多くの保護者や教員らが見守る中、3年間を過ごした学びやに別れを告げた。 白老東高校の卒業証書授与式は1日、同校体育館で行われた。厳かな雰囲気の中、小川政博校長が48人に卒業証書を手渡した。 小川校長は卒業生に送る言葉の中で、転倒
苫小牧市錦町の北陸銀行苫小牧支店で4月30日まで、画家小笠原実好さん(77)=柏木町在住=の個展「山岳素描展―カムイミンタラ(神遊びの庭)―」が開かれている。小笠原さんは絵画サークル「風」の講師を務め、画業、登山歴ともに50年。道内の山々を何度も訪れ、スケッチを重ねている。 展示したのは、
苫小牧電業協会(中村衞会長)と一般社団法人北海道電業協会は2月29日、苫小牧市文化交流センターで技術講習会を開いた。苫小牧市、白老町、浦河町の会員企業から26人が参加し、講師の説明に熱心に耳を傾けた。 同協会が取り組む人材育成事業の一環で、今回は「積算業務の基礎知識と実務のポイント」がテー
苫小牧電気工事業協同組合(長居順一理事長)は2月28日、市新開町の苫小牧地域職業訓練センターで電設業務研修会を開いた。17社から約80人が参加し、電気工事を行う上での注意点などを学んだ。 北海道電力ネットワーク道央南統括支店(市新中野)の社員が計測器工事の際の不適切な事例を挙げ、注意を促し
第1回定例道議会は1日も本会議を開き、代表質問を続行した。鈴木直道知事は道内での再生可能エネルギーの活用に向けて「データセンター(DC)や半導体関連産業の集積のほか、再エネ余剰電力の有効活用も視野に入れた水素のサプライチェーン(供給網)構築」などに取り組んでいることを説明。「ゼロカーボン北海道の実
北海道中小企業団体中央会は、2023年度冬季賞与(ボーナス)の支給・予定調査結果を発表した。正社員1人当たりの全業種の平均支給額は37万7843円(平均1・8カ月)となり、前年度に比べ7970円減少した。 業種別では、製造業が38万6624円(前年度比2万3925円減)、非製造業が37万1
(4月1日) 【転入】副所長兼CNX戦略本部苫小牧CCUプロジェクトリーダー(経営企画部渉外・企画担当部長)江口誠一郎 【転出】製造技術部生産技術担当部長(副所長)鳳城延佳 【兼務発令】生産技術センターエンジニアリング室、出光エンジニアリングエンジニアリング部を兼務 主任部
(3日) 苫小牧 公式行事なし。 千 歳 正午、泉郷敬老会(泉郷公民館)。 白 老 公式行事なし。 安 平 公式行事なし。 厚 真 公式行事なし。 むかわ 公式行事なし。 (4日) 苫小牧 午前10時、市議会定例会・代表質問。 千 歳 午前11
道は1日、2023年度の最終補正予算案を発表した。年度末の事業費確定に伴うもので、一般会計と特別会計合わせて593億5000万円の減額補正。うち、観光関連経費として1億5500万円を増額補正した。4日の第1回定例道議会の本会議に追加提案し、8日に集中審議される。 補正の内訳は、一般会計が7