インフル今季2度目の警報 直近10年で初 異例の長期流行
- 2024年3月15日
苫小牧保健所は14日、今季2度目のインフルエンザ警報を発令した。管内(東胆振1市4町)定点医療機関当たりの患者数は4~10日の1週間、45・88人で基準値30人を超えた。1シーズンに2度の発令は2014以降の直近10年で初。異例ともいえる長期間の流行に、同保健所は「人の多い場所に行く際はマスクを着
苫小牧保健所は14日、今季2度目のインフルエンザ警報を発令した。管内(東胆振1市4町)定点医療機関当たりの患者数は4~10日の1週間、45・88人で基準値30人を超えた。1シーズンに2度の発令は2014以降の直近10年で初。異例ともいえる長期間の流行に、同保健所は「人の多い場所に行く際はマスクを着
苫小牧市柏原に自動車部品製造工場を構えるクラッチ板製造大手ダイナックス(本社千歳市)は14日、5月開催予定の定時株主総会で、伊藤和弘社長(64)が退任し、新社長に同社取締役常務執行役員の小川真氏(56)が就任する人事を行うと発表した。 2月21日に開いた取締役会で内定した。5月開催予定の株
苫小牧市の岩倉博文市長は14日、在日米海軍横須賀基地(神奈川)配備のミサイル駆逐艦「ハワード」(排水トン数9200トン、乗組員360人)が4~7日に苫小牧港・西港に寄港した際、通告から入港まで4日間しかなかったことを受け、在札幌米国総領事館のマーク・ウェベルス総領事に「もっと早くに要請してほしい」
苫小牧市や近郊の市民団体で構成する重税反対全国統一行動苫小牧集会委員会(佐々木功実行委員長)は14日、税負担に反対する集会を市民会館で開き、苫小牧税務署までデモ行進を行った。 1970年から全国各地で行われている抗議活動。集会は82人が参加し、▽消費税減税の実現▽インボイス(適格請求書)制
道は14日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。4~10日の道内定点医療機関(224カ所)の1医療機関当たりの感染者数は全道平均で5・76人となり、前週(2月26日~3月3日、7・24人に修正)から1・48人減少した。感染者数が前週を下回るのは5週連続。 定点医療機関から報告のあった同
日中のプラス気温が当たり前のようになり、春を思わせる陽気に包まれる日も多くなった。年度末に向けて企業や官公庁などで、人事異動の内示が行われている。取材先でもあいさつする機会が増えているが、何年か付き合いがあったにもかかわらず、初めて会ったかのような感覚に襲われることもある。新型コロナウイルス禍にマ
白老町大町で飲食店を営む相吉正亮さん(84)は、50年以上前に製造された国鉄C62形蒸気機関車(SL)の42分の1スケールの精巧な模型を今も自宅で大切に保管している。漫画家松本零士さん(1938―2023年)の作品「銀河鉄道999」に登場する999(スリーナイン)号のモデルとなったことで知られる機
むかわ町穂別の農業、石崎憲一さん(48)は、第61回(2023年度)北海道優良米生産出荷共励会(北海道農産協会主催)の移植栽培部門個人の部(うるち米2ヘクタール以上)で、最優秀賞を受賞した。8日に札幌市で行われた表彰式に出席し、12日にとまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)穂別支所を訪れ
厚真町発達支援センターは14日、障害者のライフステージに応じた支援について幅広く学ぶ「あったかハートの集い」を町総合福祉センターゆくりで開いた。町民12人が、スクールソーシャルワーカー、佐藤珠美さん(55)=札幌市在住=の講演「こどもとスマホの上手な付き合い方」に耳を傾けた。 佐藤さんは、
白老町東町1の苫小牧警察署白老交番の改築工事が終了し、14日に開所式が行われた。防犯団体関係者ら約20人が出席。同署の久田悟署長があいさつし、同交番の細川義彰所長が安全な地域づくりに向けて決意を表明した。 旧交番は築28年が経過し、老朽化したため、2023年9月から今年2月まで改築工事が進
白老町高齢者クラブ連合会は10日、第25回チャリティー芸能会を町中央公民館で開いた。町内16の高齢者クラブの会員たちが、仲間の声援を受けながらバンド演奏などを披露した。 コロナ禍の中止を経て4年ぶりに開催し、谷内勉会長は「皆さんの協力で開くことができた」とあいさつ。舞台に29個人、団体が出
白老町認知症の人と家族などの会(吉良哲子会長)は11日、町総合保健福祉センターで第4回認知症の人と家族などの集いを開いた。町社会福祉協議会事務局長の庭山了さん(60)が、認知症の人が見ている世界を旅行記形式で表した「認知症世界の歩き方」を紹介しながら、接する時の知恵や心構えなどを語った。
安平町議会は14日、本会議を再開し、2024年度一般会計予算案など議案6件、意見案3件を可決して閉会した。 一般会計予算は、23年度当初予算比で14・4%増の95億2300万円。特別会計、公営企業会計を合わせた収入総額は同12・3%増の130億2000万円、支出総額は同12・1%増の130
道警は14日、組織機構の改正と春の定期人事異動を発表した。組織改正は、本部サイバー犯罪対策課に捜査支援係を新設するとともに事件係を増員し、サイバー空間の対処能力を強化。組織犯罪対策局を再編し、組織犯罪対策企画課、組織犯罪対策第1課、同第2課を新設する。札幌中央署薄野特別捜査隊も再編し、本部各主管課
北海道財務局は、2024年1~3月期の法人企業景気予測調査結果を発表した。道内企業の業況判断BSI(「上昇した」と回答した企業の割合から「下降した」と回答した企業の割合を引いた数値)はマイナス13・2となり、前期(23年10~12月期)から11・1ポイント悪化。2期連続でマイナス水準となった。
内閣府の2023年度地方創生に資する金融機関等の「特徴的な取組事例」に北海道銀行(兼間祐二頭取)の「道銀・酒米プロジェクト」が選ばれ、自見英子内閣府特命担当相(地方創生担当)が14日、オンラインで齊藤勝副頭取を表彰した。全国の約1000事例からスタートアップや事業継承支援、人材育成支援、観光事業活
道の新年度予算案を審議する道議会予算特別委員会(三好雅委員長)は14日も質疑を続けた。山本倫彦総務部長は道内私立高校生への就学支援について「道では授業料や授業料以外の教育費への支援などにより、保護者負担の軽減に取り組んできた」とした上で、「保護者の経済的理由により就学の機会が損なわれることがないよ
道は14日、4~10日の道内指定医療機関(224カ所)1カ所当たりのインフルエンザ患者数が35・01人だったと発表した。前週(2月26日~3月3日、27・37人に修正)に比べ7・64人増加し、警報(30人以上)レベルを超えた。 警報レベルとなるのは昨年12月以来で、今季2度目。指定医療機関
(16日) 苫小牧 公式行事なし。 千 歳 公式行事なし。 白 老 午前10時、公民館講座事業・地域課題セミナー(コミュニティセンター)。 安 平 午前9時30分、はやきたこども園卒園式。午後5時40分、あびら川お披露目会(ホテルわたなべ)。 厚 真 公式行事なし。
内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は12日、苫小牧市内のホテルで3月支部懇談会を開いた。ジャーナリストで毎日新聞客員編集委員の与良正男氏(66)が「日本政治の行方」をテーマに講演。政局や岸田政権の今後について語った。 与良氏は、岸田文雄首相が子どもたちとの対話で、首相を目指した理由
東日本大震災で被災した福島県の親子を2012年から10年間受け入れ、保養活動を行ってきた苫小牧の市民団体「ふくトマ」にボランティアとして参加した3人の市民が、奉仕活動への思いを語る講座が17日、花園町の飲食店「どんたむ焼きと絵本 どんたむれんじゅ」で行われる。3人は中学生の頃、ふくトマに関わり、現
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは17日、春の渡りのシーズンに合わせ、自然観察会「ウトナイ湖の水辺の渡り鳥ウオッチング」を開く。参加無料。定員15人(先着順)で、事前申し込みが必要。 当日は午前10時までに同センター集合。日本野鳥の会のレンジャーや同センターのボランティアの案内
◇親切に教えていただきました 私は車中泊で観光地などを旅するのが趣味です。今年は沖縄県までの旅を計画していましたが、運転免許証の更新と重なってしまいました。前回は30日以上かかったため、札幌市へ出向いて即日交付してもらおうと、苫小牧警察署へ相談に行きました。窓口では男性職員の方が持参する
同性同士の結婚を認めない民法などの規定は、「婚姻の自由」や「法の下の平等」を保障する憲法に違反するとして、北海道の同性カップル3組が国に1人100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が14日、札幌高裁であった。斎藤清文裁判長は同性婚を認めない現行法の規定は、婚姻の自由を定めた憲法24条1項などに
同性婚訴訟で、「婚姻の自由」を保障した憲法24条1項に違反すると初めて判断した14日の札幌高裁判決を受け、原告らは喜びを爆発させた。団体職員の男性(52)は裁判所前で、「夢の中にいるような状況。5年間続けてきて本当に良かった」とむせび泣き、支援者らからは拍手が湧き起こった。 判決後、原告
自民党安倍派の西田昌司参院議員は14日の参院政治倫理審査会で、同派の裏金事件に関し「積極的に『還付(還流)金が欲しいから続けてくれ』と言った議員と(同派会長だった)安倍晋三元首相が『やめろ』と言ったのに続けた派閥幹部は大変責任重大だ」と批判した。同派幹部に離党も含めて自ら進退を判断するよう求めた。
新潟大と東京大の研究チームは15日までに、家族性アルツハイマー病の原因となる遺伝子を持つ人を対象に、治療薬「レカネマブ」と開発中の新薬を併せて投与し、効果と安全性を調べる国際臨床試験(治験)を開始したと発表した。昨年正式承認されたレカネマブともう1種類を併用する世界初の試みで、新たな治療法の開発に
道の2024年度当初予算案を審議する道議会予算特別委員会(三好雅委員長)は13日も質疑を続行した。年間来場者数100万人を目指す白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の今後の対策について、高石浩子象徴空間担当課長は「登別や苫小牧など近隣の魅力ある地域資源を生かし、インバウンド(訪
千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」で次世代半導体工場を建設中のラピダス(東京)を巡り、13日の道議会予算特別委員会は論戦となった。宮崎裕一経済部参事はラピダスのサプライチェーン(供給網)について、今月中に策定する北海道半導体・デジタル関連産業振興ビジョンに基づき「ラピダス社の動向を注視しながら、
2025年3月卒業・修了予定の大学・大学院生、高等専門学校生などを対象にした半導体関連企業合同説明会が13日、千歳市北栄2の北ガス文化ホールで開かれた。次世代半導体製造ラピダスをはじめ道内の半導体関連企業など11社が参加し、道内外の大学生ら約30人が訪れた。 ハローワーク千歳、札幌新卒応援